JPH04373147A - 半導体装置のヒューズ構造 - Google Patents

半導体装置のヒューズ構造

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JPH04373147A
JPH04373147A JP17731691A JP17731691A JPH04373147A JP H04373147 A JPH04373147 A JP H04373147A JP 17731691 A JP17731691 A JP 17731691A JP 17731691 A JP17731691 A JP 17731691A JP H04373147 A JPH04373147 A JP H04373147A
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JP
Japan
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fuse
semiconductor device
main body
high resistance
resistance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17731691A
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English (en)
Inventor
Ichiro Murai
一郎 村井
Kohei Eguchi
江口 公平
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH04373147A publication Critical patent/JPH04373147A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の内部配線
に組み込まれて設けられ、この半導体装置の回路パター
ンを変更するために必要に応じて切断される半導体装置
のヒューズ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばアナログICの基準定電圧Vre
f を出力するための内部基準電圧回路において、その
出力レベルを、ヒューズを用いた抵抗トリミング技術に
よって精度良く制御することが最近行われている。例え
ば、図2に示すように、内部基準電圧回路の最終出力段
に、基準となる抵抗Rの他に、抵抗R1 、R2 、R
3 及びヒューズF1 、F2 、F3 からなる一種
の冗長回路Aを設け、測定の結果、出力基準電圧Vre
f に誤差があった場合、その冗長回路AのヒューズF
1 、F2 、F3 のうちの適当なヒューズを切断し
て、抵抗R1 、R2 、R3 の組み合わせを選択し
、これにより、出力基準電圧Vref を適正値に制御
する。
【0003】このような冗長回路Aは、予め半導体装置
の内部配線に組み込まれて形成されている。各ヒューズ
は、通常、リンをドープした多結晶シリコンで構成され
、例えば、図3に示すような平面形状を有している。 即ち、ヒューズは、切断部である比較的細長のヒューズ
本体部1と、このヒューズ本体部1の両端に夫々一体的
に形成された接続用端部電極部2とからなっている。そ
して、各接続用端部電極部2により、半導体装置の例え
ばアルミニウム内部配線に接続されている。
【0004】このヒューズを切断する場合、一般に、2
種類の方法が採られている。1つはレーザービームを用
いる方法であり、切断するヒューズのヒューズ本体部1
にレーザービームを照射し、このレーザービームによっ
てヒューズ本体部1を溶断する。もう1つの方法は、ヒ
ューズ両端の接続用端部電極部2間に高電圧の溶断電圧
を印加し、ヒューズ本体部1を抵抗加熱により加熱して
電気的に溶断する方法である。
【0005】半導体装置の内部配線に組み込まれて形成
されたこれらのヒューズは、当然、パッシベーション膜
で覆われることになるが、上述したレーザービームを用
いる場合は勿論、電気的に溶断する場合でも、気化した
シリコンを逃がすために、ヒューズ本体部1の部分のパ
ッシベーション膜には開口3が形成される場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ヒューズを抵抗加熱に
より電気的に溶断しようとする場合、上述したように、
溶断するヒューズ両端の接続用端部電極部2間に高電圧
の溶断電圧を印加するが、このヒューズは半導体装置の
他の回路部分にもつながっているので、印加する電圧に
は限界がある。この印加電圧の限界は、通常、10〜1
5Vである。このため、従来構造のヒューズでは、ヒュ
ーズ本体部1が充分に発熱せず、ヒューズを確実に溶断
することが難しかった。即ち、従来構造のヒューズでは
、ヒューズ本体部1の全体が一様に発熱するため、この
ヒューズ本体部1を溶断に必要な温度にまで加熱するこ
とが困難であった。
