JPH0438445Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0438445Y2 JPH0438445Y2 JP1985109741U JP10974185U JPH0438445Y2 JP H0438445 Y2 JPH0438445 Y2 JP H0438445Y2 JP 1985109741 U JP1985109741 U JP 1985109741U JP 10974185 U JP10974185 U JP 10974185U JP H0438445 Y2 JPH0438445 Y2 JP H0438445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- fuse
- connector
- fuse connector
- connection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 6
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動車などにおける配線や回路を保
護するためのヒユーズを備えた配線接続箱に関す
る。
護するためのヒユーズを備えた配線接続箱に関す
る。
従来の技術
自動車などで各種の電気機器への配線を行うに
当つて、複数のコネクタを外壁部に設けた絶縁性
ケース内に、これらのコネクタの端子相互の間を
連絡する導電体を配設して配線接続箱を構成し、
これらのコネクタに各種の機能部品の端子やワイ
ヤーハーネスの端子などを接続することにより、
多くの配線を一挙に完成することが公知である。
当つて、複数のコネクタを外壁部に設けた絶縁性
ケース内に、これらのコネクタの端子相互の間を
連絡する導電体を配設して配線接続箱を構成し、
これらのコネクタに各種の機能部品の端子やワイ
ヤーハーネスの端子などを接続することにより、
多くの配線を一挙に完成することが公知である。
このような配線接続箱は、電池などの電源から
電気の供給を受け、ヒユーズ、リレー、サーキツ
トブレーカその他電子機器ユニツトなどを搭載し
て、信号の送受や電力の配給などを行なうように
なつているが、通常、電源には接続されたままで
ある。すなわち、自動車の運転時にはすべての回
路が作動可能に構成されているのは勿論であるが
運転休止時でも、ランプ回路や時計、電子機器な
どへの電力供給回路、あるいはドアロツク装置な
どの制御用回路などは常時作動可能となつてい
る。
電気の供給を受け、ヒユーズ、リレー、サーキツ
トブレーカその他電子機器ユニツトなどを搭載し
て、信号の送受や電力の配給などを行なうように
なつているが、通常、電源には接続されたままで
ある。すなわち、自動車の運転時にはすべての回
路が作動可能に構成されているのは勿論であるが
運転休止時でも、ランプ回路や時計、電子機器な
どへの電力供給回路、あるいはドアロツク装置な
どの制御用回路などは常時作動可能となつてい
る。
しかし、時計や電子制御装置などの電力を常時
消費する回路には、これを遮断する手段が設けら
れていないから、運転せずに長期間保管する場合
や船積して輸送する場合などでは電池の放電消耗
を防ぐために配電接続箱のヒユーズを抜いてお
き、運転を再開するときに改めてヒユーズを挿入
することが行われていた。
消費する回路には、これを遮断する手段が設けら
れていないから、運転せずに長期間保管する場合
や船積して輸送する場合などでは電池の放電消耗
を防ぐために配電接続箱のヒユーズを抜いてお
き、運転を再開するときに改めてヒユーズを挿入
することが行われていた。
従来の配線接続箱B(第4図)ではヒユーズ用
コネクタbは整然と設けてあるので、抜くべきヒ
ユーズが見分けにくい上にヒユーズ抜き治具を使
用しなければならないという面倒があり、また挿
入するときには、どのヒユーズをどのコネクタに
挿入すべきか分りにくいという不便があつた。
コネクタbは整然と設けてあるので、抜くべきヒ
ユーズが見分けにくい上にヒユーズ抜き治具を使
用しなければならないという面倒があり、また挿
入するときには、どのヒユーズをどのコネクタに
挿入すべきか分りにくいという不便があつた。
解決しようとする問題点
本考案は、自動車を運転せずに長期間維持しよ
うとするときに、電力を常時消費する回路を遮断
する作業が容易に行え、前記のような欠点を有し
ない配線接続装置を提供しようとするものであ
る。
うとするときに、電力を常時消費する回路を遮断
する作業が容易に行え、前記のような欠点を有し
ない配線接続装置を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段
上述の本考案の目的は、配線接続箱のヒユーズ
用コネクタのうちの特定のコネクタをその他のも
のより離れた位置に設け、その特定のコネクタの
出力側端子に自動車の運転休止期間中でも電力を
