JPS6148653B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6148653B2
JPS6148653B2 JP54016404A JP1640479A JPS6148653B2 JP S6148653 B2 JPS6148653 B2 JP S6148653B2 JP 54016404 A JP54016404 A JP 54016404A JP 1640479 A JP1640479 A JP 1640479A JP S6148653 B2 JPS6148653 B2 JP S6148653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
slab
brightness
electronic eye
eye mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54016404A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55109964A (en
Inventor
Tadao Watabe
Hiroyoshi Kato
Katsuhiro Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP1640479A priority Critical patent/JPS55109964A/ja
Publication of JPS55109964A publication Critical patent/JPS55109964A/ja
Publication of JPS6148653B2 publication Critical patent/JPS6148653B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続鋳造鋳片表面監視方法に関し、
さらに詳しく言えば、連続鋳造ラインにおける二
次冷却帯内の鋳片表面の温度むらを監視する方法
に関するものである。
連続鋳造ラインにおける二次冷却帯内は高温多
湿で、ロール間隙も狭いので、鋳片表面の撮像・
監視は困難を窮めている。特に、高比水量(例え
ば、3.0/Kg以上)の操業においては、鋳片表
面の温度むらが鋳片の表層下に横ひび割れを誘発
し成品欠陥に至るので、鋳片表面の温度管理は重
要な課題になつている。
したがつて、本発明の目的は、高温多湿雰囲気
下で、しかもきわめて狭い視野から鋳片表面状態
を正確にとらえて、連続鋳造、特に高比水量操業
の安定化を図ることにある。
本発明の連続鋳造鋳片表面監視方法は、連続鋳
造ラインにおいて二次冷却帯内の所定の位置に工
業用カラー・テレビジヨン・カメラを設置し、該
カメラに電子アイ機構を装備し、該カメラを水冷
しかつレンズの視界を浄化する保護ケースで該カ
メラを包囲し、該カメラからの映像信号を反転増
幅後低域フイルタを通して低輝度鋳片の平均信号
レベルと高輝度鋳片の平均信号レベルとの差を求
め、該レベル差を前記電子アイ機構に送つて該電
子アイ機構にピーク値動作を与えることを特徴と
している。
次に、図面を参照して、本発明の方法について
具体的に説明する。第1図は本発明の方法の原理
を示すものである。連続鋳造ライン1の二次冷却
帯内の所定位置に工業用カラー・テレビジヨン・
カメラ2(以下、単にカメラという。)を設置す
る。カメラ2は後述する保護ケース3によつて包
囲される。カメラ2からの映像信号はカメラ制御
器4に送られる。カメラ制御器4は映像信号をモ
ニタ5に中継するとともに、映像信号を後述する
ように適当に処理してカメラ2に装備してある電
子アイ(Electric Eye)機構21にピーク値動作
信号を帰還させる。モニタ5のスクリーン51上
に映された鋳片表面映像はパターン判別器6また
はオペレータによつて判別されて二次冷却帯に設
けてある特定の冷却水噴射ノズル11を制御す
る。
カメラ2を設置する位置は、二次冷却帯内にお
いて鋳片表面温度が500〜1000℃の範囲内にある
領域でかつ鋳片表面から50〜500mmの距離に設置
することが好ましい。
保護ケース3は、第1〜3図に示すように、冷
却部31とパージ部32とからなり、冷却部31
の内部にカメラ2が収容される。冷却部31の外
壁は二重構造になつていて冷却水が循環される。
パージ部32はカメラ2のレンズ22の前面から
鋳片表面方向に延びる直方体形状の筒に形成され
ている。パージ部32の内部には、不活性ガスま
たは空気等のパージ用気体が供給される。パージ
部32から噴射される気体はカメラ2の視界を浄
化する。このような目的のために、パージ部32
の先端は、鋳片表面から50〜500mm程度の距離を
とることが好ましい。
保護ケース3はフレームに固定されるか、ある
いは移動自在に取り付けられてもよい。
カメラ2のレンズ22の曇りを防止するため
に、窒素等の清浄ガスを保護ケース3内に供給す
ることが好ましい。
二次冷却帯内のロール間隙は非常に狭いので、
カメラでとらえた視野内で鋳片表面部分が50%以
下を占める場合には、モニタのスクリーン上に映
される鋳片表面がハレーシヨンを起して、正確な
表面状態を把握できない。このハレーシヨンを起
す原因としては、映像信号が低域フイルタを通過
するときに波形レベルが下がつて、高輝度鋳片の
平均信号レベルと低輝度鋳片の平均信号レベルと
