JPH0437895A - 情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要］ 情報記録媒体に添付する表示ラベルに関し、ラベルへの
情報の書き込みと消去を行うことを目的とし、 カバー上に下部電極／Ｅ　ＣＤ／フォトコンダクタ／上
部電極と層構成し、ライトペン、光スキャナまたは画像
パターンがらの光により情報の書き込みと消去を行うか
、或いは、カバー上に下部電極／ＥＣＤと層構成し、電
気ペンまたはマルチスタイラスにより情報の書き込みと
消去を行うことを特徴として表示ラベルを構成する。

（産業上の利用分野） 本発明は光学的あるいは電気的に書き換えが可能な表示
ラベルに関する。

近年、Ａ　Ｖ　（Ａｕｄｉｏ−Ｖｉｄｅｏ）システムの
普及に伴い、磁気ディスク、光ディスク、カセットテー
プ。

ビデオテープなどの情報記録媒体の使用数が膨大となり
、使用者は必要とする情報記録媒体を短時間で取り出す
ことが困難な状態になってきた。

すなわち、ＡＶシステムの使用者は情報記録媒体の表面
に筆記道具を用いて題名や日付けなどを記載して格納し
ているが、多数個の情報記録媒体の中から摘出するのは
容易でない。

この理由は定形的で識別が容易な表示がなされていない
からである。

〔従来の技術〕

磁気ディスク、光ディスク、カセットテープ。

ビデオテープなどの情報記録媒体は、これを格納してあ
るカバーやケースの表面にラベルが塗布されており、こ
れに筆記道具を用いて題名や日時を記載するようになっ
ている。

然し、多くの場合、記録内容は随時に書き換えが行われ
ていることから、表示ラベルの記載内容の修正を忘れた
り、雑に記録する場合があり、これらがトラブル発生の
原因となっている。

これを無くするには情報の記録が終わった際に、その場
で光学的あるいは電気的方法でラベルに情報を記載する
ようになっていればよい。

然し、そのような方法は採られていない。

〔発明が解決しようとする課題］ 磁気ディスク、光ディスク、カセットテープ。

ビデオテープなどの情報記録媒体を格納してあるカバー
やケースの表面に光学的あるいは電気的な方法で題名、
整理番号１日時などの識別情報を書き換え可能な状態で
記載することが課題である。

［課題を解決するための手段］ 上記の課題はカバー上に下部電極／ＥＣＤ／フォトコン
ダクタ／上部電極と層構成し、ライトペン、光スキャナ
または画像パターンからの光により情報の書き込みと消
去を行うか、或いは、カバー上に下部電極／ＥＣＤと層
構成し、電気ペンまたはマルチスタイラスにより情報の
書き込みと消去を行うことを特徴として表示ラベルを構
成することにより解決することができる。

〔作用］ 本発明はフォトコンダクタ層とエレクトロクロミックデ
イスプレィ（略称ＥＣＤ）とを組み合わせし層形成した
シートを用いるか、或いはＥＣＤだけを膜形成したラベ
ルを作り、これを情報記録媒体上に添付し、前者は光学
的方法で、また、後者は電気的方法で情報の書き込みと
消去を行うものである。

第３図は光学的方法をとる場合の表示ラベルの構成の一
例を示すもので、ポリマ・フィルムなどからなる基板１
の上に下部電極２とＥＣＤ３とフォトコンダクタ４と上
部電極５とを積層して形成されている。

ニーで、ＥＣＤ３は酸化イリジウム（ＩｒＯＸ）層６．
酸化タンタル（ＴａｚＯｓ）層７および酸化タングステ
ン（ＷＯ、）層８から構成されている。

さて、ＥＣＤの作用は電界が加わった状態で光照射を行
うと、光照射部が青黒色（Ｂｌｕｅ−ｂｌａｃｋ）に着
色し、また、逆方向に電界を加えて照射すると消去する
現象である。

すなわち、下部電極をＩＴＯか、白アルミ電極のような
透明あるいは白色をした電極で構成し、この上にＩｒＯ
ｘ　／Ｔａ２０５　／ｗｏ　ｘの構成をとり、上部電極
としてＩＴＯ（酸化インジウムと酸化錫との固溶体）の
ような透明電極で構成したデバイスに、ＩｒｏＸ層６の
側の電極を正、また−ＯＸ層８の側の電極を負とした状
態で光９を照射すると、電界質であるＴａ２０５層７に
含まれているＨ２Ｃが電離して水素イオン（Ｈ゛）と水
酸化イオン（０１（−）となり、Ｈ゛は負極側に、また
ＯＨ−は正極側に移動するが、この際に負極より電子の
注入が起こってＷＯＸが青（Ｂｌｕｅ）に着色し、また
正極よりホールの注入が生してＩｒＯ、が灰色（Ｇｒａ
ｙ）に着色することから、全体として青黒色（Ｂｌｕｅ
−ｂｌａｃｋ）に着色するものである。

