JPH0437775Y2 - - Google Patents

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JPH0437775Y2
JPH0437775Y2 JP1986136428U JP13642886U JPH0437775Y2 JP H0437775 Y2 JPH0437775 Y2 JP H0437775Y2 JP 1986136428 U JP1986136428 U JP 1986136428U JP 13642886 U JP13642886 U JP 13642886U JP H0437775 Y2 JPH0437775 Y2 JP H0437775Y2
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weather strip
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protrusion
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JP1986136428U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車の着脱式屋根に、サイドドアガ
ラスの上端部と押圧当接されるウエザストリツプ
を位置決めするための構造に関する。
[従来の技術] Tバールーフと称される屋根形式の自動車で
は、第8図に示されるように、着脱式屋根10は
固定屋根11に取り付けられた状態で車両幅方向
端部がサイドドアガラス12の上部に位置するの
で、着脱式屋根10の車両幅方向端部には車両前
後方向へ延びてサイドドアガラス12の上端部と
押圧当接されるウエザストリツプ14が取り付け
られている。
このウエザストリツプ14の車両前後方向両端
面は、前端面がフロントピラー16に取り付けら
れてサイドドアガラス12の前端部と押圧当接さ
れるウエザストリツプ18の後端面と突き合わさ
れるとともに、後端面がセンタピラー20に取り
付けられてサイドドアガラス12の後端部と押圧
当接されるウエザストリツプ22の前端面と突き
合わされるようになつている。
ところで、上記ウエザストリツプ14は着脱式
屋根10に対して正しい位置に取り付けられてい
ないと、隣接するウエザストリツプ18,22と
滑らかに連続せず、ウエザストリツプ18,22
との間に〓間を生じたり、サイドドアガラス12
との当接面に段差が生じて、雨漏れの原因となる
ことがある。このため、ウエザストリツプ14は
着脱式屋根10に正しく位置決めされて取り付け
られることが要求されている。
ウエザストリツプ14の着脱式屋根10への取
付けには、第9図に示されるように、着脱式屋根
10に正しく位置決めされて取り付けられるロツ
クベース24を利用することが考えられている。
ロツクベース24は着脱式屋根10を固定屋根1
1へ拘束するロツク手段が配設される部材て、ウ
エザストリツプ14は長手方向中間部がリテーナ
26を介して取り付けられるように考えられてい
る。このロツクベース24には車両幅方向端部に
雨樋部28が形成されている。
ウエザストリツプ14は車両前後方向両端部
が、上記ロツクベース24に対し正しく位置決め
されれば、着脱式屋根10に対して正しい位置に
取り付けられるので、ロツクベース24の雨樋部
28を位置決め基準として利用することが考えら
れている。
すなわち、第10図に示されるようにウエザス
トリツプ14の車両前後方向両端部に、本体部1
4Aから上方へ突出して車両幅方向内方へ延びる
延長部14Bを形成しておいて、この延長部14
Bの上面が雨樋部28の下面へ位置決めされつつ
接着剤を介して取り付けられる位置決め構造が考
えられてる。
しかしながら、この位置決め構造では、取付技
能員の目視判断に多くをたよるものであるため、
作業性が悪く、精度のばらつきも出易いと云う問
題があつた。この精度のばらつきを解消するため
に、第11図に示されるように、リテーナ3に対
しウエザストリツプ4を微調整可能に取付ける調
整機構も提案されている(実開昭56−71423号公
報参照)。この調整機構は、以下のようになつて
いる。
ロツクベース2にリテーナ3を固定し、このリ
テーナ3でウエザストリツプ4を挟持する。この
ウエザストリツプ4には、インサート5が埋め込
まれており、このインサート5へビス7を嵌入す
る。このビス7はリテーナ3の長手方向に形成さ
れた長穴8の中を摺動可能とされている。これに
よつて、ウエザストリツプ4がリテーナ3の長手
方向、すなわち、ロツクベース2の車両前後方向
へ移動可能とされ、微調整できるようになつてい
る。
しかしながら、ウエザストリツプ4を摺動させ
ることによつて、取付時に車両前後のウエザスト
リツプ4との〓間を均一に調整できるが、これに
よつても、最終的には、取付技能員の目視判断に
頼らざるを得ない。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記を考慮し、着脱式屋根へのウエザ
ストリツプの位置決めを高精度で容易になすこと
ができる自動車のウエザストリツプ位置決め構造
を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る自動車のウエザストリツプ位置決
め構造では、自動車の着脱式屋根にサイドドアガ
ラスの上端部と押圧当接されるウエザストリツプ
を位置決めするために、雨樋部を備えて前記着脱
式屋根に取り付けられる部材に対して前記ウエザ
ストリツプの車両前後方向端部を位置決めする構
