JPH0437810Y2 - - Google Patents

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JPH0437810Y2
JPH0437810Y2 JP1986081098U JP8109886U JPH0437810Y2 JP H0437810 Y2 JPH0437810 Y2 JP H0437810Y2 JP 1986081098 U JP1986081098 U JP 1986081098U JP 8109886 U JP8109886 U JP 8109886U JP H0437810 Y2 JPH0437810 Y2 JP H0437810Y2
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tank
slope
welded
leaf spring
columnar body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は車体の斜面にコンデンサタンク等の
タンクを着脱自在に取付けるタンクの取付構造に
関する。
〔従来の技術〕
車体床面に対する従来のタンクの取付構造は第
6図および第7図に示すようになつている。すな
わち、床面aにコ字状で鍔部b,bを有する案内
板cを溶接固定する。一方、タンクdの側壁eに
は爪部f,fを有する凹陥部gを形成する。そし
て、上記案内板cの上方からタンクdを凹陥部g
を介して挿入すると、タンクの爪部f,fは案内
板の鍔部b,bに係止し、タンクdを取付けるこ
とができる。この場合、タンクdを案内板cに取
付けるのはそれほど面倒ではないが、取出す際に
はタンクdを左右に揺動させる必要があり面倒で
あつた。また、斜面に取付ける場合にはこの方式
では悪路を走行時にタンクdが振動で飛出す等の
危険性がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したように、従来のタンク取付走行は、タ
ンクの着脱操作が面倒であるとともに、確実に固
定できないという事情がある。
この考案は上記の実情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、斜面に対して確実
に固定するとともに着脱容易なタンクの取付構造
を提供することにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段と作用) この考案においては、タンクの山側の前面に上
下方向の凹部を設け、タンクの谷側の底部両側に
爪部を設ける一方、傾斜山側に上記凹部に嵌合し
且つタンク上面の上方に突出する脚部を有する柱
状体を溶接し、この柱状体の上部にタンク上面を
押圧しうるように両端が下方に折曲げられた板ば
ねを設け、傾斜谷側に上記爪部が嵌合しうる係合
部が形成された帯状体を溶接し、上記板ばねの付
勢力でタンクを斜面に沿つて下降させ、上記係合
部に上記爪部を嵌合させることによりタンクを固
定する構成としたことにある。
(実施例) 以下この考案の一実施例を第1図乃至第5図を
参照して説明する。図中1はコンデンサタンクな
どのタンクであり、このタンク1は車体の一部を
構成する斜面2に固定されている。そしてタンク
1の山側の側壁3には上下方向に凹部4が形成さ
れている。またタンク1の底部5の谷側の両側に
は爪部6が設けられている。そして、上記凹部4
に沿つて板金加工による柱状体7がその脚部8,
8を斜面2に溶接されている。そして、この柱状
体7の上面にはねじ孔9が設けられていて、この
ネジ孔9にボルト10を螺入することにより板ば
ね11を柱状体7に固定するようになつている。
板ばね11はその両端部が中央取付部11aより
も下方に折曲され、中央取付部11aにはボルト
10の取付孔10aが設けられている。そして、
板ばね11を柱状体7にねじ止めするとタンク1
の上面を下向きに押圧し斜面2に対して固定する
構成となつている。また、上記板ばね11の前側
には折曲部11b,11bが形成されている。そ
して、板ばね11を中央取付部11aに固定する
と、上記折曲部11b,11bはタンク1の山側
の側壁3と係止し、タンク1がずれ落ちるのを防
止するようになつている。斜面2の谷側には第5
図のように係合部12,12を有する帯状体13
を溶接し、上記係合部12,12にタンク1の爪
部6,6を嵌合し、タンク1が斜面2に沿つて降
下するのを防止するようになつている。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案においては、タ
ンク凹部に嵌合し、かつタンク上面の上方に突出
する脚部を有する柱状体に、両端が下方に折曲げ
られた板ばねを設けることにより、板ばねがタン
ク上面を押圧しタンクを斜面に沿つて下降させ、
タンクの爪部を帯状体の係合部に嵌合させて、タ
ンクを斜面に支持するものであり、スペースを有
効に活用することができる。
また、タンクの上面の上方に突出する脚部を有
する柱状体に両端が下方に折曲げられた板ばねを
設けることにより、直接タンク上面を押圧するた
め、タンクおよび柱状体の寸法誤差並びに柱状体
と帯状体との溶接位置の間隔誤差が十分吸収でき
るため、タンクおよび柱状体等の製造コストを低
減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は斜面に沿つて設けられたタンクを示
す側面図、第2図はタンクの背面を示す側面図、
第3図はタンクの上面図、第4図は斜面山側に溶
接した柱状体を示す斜視図、第5図は斜面谷側に
溶接した帯状体を示す斜視図、第6図および第7
図は従来のタンク取付構造を示し、第6図は案内
板にタンクを取付けた状態を示す上面図、第7図
は床面に溶接した案内板にタンクを取付けた状態
を示す側面図である。 1……タンク、2……斜面、4……凹部、6…
…爪部、7……柱状体、11……板ばね、13…
…帯状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に形成された斜面に沿いタンクを固定する
    タンクの取付構造において、タンクの山側の前面
    に上下方向の凹部を設け、タンクの谷側の底部両
    側に爪部を設ける一方、傾斜山側に上記凹部に嵌
    合し且つタンク上面の上方に突出する脚部を有す
    る柱状体を溶接し、この柱状体の上部にタンク上
    面を押圧しうるように両端が下方に折曲げられた
    板ばねを設け、傾斜谷側に上記爪部が嵌合しうる
    係合部が形成された帯状体を溶接し、上記板ばね
    の付勢力でタンクを斜面に沿つて下降させ、上記
    係合部に上記爪部を嵌合させることによりタンク
    を固定する構成としたことを特徴とするタンクの
    取付構造。
JP1986081098U 1986-05-30 1986-05-30 Expired JPH0437810Y2 (ja)

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JP1986081098U JPH0437810Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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JP1986081098U JPH0437810Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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Publication Number Publication Date
JPS62192966U JPS62192966U (ja) 1987-12-08
JPH0437810Y2 true JPH0437810Y2 (ja) 1992-09-04

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JP1986081098U Expired JPH0437810Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137558Y2 (ja) * 1979-03-08 1986-10-30

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JPS62192966U (ja) 1987-12-08

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