JPH0437884Y2 - - Google Patents

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JPH0437884Y2
JPH0437884Y2 JP19393387U JP19393387U JPH0437884Y2 JP H0437884 Y2 JPH0437884 Y2 JP H0437884Y2 JP 19393387 U JP19393387 U JP 19393387U JP 19393387 U JP19393387 U JP 19393387U JP H0437884 Y2 JPH0437884 Y2 JP H0437884Y2
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strip
nozzle
contact
gas cushion
casing
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  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、帯板熱処理装置における帯板接触検
知装置に関する。
〈従来の技術〉 帯板熱処理装置について第3図及び第4図を用
いて説明する。図中22はケーシングであり、こ
のケーシング22の内部は帯板Wが通る通板路2
4として形成され、帯板Wが図において上方から
下方へ向けて通過するようになつている。ケーシ
ング22の内部には上流側、すなわち図中上側か
ら加熱装置26、ガスクツシヨン28、及びプレ
ナムチヤンバ30が前記通板路24を挟んで両側
に一対ずつ設置してある。加熱装置26は発熱体
で、通過する帯板Wを所定温度に加熱するもの
で、プレナムチヤンバ30は、ブロア32からの
空気を帯板Wに向けて噴出させ、帯板Wを冷却さ
せるものである。更にケーシング22の上流側に
は帯板Wの送給ロール34が、又下流側には帯板
Wを水冷するデイツピングタンク36が備えてあ
る。そして前記ガスクツシヨン28は、第4図に
示すように(第4図は第3図の−線断面図で
ある。)両側にブロア38を備え、このブロア3
8からヘツダ40に連結し、ヘツダ40から4本
の空気管42に分割されてケーシング22を摺動
自在に貫ぬいてケーシング22内のノズル44に
接続している。前記空気管42は各々途中に伸縮
自在の継手46を有し、且つタイバ48により4
本一体に連結され、タイバ48に設けられたシリ
ンダ50により軸方向に移動する。ノズル44
は、第5図に示すように(第5図は第4図の−
線断面図である。)帯板Wに向けてスリツト状
の噴出孔52が設けてあり、この噴出孔52より
ブロア28からの空気を噴出する。54は噴出さ
れた空気がブロア38に戻るパイプである。更に
このノズル44の箇所には、ケーシング22の外
部から透視して見られる覗窓56がケーシング2
2の壁面に設けられ、係員が検査できるとともに
カメラ58及び投光機60が設置され、遠隔から
検査できる。
帯板Wは、上記熱処理装置20において、送給
ロール34側から通板路24に入り、加熱装置2
6で所定温度に昇温され、プレナムチヤンバ30
にて吹付けエアにより冷却され、更に外部のデイ
ツピングタンク36にて水冷されて次工程に送給
される。このとき、帯板Wはガスクツシヨン28
のノズル44から噴出されるガスによつて規制さ
れ、前記加熱装置26及びプレナムチヤンバ30
における位置が所定の位置に設定されるようにな
つている。この設定は、覗窓56を通して投光機
60で照射し、カメラ58もしくは目視によつて
ノズル44を前後に移動させて行なわれる。この
作業は通常の作業中に行なわれる他帯板Wの板厚
が変更されたときなどにも行なわれる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、帯板Wは、例えばこれが帯鋼の場合
などでは、加熱装置26にて加熱された場合、第
4図に2点鎖線で示すように幅方向に反る、いわ
ゆるC反りと呼ばれる変形が生じて、その一部が
ノズル44に接触することがある。このように帯
板Wがノズル44に接触すると、帯板Wは長手方
向に掻傷を受け製品として不適格なものとなつて
しまう。このため従来は、カメラ58とそのモニ
タテレビ(図示せず。)を用いて監視していたが、
テレビの影像からでは接触を完全に判別すること
が困難であり、このテレビ58の監視に加えて更
に当該熱処理装置20の下流側で作業員が目視に
より直接検査を行なつていた。したがつて帯板W
