JPH0438263A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH0438263A
JPH0438263A JP13964790A JP13964790A JPH0438263A JP H0438263 A JPH0438263 A JP H0438263A JP 13964790 A JP13964790 A JP 13964790A JP 13964790 A JP13964790 A JP 13964790A JP H0438263 A JPH0438263 A JP H0438263A
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traveling
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curve
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JP13964790A
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Hiroshi Takada
浩志 高田
Hiroshi Kawashima
浩 川嶋
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レールに沿って走行する走行台車に荷物を支
持せしめてこれを搬送する搬送装置に関する。
(従来の技術) 斯かる搬送装置においては、一般にレールは直線と曲線
を組み合わせた形状を有しており、走行台車はこのレー
ルに沿って三次元空間を走行する。
ところで、レールの曲線部分としては、水平面上で曲が
っている部分(以下、水平R部と称す)と垂直面上で曲
かっている昇降部分(以下、垂直R部と称す)かあるか
、これらの部分の形状は曲率か一定の円弧曲線とされて
いた。
(発明か解決しようとする課題) しかしなから、上述のようにレールの曲線部分(水平R
部及び垂直R部)の形状を円弧状とした場合、走行台車
の走行速度か一定であると仮定すると、レールの直線部
分から曲線部分に移る箇所或いは逆に曲線部分から直線
部分に移る箇所でレールの曲率か急激に変化し、走行台
車に作用する加速度も急激に変化して該走行台車に衝撃
的な振動か発生し、走行台車の円滑な走行か阻害される
という不具合か生しる。
上記のことを第9図に基づいて説明すると、レール1に
は2つの垂直R部lb、ldかありこのレールlの水平
部1aを走行台車2か等速度て走行しているときには、
該走行台車2にはIG(G=9.8 m/sec”)の
重力加速度a1か図示のように鉛直下方に作用する。
その後、走行台車2か垂直R部lbを走行すると、これ
にはIGの重力加速度a1と該重力加速度a、の方向と
は逆方向の遠心加速度a、tか作用し、結果として該走
行台車2には重力加速度a1と遠心加速度aC1とをベ
クトル合成して得られる加速度a、が作用し、この加速
度a□は重力加速度a1の大きさであるIGよりも大き
くなる。
従って、レール1の水平部1aと垂直R部lbとの接点
Aにおいては、走行台車2に作用する加速度がIGから
31に急激に増加し、このために走行台車2には振動が
発生する。そして、垂直R111bの曲率は一定である
ため、走行台車2が該垂直R部ibを走行している間は
該走行台車2に作用する加速度a□は一定となり、走行
台車2が直線部ICを走行するときにはこれに遠心加速
度が作用しないため、該走行台車2には再びIGの重力
加速度a、のみか作用する。従って、垂直R部lbと直
線部ICとの接点Bでは走行台車2に作用する加速度が
a、から急激にIGまで減少し、このために走行台車2
には振動か発生する。
次に、走行台車2かレール1の垂直R部1dを走行する
と、これには重力加速度a、の他に該重力加速度a、と
同方向の遠心加速度ac2か作用するため、結果として
走行台車2には重力加速度a、と遠心加速度a62とを
ベクトル合成して得られる加速度a2が作用し、この加
速度a2の絶対値は垂直R部lbにおいて走行台車2に
作用する前記加速度a、よりも大きい(ax>al)た
め、レール1の直線部ICと垂直R部1dとの接点Cで
はより大きな加速度の変化(増加)が生じ、走行台車2
にはより大きな振動が発生する。
そして、同様に按点りでも大きな振動が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、レールの曲線部分における走行台車の振動を
小さく抑えて走行台車の滑らかな走行を実現することか
できる搬送装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、レールに沿って走行す
