JPH043840Y2 - - Google Patents

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JPH043840Y2
JPH043840Y2 JP19299683U JP19299683U JPH043840Y2 JP H043840 Y2 JPH043840 Y2 JP H043840Y2 JP 19299683 U JP19299683 U JP 19299683U JP 19299683 U JP19299683 U JP 19299683U JP H043840 Y2 JPH043840 Y2 JP H043840Y2
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envelope
flap
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blade
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JP19299683U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は封筒封緘機における封筒のフラツプ折
目付け装置に関し、更に詳しくは、刃形突条を備
えたロータと弾性ローラとの協働により、封筒の
フラツプ部に折目付けを行う装置の改良に関す
る。
[先行技術] 封筒封緘機において、封筒のフラツプ部に折目
付けを行い、フラツプを封筒本体側の折返し方向
に起立させる手段として、従来から多くの装置が
提案されその1部は実用に供せられている。本件
考案者もまた、既に新規なフラツプ折目付け装置
を具備した封筒封緘機を発明しており、これは特
願昭57−233067号として特許出願された。以下図
面により、そのフラツプ折目付け装置を説明す
る。
第1図は前記出願発明に係る封筒封緘機の断面
説明図、第2図は同機内に備えられている、フラ
ツプ折目付け装置を含む封緘機構の説明図であ
る。第1図において、10は搬送機構、20は糊
付け機構、30は封緘機構である。搬送機構10
は、図の紙面に対し垂直方向に一定距離を隔てて
配置された一対の搬送プーリ11と、この間に張
架されたベルト12とを含み、紙面の手前側の糊
付け機構20に相当する位置のベルト12上方
に、図示しない圧着コロが配置されている。ベル
ト12の中央付近の図面に示した位置には、支持
枠14に取付けられた筒体15があり、該筒体内
には適当な重量を有する球体16が収納され、そ
の下部は筒体底の円孔17から露出してベルト1
2の面を自重により圧接している。
筐体壁19内に配備された封緘機構30は、第
2図に示すように折目付け部30a、折り込みガ
イド部30b及びフラツプ圧着部30cとから構
成されている。折目付け部30aは、ロータ31
と押圧ばね35によつて押圧される弾性ローラ3
4とを含み、該ロータ31は軸方向に沿つて一部
が切欠かれた形状を有し、該切欠き部の一方側に
は刃形突条32が取り付けられるとともに、切欠
き部以外の周面は摩擦部材33によつて覆われて
いる。ロータ31は通常第1図に示した位置で静
止しており、封筒Eが位置調整可能なガイド13
に沿つて搬送機構10により送られて所定位置に
達すると、一回転クラツチが作動して矢印方向に
1回転する。このロータ31の回転中に刃形突条
32が弾性ローラ34に当接咬合し、封筒Eのフ
ラツプ部に折目付けを行うとともに、封筒Eの搬
送方向を図中左方に変換させる。折り込みガイド
部30bは上下一対の案内板36からなり、前述
のようにして折目付けされた封筒が送られてくる
と、そのフラツプ部を封筒本体側に向けてさらに
折り込む働きをする。フラツプ圧着部30cは常
時駆動さている下圧着ローラ37と、押圧ばね3
9によつて押圧されている上圧着ローラ38とか
らなり、糊付けされているフラツプ部と封筒本体
とをここで一度に圧着して封緘するとともに、封
緘済みの封筒を受け台18上に排出する。
以上説明した従来の封筒封緘機は、フラツプ部
への糊付け工程と封緘工程とにおいて、封筒の搬
送方向を同一平面内において直角に変換するため
機械が小型となり、その上フラツプ折目付けと封
緘とがフラツプの全幅に亘つて一度に行われるた
め、折目が曲つたり封緘部にずれを生ずることの
ない極めて優れた性能を有するものである。しか
しながらこの封緘機では、フラツプ折目付けと封
筒搬送方向の変換とが、弾性ローラ34に対する
刃形突条32の衝撃的な当接によつて行われるた
め、薄いハトロン紙製の封筒や内側に薄い用紙が
用いられている二重封筒などの場合には、糊付け
されたフラツプ部がこの衝撃によつて刃形突条3
2の面上に貼り着いてしまい、そのままロータ3
1に巻き込まれてしまうという重大な事故を発生
する欠点があつた。
[考案の要約] 本考案は、従来の封緘機における前記欠点のな
いフラツプ折目付け装置を提供することを目的と
し、封筒の紙質に応じて刃形突条32の衝撃的当
接力を調節するために、弾性ローラ34の圧接力
を調整可能としたものである。
[考案の実施例] 第3図は本考案に係る折目付け装置の一実施例
を示す一部省略斜視図であり、第1図及び第2図
中に示す部材と同じ部材に対しては同一符号を付
してある。弾性ローラ34の軸は両端においてス
ライド軸受40に回動自在に軸支され、各スライ
ド軸受40の上方には筐体壁19に固設された螺
子棒41が対峙している。各螺子棒41には歯付
ホイール42が螺合しており、その下面とスライ
ド軸受40の上面との間に押圧ばね35が挾持さ
れている(図中左側は省略)。両歯付ホイール4
2のほぼ中間に大径の歯付ホイール43があり、
各歯付ホイール間には無端状のチエーン44が張
架されている。大径の歯付ホイール43の軸は筐
体壁(図示せず)を貫通し、その上部には調整つ
まみ45が取り付けられている。図から明らかな
ように、調整つまみ45を時計方向に回動させる
と、チエーン44及び両端の歯付ホイール42も
時計方向に回動し、歯付ホイール42は螺子棒4
1に螺合しているため図において下方に移動し、
スライド軸受40に対する押圧ばね35の押圧力
を増大させ、結果として弾性ローラ34のローラ
31に対する圧接力を大きくする。調整つまみ4
5を反時計方向に回動すれば、前記と逆の動きに
より弾性ローラ34の圧接力は小さくなる。この
実施例の場合、圧接力の調整に際して両側の歯付
ホイール42が上下するから、設計上この点に留
意する必要があるが、一々例示するまでもなく各
種の方法により容易に解決しうるものである。
