JPS6013812Y2 - 小容器集合体 - Google Patents

小容器集合体

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Publication number
JPS6013812Y2
JPS6013812Y2 JP4096880U JP4096880U JPS6013812Y2 JP S6013812 Y2 JPS6013812 Y2 JP S6013812Y2 JP 4096880 U JP4096880 U JP 4096880U JP 4096880 U JP4096880 U JP 4096880U JP S6013812 Y2 JPS6013812 Y2 JP S6013812Y2
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JP
Japan
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small container
small
center
container
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP4096880U
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English (en)
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JPS56144766U (ja
Inventor
伸夫 山中
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社吉野工業所 filed Critical 株式会社吉野工業所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、少量の液体等を密封収納する小容器を多数一
括して一体化した集合体に関するものであって、各小容
器の結合姿勢を安定させると共に個々の小容器の取り外
しを簡単に遠戚させ、更には集合体全体の容積と実質的
な内容物の収納容積とをほぼ近接させて無駄な空間の生
じる虞れのないようにし、成形、運搬、保存等に有利と
なるようにしたものである。
従来より、所定の少量の液体等を小容器に密封収納して
該小容器を例えば枝葉状に相互に連結した小容器集合体
が見られた。
これは、使用に際して、−回分の容積を有する小容器を
取り外し所望量だけ用いるものであり、他の未使用の小
容器は密封したまま保存されることになるので、開封に
よる腐敗、品質の劣化が避けられ、甚だ有効なものであ
った。
しかしながら、従来のこの種集合体は、例えば幹ともい
うべき芯棒に枝葉状に小容器を取り付けた構成である為
、隣接する各小容器の総合容積に比して集合体が極めて
大きなものとなってしまった。
また、かような形状であると、運搬、保存等に際しての
多数の集合体の梱包等にも手間がかかり且つ大きな空間
を占めてしまう不満点が存する。
そして更には、小容器が上記したように芯棒に枝葉状に
枝部たる一本の連結片のみをもって連続しているだけで
あると、小容器の確固保持が難しい。
この保持を確実になさしめようとするには枝部を肉厚に
する等の手段をとればよいが、今度は小容器のみの取り
外しに手間がかかることになってしまうのである。
よって本考案は、以上説明したような不都合、不満点を
解消するべく案出されたものであって、上面を密封した
平面形状が略扇形状の多数の有底後小容器を、中心板を
中心に放射状に配列して各基端を夫々連結片を介して連
結すると共に、前記小容器の並列によって形成された略
ドーナツ形状の外周に位置せしめたリング板に各小容器
の先端を連結片を介して連結した構成をとるものであり
、以下その一実施例を図面に従って説明する。
本考案に係る小容器集合体1は、合成樹脂材を真空、プ
レス等の手段で成形した円形状であって、円板形状の中
心板2を中心にして、該中心板2の外周端に放射方向に
多数の平面形状が略扇形状の小容器3の基端が連続して
配され、更に多数の当該小容器3の各先端にリング板4
が連続して配されたものとなっている。
先ず小容器3は、上方が開口し平面形状がほぼ二等辺三
角形に近似した略扇形状であって、底板5の基端部寄り
はゆるやかな斜面6となっており、また該小容器3の上
端全周には鍔状に平坦面7が形成されている。
よって、後述するように、当該小容器3内に所望の液体
等の内容物を収納しり後、アルミ箔等のフィルム8を溶
着等により小容器3の上面である平坦面7に密着させて
、小容器3の密封を図るのである。
さて、かような構成の各小容器3は、リング板4の中心
部に中心板2を配した状態で、当該リング板4と中心板
2との間に周方向に沿って並列される。
この場合、隣接する各小容器3の間隔を出来るだけ近接
せしめれば、各小容器3の配列によって中心板2を中心
にして略ドーナツ形状が形成されることになる。
図示例では等間隔に子細の小容器3が配されているが、
この数は、全体の大きさに対する各小容器3の容積の要
求度合に応じていかようにも変化し得るものである。
