JPH0438002Y2 - - Google Patents

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JPH0438002Y2
JPH0438002Y2 JP1985042615U JP4261585U JPH0438002Y2 JP H0438002 Y2 JPH0438002 Y2 JP H0438002Y2 JP 1985042615 U JP1985042615 U JP 1985042615U JP 4261585 U JP4261585 U JP 4261585U JP H0438002 Y2 JPH0438002 Y2 JP H0438002Y2
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JP
Japan
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bar
head
web
vertical
circumferential edge
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JP1985042615U
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JPS61159515U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、逆T字形の断面形状をしたTバー
を格子状に組んで、天井板を載せるシステム天井
におけるTバーの接合構造に関するものである。
〔背景技術〕
第3図および第4図に従来例を示す。図におい
て、20は壁21に固定した回り縁であり、略L
形の断面形状を有する。26は逆T字形の断面形
状をしたTバーであり、吊りボルトで天井スラブ
から吊られている。回り縁20に連結部材22を
その係合部22a,22bとねじ23とにより取
付け、連結部材22に形成した垂直突片24と、
この垂直突片24に設けた切起片25とでTバー
26のウエブ部を挟むことにより、Tバー26と
回り縁20とを接合している。
しかし、この構造であると、切起片25と垂直
突片24とで挟み込んでいるだけであるため、T
バー26が抜け易い。そのため、地震が発生した
ときに、建物の壁と天井との振動の異なりから、
Tバー26が連結部材22から外れて、壁に近接
している天井板が落下するという問題があつた。
なお、Tバー26と連結部材22とを一体に連結
すると、Tバー26の移動ができなくなるため、
破損につながる。
〔考案の目的〕
この考案は、Tバーの回り縁に対する自由な移
動を許しながら、Tバーの抜けを防止することの
できる天井のTバーの接合構造を提供することで
ある。
〔考案の開示〕
この考案の天井のTバーの接合構造は、回り縁
と、 この回り縁に対して垂直となるように水平に架
設されて逆T字形の断面形状を有しかつ上端にウ
エブよりも拡幅した頭部を有し、前記頭部の下面
に頭部溝を有するTバーと、 前記回り縁に取付けられて前記Tバーの前記ウ
エブの側面にほぼ面接触した板状の垂直突片を有
し、前記Tバーの前記頭部に外嵌する筒部を前記
垂直突片の上端に有し、前記頭部溝に係合する上
部突出部を前記筒部に並べて前記垂直突片の上端
に有し、さらに前記ウエブの長手方向に延びる長
穴を前記垂直突片に形成した連結部材と、 前記Tバーの前記ウエブに設けられ前記長穴を
貫通して前記垂直突片と前記ウエブとを摺動可能
に締付けるねじ手段とを備えたものである。
この考案の構成によれば、Tバーの頭部に連結
部材の垂直突片の筒部を外嵌し、頭部溝に垂直突
片の上部突出部を係合するとともにTバーのウエ
ブに垂直突片をほぼ面接触して、ねじ手段を長穴
に通してウエブと垂直突片とを摺動可能に締付け
ることにより、Tバーが連結部材を介して回り縁
に取付けられる。この場合、長穴を通してねじ手
段によりウエブと垂直突片が摺動可能に締付けら
れているため、地震が発生したときは、長穴の範
囲内で垂直突片がウエブに追従するように摺動す
ることができるので破損を防止することができる
とともに、Tバーが抜けるのを防止している。
実施例 この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づいて説明する。図において、1は略L形断面形
状の回り縁であり、壁2にねじ3で固定されてい
る。回り縁1は下フランジ1aの先端上面に、折
り返し片による係合溝1bを有する。4はTバー
であり、逆T字形の断面形状を有し、ウエブ4a
の上端に、拡幅した筒状の頭部4bを有する。頭
部4bの両側の下面には頭部溝4cが形成されて
いる。Tバー4は吊りボルト等で天井スラブから
吊られている。Tバー4と回り縁1の下フランジ
4d,1aに天井板5が載置される。なお、Tバ
ー4は多数本が格子状に配置され、Tバー4の下
フランジ4dの相互間にも天井材が載置される。
回り縁1とTバー4とは連結部材6で連結され
る。連結部材6は、本体板6aの一側から垂直突
片6bを折曲形成してある。連結部材6は、本体
板6aの上部折曲片6cを回り縁1の上縁に引掛
け、下部折曲片6dを回り縁1の係合溝1bに係
合させ、本体板6aに貫通させて螺着した固定ね
じ7で回り縁1を押付けることにより、回り縁1