消費する機器への配線を集中することによつて達
成される。すなわち、本考案の配線接続装置は、
絶縁性ケース表面にヒユーズ用コネクタを設けた
ものであつて、自動車の運転休止期間中に於ても
遮断スイツチがなくて常時電力を消費する機器へ
の配線の入力端と結合したヒユーズコネクタAと
同じく運転休止期間中にはスイツチにより給電が
遮断される配線の入力端と結合したヒユーズコネ
クタBとを平面位置上で互に隔離して設けると共
に、該ヒユーズコネクタAの設置位置を該ヒユー
ズコネクタBの設置位置よりも一段と高くなるよ
う構成したものである。
用コネクタのうちの特定のコネクタをその他のも
のより離れた位置に設け、その特定のコネクタの
出力側端子に自動車の運転休止期間中でも電力を
消費する機器への配線を集中することによつて達
成される。すなわち、本考案の配線接続装置は、
絶縁性ケース表面にヒユーズ用コネクタを設けた
ものであつて、自動車の運転休止期間中に於ても
遮断スイツチがなくて常時電力を消費する機器へ
の配線の入力端と結合したヒユーズコネクタAと
同じく運転休止期間中にはスイツチにより給電が
遮断される配線の入力端と結合したヒユーズコネ
クタBとを平面位置上で互に隔離して設けると共
に、該ヒユーズコネクタAの設置位置を該ヒユー
ズコネクタBの設置位置よりも一段と高くなるよ
う構成したものである。
本考案の配線接続装置において、自動車の運転
休止時でも電力を常時消費する回路が接続される
特定のコネクタ(以下、単に特定のコネクタとい
う。)の接続箱の表面上の配置については特に限
定されるものではないが、隣接するコネクタに挿
入されたヒユーズなどに邪魔されることなくして
挿入ヒユーズを抜き取ることができるように、独
立した位置に配置されてもよくまた隣接コネクタ
との間隔を大きく取るように配置してもよい。更
に、特定のコネクタをその他のコネクタよりも一
段と高く設けることに加えて隣接するコネクタと
の間隔を広く取ることによつて、特定のコネクタ
のみを治具等を使用せずに直接に指でつまんで引
き抜くことができるように構成することが望まし
い。
休止時でも電力を常時消費する回路が接続される
特定のコネクタ(以下、単に特定のコネクタとい
う。)の接続箱の表面上の配置については特に限
定されるものではないが、隣接するコネクタに挿
入されたヒユーズなどに邪魔されることなくして
挿入ヒユーズを抜き取ることができるように、独
立した位置に配置されてもよくまた隣接コネクタ
との間隔を大きく取るように配置してもよい。更
に、特定のコネクタをその他のコネクタよりも一
段と高く設けることに加えて隣接するコネクタと
の間隔を広く取ることによつて、特定のコネクタ
のみを治具等を使用せずに直接に指でつまんで引
き抜くことができるように構成することが望まし
い。
このような本考案の配線接続装置におけるヒユ
ーズ用コネクタの配置の例を第1図に部分図で示
す。
ーズ用コネクタの配置の例を第1図に部分図で示
す。
Bは自動車用配線接続箱であり、その表面の一
部にヒユーズcを挿入するためのコネクタbが配
列してある。これらのコネクタのうちの特定のコ
ネクタaは、位置の乱れがないように整然と配列
してあるが、その他のコネクタよりも一段と高く
設けられている。このようなコネクタの設置位置
を側方から見たときの状態を第2図に示すが、ヒ
ユーズcの取付位置が特定のコネクタaに於ての
み高くなつているので、指でつまむことによつて
容易にヒユーズを抜き取ることができる。
部にヒユーズcを挿入するためのコネクタbが配
列してある。これらのコネクタのうちの特定のコ
ネクタaは、位置の乱れがないように整然と配列
してあるが、その他のコネクタよりも一段と高く
設けられている。このようなコネクタの設置位置
を側方から見たときの状態を第2図に示すが、ヒ
ユーズcの取付位置が特定のコネクタaに於ての
み高くなつているので、指でつまむことによつて
容易にヒユーズを抜き取ることができる。
特定のコネクタaの入力側端子a1には電池等の
電源Eからの配線が結ばれており、他方の出力側
端子a2には時計や電子回路などの常時作動してい
る機器Yへの配線が結合してある(第3図)。其
他、スイツチSW1,SW2などを経て、配線接続箱
のヒユーズコネクタを通り外部機器X1,X2,…
…に至る配線も設けてある。すなわち、コネクタ
aには常時作動しているか又はいつでも作動でき
る必要のある機器Y,Zなどへの配線のみが集中
して結ばれる。
電源Eからの配線が結ばれており、他方の出力側
端子a2には時計や電子回路などの常時作動してい
る機器Yへの配線が結合してある(第3図)。其
他、スイツチSW1,SW2などを経て、配線接続箱
のヒユーズコネクタを通り外部機器X1,X2,…
…に至る配線も設けてある。すなわち、コネクタ
aには常時作動しているか又はいつでも作動でき
る必要のある機器Y,Zなどへの配線のみが集中
して結ばれる。
