JPH0143372Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143372Y2 JPH0143372Y2 JP1985098944U JP9894485U JPH0143372Y2 JP H0143372 Y2 JPH0143372 Y2 JP H0143372Y2 JP 1985098944 U JP1985098944 U JP 1985098944U JP 9894485 U JP9894485 U JP 9894485U JP H0143372 Y2 JPH0143372 Y2 JP H0143372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- hat
- ear
- ears
- ear parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 claims description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、マスク片を左右半々に分離して二箇
所に内蔵させた防寒用帽子に関するものである。
所に内蔵させた防寒用帽子に関するものである。
従来の技術
従来、マスク片を装着した帽子においては、実
公昭58−35608号公報に記載されているが如く、
帽子本体の下端縁部に縫着して連設したしころ片
の下端部に、係止具をもつて係脱自在となしたマ
スク片を装備した考案が提案されており、しころ
片は帽子本体に縫着され、不要時には帽子本体の
下端縁の連設部より上方に折り曲げて帽子本体の
外側面に重ね合せ、通常の帽子として着用出来る
ものの、マスク片が帽子本体及びしころ片と分離
しており、マスク片を併せて帽子本体へ収納する
機能はなく、マスク片は常に他の場所に保管して
持ち歩く等しなくてはならないことから、利便性
がないばかりかマスク片を紛失してしまう原因と
もなり、又この欠点を解決するために、しころ片
とマスク片とを縫着等により連設した状態となし
た場合には、マスク片の異形状によりしころ片と
共に帽子本体の外側面に折り重ねることが出来
ず、これを無理に折り重ねるとしころ片と共にマ
スク片が帽子本体の外面に表出し、著しく外観美
を損ねるものであつた。
公昭58−35608号公報に記載されているが如く、
帽子本体の下端縁部に縫着して連設したしころ片
の下端部に、係止具をもつて係脱自在となしたマ
スク片を装備した考案が提案されており、しころ
片は帽子本体に縫着され、不要時には帽子本体の
下端縁の連設部より上方に折り曲げて帽子本体の
外側面に重ね合せ、通常の帽子として着用出来る
ものの、マスク片が帽子本体及びしころ片と分離
しており、マスク片を併せて帽子本体へ収納する
機能はなく、マスク片は常に他の場所に保管して
持ち歩く等しなくてはならないことから、利便性
がないばかりかマスク片を紛失してしまう原因と
もなり、又この欠点を解決するために、しころ片
とマスク片とを縫着等により連設した状態となし
た場合には、マスク片の異形状によりしころ片と
共に帽子本体の外側面に折り重ねることが出来
ず、これを無理に折り重ねるとしころ片と共にマ
スク片が帽子本体の外面に表出し、著しく外観美
を損ねるものであつた。
考案が解決しようとする問題点
本考案は、帽子の両側下へ左右耳部を連設し、
該耳部内に一端を縫着せしめて連設した左右半々
に分離するマスク片を収納し、帽子本体と耳部及
び耳部とマスク片とが、それぞれ分離せずに連設
した状態であることによつて、利便性を増すと共
にマスク片の紛失を防止し、又、耳部にマスク片
を各々収納して、更に該耳部を帽子本体内側に折
り返すことで、マスク片をも帽子本体の内側に格
納することが出来るものとなり、当該格納状態に
おいて、帽子本体の外面には各耳部及びマスク片
が全く表出することがなく、何ら外観を損なうこ
とのない帽子の提供をその目的として開発したも
のである。
該耳部内に一端を縫着せしめて連設した左右半々
に分離するマスク片を収納し、帽子本体と耳部及
び耳部とマスク片とが、それぞれ分離せずに連設
した状態であることによつて、利便性を増すと共
にマスク片の紛失を防止し、又、耳部にマスク片
を各々収納して、更に該耳部を帽子本体内側に折
り返すことで、マスク片をも帽子本体の内側に格
納することが出来るものとなり、当該格納状態に
おいて、帽子本体の外面には各耳部及びマスク片
が全く表出することがなく、何ら外観を損なうこ
とのない帽子の提供をその目的として開発したも
のである。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するために、本考案の構成
は、帽子本体1の両側下方へ、着用者の耳を保護
する耳部2,2′を連設した帽子において、耳部
2,2′を裏地と表地の二重構造で形成し、該耳
部の下端部にフアスナー等による開閉具を取り付
けた開口部3,3′を設け、更に耳部2と耳部
2′の後側部を適宜の長さのゴムバンド4で連結
し、左右半々に分離して下端部に係止具5b,5
b′を設けたマスク片5,5′を前記耳部2,2′の
表地の下部に上端部5a,5a′を縫着することで