に固定される。連結部材6は、第1図に示すよう
に垂直突片6bがTバー4のウエブ4aにほぼ面
接触するとともにTバー4の頭部4bに外嵌する
筒部6eと、頭部溝4cに嵌まる上部突出部6f
とを垂直突片6bの上端に有し、かつTバー4の
長手方向に沿う長穴8を垂直突片6bの中間高さ
部分に有する。長穴8にはTバー4のウエブ4a
に設けた穴に通したねじ手段の連結ねじ9を挿通
し、ナツト10によりTバー4と垂直突片6bと
を摺動可能に締付ける。
動 作 地震等により建築物が揺れたとき、Tバー4と
回り縁1とは振動が異なり、互いが離れたりひつ
ついたりする。この移動は、連結部材6の垂直突
片6bがTバー4のウエブ4aにほぼ面接触し、
垂直突片6bの筒部6eがTバー4の頭部4bに
外嵌し、頭部溝4cに垂直突片6bの上部突出部
6fが係合しているため相互に摺動でき、かつ連
結部材6の長穴8の範囲で円滑に行える。振動が
大きく、Tバー4の動きが長穴8の範囲を超えよ
うとすると、長穴8の端部と連結ねじ9とが当た
り、これ以上動けないように作用する。そのた
め、Tバー4が抜け止めされる。Tバー4の頭部
4cに連結部材6の筒部6eが嵌つており、また
頭部溝4cに上部突出部6fが嵌つているため、
Tバー4の回り縁1に対する垂直性が確保され
る。
〔考案の効果〕
この考案によれば、Tバーの頭部に連結部材の
垂直突片の筒部を外嵌し、頭部溝に垂直突片の上
部突出部を係合するとともにTバーのウエブに垂
直突片をほぼ面接触し、ねじ手段を長穴に通して
ウエブと垂直突片とを摺動可能に締め付けること
により、Tバーが連結部材を介して回り縁に取付
けられるが、長穴を通してねじ手段によりウエブ
と垂直突片が摺動可能に締め付けられているた
め、地震が発生したときは、長穴の範囲内で垂直
突片がウエブに追従するように摺動することがで
きるので破損を防止することができるとともに、
Tバーが抜けるのを防止することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
はその連結部材の斜視図、第3図は従来例の側面
図、第4図はその連結部材の斜視図である。 1……回り縁、2……壁、4……Tバー、4a
……ウエブ、4b……頭部、4c……頭部溝、6
……連結部材、6b……垂直突片、6e……筒
部、6f……上部突出部、8……長穴、9……連
結ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回り縁と、 この回り縁に対して垂直となるように水平に架
    設されて逆T字形の断面形状を有しかつ上端にウ
    エブよりも拡幅した頭部を有し、前記頭部の下面
    に頭部溝を有するTバーと、 前記回り縁に取付けられて前記Tバーの前記ウ
    エブの側面にほぼ面接触した板状の垂直突片を有
    し、前記Tバーの前記頭部に外嵌する筒部を前記
    垂直突片の上端に有し、前記頭部溝に係合する上
    部突出部を前記筒部に並べて前記垂直突片の上端
    に有し、さらに前記ウエブの長手方向に延びる長
    穴を前記垂直突片に形成した連結部材と、 前記Tバーの前記ウエブに設けられ前記長穴を
    貫通して前記垂直突片と前記ウエブとを摺動可能
    に締付けるねじ手段とを備えた天井のTバーの接
    合構造。
JP1985042615U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH0438002Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985042615U JPH0438002Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985042615U JPH0438002Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61159515U JPS61159515U (ja) 1986-10-03
JPH0438002Y2 true JPH0438002Y2 (ja) 1992-09-07

Family

ID=30553536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985042615U Expired JPH0438002Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

Country Status (1)

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JP (1) JPH0438002Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS496815U (ja) * 1972-04-19 1974-01-21
JPS58190551U (ja) * 1982-06-15 1983-12-17 松下電工株式会社 回縁への天井バ−の接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61159515U (ja) 1986-10-03

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