このように構成された本考案の配線接続装置で
は、容易に見分けができると共に容易にヒユーズ
を抜き取ることができるように設けたコネクタ
に、電力の常時供給が必要とされる機器等への配
線を集中して設けてあるので、自動車の運転を行
わずに保管しようとするときに、該当するヒユー
ズを抜き取るだけで電池の消耗を完全に防止する
ことができる。
は、容易に見分けができると共に容易にヒユーズ
を抜き取ることができるように設けたコネクタ
に、電力の常時供給が必要とされる機器等への配
線を集中して設けてあるので、自動車の運転を行
わずに保管しようとするときに、該当するヒユー
ズを抜き取るだけで電池の消耗を完全に防止する
ことができる。
考案の効果
本考案のヒユーズボツクスは、運転休止期間中
の電池の放電消耗を防ぐために、スイツチを設け
ていない機器への電源を遮断しようとする際に、
抜き取るべきヒユーズが一瞥して判り、治具を用
いることなく指でつまんで抜くことができ、また
ヒユーズの再挿入に当つて位置の誤認も起らず、
極めて効率的で誤作業の起こりにくいものであ
る。
の電池の放電消耗を防ぐために、スイツチを設け
ていない機器への電源を遮断しようとする際に、
抜き取るべきヒユーズが一瞥して判り、治具を用
いることなく指でつまんで抜くことができ、また
ヒユーズの再挿入に当つて位置の誤認も起らず、
極めて効率的で誤作業の起こりにくいものであ
る。
第1図は本考案の自動車用の配線接続装置の例
のコネクタ配置の部分斜視図、第2図はそのコネ
クタ部分の側面図、第3図はその内部配線の例を
示す図である。第4図は従来の配線接続箱のコネ
クタ配置の部分斜視図である。
のコネクタ配置の部分斜視図、第2図はそのコネ
クタ部分の側面図、第3図はその内部配線の例を
示す図である。第4図は従来の配線接続箱のコネ
クタ配置の部分斜視図である。
Claims (1)
- 絶縁性ケース表面にヒユーズコネクタを配設し
てなる自動車用配線接続装置において、自動車の
運転休止期間中に於ても遮断スイツチがなくて常
時電力を消費する機器への配線の入力端と結合し
たヒユーズコネクタAと同じく運転休止期間中に
はスイツチにより給電が遮断される配線の入力端
と結合したヒユーズコネクタBとを平面位置上で
互に隔離して設けると共に、該ヒユーズコネクタ
Aの設置位置を該ヒユーズコネクタBの設置位置
よりも一段と高くなるよう構成したことを特徴と
する配線接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985109741U JPH0438445Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985109741U JPH0438445Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6218947U JPS6218947U (ja) | 1987-02-04 |
JPH0438445Y2 true JPH0438445Y2 (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=30988112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985109741U Expired JPH0438445Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438445Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5576170B2 (ja) * | 2010-04-16 | 2014-08-20 | 矢崎総業株式会社 | 暗電流ヒューズの断続機構 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535145U (ja) * | 1976-06-28 | 1978-01-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5533479U (ja) * | 1978-08-25 | 1980-03-04 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP1985109741U patent/JPH0438445Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535145U (ja) * | 1976-06-28 | 1978-01-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6218947U (ja) | 1987-02-04 |
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