JPH043755Y2 - - Google Patents

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JPH043755Y2
JPH043755Y2 JP5081587U JP5081587U JPH043755Y2 JP H043755 Y2 JPH043755 Y2 JP H043755Y2 JP 5081587 U JP5081587 U JP 5081587U JP 5081587 U JP5081587 U JP 5081587U JP H043755 Y2 JPH043755 Y2 JP H043755Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、プレス機械の起動時のメインモータ
の速度変動を抑止するプレス起動時速度安定装置
に関するものである。
[従来の技術] プレス機械ではメインモータによりフライホイ
ールを回転し、クラツチを介してフライホイール
の回転力をクランクシヤフトに伝達し、クランク
シヤフトの回転によりスライドを上下動させてい
る。
このクラツチによりフライホイールとクランク
シヤフトとを継結させた場合、モータに急激な負
荷が掛かるので、第2図に示す如くモータの回転
数(回転速度)は初期値(無負荷状態の回転速
度)V0から急激に減少し、最小値(最低速度)
V1となつた後次第に回復してV0に復帰する。
然し、モータの回転速度即ちスライド速度の変
化は下死点精度に微妙に影響する。この下死点精
度のバラツキは製品精度のバラツキとなつて現れ
るので、モータの速度変動は極力抑制されなけれ
ばならない。
従来このモータ速度の変動を防止する為、モー
タの速度制御を第3図の如く行つている。即ち、
クラツチ継結後モータの速度が減少し、最小値に
達した時点でモータ速度を固定し、モータ速度の
回復を抑止しようとするものである。
従来のモータ速度の回復を抑止する方法として
は、プレス機械を稼動させる前にクラツチの継断
を行い、速度変動特に最小値を確認しておき、ク
ラツチ継結後の速度が最小値となる様速度設定す
る。
第4図は斯かる速度設定をする為の従来技術を
示すものであり、図中1はメインモータ駆動回
路、3はメインモータ、4は回転数検出器、5は
速度設定器を示す。
モータ3の回転数は回転数検出器4からのフイ
ードバツク信号を基に速度設定器5で設定したモ
ータ回転速度となる様制御される。
ここで回転数検出器4からの信号はクラツチ継
結の信号で閉となる接点6を介して入力されると
共に抵抗7を介して入力される様になつている。
クラツチが継結されていない状態では、回転数
検出器4の信号は抵抗7を経てモータ駆動回路1
に入力され速度設定器5からの信号と突合され、
一致する様モータ3の速度が制御される。この時
回転数検出器4からの信号は抵抗7によりレベル
ダウンしている為、モータ駆動回路1では実際の
モータ回転速度より低いと判断され、モータの回
転速度は速度設定器5で指定したモータ回転速度
よりレベルダウンした分だけ高い値に制御され
る。次に、クラツチを継結すると接点6が閉とな
り、モータ駆動回路1へはモータの回転速度に対
応した信号が入力される様になるので、モータ速
度は速度設定器5で指定した値に制御される。即
ち、抵抗7による信号のレベルダウン分を第2図
に示すV0−V1相当にしておけば、第3図に示す
如き回転の速度制御が可能となる。
[考案が解決しようとする問題点] 然し、上記した従来の方法であると、モータ減
速分を実際に測定し、実測結果で前記抵抗値を調
整しなければならない。又、実際の減速分はプレ
ス速度が変化した場合、プレス金型が変化した場
合それぞれ変動するものであるから、プレス条件
が変る度に設定し直さなければならないという面
倒さがあつた。
本考案は斯かる実情を鑑み、プレス条件の如何
に拘らず、又作業者が特に調整することなく、プ
レス起動時の速度を安定させ得るプレス起動時安
定装置を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、プレス機械をクラツチを介して駆動
するモータの回転数を検出する回転数検出器と、
該回転数検出器が出力した信号をデジタル変換す
るA/D変換器と、該A/D変換器が出力した信
号を所定時間間隔ごとにサンプリングして出力す
るサンプリング回路と、該サンプリング回路が出
力した信号を次なる信号がサンプリング回路から
出力されるまで保持しつつ出力する第1記憶器
と、該第1記憶器が出力した信号と前記A/D変
換器が出力した信号を比較して第1記憶器が出力
した信号よりもA/D変換器が出力した信号の値
のほうが大きくなつた際に信号を出力する比較器
と、該比較器から信号が出力された際に前記第1
記憶器が出力している信号を取り込んだうえ継続
的に出力する第2記憶器と、該第2記憶器が出力
した信号をアナログ変換するD/A変換器と、前
記モータの回転速度を設定するための信号を出力
する速度設定器と、該速度設定器が出力した信号