る走行台車に荷物を支持せしめてこれを搬送する搬送装
置において、前記レールの曲線部分の一部又は全部の形
状をクロソイド曲線としたことをその特徴とする。
(作用) 一般に、クロソイド曲線は曲率か始点からの曲線の長さ
に比例して連続的に変化する特徴を有するため、このク
ロソイド曲線をその曲線部分の一部又は全部に含むレー
ルを備える本発明に係る搬送装置にあっては、レールの
曲線部分を走行する際に走行台車に作用する加速度は連
続的に変わり、該走行台車の振動か小さく抑えられる。
尚、クロソイド曲線は曲率が零となる点を持つため、こ
のクロソイド曲線を用いたレールの曲線部分を直線部分
に容易に接続することかできる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る搬送装置の走行台車に作用する加
速度の変化を説明するための図、第2図はクロソイド曲
線を示す図、第3図、第4図、第5図はそれぞれクロソ
イド曲線の位置と傾き角との関係を示す図、位置と曲率
との関係を示す図、位置と縮み率との関係を示す図であ
る。
第1図に示すように、本発明に係る搬送装置は工場の天
井等に設置されたレールlを有するか、このレールlは
第1図に示す昇降部分の他、図示しない水平面内て曲が
っている部分く水平R部)を有し、走行台車2はこのレ
ールlに沿って三次元空間を自刃で走行する。そして、
走行台車2の下部には移載装M3か回動自在に吊り下げ
支持されており、荷物Wはこの移載装置3に支持されて
所定の場所へ搬送される。
ところで、第1図に示すレールlの昇降部分は2つの垂
直R部lb、ldとこれら両垂直R部lb、ldを点B
、Cて結ぶ直線部1cとて構成され、垂直R部lb、l
dは点A、Dてそれぞれ水平部1a、leに接続されて
いる。
而して、本実施例では上記垂直R部ib、idの形状と
してクロソイド曲線が採用されている。
尚、レール1の不図示の水平R部の形状にもクロソイド
曲線が採用されている。
ここで、クロソイド曲線の一般的特徴を第2図乃至第5
図に基づいて説明する。
第2図にレール1の前記垂直R部lb(点Aから点Bま
での区間)におけるクロソイド曲線の形状を示すか、ク
ロソイド曲線上の任意の点Pにおいて引いた接線tが水
平部1aの延長線文となす角度を傾き角φとすると、こ
の傾き角φは第3図に示すようにクロソイド曲線の始点
Aからの曲線の長さ(位置)s(第2図参照)に比例し
て直線的に増加する。
又、クロソイド曲線の曲率Cv(”dφ/ d s )
は第4図に示すように始点Aからの長さSの増加と共に
零から直線的に増加して中間点Mにてピークに達した後
、直線的に減少して終点Bにおいて再び零となる。従っ
て、曲率Cvの長さSに対する変化率d Cv / d
 ’を縮み率Cuと定義すると、この縮み率Cuは第5
図に示すように点Aから点Mまでの区間では正の一定値
を示し、点Mにおいて正と負か逆転し、点Mから点Bま
での区間では負の一定値を示す、#、上記のようにクロ
ソイド曲線は曲率が零となる点A、Bを持つため。
垂直R部lbの両端を点A、Bにおいて水平部la、直
線部1cに容易に接続することがてき、このことは他方
の垂直R部1dについても同様である。
次に、第illに示すレール1の昇降部分を走行する走
行台車2に作用する加速度の変化を第1区に基づいて説
明する。
レールlの水平部1aを走行台車2が等速度で走行して
いるときには、従来と同様に該走行台車2にはIGの重
力加速度a、が図示のように鉛直下方に作用する。
その後、走行台車2が垂直R111bを走行すると、こ
れにはIGの重力加速度a、と該重力加速度a、の方向
とは逆方向の遠心加速度a、が作用し、結果として走行
台車2には重力加速度a1と遠心加速度acとをベクト
ル合成して得られる加速度aが作用する。ここで、レー
ルlの垂直R部lbでの曲率Cvは始点Aから終点Bま
でM4図に示すように連続的に増減し、少なくとも従来
のように急激に変化することかないため、前記遠心加速
度acも始点Aにおける零から直線的に増加してピーク
に達した後、直線的に減少して終点Bにおいて再び零と
なる。
従って、レールlの垂直R部lbにおいて走行台車2に
作用する前記加速度aも第1図に示すように始点Aから
直線的に増加してピークに達した後、終点Bまて直線的
に減少し、終点Bにおいて重力加速度a、の値IGに等
しくなる。このように2本実施例では垂直R部lbにお
いて走行台車2に作用する加速度aか従来のように急激
に変化するのてはなく、徐々に増減するため、走行台車
2に衝撃的な振動か発生することがなく、該走行台車2
の安定した走行か確保される。
次に、走行台車2か直線部1cを走行するときには、該
走行台車2には遠心加速度は作用せず、IGの重力加速
度a1のみが鉛直下方に作用する。
