JPH0438373Y2 - - Google Patents

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JPH0438373Y2
JPH0438373Y2 JP19198387U JP19198387U JPH0438373Y2 JP H0438373 Y2 JPH0438373 Y2 JP H0438373Y2 JP 19198387 U JP19198387 U JP 19198387U JP 19198387 U JP19198387 U JP 19198387U JP H0438373 Y2 JPH0438373 Y2 JP H0438373Y2
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JP
Japan
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card
piece
card holder
holder
engagement hole
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JP19198387U
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JPH01123875U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、コンテナの内容表示、送り先表示な
どを行うカードを保持するカード保持装置に関す
るものである。
[背景技術] 従来、コンテナの内容表示、送り先表示などを
行うカードを保持するこの種のカード保持装置
は、第13図乃至第15図に示すように、被取り
付け面1aであるコンテナ1の側面に突設された
一対のリブ2の基部にそれぞれ係合孔3を穿設
し、該係合孔3に係合する突起5が両側面に形成
されるとともに前面に読み取り窓6が形成され上
方および背方が開放したカード保持体4を被取り
付け面1aに密着するように取着し、上方開口7
aから挿入されるカード8を保持するようになつ
ていた。なお、カード保持体4の装着に際して
は、カード保持体4の一方の突起5を一方のリブ
2の係合孔3に挿着するとともに、適当な弾性を
有する合成樹脂よりなるカード保持体4を撓ませ
て他方の突起5を他方のリブ2の係合孔3に係合
させることによつてワンタツチで容易に取着でき
るようになつている。しかしながら、このような
従来例にあつては、カード保持体4に突設された
突起5とリブ2に穿設された係合孔3との係合に
がたつきがあると、被取り付け面1aとの密着性
が悪くなつてカード保持体4の底片4bと被取り
付け面1aとの間に隙間10が生じ、この隙間1
0がカード8の厚さよりも大きい場合には、この
隙間10からカード8が抜け落ちてしまうという
問題があつた。すなわち、突起5と係合孔3との
係合はワンタツチ取着をやり易くするために多少
のがたつきを持つように設計されるので、被取り
付け面1aとカード保持体4の側片4aおよび底
片4aの間に必然的に隙間10が生じてしまい、
カード8が被取り付け面1aに沿つて挿入された
場合、被取り付け面1aと底片4bとの間に形成
された隙間10からカード8が抜け落ちる恐れが
あつた。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みて為されたもので、そ
の目的とするところは、カード保持体に突設され
た突起とリブに穿設された係合孔との係合にがた
つきがあつても被取り付け面とカード保持体の底
片との間に形成される隙間からカードが抜け落ち
ることがないカード保持装置を提供するにある。
[考案の開示] (構成) 本考案は、被取り付け面に突設され一対のリブ
の基部に係合孔を穿設し、該係合孔に係合する突
起が両側面に形成されるとともに、前面に読み取
り窓が形成され背方が開放したカード保持体を被
取り付け面に密着するように取着し、カード保持
体の上面あるいは側面にカード挿入用開口を設け
て成るカード保持装置において、カード保持体の
側片あるいは底片を延出して内方に折り返し、折
り返された延出片の背面とカード保持体の底片の
端面とが面一になるようにしてカード抜け落ち防
止片を形成することにより、カード保持体に突設
された突起とリブに穿設された係合孔との係合に
がたつきがあつても被取り付け面とカード保持体
の底片との間に形成される隙間からカードが抜け
落ちることがないカード保持装置を提供するもの
である。
(実施例 1) 第1図乃至第4図は本考案一実施例を示すもの
で、コンテナ1の被取り付け面1aに突設された
一対のリブ2の基部にそれぞれ係合孔3を穿設
し、該係合孔3に係合する突起5が両側面に形成
されるとともに前面に読み取り窓6が形成され上
方および背方が開放したカード保持体4を被取り
付け面1aに密着するように取着し、上方開口7
aから挿入されるカード8を保持するようにして
成る従来例と同様のカード保持装置において、カ
ード保持体4の両側片4aを延出して内方に折り
返し、折り返された両延出片の背面とカード保持
体の底片4bの端面とが面一になるようにしてカ
ード抜け落ち防止片9を形成したものである。こ
こに、実施例にあつては、側片4aの延出片の折
り返しをやり易くするために側片4aと延出片と
の間に薄肉部11が形成されており、この薄肉部
11に沿って延出片を背面側に折り返すことによ
り、容易に延出片の背面と底片4bの端面とが面
一になるようにしたカード抜け落ち防止片9が形
成できるようにしている。第5図乃至第7図は、
カード保持体4のカード抜け落ち防止片9を形成
する延出片を折り曲げない状態で成形した成形品
の具体例を示すもので、2個の成形金型によつて
成形できるようになつており、成形後に延出片を
薄肉部11に沿って折り曲げて(点線で示すよう
に折り曲げて)カード抜け落ち防止片9が形成さ
れるようにしている。図中、1bはコンテナ1を
積み重ね可能にするためのフランジであり、ま
た、第1図中、コンテナ1の前面に突設されたリ
ブ2は補強用リブを兼ねており、同様のリブ2が
背面にも形成されている。
いま、実施例にあつては、従来例と同様のカー
ド保持装置において、カード保持体4の両側片を
内方に折り返して形成されたカード抜け落ち防止
片9の背面とカード保持体4の底片4bの端面と
が面一になるようにしており、カード保持部にカ
ード抜け落ち防止片9が突出することによりカー
ド8が被取り付け面1aに沿って保持されること
がないようにしているので、カード保持体4に突
設された突起5とリブ2に穿設された係合孔3と
の係合にがたつきがあつても被取り付け面1aと
カード保持体4の底片4bとの間に形成される隙
間10からカード8が抜け落ちることがない。ま
た、実施例にあつては、カード保持体4を形成す