【0007】そこで、本発明の課題は、抵抗加熱により
電気的に確実に溶断することが可能な半導体装置のヒュ
ーズ構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、半導体装置の内部に組み込まれ、第1
導電型の不純物が注入された多結晶シリコンで構成され
たヒューズ本体部とこのヒューズ本体部の両端に設けら
れた接続用端部電極部とからなる半導体装置のヒューズ
構造において、上記ヒューズ本体部に、第2導電型の不
純物が注入された高抵抗部が設けられている。
【0009】
【作用】本発明においては、不純物をドープした多結晶
シリコンで構成されたヒューズ本体部に、上記不純物と
は逆導電型の不純物をドープした高抵抗部を設けている
ので、この高抵抗部において発熱量が大きくなり、この
部分で確実にヒューズ本体部を溶断することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例につき図1を参照して
説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例によるヒューズ
の平面構造を示す図である。ヒューズは、ヒューズ本体
部1とその両端に設けられた接続用端部電極部2とを有
しており、両端の接続用端部電極部2により半導体装置
の既述した冗長回路Aのアルミニウム内部配線に接続さ
れている。このヒューズは、リンを例えば1020〜1
021/cm3 の濃度にドープした多結晶シリコンに
よって全て一体的に形成されている。
【0012】本実施例においては、図示の如く、ヒュー
ズ本体部1の中央部分に、ホウ素を例えば1019〜1
020/cm3 の濃度にドープした高抵抗部4が形成
されている。この高抵抗部4は、上述した多結晶シリコ
ンによってヒューズを形成した後、その所定部分をマス
クし、そのマスクの開口部を通じてホウ素をイオン注入
することにより形成される。或いは、FIB(Focu
sed Ion Beam) 法によってホウ素のイオ
ン注入を行っても良い。この高抵抗部4の抵抗は、ヒュ
ーズ本体部1の他の部分の10〜100倍程度であるの
が好ましい。また、この高抵抗部4は、ヒューズ本体部
1の長さaが3〜5μm、幅bが1μmの時、その形成
長さcが1μm程度とするのが良い。
【0013】以上のように構成したヒューズは、両端の
接続用端部電極部2間に通常の溶断電圧を印加すると、
ヒューズ本体部1の中央部分に形成した高抵抗部4にお
いて発熱量が大きく、この部分で確実に溶断される。一
方、ヒューズを切断しない場合には、両端の接続用端部
電極部2間にそれ程高電圧が印加されないので、高抵抗
部4の影響は殆ど現れず、半導体装置の通常使用時に大
きな支障はない。
【0014】以上、本発明を一実施例につき説明したが
、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。 例えば、上述の実施例では、半導体装置の内部基準電圧
回路に用いられる冗長回路のヒューズ構造に本発明を適
用した場合を説明したが、本発明は、ヒューズ切断型P
ROMのヒューズ構造等にも適用が可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、半導体装置の製造後に
必要に応じてその回路パターンを変更する目的で半導体
装置の内部配線に組み込まれて設けられる多結晶シリコ
ンからなるヒューズを抵抗加熱による電気的な方法で確
実に溶断することができる。その場合、ヒューズ本体部
の高抵抗部に発熱が集中して、その部分で確実に溶断さ
れるので、ヒューズ全体の抵抗をそれ程高くしなくても
良い。従って、そのヒューズを切断しないで使用する場
合にも、それ程支障はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるヒューズの平面図であ
る。
【図2】半導体装置の内部基準電圧回路に設けられた冗
長回路を示す回路図である。
【図3】従来のヒューズの平面図である。
【符号の説明】
1  ヒューズ本体部 2  接続用端部電極部 4  高抵抗部 A  冗長回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体装置の内部に組み込まれ、第1
    導電型の不純物が注入された多結晶シリコンで構成され
    たヒューズ本体部とこのヒューズ本体部の両端に設けら
    れた接続用端部電極部とからなる半導体装置のヒューズ
    構造において、上記ヒューズ本体部に、第2導電型の不
    純物が注入された高抵抗部が設けられていることを特徴
    とする半導体装置のヒューズ構造。
JP17731691A 1991-06-21 1991-06-21 半導体装置のヒューズ構造 Withdrawn JPH04373147A (ja)

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