及び前記D/A変換器が出力した信号に基づき前
記モータを駆動するモータ駆動回路と、前記クラ
ツチが継結されていない状態のときに速度設定器
が出力した信号をモータ駆動回路へ導き且つクラ
ツチが継結されたときに前記D/A変換器が出力
した信号をモータ駆動回路へ導く切換手段とを備
えたことを特徴とするものである。
[作用] モータが回転している際に、クラツチが継結状
態となると、モータの回転数が低下するととも
に、回転数検出器が出力した信号A/D変換器を
介してサンプリング回路へ入力される。
サンプリング回路は、所定時間間隔ごとに前記
A/D変換器が出力する信号をサンプリングして
第1記憶器へ出力し、該第1記憶器はサンプリン
グ回路が出力した信号を次なる信号がサンプリン
グ回路から出力されるまで保持しつつ出力する。
第1記憶器が出力した信号は比較器によつて前
記A/D変換器が出力した信号と比較され、前記
モータの回転速度が最低速度まで低下した後、モ
ータの回転速度が回転しはじめた際に前記第1記
憶器が出力した信号よりもA/D変換器が出力し
た信号の値のほうが大きくなると、比較器から第
2記憶器へ信号が出力される。
第2記憶器は比較器から信号が入力されると、
前記第1記憶器が出力している信号を取り込んだ
うえ、該信号をD/A変換器を介してモータ駆動
回路へ出力し、該モータ駆動回路は、D/A変換
器によつて変換された信号に基づきモータを駆動
させる。
[実施例] 以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
尚、第1図に於いて第4図中で示したものと同
一のものには同符号を付してある。又、第1図中
8はフライホイール、9はクランク軸、10はス
ライドを示す。
回転数検出器4の信号はスイツチング手段1
1、A/D変換器12を経てラツチ回路13へ入
力され、ラツチ回路13の出力はD/A変換器2
4を経てモータ駆動回路1へ入力される。該モー
タ駆動回路1へは前記回転数検出器4からの信号
が入力されると共に速度設定器5で指定した速度
設定信号がスイツチング手段14を介してモータ
駆動回路1へ入力される。
フライホイール8とクランク軸9との断結を行
うクラツチ15はプレス制御回路16からの信号
で駆動される様になつていると共に前記スイツチ
ング手段11もプレス制御回路16からのクラツ
チON信号で切換わる様になつている。
次に前記ラツチ回路13の1例を図に従い説明
する。
17はカウンタであり、該カウンタ17にはパ
ルス発振器18からのパルス信号が入力されると
共にパルス数設定器19からのパルス数設定信号
が入力されている。カウンタ17からの出力はサ
ンプリング回路20へ入力され、サンプリング回
路20の出力は第1記憶器21を経て比較器22
へ入力され、該比較器22からの出力は第2記憶
器23を経て前記D/A変換器24へ入力され
る。前記A/D変換器12からの出力はサンプリ
ング回路20へ入力されると共に比較器22へ入
力され、第1記憶器21の出力は第2記憶器23
にも入力される。又該比較器22からの出力はス
イツチング手段14に駆動信号として入力され
る。
以下作動を説明する。
クラツチ15が継結される迄は速度設定器5か
らの信号がスイツチング手段14を経てモータ駆
動回路1へ入力され、また回転数検出器4からの
出力はラツチ回路13へ入力されないのでラツチ
回路13からの出力はなく、モータ駆動回路1は
回転数検出器4からのフイードバツク信号と速度
設定器5からの信号とによりモータ3の速度制御
を行う。
更に、プレス制御回路16よりクラツチ信号が
出力されるとクラツチ15がフライホーイル8と
クランク軸9を継結する。又、クラツチ信号はス
イツチング手段11を駆動し、回転数検出器4と
A/D変換器12とを接続させる。
このスイツチング手段11の切換わりによりモ
ータ駆動回路1にはラツチ回路13からの信号が
速度制御の基準信号として入力される。
回転数検出器4からの信号はA/D変換器12
によりデジタル信号化されてサンプリング回路へ
入力される。サンプリング回路20はカウンタ1
7からの出力があつた時点の速度信号を第1記憶
器21へ入力する。該カウンタ17はパルス発振
器18からの入力とパルス数設定器19からの設
定値により、所定時間間隔で信号を出力する。第
1記憶器21は一旦記憶した速度信号は、サンプ
リング回路20より新な速度信号が入力され更新
される迄保持され、比較器22へ保持した速度信
号を出力する。又、比較器22にはA/D変換器
12からの現実の速度信号が入力されており、比
較器22においてサンプリングした速度信号(瞬
刻前)と比較する。モータ速度が減少している間
は現実の速度信号はサンプリングした速度信号よ
り大きくなることはなく、比較器22から信号が
出力されることはない。
モータ速度が最小値に達し、やがて増大に転じ
てサンプリングした速度信号が現実の信号より小
さくなると、比較器22から信号が出力される。
この信号によつて第2記憶器23は第1記憶器2