がノズル44の接触して損傷を受けてもその発見
までに時間がかかり、損傷が大きくなるという問
題が生じていた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案では上記問題点、すなわち接触の発生が
遅れて帯板の損傷が大きくなるという点を解決す
るため、ガスクツシヨンのノズルをケーシングに
対して電気的に絶縁し、帯板の送給用ロールとこ
のノズルを電気的に接続してこの配線中に電源及
び警報器を設置して検知装置を構成したのであ
る。
〈作用〉 帯板が何かの具合でノズルに接した場合には帯
板を介して送給ロールとノズル及び警報器からな
る回路が閉じ警報器が作用して帯板の接触が感知
できる。
〈実施例〉 本考案にかかる接触検知装置の一実施例につい
て述べる。第1図に検知装置2の正面図を示す。
検知装置2は、熱処理装置20に設置してあり、
この熱処理装置20は従来例において述べたと同
様な構成・作用を有するものであるから、詳細に
ついては省略する。つまりケーシング22の内部
に加熱装置26、ガスクツシヨン28、及びプレ
ナムチヤンバ30を備え、ケーシング内側の通板
路24を通過する帯板Wを熱処理するものであ
る。検知装置2は電源4、警報器6、リレー8な
どからなつている。電源4とリレー8を結ぶ電線
10は一端は送給ロール34に接続し、他の一方
はタイバ48に接続している。タイバ48により
固定されている空気管42はそれぞれ円筒状の絶
縁体12を介してケーシング22に摺動自在に取
り付けられている。更に絶縁体13により空気管
42とヘツダ40とが電気的に絶縁されている。
リレー8は警報器6に接続し、通電した場合警報
が鳴るようになつている。したがつて帯板WにC
反りなどが生じて帯板Wがノズル44に触れると
リレー8、送給ロール34、帯板W、ノズル4
4、リレー8という回路が閉じ警報が鳴る。作業
者は警報器6の作動を感知したなら、シリンダ5
0を作動させてノズル44の間隔を拡げて帯板W
とノズル44との接触を回避させる。帯板WのC
反りが改善されたことがカメラを通して確認され
たらノズル44を移動させて適切な位置に配置す
る。
〈考案の効果〉 本考案の接触検知装置によれば、帯板の送給用
ロールとノズルの間に警報器等を設け、且つ該ノ
ズルをケーシングに対し電気的に絶縁したことに
より、帯板が通板中ノズルに接触した際上記警報
器が作動し帯板の接触を感知することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる検知装置を具備した熱
処理装置の縦断面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は従来の熱処理装置の縦断面図、
第4図は第3図の−線断面図、第5図は第4
図の−線断面図である。 図面中、2は検知装置、4は電源、6は警報
器、8はリレー、20は熱処理装置、22はケー
シング、24は通板路、26は加熱装置、28は
ガスクツシヨン、30はプレナムチヤンバ、44
はノズルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯板通板路の上流側から下流側へ帯板送給ロー
    ルと、帯板加熱手段と、該帯板通板路を挟んでそ
    の対向間隔が調節可能に設定された一対のガスク
    ツシヨンノズルと、帯板強制冷却手段とを配置し
    た帯板熱処理装置において、前記一対のガスクツ
    シヨンノズルと前記帯板送給ロールとを電気的に
    接続し、電源及び検知手段をこの接続配線中に設
    置し、前記帯板通板路を通る帯板が前記ガスクツ
    シヨンノズルに接触すると前記検知手段が当該帯
    板の接触を検知するように構成したことを特徴と
    する帯板接触検知装置。
JP19393387U 1987-12-23 1987-12-23 Expired JPH0437884Y2 (ja)

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JPH0198153U JPH0198153U (ja) 1989-06-30
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JP2789352B2 (ja) * 1989-08-09 1998-08-20 日新製鋼株式会社 大気開放竪型焼鈍炉における冷却方法及び装置

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