第4図は圧接力の調整にレバーを利用した実施
例を示す一部省略斜視図である。図において、レ
バー軸51の両側の各スライド軸受40に対応す
る位置にレバー52が軸に固設されており、レバ
ー軸51の両端は筐体壁に旋動自在に枢支されて
いる。レバー52の一端にはばねガイド53を挾
むように二叉部52aが設けられ、その下面とス
ライド軸受40の上面との間に押圧ばね35が挾
持されている。一方のレバー52の一端には調整
用ねじ棒54が固設され、そのねじ部54aは筐
体壁19に設けられた弧状長孔55を貫通して外
部に突出し、ここに調整つまみ45が螺合されて
おり、これを締め付けることによりレバー52は
固定される。図から明らかなように、調整つまみ
45の螺合を緩めて上下させることによつて、レ
バー52の二叉部52aも下または上に動き、押
圧ばね35の押圧力を変化させ、結果として弾性
ローラ34の圧接力を調整できることになる。
第5図はレバーによる圧接力の調節にカムを使
用した実施例の要部を示す側面図である。図に示
すように、押圧ばね35を挾持する二叉部52a
を有するレバー52の上面にはカム56があり、
カム軸57によつてもう1つのレバー52上のカ
ム56と連動するようにされており、カム軸の一
方は図面手前側の筐体壁(図示せず)を貫通して
突出し、これに調整レバー(図示せず)が筐体壁
に対し締め付け自在に取り付けられている。図か
ら明らかなように、調整レバーの締め付けを緩め
ていずれかの方向に回動させると、カム56はこ
れに応じて回動して、レバー52の二叉部52a
を上または下に動かし、押圧ばね35の押圧力を
変化させ、結果として弾性ローラ34の圧接力を
調整できることになる。
[考案の効果] 本考案は押圧ばね35の押圧力を任意に調整可
能としたものであるから、弾性ローラ34に対す
る刃形突条32の衝撃的当接力を、使用する封筒
の紙質に応じて最適の大きさに調整できる。その
ため、腰の強い厚手の用紙の封筒の場合、圧接力
を強くすることにより確実な折目付けを行うこと
ができる。一方、薄いハトロン紙の封筒や内側に
薄い用紙が用いられた二重封筒の場合、圧接力を
小さ目に調整することによつて、刃形突条32の
衝撃的当接に際して糊付けされたフラツプ部が突
条面に貼り着くという現象を未然に防止すること
ができ、そのため封筒が折目付けロータ31に巻
き込まれるという重大事故の発生は皆無となる。
従つて、使用する封筒の紙質如何に関わらず確
実に封緘を行うことができ、封緘作業の信頼性を
高める上で優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は特願昭57−233067号発明に係る封筒封
緘機の断面説明図、第2図は同機内に備えられて
いる、フラツプ折目付け装置を含む封緘機構の説
明図、第3図は本考案に係る折目付け装置の一実
施例を示す一部省略斜視図、第4図及び第5図は
本考案に係る折目付け装置の他の実施例を示す一
部省略図である。 10……搬送機構、20……糊付け機構、30
……封緘機構、31……ロータ、32……刃形突
条、34……ローラ、35……押圧ばね、41…
…螺子棒、42,43……歯付ホイール、45…
…調整つまみ、52……レバー、56……カム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 封筒の搬送通路内でこの封筒のフラツプが搬
    送されてくる位置に、このフラツプの折線と平
    行な回転軸を有し、且つフラツプを挟んで互い
    に対向するロータ31及び弾性ローラ34を配
    設し、ロータ31には軸方向に沿つて延びる刃
    型突条32を設けて封筒の搬送に調時して行う
    ロータ31の回転により刃型突条32を封筒の
    フラツプの折線に沿つて食込ませるように構成
    して、刃型突条32を備えたロータ31と弾性
    ローラ34との協働により、封筒のフラツプ部
    に折目付けを行なう装置であつて、前記刃型突
    条32を備えたロータ31に対する前記弾性ロ
    ーラ34の圧接力を調整可能としたことを特徴
    とする封筒のフラツプ折目付け装置。 (2) 前記圧接力の調整が、螺子棒41とこれに螺
    合する歯付ホイール42とにより、押圧ばね3
    5の圧接力を調整するものである実用新案登録
    請求の範囲第(1)に記載の封筒のフラツプ折目付
    け装置。 (3) 前記圧接力の調整が、レバー52の旋動によ
    り押圧ばね35の圧接力を調整するものである
    実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の封筒の
    フラツプ折目付け装置。 (4) 前記レバー52の旋動がカム56により行わ
    れるものである実用新案登録請求の範囲第(3)項
    に記載の封筒のフラツプ折目付け装置。
JP19299683U 1983-12-16 1983-12-16 封筒のフラツプ折目付け装置 Granted JPS60101121U (ja)

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JP19299683U JPS60101121U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 封筒のフラツプ折目付け装置

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JP19299683U JPS60101121U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 封筒のフラツプ折目付け装置

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Publication Number Publication Date
JPS60101121U JPS60101121U (ja) 1985-07-10
JPH043840Y2 true JPH043840Y2 (ja) 1992-02-05

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JP19299683U Granted JPS60101121U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 封筒のフラツプ折目付け装置

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