JPH0437854Y2 - - Google Patents

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JPH0437854Y2
JPH0437854Y2 JP9315087U JP9315087U JPH0437854Y2 JP H0437854 Y2 JPH0437854 Y2 JP H0437854Y2 JP 9315087 U JP9315087 U JP 9315087U JP 9315087 U JP9315087 U JP 9315087U JP H0437854 Y2 JPH0437854 Y2 JP H0437854Y2
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strap
chin strap
helmet
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JP9315087U
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JPS642030U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鉱山、工場、その他作業場等において
着用し、頭部を保護するために使用する作業用ヘ
ルメツトにおける顎紐の取付構造に関する。
(従来の技術とその問題点) 一般に作業用ヘルメツトにおける顎紐の取付構
造は第5図の如き構造をなしている。即ち、ヘル
メツト本体12に装着された着装体の左右両側に
取付紐14が連結固着され、その取付紐には顎紐
15の一側部に形成した環状の挿通部16が挿通
されており、取付紐14に対して顎紐15は自由
に移動し得るようになつている。
そして、上記構造のヘルメツトを着用する際、
取付紐14は耳を囲むようにセツトし、左右の顎
紐15を締め付けてヘルメツトを頭部に定着する
が、上述したように取付紐14と顎紐15とは遊
動自在であるため、ヘルメツトの前部(鍔部)が
他物に当るなどして下方への力が作用すると、取
付紐14は顎紐15の挿通部内を後方へと移動
し、ヘルメツトは前方下向きに傾き視界を遮るよ
うな状態となる。又、上記した状態とは逆にヘル
メツトの後部に外力が作用した場合は取付紐14
が顎紐15の挿通部内を前方へ移動し、ヘルメツ
トは上向きに回動して頭体の前部が露出するよう
な状態となる。それによつて頭体に対しヘルメツ
トが前後に傾き頭体の保護が不完全となり、作業
にも支障をきたすといつた問題を有する。
(考案の目的) 本考案は上述した如き従来の事情に鑑み、ヘル
メツトが頭体に対して傾動すことのない顎紐取付
構造を提供することにある。
(考案の構成) 上記目的を達成するために本考案が講じた技術
的手段は、取付紐を顎紐の一側部に形成した環状
の挿通部に一方から挿通すると共に、挿通部の外
側に沿つて挿通口側へ折り返し、再び挿通部へ通
し他方へ貫通突出させて取付紐の両端を着装体に
固着する構成とする。
(作用) 上記構成によれば、着装体に連結固着される取
付紐は顎紐の挿通部を1巻きする如く挿通されて
いるため、取付紐と顎紐の挿通部は固着状態とな
り、取付紐と顎紐が一体化するためヘルメツトの
傾動は阻止される。そして、着用者の耳の形状等
に合わせて取付紐と顎紐とで形成されるY字形を
変える時は挿通部を1巻きしている部分を弛め、
挿通部を境として取付紐の何れか一方を引つ張る
ことにより取付紐の全長内において挿通部の位置
を前後方向に移動できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する
と、Aはヘルメツト本体、Bは着装体、Cは顎紐
である。
ヘルメツト本体Aは合成樹脂又は金属で形成し
た帽体1と、その帽体1内に嵌合固着される衝撃
吸収ライナー2とで構成され、衝撃吸収ライナー
2は発泡スチロール又はこれと同等以上の衝撃吸
収性能をもつものとし、着用者の汗や頭髪用油な
どでいたまず、また皮膚に有害な影響を与えない
ものとする。
上記ヘルメツト本体Aにおける衝撃吸収ライナ
ー2の内側には、ハンモツク3、ヘツドバンド4
及び環ひも5で構成された装着体Bが定着保持さ
れており、そのヘツドバンド4には灯体との接触
感を良くし汗等を吸収する緩衝パツト6が環状に
取付けられている。又、着装体Bにおけるハンモ
ツク3の左右両側の前後部には取付孔7′を開設
した連結片7が一体的に連結固着され、その左右
両側における前後の連結片7に渉つて取付紐8が
連結固着されると共に、それら左右の取付紐8,
8に顎紐Cが連結されている。
上記取付紐8は合成繊維、又は綿などによつて
強じんに形成した帯状紐を用いる。
取付紐8に連結する顎紐Cは取付紐8と同じ帯