その後、走行台車2かもう一方の垂直R1!1llid
を走行すると、これにはIGの重力加速度a。
の他に該重力加速度a1と同方向の遠心加速度ae′が
作用するため、結果的に走行台車2には重力加速度a、
と遠心加速度ac°とをベクトル合成して得られる加速
度a′が作用し、この加速度a°の絶対値は前記加速度
aのそれよりも大きくなる(a’ >a)。然るに、垂
直R部1dにおいてもその形状としてクロソイド曲線か
採用されているため、前述と同様の理由によって走行台
車2に作用する加速度a°か徐々に増減し、該走行台車
2には衝撃的な振動か発生しない、そして、走行台車2
か水平部leを走行するときには、該走行台車2にはI
Gの重力加速度a1のみか作用する。
ところて、以上の実施例のように曲線部の形状をその全
区画に亘ってクロソイド曲線とすると、円弧曲線とした
場合に比べて曲線部分の長さが長くなり、走行台車の既
設のステーションの位置の変更やコストアップを招く。
そこで、曲線部分の形状として例えば#l?lに示すよ
うに点A〜八′の区間S+及び点B′〜Bの区間S3に
クロソイド曲線を用い、その中間の点A゛〜B′の区間
S2に円弧曲線を用いれば、この曲線部分における曲率
Cvと縮み率Cuは曲率部分の長さSに対してそれぞれ
第7図、第8図に示すように変化する。即ち、クロソイ
ド曲線を採用する点A−A’の区間S、では曲率Cvは
零から直線的に増加し、縮み率CUは正の一定値を示す
が、円弧曲線を採用する点A”〜B′の区間S2では曲
率Cvが一定となり、従って、縮み率Cuは零となる。
そして、再びクロソイド曲線を採用する点B°〜Bの区
間S8では曲率Cvが直線的に零まで減少し、縮み率C
uは負の一定値を示す。
而して、上記のようにレールの曲線部分の形状としてク
ロソイド曲線と円弧曲線を併用しても、第7図に示すよ
うに曲率Cvは徐々に増減し、少なくとも急激に変化し
ないため、走行台車に作用する加速度の急激な変化が起
こらず、前記実施例と同様の効果が得られる上、曲線部
分の長さの増加を抑えることかでき、走行台車の既設の
ステーションの位置の変更やコストアップを免れること
かできる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかな如く、本発明によれば、レールに
沿って走行する走行台車に荷物を支持せしめてこれを搬
送する搬送装置において、前記レールの曲線部分の一部
又は全部の形状をクロソイド曲線としたため、レールの
曲線部分における走行台車の振動を小さく抑えて走行台
車の滑らかな走行を実現することができるという効果か
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る搬送装置の走行台車に作用する加
速度の変化を説明するための図、第2図はクロソイド曲
線を示す図、第3図、第4図、第5図はそれぞれクロソ
イド曲線の位置と傾き角との関係を示す図、位置と曲率
との関係を示す図1位置と縮み率との関係を示す図、1
146図は本発明の変更実施例を示すレールの曲線形状
図、第7図、第8図はそれぞれ同変更実施例に係るレー
ル曲線の位置と曲率との関係を示す図、位置と縮み率と
の関係を示す図、1g9図は従来の搬送装置において走
行台車に作用する加速度の変化を説明するための図であ
る。 l・・・レール、lb、ld・・・垂直R部、2・・・
走行台車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レールに沿って走行する走行台車に荷物を支持せしめて
    これを搬送する搬送装置において、前記レールの曲線部
    分の一部又は全部の形状をクロソイド曲線としたことを
    特徴とする搬送装置。
JP13964790A 1990-05-31 1990-05-31 搬送装置 Expired - Lifetime JP2876562B2 (ja)

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JP2009195667A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Hideo Masubuchi 重力鉄道のスロープ軌道
WO2018159175A1 (ja) * 2017-03-03 2018-09-07 株式会社日本コンラックス 硬貨選別装置
JP2019507257A (ja) * 2016-02-22 2019-03-14 スイス トランスポーテーション リサーチ インスティテュート エージー 転てつ機およびそうした転てつ機の少なくとも一つを備えた鉄道網

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