そして各小容器3は、その基端が連結片9を介して中心
板2に連結され、その先端が連結片10を介してリング
板4に連結されて、夫々安定姿勢で保持されることにな
る。
本考案に係る小容器集合体本体1は、以上説明したよう
な構成となっている。
よって小容器3は、その基端と先端に於て連結片9及び
10によって中心板2及びリング板4に二点で固定支持
されることになるので、小容器3を多少容積の大きいも
のにしても、結合姿勢が安定していて確固と保持される
ことになり、しかもぶらさがり状態となる訳ではないの
で、各連結片9.10を肉厚なものにする必要もない。
そして本体1の小容器3内に所望の内容物aを所定量だ
け入れ、フィルム8を被して小容器3の夫々の上面であ
る平坦面7に溶着し、各小容器3を密封し、小容器3の
平坦面7外郭線に沿って残余のフィルム8を切除すれば
、密封容器として完成する。
(第1図参照。但しここでは一個の小容器3のみフィル
ム8を剥した状態を示している。
)また使用に際しては、−回分或いは所定量の内容物が
収納された小容器3は、連結片9,10によって言わば
本体1の放射線方向に軸支された状態となっているので
、小容器3先端部の一方側端部を押圧する等して小容器
3を連結片9,10を軸として回転させれば、合成樹脂
製である肉薄の両連結片9,10は小容器3の一回転程
度で簡単にねじ切れ、本体1から分離させることが出来
るのである。
そして分離した小容器3を、第2図の如くフィルム8を
引き剥せば容易に開口する。
また、小容器3は平面形状が略扇形状であって基端部が
せばまっているので注出部として好都合である。
なお、図示実施例の如く、各小容器3の底板5の基端部
寄り部分をゆるやかな斜面6とすると、内容物が特に液
体である場合には完全に最後の一滴まで注出せしめるこ
とができる。
而して本考案による小容器集合体によれば、無駄な空間
を殆んど生せしめることなく多数の小容器を配せしめる
ことが出来るので、集合体全体の容積と各小容器全体の
容積との間に大差なく、集合体の容積を有効に利用する
ことが出来、従って収納、運搬、保存に多大の利点をも
たらすことが出来る。
また、小容器は夫々が分散した状態ではなくまとまって
いるので、アルミ箔等のシール溶着が容易で且つ無駄が
省ける。
モして各小容器は保存時には確固固定されていながらも
使用時には簡単に取り外すことが出来、小容器からの内
容物の取り外しも容易且つ確実であり、更には形状が柑
橘類の横断面積状の如く放射状に拡がっているので意匠
的美観にも優れ、本考案は極めて有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る小容器集合体の平面図、第2図は
小容器の縦断面図である。 1・・・・・・集合体本体、2・・・・・・中心板、3
・・・・・・小容器、4・・・・・・リング板、9,1
0・・・・・・連結片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リング板4の中心部に中心板2を配し、当該リング板4
    と中心板2との間に、上面をフィルム8溶着等により密
    封した平面形状が略扇形の多数の有底後小容器3を、周
    方向に沿って並列し、当該各小容器3の基端を一個の連
    結片9を介して中心板2に連結すると共に各小容器3の
    先端を一個の連結片10を介してリング板4に連結して
    成る小容器集合体。
JP4096880U 1980-03-28 1980-03-28 小容器集合体 Expired JPS6013812Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4096880U JPS6013812Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28 小容器集合体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4096880U JPS6013812Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28 小容器集合体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56144766U JPS56144766U (ja) 1981-10-31
JPS6013812Y2 true JPS6013812Y2 (ja) 1985-05-02

Family

ID=29636356

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4096880U Expired JPS6013812Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28 小容器集合体

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JPS56144766U (ja) 1981-10-31

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