JP2003147623A - 首保護部材付ヘルメット - Google Patents

首保護部材付ヘルメット

Info

Publication number
JP2003147623A
JP2003147623A JP2001337745A JP2001337745A JP2003147623A JP 2003147623 A JP2003147623 A JP 2003147623A JP 2001337745 A JP2001337745 A JP 2001337745A JP 2001337745 A JP2001337745 A JP 2001337745A JP 2003147623 A JP2003147623 A JP 2003147623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
cover
helmet
neck
cap body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001337745A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Kodama
善人 小玉
Kazuaki Shibukawa
和明 渋川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUO JUTAKU CO Ltd
Midori Anzen Co Ltd
Original Assignee
CHUO JUTAKU CO Ltd
Midori Anzen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHUO JUTAKU CO Ltd, Midori Anzen Co Ltd filed Critical CHUO JUTAKU CO Ltd
Priority to JP2001337745A priority Critical patent/JP2003147623A/ja
Publication of JP2003147623A publication Critical patent/JP2003147623A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘルメットを装着した状態で、後頭部及び頸
筋に加わる衝撃を緩和する。 【解決手段】 頭部を覆う帽体1の内面に、頭部に伝わ
る衝撃を緩和するための衝撃吸収ライナ2を固着する。
衝撃吸収ライナ2の内側に、帽体1を頭部に保持するた
めの着装体3を配置する。着装体3のハンモック5の下
部にバックバンド11を支持し、バックバンド11に後
頭部及び頸筋を覆うカバー12をジッパ13を介して着
脱自在に装着し、カバー12に設けた袋部14に後頭部
及び頸筋を衝撃から保護するためのパッド15を収容す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後頭部及び頸筋を
衝撃から保護するためのパッドを備えた首保護部材付ヘ
ルメットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場や建設現場等では、作業用
ヘルメットの着用が労働安全基準法や社内規定等によっ
て義務付けられている。この種のヘルメットは頭部を覆
う帽体、この帽体の内面に固着して頭部に伝わる衝撃を
緩和する衝撃吸収ライナ、この衝撃吸収ライナの内側に
配置して帽体を頭部に保持する着装体等から構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のヘルメットは物体の落下による怪我、着用者の
墜落による怪我等を防止することはできるが、後頭部及
び頸筋に飛来する物体を遮ぎることはできず、例えば不
時に延髄に大きい衝撃が加わった場合には致命的となる
こともある。
【0004】本発明の目的は、上述した課題を解決し、
後頭部及び首筋に伝わる衝撃を緩和し得る首保護部材付
ヘルメットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る首保護部材付ヘルメットは、頭部を覆う
帽体と、該帽体の内面に固着して頭部に伝わる衝撃を緩
和する衝撃吸収ライナと、該衝撃吸収ライナの内側に配
置して前記帽体を頭部に保持する着装体とから成るヘル
メットにおいて、後頭部及び頸筋を保護するためのパッ
ドを有する柔軟なカバーを前記帽体又は前記着装体に着
脱自在に取り付けたことを特徴とする。
【0006】本発明に係る首保護部材付ヘルメットは、
頭部を覆う帽体と、該帽体の内面に固着して頭部に伝わ
る衝撃を緩和する衝撃吸収ライナと、該衝撃吸収ライナ
の内側に配置して前記帽体を頭部に保持する着装体とか
ら成るヘルメットにおいて、後頭部及び頸筋を保護する
ためのパッドを着脱自在に有する柔軟なカバーを前記帽
体又は前記着装体に取り付けると共に、前記パッドを外
した状態の前記カバーを細長く纏めて収容する包体を備
えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。図1は頭部に被せた状態の第1の
実施の形態の部分断面図、図2は背面図である。頭部を
覆う帽体1の内面には、頭部に伝わる衝撃を緩和するた
めの衝撃吸収ライナ2が固着されている。そして、衝撃
吸収ライナ2の内側には、帽体1を頭部に保持するため
の着装体3が配置されている。
【0008】着装体3は環紐相当部4、ハンモック5及
びヘッドバンド6から成っており、ハンモック5の下端
部は帽体1の図示しない固定部に固定されている。そし
て、ハンモック5の下端部には左右1対の耳掛け紐7が
取り付けられ、これらの左右の耳掛け紐7には顎紐8が
取り付けられている。
【0009】例えば、帽体1は硬質な合成樹脂材料から
成形され、衝撃吸収ライナ2には発砲樹脂が使用されて
いる。また、着装体3の環紐相当部4には合成皮革が使
用され、ハンモック5は布製とされ、ヘッドバンド6は
合成樹脂製とされている。
【0010】ここで、着装体3のハンモック5の下端部
には、頭部の略後半部を囲む合成樹脂製のバックバンド
11が、ヘッドバンド6の外側に間隔をおいて取り付け
られている。この場合に、バックバンド11のスリット
11aにハンモック5が挿入され、ハンモック5の下端
部が帽体1の固定部に固定されていることにより、バッ
クバンド11の下方への脱落が防止されている。
【0011】バックバンド11には、後頭部及び頸筋を
保護するためのカバー12がジッパ13を介して着脱自
在に装着されている。このカバー12は例えば幅約25
cm、長さ約20cmの布製とされ、後頭部と頸筋を囲
むように垂らすことができる形状とされている。カバー
12の内面には袋部14が縫着され、袋部14には後頭
部と頸筋、特に延髄に加わる衝撃を緩和するために、ス
ポンジ、ゴム、ゲル物質の包装体等の柔軟性を有し厚み
のある緩衝材から成るパッド15が収容されている。
【0012】このヘルメットを使用する際には、カバー
12をバックバンド11にジッパ13を介して装着し、
袋部14にパッド15を収容する。そして、カバー12
を後ろ側にして頭部に被り、耳掛け紐7を耳部に掛け、
顎紐8を顎に掛けて締め付けると、顎紐8は耳掛け紐7
と着装体3を介して帽体1を頭部に保持する。
【0013】この第1の実施の形態では、パッド15に
より後方から後頭部及び頸筋に加わる衝撃を緩和でき
る。また、カバー12は夏期には後頭部及び頸筋を直射
日光から保護することができ、冬期には風除けとなる。
そして、カバー12が不要な場合には、ジッパ13によ
り容易に取り外すことができる。
【0014】図3は第2の実施の形態の部分断面図であ
り、第1の実施の形態と同一の符号は、同じ部材を示し