1からの信号(最小速度信号)を取込み記憶し、
取込んだ速度信号を継続的に出力する。第2記憶
器23からの出力はD/A変換器によつてアナロ
グ信号に変換されてモータ駆動回路1へ基準信号
として入力される。又、前記一致信号はスイツチ
ング手段14を駆動して速度設定器5からの信号
を断つ。従つて、モータ駆動回路1へ入力される
基準信号は、D/A変換器24を経た最小速度信
号のみとなり、メインモータ3はこの最小速度に
コントロールされ、回転速度の上昇が抑止され
る。
[考案の効果] 以上述べた如く本考案によれば、作業者がその
都度最低速度を実測して設定する必要がなく、プ
レス起動時にプレスの速度が最低速度に維持され
るので、作業性が著しくよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示すブロツク図、
第2図はプレス機械のクラツチ継結時のモータの
回転速度変化を示す線図、第3図はプレス機械に
おける速度コントロールの状態を示す線図、第4
図は従来のプレス機械の速度設定機構の一例を示
すブロツク図である。 1はモータ駆動回路、3はメインモータ、4は
回転数検出器、5は速度設定器、11,14はス
イツチング手段(切換手段)、12はA/D変換
器、13はラツチ回路、15はクラツチ、16は
プレス制御回路(切換手段)、20はサンプリン
グ回路、21は第1記憶器、22は比較器、23
は第2記憶器、24はD/A変換器を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機械をクラツチを介して駆動するモータ
    の回転数を検出する回転数検出器と、該回転数検
    出器が出力した信号をデジタル変換するA/D変
    換器と、該A/D変換器が出力した信号を所定時
    間間隔ごとにサンプリングして出力するサンプリ
    ング回路と、該サンプリング回路が出力した信号
    を次なる信号がサンプリング回路から出力される
    まで保持しつつ出力する第1記憶器と、該第1記
    憶器が出力した信号と前記A/D変換器が出力し
    た信号を比較して第1記憶器が出力した信号より
    もA/D変換器が出力した信号の値のほうが大き
    くなつた際に信号を出力する比較器と、該比較器
    から信号が出力された際に前記第1記憶器が出力
    している信号を取り込んだうえ継続的に出力する
    第2記憶器と、該第2記憶器が出力した信号をア
    ナログ変換するD/A変換器と、前記モータの回
    転速度を設定するための信号を出力する速度設定
    器と、該速度設定器が出力した信号及び前記D/
    A変換器が出力した信号に基づき前記モータを駆
    動するモータ駆動回路と、前記クラツチが継結さ
    れていない状態のときに速度設定器が出力した信
    号をモータ駆動回路へ導き且つクラツチが継結さ
    れたときに前記D/A変換器が出力した信号をモ
    ータ駆動回路へ導く切換手段とを備えてなること
    を特徴とするプレス起動時速度安定装置。
JP5081587U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH043755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5081587U JPH043755Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5081587U JPH043755Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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Publication Number Publication Date
JPS63157500U JPS63157500U (ja) 1988-10-14
JPH043755Y2 true JPH043755Y2 (ja) 1992-02-05

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ID=30874515

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JP5081587U Expired JPH043755Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3551541B2 (ja) * 1995-04-12 2004-08-11 村田機械株式会社 プレス機械の駆動装置

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JPS63157500U (ja) 1988-10-14

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