JPH0437544Y2 - - Google Patents

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JPH0437544Y2
JPH0437544Y2 JP12986687U JP12986687U JPH0437544Y2 JP H0437544 Y2 JPH0437544 Y2 JP H0437544Y2 JP 12986687 U JP12986687 U JP 12986687U JP 12986687 U JP12986687 U JP 12986687U JP H0437544 Y2 JPH0437544 Y2 JP H0437544Y2
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JP
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container
powder
bottom opening
container body
stopper
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JP12986687U
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、ベビーパウダー、天花粉、粉白粉等
のパウダー容器に係る。
<従来の技術> 従来のパウダー容器の多くはドラム状に構成し
た紙製の容器であり、(例・実公昭40〜10032)素
材が厚紙であるところから吸湿を嫌う各種パウダ
ーの保護上、厚紙に防水加工を施し、さらにドラ
ム状に構成した上で接目部分が嵌合部分を防水テ
ープで密封する必要があり、又補強紙を添着して
保形を計る等工程が多くコスト高であつた。又、
ベビーパウダー等は極めて微細なため容器に充填
圧入するのに手間を要する上、容器口縁に付着し
易くパウダー充填後それを除去しなければ開口密
閉用のシール材を接着できない欠点があつた。そ
れを改善した容器として合成樹脂成形容器があり
(例・実公昭56〜45533)、容器本体の大径の開口
に予めシール材を張着して閉鎖し該容器本体の小
型底口からパウダーを充填し、底蓋を密嵌固定す
るものである。
他方、容器内のパウダーを中蓋の嵌着により封
鎖するものもある。
<考案が解決しようとする問題点> 前記公告考案は容器本体に予めシールを施すか
らパウダー充填前でありシール加工が容易に見え
るが、充填の前、後を問わず大径開口に所定大き
さのシール材を正確に貼着するには位置決め手段
を要し、装置、手間により生産性が劣りやはりコ
スト高を免がれない。前記中蓋を用いてシール材
の代替とするものは、中蓋嵌入により内部空気が
逸出する際、パウダーが飛散する欠点があつた。
本考案は、前記従来技術の欠点を除去し、容器
の構成、製作が簡単でコストダウンが計れ、パウ
ダー充填の簡素化を達成しようとするものであ
る。
<問題点を解決する為の手段> その構成は、底口を有する容器本体と、その内
部に取出し可能に収容される底口付きのパウダー
収納用の容体と、該底口を閉鎖する栓とを要部と
して成る。
<作用> 予めパウダーを収納した容体或は空の容体を容
器本体内に収容し容体底口を容器本体底口に嵌着
して直ちに、或は空容体にパウダーを収納したの
ち栓で容体底口を閉鎖、密封する。
<実施例> 第1図は本考案の1実施例を示す縦断面図であ
り、第2図は要部である1部を切欠した容体と、
栓の斜視図である。容器本体1は、高い周側壁の
下端に底板1bが1体成形され底板外周が鍔縁1
dを形成し、底板中央部に段付きの底板1cが設
けられ、底板内面に環状突条1eが突出して容体
2を支承するようになつている。1aは大径の容
器上口1aである。
容体2は弾性を有する薄板に成形され天板2a
に摘み片2cが1体突出し、下端に筒状の底口2
bを設けて成り、該底口2bは容器本体1の段付
きの底口1cの小径部に嵌合する。3は栓で、樹
脂成形され、容体の底口2bの内周に嵌合する周
壁3′と、前記容器本体底口1cの段部に嵌合す
る鍔3aとから成る。尚、第2図の容体2は、環
状胴部の天板内方が凹部となり、下端中央部にや
や小径の底口2bを突設して成るが、その形状、
構成は図示のものに限らない。第3図は容体の他
の実施例を示し、樹脂フイルム、ラミネート紙等
で袋状に構成され、一端に底口2bを、他端の堅
い接着部分を摘み片2cとして設けて成る。
以上の構成に係る本考案のパウダー容器は、底
口2bから容体2にパウダーを充填し、容器本体
の底口1cを底口2bに被嵌し、栓3を嵌着して
該栓より大径のシール材例えば紙その他のラベル
4を栓、底板1bに亘つて接着することにより栓
3を容器本体に固定する。その後、第1図の状態
において容体上に中網7、パフ6を載せ、蓋5を
被着し鍔縁1dに支承させて商品としてのパウダ
ー容器が完成する。尚、パウダー充填は容器本体
内に空の容体を収容し、底口1c,2bを嵌合し
た上で行つてもよい。使用に際しては蓋5を外
し、一旦パフ、中網を取出して摘み片2cにより
容体を持ち上げると底口2bが栓3、容器本体底
口1cから外れ、底口2bは開放状態となり、内
部のパウダーは自重で容器本体内に落下、貯留す
る。その際、容体2を振動させてもよい。
パウダーが全部落下すると容体2は排棄し、パ
ウダー上に載せた中網を介してパフ6でパウダー
を塗布する。
<考案の効果> 以上の構成、作用に係る本考案は、パウダーを
容体に収納し、これを容器本体に収容して栓を施
し、ラベル等のシール材の貼着で栓を固定密封す
るので容器本体にも容体にもシール材を貼着する
必要がなく、パウダーの密封工程が極めて簡素化
された。又、中蓋を嵌着する場合のように内部空
気の脱出に伴うパウダーの飛散や容器等への付着
もなく、工程が円滑となり生産性が向上してコス
トダウンが顕著にもかかわらず商品価値が高くな
る実益ある考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパウダー容器の1実施例を示
す縦断面図、第2図は栓と1部切欠した容体の斜
視図、第3図は容体の他の実施例と栓を示す斜視
図。 1……容器本体、2……容体、3……栓、4…
…シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に大径開口を、下端中央部に底口を有する
    容器本体と、底口を垂下突設したパウダー収納用
    の容体と、容器本体内に収容されてその底口に着
    脱可能に嵌合した容体の底口内周に嵌着して容体
    を封鎖する栓とから成り、予め又は容器本体内に
    おいて容体内にパウダーを収納してその底口を閉
    栓し、その外面をラベル等シール材貼着により密
    封するようにしたことを特徴とするパウダー容
    器。
JP12986687U 1987-08-25 1987-08-25 Expired JPH0437544Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12986687U JPH0437544Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25

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JP12986687U JPH0437544Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6433913U JPS6433913U (ja) 1989-03-02
JPH0437544Y2 true JPH0437544Y2 (ja) 1992-09-03

Family

ID=31384538

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JP12986687U Expired JPH0437544Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25

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JPS6433913U (ja) 1989-03-02

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