連設し、マスク片5,5′を耳部2,2′内に出し
入れ自在に収納して成るものである。
は、帽子本体1の両側下方へ、着用者の耳を保護
する耳部2,2′を連設した帽子において、耳部
2,2′を裏地と表地の二重構造で形成し、該耳
部の下端部にフアスナー等による開閉具を取り付
けた開口部3,3′を設け、更に耳部2と耳部
2′の後側部を適宜の長さのゴムバンド4で連結
し、左右半々に分離して下端部に係止具5b,5
b′を設けたマスク片5,5′を前記耳部2,2′の
表地の下部に上端部5a,5a′を縫着することで
連設し、マスク片5,5′を耳部2,2′内に出し
入れ自在に収納して成るものである。
作 用
本考案は前記の手段により、左右耳部2,2′
は帽子本体1の両側下方に連設され、マスク片
5,5′は前記耳部2,2′の表地の下部に連設さ
れており、帽子本体1、耳部2,2′、マスク片
5,5′は一連となることから、防寒具として使
用する場合は、帽子本体1の内側に折り曲げられ
て格納状態にある耳部2,2′を垂下させ、更に
必要に応じて、該耳部の下端に設けた開口部3,
3′よりマスク片5,5′を取り出し、該マスク片
の下端部に設けた係止具5b,5b′を用いてマス
クを装着することが出来るものとなり、又通常の
帽子として使用する場合には、マスク片5,5′
を係止具5b,5b′により分離し、マスク片5は
耳部2内に収納し、同様にマスク片5′は耳部
2′内に収納し、更に耳部2,2′を各々内方に折
り曲げて帽子本体1の内側に格納することが出来
るものとなる。
は帽子本体1の両側下方に連設され、マスク片
5,5′は前記耳部2,2′の表地の下部に連設さ
れており、帽子本体1、耳部2,2′、マスク片
5,5′は一連となることから、防寒具として使
用する場合は、帽子本体1の内側に折り曲げられ
て格納状態にある耳部2,2′を垂下させ、更に
必要に応じて、該耳部の下端に設けた開口部3,
3′よりマスク片5,5′を取り出し、該マスク片
の下端部に設けた係止具5b,5b′を用いてマス
クを装着することが出来るものとなり、又通常の
帽子として使用する場合には、マスク片5,5′
を係止具5b,5b′により分離し、マスク片5は
耳部2内に収納し、同様にマスク片5′は耳部
2′内に収納し、更に耳部2,2′を各々内方に折
り曲げて帽子本体1の内側に格納することが出来
るものとなる。
実施例
以下図面に基いて本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図に示す如く、裏地と表地の二重構造で形
成され、下端部にフアスナー等による開閉具を取
り付けた開口部3,3′を有する耳部2,2′を、
帽子本体1の両側下方へ連設して当該連設部にお
いて折り曲げ自在となし、更に耳部2と耳部2′
の後側部を適宜の長さのゴムバンド4で連結し、
当該ゴムバンドの張引作用により、後記するマス
ク片5,5′を顔面にフイツトさせる。次いで、
第2図に示す如く、左右半々に分離したマスク片
5,5′の上端部5a,5a′を耳部2,2′の表地
下部に縫着し、下端部には左右半々に分離したマ
スク片5,5′を連結するためのベルベツト式フ
アスナー等の係止具5b,5b′を設け、マスク片
5,5′を耳部2,2′内に出し入れ自在に収納す
る。
成され、下端部にフアスナー等による開閉具を取
り付けた開口部3,3′を有する耳部2,2′を、
帽子本体1の両側下方へ連設して当該連設部にお
いて折り曲げ自在となし、更に耳部2と耳部2′
の後側部を適宜の長さのゴムバンド4で連結し、
当該ゴムバンドの張引作用により、後記するマス
ク片5,5′を顔面にフイツトさせる。次いで、
第2図に示す如く、左右半々に分離したマスク片
5,5′の上端部5a,5a′を耳部2,2′の表地
下部に縫着し、下端部には左右半々に分離したマ
スク片5,5′を連結するためのベルベツト式フ
アスナー等の係止具5b,5b′を設け、マスク片
5,5′を耳部2,2′内に出し入れ自在に収納す
る。
なお、マスク片5,5′の使用状態は第3図に
示す如くである。
示す如くである。
考案の効果
以上の如く構成した本考案は以下の如くの効果
を奏する。
を奏する。
本願考案によれば、左右耳部2,2′は帽子本
体1の両側下方に連設され、マスク片5,5′は
前記耳部2,2′の表地の下部に連設されており、
帽子本体1、耳部2,2′、マスク片5,5′は一
連となることから、当該マスク片が帽子本体1に
連設された左右耳部2,2′と分離しておらず、
マスク片5を耳部2内に収納し、同様にマスク片
5′を耳部2′内に収納し、更に耳部2,2′を
各々内方に折り曲げて帽子本体1の内側に格納す
ることが出来、これにより耳部2,2′は帽子本
体1の内側部で格納されるものとなり、マスク片
5,5′を常に他の場所に保管して持ち歩く等す
る必要がなくなり、必要に応じてマスク片5,
5′を格納状態から取り出して使用することが出
来るために利便性に優れ、帽子本体1と分離しな
いいことからマスク片5,5′の紛失を防止する
ことが出来るものとなる。
体1の両側下方に連設され、マスク片5,5′は
前記耳部2,2′の表地の下部に連設されており、
帽子本体1、耳部2,2′、マスク片5,5′は一
連となることから、当該マスク片が帽子本体1に