そこで、下部電極／Ｅ　ＣＤ／フォトコンダクタ／上部
電極の構成をとり、上下の電極間に電界を印加しつ一光
を照射すれば、照射位置のフォトコンダクタは低抵抗化
することから、コントラストの優れた表示を得ることが
できる。

また、情報の書き込みと消去を電気的に行う場合には電
気ペンが電極の働きをすることから第４図に示すように
下部電極２の上にＥＣＤ３を膜形成してラベルを作り、
この上に直接に電気ペン１０を接触させ、下部電極２と
の間に電界を加えることによりＴａｚＯｓ層７に含まれ
ている）１２０を解離させて、着色させるものである。

本発明はこのような表示ラベルをディスク、カセットテ
ープ、ビデオテープなどの記録媒体を格納したカバーや
ケースの上に添付して、情報の書き込みと消去を行うも
のである。

〔実施例〕

実施例１：　（光学的方法） 第１図はフロッピーディスク１２のカバー１３の上に表
示ラベル１４がある状態を示すもので、この表示ラベル
１４を第３図に示す構造のシートを用いて形成し、上部
電極５と下部電極２との間に電界を加えである状態で、
ライトペン、光スキャナや画像パターンからの光を照射
することにより情報を青黒色に表示することができ、ま
た電界を逆にして光照射を行うことにより消去すること
ができる。

なお、第２図に示すようにＡＶシステム１５の一部にラ
ベル情報の書き込み・消去機構を設けてお（と効果的で
あり、同図はフロッピーディスク１２の表示ラベル１４
に発明者が提案している固体光偏向器１６を走査して情
報の書き込み・消去を行っている状態を示している。

第５図は発明者が提案している固体光偏向器の構成を示
す斜視図であって、シリコン（Ｓｉ）やガラスなどから
なる絶縁基板１８の上に下部電極膜１９゜緩衝ＩＩ！２
０．有機非線形導波路２１．緩衝膜２２．上部電極膜２
３と順次積層することにより構成されている。

こ−で、上部電極膜２３は図示するように二個のレンズ
型電極２４．２５と二個のプリズム型電極２６，２７に
分けられている。

そして、有機非線形導波路２１にレーザ光２９を入射し
た状態で上部電極膜２３と下部電極膜１９との間に電圧
を印加するものでプリズム型電極２６．２７に加える電
圧の方向を変えることにより有機非線形導波路の屈折率
を変えることができ、θの角度に亙って偏向させること
ができる。

こ＼で、有機非線形導波路２１に加えるレーザ光２９を
情報に同期させてＯＮ、ＯＦＦさせれば、それに対応す
る情報を記録することができる。

実施例２：　（電気的方法） 第４図に示すように、ポリエステルよりなる基板１の上
にＥＣＤ３を膜形成し、−低層８側を負極として電気ペ
ンに３■の電圧を印加して記録することにより青黒色の
記録を行うことができた。

なお、同様な動作はマルチスタイラス（Ｍｕｔｉ−ｓｔ
ｙｌｕｓ）を用いても同様に記録することができた。

なお、情報の消去は逆極性にして電荷を引き抜くことで
行うことができる。

［発明の効果］ 以上記したように、フォトコンダクタとＥＣＤを積層し
たラベルを使用することにより光学的に書き換え可能な
ラベルを作ることができ、また、ＥＣＤを設けたラベル
を使用することにより電気的に書き換え可能なラベルを
作ることができる。

なお、ＥＣＤ０代わりに相転移型液晶を用いても同様な
表示を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はフロッピディスクの平面図、 第２図は表示ラベルへ情報の書き込みと消去を行う状態
を示す斜視図、 第３図は光学的方法をとる表示ラベルの構成図、第４図
は電気的方法をとる表示ラベルの構成図、第５図は発明
者が提案している固体光偏向器の構成を示す斜視図、 である。 図において、 １は基板、　　　　　　２は下部電極、３はＥＣＤ、　
　　　　　　４はフォトコンダクタ、５は上部電極、　
　　　　６はＩｒＯＸ　、。 ７はＴａ、Ｏ，層、　　　　　８はｌｌｌ０Ｘ層９は光
、 １４は表示ラベル、 １６は固体光偏向器、 である。 １０は電気ペン、 １５はＡＶシステム、

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報記録媒体を格納してあるカバー上に設置され
   、光学的あるいは電気的に記録内容の書き換えが可能な
   表示ラベル。
2. （２）カバー上に下部電極／ＥＣＤ／フォトコンダクタ
   ／上部電極と層構成されており、ライトペン、光スキャ
   ナまたは画像パターンからの光により情報の書き込みと
   消去を行うことを特徴とする表示ラベル。
3. （３）カバー上に下部電極／ＥＣＤと層構成されており
   、電気ペンまたはマルチスタイラスにより情報の書き込
   みと消去を行うことを特徴とする表示ラベル。