造であつて、前記雨樋部に下方から見て上方へ凹
み車両前後方向両端が末端壁で閉じられた溝部を
形成するとともに、前記ウエザストリツプの車両
前後方向両端部に前記溝部に嵌合されて車両前後
方向外側端面が前記端末壁に当接される突出部を
形成して、突出部が溝部に嵌合されて突出部の車
両前後方向外側端面が溝部の車両前後方向端末壁
に当接されることで位置決めされるようになつて
いる。
[作用] 上記構成の本考案では、ウエザストリツプに形
成された突出部を、雨樋部に形成された溝部に嵌
合する動作で、ウエザストリツプの車両前後方向
端部は車両幅方向の位置決めがなされる。また、
前記突出部の車両前後方向外側端面を、前記溝部
の車両前後方向端末壁に当接させることで、ウエ
ザストリツプは車両前後方向の位置決めがなされ
る。これにより、ウエザストリツプは着脱式屋根
に対して位置決めされる。
[実施例] 第1図乃至第7図にはTバールーフの屋根形式
の自動車に適用された本考案に係るウエザストリ
ツプ位置決め構造の実施例が示されている。
第4図に示されるように、サイドドアガラス3
0廻りのウエザストリツプは上部ウエザストリツ
プ32が着脱式屋根34の車両幅方向端部に取り
付けられており、前部ウエザストリツプ36が前
部固定屋根38へ連続するフロントピラー40に
取り付けられており、後部ウエザストリツプ42
が後部固定屋根44へ連続するセンタピラー(図
示せず)に取り付けられている。上部ウエザスト
リツプ32は、前端面が前部ウエザストリツプ3
6の後端面に突き合わされ、後端面が後部ウエザ
ストリツプ42の前端面に突き合わされている。
サイドドアガラス30は、上端部が上部ウエザス
トリツプ32に押圧当接され、前端部が前部ウエ
ザストリツプ36に押圧当接され、後端部が後部
ウエザストリツプ42に押圧当接されるようにな
つている。
第5図に示されるうに、上部ウエザストリツプ
32の車両前後方向両端部には、本体部32Aか
ら車両上方及び車両前後方向へ突出し、さらに車
両幅方向内方へ延びる延長部32Bが形成されて
いる。延長部32Bには車両幅方向外方側端部に
略三角形断面の突出部48が形成されている。ま
た、延長部32Bには車両前後方向両端部に突出
部48の車両前後方向外側端面48A(第6図参
照)と対向し、さらに車両幅方向内方へ延びる袋
状の両樋部端末被覆部50が形成されている。雨
樋部端末被覆部50の外側端面には突起部51が
形成されている。延長部32Bの車両前後方向両
内端側には、フランジプレート52が加硫接着さ
れている。フランジプレー52は本体部32Aに
も加硫接着されている。
上部ウエザストリツプ32は、第1図に示され
るように、車両前後方向中間部がリテーナ54を
介してロツクベース56へ取り付けられている。
ロツクベース56は着脱式屋根34を前部固定屋
根38及び後部固定屋根44へ固定するためのロ
ツク手段が配設される部材で、横壁部58と縦壁
部60と雨樋部62とが三方へ分岐して車両前後
方向へ延びる形状とされている。雨樋部62は第
7図に示されるように横壁部58及び縦壁部60
よりも、さらに車両前後方向へ突出されている。
ロツクベース59は横壁部58が螺子手段64
(第3図及び第4図参照)を介して位置決めされ
て着脱式屋根34へ取り付けられている。前記リ
テーナ54はリテーナ54に溶着されたボルト6
6が、縦壁部60に穿設された通し孔68に挿通
されナツト70と螺合されてロツクベース56へ
取り付けられている。
前記雨樋部62には第1図及び第2図に示され
るように、車両幅方向端部に下方から見て上方へ
凹む溝部72が形成されている。溝部72は第6
図に示されるように、車両前後方向両端が端末壁
74で閉じられている。雨樋部62には溝部72
に上部ウエザストリツプ32に形成された突出部
48が嵌合されており、第6図に示されるように
突出部48の車両前後方向外側端面48Aが端末
壁74に当接されている。突出部48を含む延長
部32Bは、雨樋部62との当接部で雨樋部62
と接着剤を介して接着されている。また、雨樋部
62の車両前後方向端部は、上部ウエザストリツ
プ32に形成された雨樋部端末被覆部50に嵌入
されて接着剤を介して接着されている。
雨樋部端末被覆部50に形成されている突起部
51は、車両前方側ではフロントピラー40に取
り付けられたフロントピラーガーニツシユ75の
端部に嵌合され、車両後方側では図示しないセン
タピラーに取り付けられたセンターピラーモール
76の端部に嵌合されている。
なお、ロツクベース56には、着脱式屋根34
を前部固定屋根38及び後部固定屋根44へ固定
するためのロツク手段の操作機構部(図示せず)
が取り付けられており、この操作機構部の操作
で、ロツク手段のストツパピン(図示せず)がヒ
ンジプレート52を貫通して車両前後方向へ進退
されるようになつている。
次にロツクベース56への上部ウエザストリツ
プ32の取付手順を説明する。
始めに、上部ウエザストリツプ32を挟持して
いるリテーナ54に溶着されたボルト66がロツ
クベース56の縦壁部60に穿設された通し孔6
8に挿通される。通し孔68の直径はボルト66
のそれよりも大となつているので、リテーナ54
はこの状態でもボルト66の遊びの範囲で遊動可
能となつている。
次いで、上部ウエザストリツプ32の延長部3
2Bに形成されている突出部48が、ロツクベー
ス56の雨樋部62に形成されている溝部72に
嵌合される。この最、突出部48の車両前後方向
外側端面48Aが溝部72の端末壁74に当接さ
れるように嵌合される。これにより、上部ウエザ
ストリツプ32は車両前後方向の両端部が、車両