る場合において、第5図乃至第7図に示すよう
に、カード抜け落ち防止片9を折り曲げない状態
で成形しているので、成形金型を少なくすること
ができ、しかも、多数個のカード保持体4を一括
成形できる(多数個取り可能)ようになつてい
る。なお、カード抜け落ち防止片9を折り曲げた
形状のカード保持体4を成形する場合には、4個
の成形金型を必要とする上、複数個取りの成形金
型を作成することができないので、成形コストが
大幅に高くなる。
(実施例 2) 第8図および第9図は他の実施例を示すもの
で、フランジ部1bに接するようにカード保持体
4を配設できるようにしたものであり、係合孔3
はフランジ1bに接するように形成されており、
フランジ1bを貫通して下方に開口させている。
したがつて、コンテナ1を成形する場合におい
て、2個の成形金型によつてリブ2の基部に係合
孔3を形成できることになり、成形コストを安く
できるようになつている。
(実施例 3) 第10図乃至第12図はさらに他の実施例を示
すもので、カード保持体4の側面にカード挿入用
の側方開口7bを設け、底片4bを延出して内方
に折り返し、折り返された延出片に背面とカード
保持体4の底片4bの端面とが面一になるように
してカード抜け落ち防止片9を形成したものであ
る。ここに、実施例では、上片4cにも内方に折
り返される延出片よりなる抜け落ち防止片9′を
設け、カードの抜け落ち防止効果をより向上させ
ている。なお、係合孔3内には、突起5の凹部5
aに係合する突部(図示せず)が形成されてお
り、係合孔3に挿入された突起5は、凹凸係合に
て固定されるようになつている。また、第10図
において、抜け落ち防止片9,9′は矢印方向に
折り返され、折り返された状態を想像線で示して
いる。
いま、カード8は側方開口7bとリブ2間に形
成される隙間を介して斜め方向からカード保持体
4内に挿入されるようになつており、カード保持
部に突出したカード抜け落ち防止片9によりカー
ド8が被取り付け面1aに沿って保持されること
がないようにしているので、カード保持体4が被
取り付け面1aに密着していなくてもカード8の
抜け落ち防止できるようになつている。また、斜
め方向から挿入されたカード8は、突起5の基部
に設けた突リブ5bによつて側方への抜け落ちが
防止されるようになつている。
[考案の効果] 本考案は上述のように、被取り付け面に突設さ
れた一対のリブの基部に係合孔を穿設し、該係合
孔に係合する突起が両側面に形成されるととも
に、前面に読み取り窓が形成され背方が開放した
カード保持体を被取り付け面に密着するように取
着し、カード保持体の上面あるいは側面にカード
挿入用開口を設けて成るカード保持装置におい
て、カード保持体の側片あるいは底片を延出して
内方に折り返し、折り返された延出片の背面とカ
ード保持体の底片の端面とが面一になるようにし
てカード抜け落ち防止片を形成したので、カード
保持体に突設された突起とリブに穿設された係合
孔との係合にがたつきがあつても被取り付け面と
カード保持体の底片との間に形成される隙間から
カードが抜け落ちることがないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の分解斜視図、第2図
は同上の要部拡大斜視図、第3図aは同上の要部
正面図、第3図bは要部上面図、第3図cは同上
の要部側面図、第4図は同上の要部断面図、第5
図は同上の要部側面図、第6図は同上の要部上面
図、第7図aは同上の要部側面図、第7図bは同
上の要部断面図、第8図は他の実施例の分解斜視
図、第9図は同上の要部拡大斜視図、第10図a
はさらに他の実施例の保持体を展開した正面図、
第10図bは同上の水平断面図、第10図cは一
部切欠側面図、第11図は同上の斜視図、第12
図は同上の断面図、第13図は従来例の分解斜視
図、第14図は同上の要部拡大斜視図、第15図
は同上の要部断面図である。 1はコンテナ、1aは被取り付け面、2はリ
ブ、3は係合孔、4はカード保持体、4aは側
片、4bは底片、5は突起、6は読み取り窓、7
aは上方開口、7bは側方開口、8はカード、9
はカード抜け落ち防止片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被取り付け面に突設された一対のリブの基部に
    係合孔を穿設し、該係合孔に係合する突起が両側
    面に形成されるとともに前面に読み取り窓が形成
    され背方が開放したカード保持体を被取り付け面
    に密着するように取着し、カード保持体の上面あ
    るいは側面にカード挿入用開口を設けて成るカー
    ド保持装置において、カード保持体の側片あるい
    は底片を延出して内方に折り返し、折り返された
    延出片の背面とカード保持体の底片の端面とが面
    一になるようにしてカード抜け落ち防止片を形成
    したことを特徴とするカード保持装置。
JP19198387U 1987-10-12 1987-12-17 Expired JPH0438373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19198387U JPH0438373Y2 (ja) 1987-10-12 1987-12-17

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15585187 1987-10-12
JP19198387U JPH0438373Y2 (ja) 1987-10-12 1987-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01123875U JPH01123875U (ja) 1989-08-23
JPH0438373Y2 true JPH0438373Y2 (ja) 1992-09-08

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ID=31719061

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JP19198387U Expired JPH0438373Y2 (ja) 1987-10-12 1987-12-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0645983Y2 (ja) * 1988-08-24 1994-11-24 金沢樹脂工業株式会社 収納箱の名札入れ装置

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JPH01123875U (ja) 1989-08-23

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