連設された左右耳部2,2′と分離しておらず、
マスク片5を耳部2内に収納し、同様にマスク片
5′を耳部2′内に収納し、更に耳部2,2′を
各々内方に折り曲げて帽子本体1の内側に格納す
ることが出来、これにより耳部2,2′は帽子本
体1の内側部で格納されるものとなり、マスク片
5,5′を常に他の場所に保管して持ち歩く等す
る必要がなくなり、必要に応じてマスク片5,
5′を格納状態から取り出して使用することが出
来るために利便性に優れ、帽子本体1と分離しな
いいことからマスク片5,5′の紛失を防止する
ことが出来るものとなる。
また、マスク片5,5′及び耳部2,2′の格納
状態は、マスク片5,5′が耳部2,2′内に収納
せられ、当該耳部2,2′を内方に折り上げて帽
子本体1の内側面に密着させた状態で格納するも
のであることから、帽子本体1の外面に表出する
ことはなく、帽子全体の外観美を全く損なうこと
がないものであり、耳部2,2′の他にマスク片
5,5′を併せて格納しても美観を保持し得るも
のとなる等、使用者の利便性に優れた防寒用帽子
の提供が可能となるものである。
状態は、マスク片5,5′が耳部2,2′内に収納
せられ、当該耳部2,2′を内方に折り上げて帽
子本体1の内側面に密着させた状態で格納するも
のであることから、帽子本体1の外面に表出する
ことはなく、帽子全体の外観美を全く損なうこと
がないものであり、耳部2,2′の他にマスク片
5,5′を併せて格納しても美観を保持し得るも
のとなる等、使用者の利便性に優れた防寒用帽子
の提供が可能となるものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はマスク片を収納した耳部を垂下させた状態を示
す斜視図、第2図はマスク片を耳部より取り出し
た状態を示す斜視図、第3図はマスク片の使用状
態を示す斜視図である。 1……帽子本体、2,2′……耳部、3,3′…
…開口部、4……ゴムバンド、5,5′……マス
ク片、5a,5a′……マスク片上端部、5b,5
b′……係止具。
はマスク片を収納した耳部を垂下させた状態を示
す斜視図、第2図はマスク片を耳部より取り出し
た状態を示す斜視図、第3図はマスク片の使用状
態を示す斜視図である。 1……帽子本体、2,2′……耳部、3,3′…
…開口部、4……ゴムバンド、5,5′……マス
ク片、5a,5a′……マスク片上端部、5b,5
b′……係止具。
Claims (1)
- 帽子本体1の両側下方へ、着用者の耳を保護す
る耳部2,2′を連設した帽子において、耳部2,
2′を裏地と表地の二重構造で形成し、該耳部の
下端部にフアスナー等による開閉具を取り付けた
開口部3,3′を設け、更に耳部2と耳部2′の後
側部を適宜の長さのゴムバンド4で連結し、左右
半々に分離し下端部に係止具5b,5b′を設けた
マスク片5,5′を前記耳部2,2′の表地の下部
に上端部5a,5a′を縫着することで連設し、マ
スク片5,5′を耳部2,2′内に出し入れ自在に
収納して成る防寒用帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985098944U JPH0143372Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985098944U JPH0143372Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626337U JPS626337U (ja) | 1987-01-14 |
JPH0143372Y2 true JPH0143372Y2 (ja) | 1989-12-15 |
Family
ID=30967369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985098944U Expired JPH0143372Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0143372Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835608U (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-08 | 三菱重工業株式会社 | 空冷エンジンの排油装置 |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP1985098944U patent/JPH0143372Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835608U (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-08 | 三菱重工業株式会社 | 空冷エンジンの排油装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS626337U (ja) | 1987-01-14 |
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