の差がきわめて小さくなり、つまり対象物体の輝
度の変化に対して平均信号レベルの変化がきわめ
て小さくなり、電子アイ機構を制御することがで
きなくなるからであると考えられている。
そこで、本発明の方法では、第4図に示すよう
な方式で映像信号を処理することによつてハレー
シヨンの問題を解決した。第4図に示す信号処理
の考え方は、映像信号を反転増幅器によつて反転
させてから低域フイルタを通すものである。この
ように信号処理をした場合には、図示するように
低輝度鋳片の平均信号レベルLe(一点鎖線)と
高輝度鋳片の平均信号レベルLh(点線)との差
d=Le−Lhが従来技術に比較して相当に大きく
とれるので、電子アイ機構を良好に制御すること
ができる。換言すれば、対象物の輝度変化に対し
て十分に大きい平均信号レベルの変化がえられる
ので、電子アイ機構にピーク値動作を与えること
ができるようになる。このようにして、モニタ映
像のハレーシヨンは防止される。
本発明の方法では、工業用カラー・テレビジヨ
ン・カメラを使用している。モノクロ・カメラで
は、鋳片表面の温度むらが明瞭に識別できないか
らである。単管式のカラー・カメラが最適であ
る。
本発明の方法による保護ケースで包囲したカメ
ラは約6箇月間の試験的使用にも耐えたので、耐
久性の問題はない。
本発明の方法にもとづいて連続鋳造を行つた場
合には、鋳片の横ひび割れ発生頻度が、従来法の
3.5%から0・2%に激減した。
以上の説明から明らかなように、本発明の方法
によれば、従来不可能に近かつた二次冷却帯内の
鋳片表面の撮像監視ができるようになつたので、
冷却不均一を逸早くとらえて、迅速適切なる処置
を講ずることができ、連続鋳造の高比水量操業の
安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の概略構
成図、第2図は保護ケースの側面図、第3図は第
2図の平面図、第4図はモニタ・スクリーン上の
ハレーシヨンを防止するための信号処理方式を示
す説明図。 1……連続鋳造ライン、2……工業用カラー・
テレビジヨン・カメラ、3……保護ケース、5…
…モニタ、7……ロール、11……冷却水噴射ノ
ズル、21……電子アイ機構、31……冷却部、
32……パージ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1連続鋳造ラインにおいて二次冷却帯内の所定の
    位置に工業用カラー・テレビジヨン・カメラを設
    置し、該カメラに電子アイ機構を装備し、該カメ
    ラを水冷しかつレンズの視界を浄化する保護ケー
    スで該カメラを包囲し、該カメラからの映像信号
    を反転増幅後低域フイルタを通して低輝度鋳片の
    平均信号レベルと高輝度鋳片の平均信号レベルと
    の差を求め、該レベル差を前記電子アイ機構に送
    つて該電子アイ機構にピーク値動作を与えること
    を特徴とした連続鋳造鋳片表面監視方法。
JP1640479A 1979-02-15 1979-02-15 Supervising method for surface of continuous casting piece Granted JPS55109964A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1640479A JPS55109964A (en) 1979-02-15 1979-02-15 Supervising method for surface of continuous casting piece

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1640479A JPS55109964A (en) 1979-02-15 1979-02-15 Supervising method for surface of continuous casting piece

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55109964A JPS55109964A (en) 1980-08-23
JPS6148653B2 true JPS6148653B2 (ja) 1986-10-25

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ID=11915297

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JP1640479A Granted JPS55109964A (en) 1979-02-15 1979-02-15 Supervising method for surface of continuous casting piece

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58187253A (ja) * 1982-04-27 1983-11-01 Nippon Steel Corp 連続鋳造の鋳片表面の異常検出及び評価方法
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JPS55109964A (en) 1980-08-23

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