ている。この第2の実施の形態では、カバー12はヘッ
ドバンド11にジッパ13を介することなく直接取り付
けられている。
【0015】図4の要部拡大断面図にも示すように、細
長く丸めた状態のカバー12を包むための帯状の包体1
6、17がカバー12の両側に縫着されている。これら
の包体16、17はカバー12と同様な材料で造られ、
それらの下端部には、相互に噛合し得るジッパ18がそ
れぞれ設けられている。
【0016】この第2の実施の形態においてカバー12
を使用する必要がない場合には、バッド15を袋部14
から取り出す。そして、カバー12を下端部から内方又
は外方に丸め、細長く纏めて包体16、17の間に押し
込み、包体16、17の端部を合わせて両者のジッパ1
8を閉じる。このとき、図5に示すように包体16、1
7は帽体1から部分的に露出してその下縁に沿って位置
する。
【0017】この状態でヘルメットを頭部に被ると、図
6に示すように包体16、17が後頭部を包囲し、衝撃
が後頭部に伝わることを防止することもできる。一方、
カバー12を使用する場合には、包体16、17のジッ
パ18を開いてカバー12を取り出して垂らし、袋部1
4にパッド15を収容すればよい。この第2の実施の形
態では、カバー12をバックバンド11に取り付けたの
で、カバー12を紛失することがなく、簡便に取り出す
ことができる。
【0018】なお、上述の第1、第2の実施の形態で
は、カバー12の袋部14に後頭部及び頸筋を保護する
ためのパッド15を収容したが、袋部14を使用するこ
となくパッド15をカバー12に固定してもよい。或い
は、袋部14以外の方法でパッド15をカバー12に取
り付けてもよい。そして、夏期又は冬期には、袋部14
内に市販の保冷材パック又は保温材パックを収容してパ
ッド15の代りとすることができる。この場合には、袋
部14は熱伝達の観点から網目とすることが好ましい。
【0019】更に、カバー12は通常では首筋から離れ
た状態で保持されているので、パット15の代りに収納
した保冷材パックや保温材パックが、必要以上の長い時
間に渡って着用者の後頭部や頸筋に触れないようにする
ことができる。また、冷やし過ぎによる不快感や低温火
傷などを防止できると共に、袋部14を編目とし、かつ
保冷材パックを収納した場合には、着用者が特に暑さを
感じたときに、手でカバー12を頸筋に押し付けること
により、保冷材パックを接触させることができ、着用者
は強い冷却感が得られる。
【0020】また、パッド15を使用することがない場
合には、カバー12だけで日除け風除けとすることがで
きる。カバー12を装着するためにジッパ13を使用
し、包体16、17を閉じるためにジッパ18を使用し
たが、これらのジッパ13、18の代りに面ファスナ、
ボタンなどを使用することができる。そして、カバー1
2は帽体1から部分的に露出した位置で包体16、17
に包んだが、包体16、17ごとヘッドバンド6とバッ
クバンド11の間に押し込むようにしても支障はない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る首保護
部材付ヘルメットは、後頭部及び頸筋に加わる衝撃を緩
和できると共に、カバーの取り付け、取り外し、交換を
容易に行うことができる。
【0022】また、本発明に係る首保護部材付ヘルメッ
トは、後頭部及び頸筋に加わる衝撃を緩和できると共
に、必要がない場合にカバーを容易に収容でき、必要が
生じた場合に迅速に取り出して使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の部分断面図である。
【図2】背面図である。
【図3】第2の実施の形態の部分断面図である。
【図4】カバーと包体の要部拡大断面図である。
【図5】カバーを包体に包んだ状態の要部拡大断面図で
ある。
【図6】カバーを包体に包んだ状態の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 帽体 2 衝撃吸収ライナ 3 着装体 4 環紐相当部 5 ハンモック 6 ヘッドバンド 7 耳掛け紐 8 顎紐11 バックバンド12 カバー13、18
ジッパ14 袋部15 パッド16、17 包体
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月4日(2001.12.
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この第1の実施の形態では、パッド15に
より後方から後頭部及び頸筋に加わる衝撃を緩和でき
る。また、カバー12は夏期には後頭部及び頸筋を直射
日光から保護することができ、熱中症等を予防すると共
に冬季には風除けとなる。そして、カバー12が不要な
場合には、ジッパ13により容易に取り外すことができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋川 和明 東京都渋谷区広尾5−4−3 ミドリ安全 株式会社内 Fターム(参考) 3B107 CA00 DA21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部を覆う帽体と、該帽体の内面に固着
    して頭部に伝わる衝撃を緩和する衝撃吸収ライナと、該
    衝撃吸収ライナの内側に配置して前記帽体を頭部に保持
    する着装体とから成るヘルメットにおいて、後頭部及び
    頸筋を保護するためのパッドを有する柔軟なカバーを前
    記帽体又は前記着装体に着脱自在に取り付けたことを特
    徴とする首保護部材付ヘルメット。
  2. 【請求項2】 前記カバーはジッパにより着脱するよう
    にした請求項1に記載の首保護部材付ヘルメット。
  3. 【請求項3】 前記パッドは前記カバーに着脱自在とし
    た請求項1に記載の首保護部材付ヘルメット。
  4. 【請求項4】 前記カバーに前記パッドを収容するため
    の袋部を設けた請求項3に記載の首保護部材付ヘルメッ
    ト。
  5. 【請求項5】 頭部を覆う帽体と、該帽体の内面に固着
    して頭部に伝わる衝撃を緩和する衝撃吸収ライナと、該
    衝撃吸収ライナの内側に配置して前記帽体を頭部に保持
    する着装体とから成るヘルメットにおいて、後頭部及び
    頸筋を保護するためのパッドを着脱自在に有する柔軟な
    カバーを前記帽体又は前記着装体に取り付けると共に、
    前記パッドを外した状態の前記カバーを細長く纏めて収
    容する包体を備えたことを特徴とする首保護部材付ヘル
    メット。
  6. 【請求項6】 前記包体に収容した前記カバーは、前記
    帽体と前記着装体の間に装入するようにした請求項5に
    記載の首保護部材付ヘルメット。
JP2001337745A 2001-11-02 2001-11-02 首保護部材付ヘルメット Pending JP2003147623A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001337745A JP2003147623A (ja) 2001-11-02 2001-11-02 首保護部材付ヘルメット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001337745A JP2003147623A (ja) 2001-11-02 2001-11-02 首保護部材付ヘルメット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003147623A true JP2003147623A (ja) 2003-05-21

