JPH0437525Y2 - - Google Patents

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JPH0437525Y2
JPH0437525Y2 JP2786686U JP2786686U JPH0437525Y2 JP H0437525 Y2 JPH0437525 Y2 JP H0437525Y2 JP 2786686 U JP2786686 U JP 2786686U JP 2786686 U JP2786686 U JP 2786686U JP H0437525 Y2 JPH0437525 Y2 JP H0437525Y2
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JP
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plate
protrusion
piece
plates
pressing piece
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JP2786686U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧料を収容するコンパクト容器に関
する。
〔従来の技術〕
従来、3段式コンパクトを進退する押圧片で押
し開くようにしたものは、実公昭58−36331号公
報により知られている。この公報のものは第6図
に示すように、下段容器1と中段容器7と蓋30
とをヒンジ4で開閉自在に軸着し、中段容器7に
進退自在の押圧片23を装着し、押圧片23の傾
斜面11で下段容器1の係合片2と蓋30の係合
片31の傾斜面14,14を押圧し、下段容器1
及び蓋30を押し開くようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記第6図に示す従来のものは、押圧片23を
押すことにより下段容器1及び蓋30を開くこと
ができて便利である。
しかしながら、このものは第7図に示すよう
に、押圧片23を力F1で押圧すると、押圧片2
3の傾斜面11,11から係合片2,31の傾斜
面14,14に分力F2,F2,F3,F3とし
て伝達される。
したがつて、係合片2,31には下段容器1及
び蓋30を押し開く力F3,F3の他に係合片
2,31を水平方向に押す力F2,F2,が働
き、突部3,32を中段容器7側に押し、突部
3,31と突出部15,16を強く係合させるの
で、突部3,31と突出部15,16が外れ難く
なる。そして、突部3,31と突出部15,16
を押圧片23の押圧時に外れ易いよう係合を浅く
すると、押圧片23を押圧していないときに外れ
易くなり過ぎてしまう。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであ
り、押圧片を押圧して傾斜面の働きでコンパクト
を開くようにしたものにおいて、開き易い係合機
構とすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、下段容器1と中段容器7と蓋30と
をヒンジ4で開閉自在に軸着したコンパクトにお
いて、 中段容器7の外壁8に揺動できる板体9と板体
10とを間隙を置いて水平方向に設け、この板体
9,10の上下に間隔を置いて係止用の突出部1
5,16を設け、また、前記外壁8には押圧片2
3を進退自在に装着し、この押圧片23の内側に
前記2枚の板体9,10間の間隙に挿入される凸
部24を設け、かつ、前記板体9,10の先端部
内側面又は前記凸部24の先端部上下面のうち、
少なくとも一方の面に傾斜面11を設け、さら
に、下段容器1の上部には前記板体9に当接する
係合片2を設け、この係合片2には前記突出部1
5に係合する突部3を設け、蓋30に下部には前
記板体10に当接する係合片31を設け、この係
合片31には前記突出部16に係合する突部32
を設けてコンパクトとした。
〔作用〕
本考案は、コンパクトを閉鎖した状態で押圧片
23を押圧すると、第4図に示すように、押圧片
23を押す力F1は、傾斜面11,11から板体
9,10の傾斜面11・11に分力F2,F2,
F3,F3として伝達され、係合片2,31には
乗直方向の力F3,F3のみが伝わる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
のであり、下段容器1と中段容器7と蓋30とを
ヒンジ4で開閉自在に軸着し、中段容器7の前部
の外壁8に弾板で揺動できるように形成した板体
9と板体10とを間隙を置いて水平方向に設け、
この板体9,10の先端部内側面には傾斜面1
1,11を形成するとともに、板体9,10の上
下に間隔を置いて係止用の突出部15,16を設
け、また、前記外壁8にはスライド溝19,19
を設けるとともに係止部18,18を設けた突出
片17,17を設け、そして、前記スライド溝1
9,19に押圧片23の挿入片25,25を挿入
し、挿入片25,25の係止部26,26が前記
突出片17,17の係止部18,18に係合して
脱出しないように形成して押圧片23を外壁8に
進退自在に装着し、この押圧片23の内側に前記
2枚の板体9,10間の間隙に挿入される凸部2
4を設け、この凸部24の先端部上下面に傾斜面
11,11を設けた。
さらに、下段容器1の上部には前記板体9に当
接する係合片2を設け、この係合片2には前記突
出部15に係合する突部3を設けた。
そして、蓋30の下部には前記板体10に当接
する係合片31を突設して設け、この係合片31
には前記突出部16に係合する突部32を設け、
また、蓋30の下面に鏡33を取り付けた。
第5図は他の実施例を示すもので同様の部分は
同一の符号を用い説明を省略した。
この実施例では、板体9,10の先端部外側
に、内側面の傾斜面11,11と反対に傾斜する
傾斜面12,12を設け、係合片2,31の端面
も前記傾斜面12,12に合致する傾斜面13,
13とした。
そして、この実施例のものは前記板体9,10
の傾斜面12,12により、係合片2,31の傾
斜面13,13を前方に押し出すようにして押圧
するので一層開き易い。
また、前記実施例では、板体9,10は外壁8
と一体に形成した弾板として形成したが、別体と
して形成し、かつ、基部を円弧状に形成して、外
壁8に多少揺動するように埋設してもよい。
そして、前記傾斜面11は、板体9,10の先
端部内側のみ又は、凸部24の先端部上下面のみ
に設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、押圧片23による水平方向の押圧力
を板体9,10で受け、下段容器1と蓋30の係
合片2,31には垂直方向の力のみを伝達するの
で、突部3,31が中段容器の方に押し付けられ
ず、コンパクトが開き易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図及
び第3図はその要部の斜視図、第4図はその作用
を説明する図、第5図は他の実施例の要部の断面
図、第6図は従来例の断面図、第7図はその作用
を説明する図である。 1……下段容器、2,31……係合片、3,3
2……突部、4……ヒンジ、7……中段容器、8
……外壁、9,10……板体、11,12,1
3,14……傾斜面、15,16……突出部、2
3……押圧片、24……凸部、30……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下段容器1と中段容器7と蓋30とをヒンジ4
    で開閉自在に軸着したコンパクトにおいて、中段
    容器7の外壁8に揺動できる板体9と板体10と
    を間隙を置いて水平方向に設け、この板体9,1
    0の上下に間隔を置いて係止用の突出部15,1
    6を設け、また、前記外壁8には押圧片23を進
    退自在に装着し、この押圧片23の内側に前記2
    枚の板体9,10間の間隙に挿入される凹部24
    を設け、かつ、前記板体9,10の先端部内側面
    又は前記凸部24の先端部上下面のうち、少なく
    とも一方の面に傾斜面11を設け、さらに、下段
    容器1の上部には前記板体9に当接する係合片2
    を設け、この係合片2には前記突出部15に係合
    する突部3を設け、蓋30の下部には前記板体1
    0に当接する係合片31を設け、この係合片31
    には前記突出部16に係合する突部32を設けた
    コンパクト。
JP2786686U 1986-02-27 1986-02-27 Expired JPH0437525Y2 (ja)

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JPS62139407U JPS62139407U (ja) 1987-09-02
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