前後方向、車両幅方向、車両上下方向に正しく位
置決めされる。この後、前記ボルト66にナツト
70が螺合されてリテーナ54が縦壁部60に締
結されることで、上部ウエザストリツプ32はロ
ツクベース56に正しく位置決めされて取り付け
られた状態となる。ロツクベース56は着脱式屋
根34に正しく位置決めされて取り付けられるの
で、上部ウエザストリツプ32は着脱式屋根34
に対して正しく位置決めされて取り付けられるこ
とになる。
なお、突出部48が溝部72に嵌合された後に
は、ボルト66にナツト70が螺合される前に、
雨樋部62の車両前後方向端部が上部ウエザスト
リツプ32に形成された雨樋端末被覆部50に嵌
入される。
また、突出部48を含む雨樋部62と当接され
る部分の延長部32Bには、突出部48が溝部7
2へ嵌合される前に予め接着剤が塗布されてい
る。同様に雨樋部端末被覆部50の内面にも予め
接着剤が塗布されている。
このように本実施例では、溝部72に突出部4
8を嵌合し、さらにこの嵌合の際に溝部72の端
末壁74に突出部48の車両前後方向外側端面4
8Aを当接させる作業で上部ウエザストリツプ3
2を位置決めすることができるので、取付技能員
の微妙な調整や目視判断を必要とすることなく、
迅速・容易に位置決めが可能となる。
また、上部ウエザストリツプ32の車両前後方
向端部には突出部48が形成されていることと、
この突出部48が溝部72に接着されるので接着
面積が増大されることとから、リテーナ54で保
持されていないこの端部のたわみ剛性が高くな
り、この部分のたわみ剛性が低い場合に発生し易
い雨漏れ等を防止する効果も大である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る自動車のウエ
ザストリツプ位置決め構造では、着脱式屋根への
ウエザストリツプの位置決めを高精度で容易にな
すことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案に係る自動車のウエ
ザストリツプ位置決め構造の実施例を示し、第1
図は第4図のI−I線矢視図で着脱式屋根の車両
幅方向端部周辺の断面図、第2図は第4図の−
線矢視図で第1図と同様の断面図、第3図は本
実施例が適用された自動車の屋根廻りを示す平面
図、第4図は第3図の矢視図で屋根廻りの側面
図、第5図は上部ウエザストリツプの斜視図、第
6図は第4図の部詳細図、第7図はロツクベー
スの斜視図、第8図乃至第10図は従来考えられ
ているウエザストリツプ位置決め構造の一例を示
し、第8図は屋根廻りの側面図、第9図は第8図
の−線矢視図、第10図は第8図のX−X線
矢視図であり、第11図は従来のウエザストリツ
プ位置決め構造を示す分解斜視図である。 30……サイドドアガラス、32……上部ウエ
ザストリツプ、34……着脱式屋根、48……突
出部、48A……突出部の車両前後方向外側の端
面、56……ロツクベース、62……雨樋部、7
2……溝部、74……溝部の端末壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の着脱式屋根にサイドドアガラスの上端
    部と押圧当接されるウエザストリツプを位置決め
    するために、雨樋部を備えて前記着脱式屋根に取
    り付けられる部材に対して前記ウエザストリツプ
    の車両前後方向両端を位置決めする構造であつ
    て、前記雨樋部に下方から見て上方へ凹み車両前
    後方向両端が端末壁で閉じられた溝部を形成する
    とともに、前記ウエザストリツプの車両前後方向
    両端部に前記溝部に嵌合されて車両前後方向外側
    端面が前記端末壁に当接される突出部を形成し
    て、突出部が溝部に嵌合されて突出部の車両前後
    方向外側端面が溝部の車両前後方向端末壁に当接
    されることで位置決めされることを特徴とする自
    動車のウエザストリツプ位置決め構造。
JP1986136428U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0437775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986136428U JPH0437775Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986136428U JPH0437775Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6343822U JPS6343822U (ja) 1988-03-24
JPH0437775Y2 true JPH0437775Y2 (ja) 1992-09-04

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ID=31039530

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JP1986136428U Expired JPH0437775Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5671423U (ja) * 1979-11-06 1981-06-12

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JPS6343822U (ja) 1988-03-24

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