Family

ID=19152338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001337745A Pending JP2003147623A (ja) 2001-11-02 2001-11-02 首保護部材付ヘルメット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003147623A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100725345B1 (ko) * 2006-11-15 2007-06-07 현대중공업 주식회사 두부 전방위 보호용 안전모
CN102907809A (zh) * 2011-08-03 2013-02-06 上海交通大学医学院附属第九人民医院 一种保护颈椎的头颈胸护盔
KR102197046B1 (ko) * 2019-12-02 2020-12-31 주식회사 블루인더스 재난 보호용 헬멧

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100725345B1 (ko) * 2006-11-15 2007-06-07 현대중공업 주식회사 두부 전방위 보호용 안전모
CN102907809A (zh) * 2011-08-03 2013-02-06 上海交通大学医学院附属第九人民医院 一种保护颈椎的头颈胸护盔
KR102197046B1 (ko) * 2019-12-02 2020-12-31 주식회사 블루인더스 재난 보호용 헬멧

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2250275A (en) Protective shield support
US5875488A (en) Headgear with ponytail pull-through
US20080216214A1 (en) Multi-function headband
EP0638249A2 (en) Protective hat
US6665884B1 (en) Helmet with self-adjusting padding
US6185750B1 (en) Portable cooling device
US6691327B1 (en) Shoulder protective device
US3042927A (en) Helmet
KR20050072129A (ko) 냉각 헬멧
US3609763A (en) Retainer and neck guard for full coverage safety helmet
US3146462A (en) Cold weather attachment for hard head gear
US20020189004A1 (en) Headguard to reduce injury severity to the wearer
KR102319958B1 (ko) 손목보호대
JP2010084314A (ja) 頭保護用帽子
JP2003147623A (ja) 首保護部材付ヘルメット
US11712081B1 (en) Head covering
KR101230446B1 (ko) 헬멧의 접착식 내피
KR200444807Y1 (ko) 안전모용 머리받침 내피
CN210783083U (zh) 头盔
US3706101A (en) Head protecting headwear
JP3247403U (ja) ヘルメット用遮熱構造体
JP2000060638A (ja) 防災頭巾付非常持出袋並びにフード付リュック
JP3112744U (ja) 帽子
RU49685U1 (ru) Защитный головной убор
CN219578363U (zh) 安全帽

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050215