状紐で形成した紐部材9,9′と、その左右の紐
部材9,9′の一端に固着した雄係止具10、雌
係止具10′とで構成され、左右の紐部材9,
9′の他端には該帯状紐を折り返し、縫着して環
状の挿通部11が形成されており、その挿通部1
1に上記取付紐8を挿通すると共に、挿通部11
の外側に沿つて挿通口側へ折り返し、再び挿通部
へ通して他方へ貫通突出させ、そうした取付紐8
の両端を連結片7に連結固着する。
従つて、取付紐8は紐部材9,9′の挿通部1
1に対して1巻きする如く挿通され、挿通部11
の左右両側に延びる取付紐8を夫々外方へ引つ張
ることにより挿通部を緊締し、、取付紐8と紐部
材9,9′は一体化される。依つて、ヘルメツト
本体Aの前部又は後部に外力が作用しても取付紐
8と顎紐Cの紐部材9,9′で形成されるY字形
は一定形状を維持し、ヘルメツトが前後方向に傾
動するのを確実に防止する。又、取付紐8に対す
る紐部材9,9′の挿通部11の位置を前後方向
に移動させる時は、挿通部11を巻き締めている
取付紐8の折り返し部に指や棒状物を差し込んで
拡げ挿通部の両側に延びる何れか一方の取付紐8
を引き寄せ、他方に延びる取付紐8を外方へ引つ
張つて緊締することにより、取付紐8と紐部材
9,9′の連結位置を調節することが出来る。
(考案の効果) 本考案の顎紐の取付構造は以上詳述した如く、
取付紐を顎紐の一側部に形成した環状の挿通部に
一方から挿通すると共に、挿通部の外側に沿つて
挿通口側へ折り返し、再び挿通部へ通し他方へ貫
通突出させて取付紐の両端を着装体に固着したも
のであるから、取付紐と顎紐は移動することなく
所定位置で連結保持され、取付紐と顎紐で形成さ
れるY字形は長期に渉り維持される。
従つて、頭部に着用した状態で、ヘルメツトの
前部又は後部に外力が作用してもヘルメツトは前
後に傾動することなく着用時の姿勢を維持する。
依つて、頭部に対し安定良く被着し得るものであ
る。
又、着用者の耳の大きさ等によつて取付紐と顎
紐との連結位置を変更する時は挿通部を巻き締め
ている取付紐の折り返し部(ループ部)に指又は
棒状物を差し込んで拡げ、挿通部より外方に延び
る取付紐を外方に引つ張ることにより前後に移動
調整することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部切
欠側面図、第2図は同底面図、第3図は取付紐と
顎紐との連結部を示す拡大斜視図、第4図は連結
部を移動した状態の同斜視図、第5図は従来構造
を示す一部切欠側面図である。 図中、A……ヘルメツト本体、B……着装体、
C……顎紐、8……取付紐、9,9′……紐部材、
11……挿通部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘルメツト本体に装着された着装体の左右両側
    に取付紐が前後に渉つて取付けられ、その取付紐
    に顎紐が連結される顎紐の取付構造であつて、前
    記取付紐は顎紐の一側部に形成した環状の挿通部
    に一方から挿通すると共に挿通部の外側に沿つて
    挿通口側へ折り返し、再び挿通部へ通し他方へ貫
    通突出させて取付紐の両端を着装体に固着した作
    業用ヘルメツトにおける顎紐の取付構造。
JP9315087U 1987-06-16 1987-06-16 Expired JPH0437854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9315087U JPH0437854Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

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JP9315087U JPH0437854Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642030U JPS642030U (ja) 1989-01-09
JPH0437854Y2 true JPH0437854Y2 (ja) 1992-09-04

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JP9315087U Expired JPH0437854Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

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JPS642030U (ja) 1989-01-09

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