JPH04372567A - 発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、主軸に設けた回転体と
外周部に磁石を設けた発電機に関する

【０００２】

【従来の技術】従来の発電機は、回転体の羽根に高速・
高圧力の蒸気流あるいは水流を衝突させ、その回転力で
発電するものであった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、蒸
気，水などの流体を大量に使用するため、経済性の面で
も問題があった。本発明の目的は、こうした従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは
、流体を減少させても十分に回転力をえることができる
、経済的な発電機を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明における発電機は次のような構成とした。す
なわち、主軸に設けた回転体に磁石を設け、該回転体の
外周部に磁石を設けた構成となっている。回転体は、タ
ービン中の羽根を設けた回転体、タービンと発電部の間
の主軸に回転体を設けたものなどがある。また、磁石を
可動式にしたものもよい。可動とは、回転するもの、カ
ムにより全部があるいは一方が上下に動くものなどがあ
る。また、タービンの外周部に回転磁石を設けたものも
よい。

【０００５】

【作用】発電機の主軸に設けた回転体と外周部に磁石を
設けたことによって、磁石の持つ引付・反発の性質を利
用し回転力を上げることができる。すなわち、従来と同
じ回転力を確保するのであれば、磁石の利用により上が
った回転力分の流体を減らすことができる。また、磁石
を可動させることにより、回転体と外周部に設けた磁石
同士を一方向に反発させる、または引付あいさせること
ができ、最も効率のある回転力を得ることができる。特
に、外周部に回転磁石を設けることが磁石の回転を制御
しやすく効果的である。磁石の回転方法は例えば、流体
によって回転させる、回転体の回転を機械的に回転磁石
に伝えることによって回転させる、モーターにより回転
させ電子制御するなどいろいろ考えられる。

【０００６】

【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。図１において、回転体７の羽根６（１２枚）の頭部
に磁石３が設けられている。磁石３は後部が外周部８に
近く、前部が該８に遠くなるよう、傾斜をつけて設けら
れている。外周部８の流体が通る上部以外の場所に、回
転磁石４が同間隔で８個設けられている。回転磁石４は
四角体の形状をし、一面に磁石５を設けている。磁石３
と磁石５は同極を向かい合いに設けてある。回転体７は
、往復運動でもよく、形状は円柱の方が抵抗が少ない。

【０００７】

【発明の効果】発電機の主軸に設けた回転体と外周部に
磁石を設けたことによって、磁石の持つ引付・反発の性
質を利用し回転力を上げることができる。すなわち、従
来と同じ回転力を確保するのであれば、磁石の利用によ
り上がった回転力分の流体を減らすことができる。特に
磁石を可動させることにより、回転体と外周部に設けた
磁石同士を一方向に反発させる、または引付あいさせる
ことができ、最も効率のある回転力を得ることができる
。特に、外周部に回転磁石を設けることが磁石の回転を
制御しやすく効果的である。流体を減少させても十分に
回転力をえることができる発電機を提供することができ
、燃料、水量の節約に大きく貢献することができる。 磁石を設ける回転体と外周部は、タービン部とは別に、
独自に主軸上に設けるのが構造の上でも、耐久性の上で
も、メンテナンスの上でも、効果の上でも適している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す原理図である。

【符号の説明】

１　　タービン ２　　主軸 ３　　磁石 ４　　回転磁石 ５　　磁石 ６　　羽根 ７　　回転体 ８　　外周部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　主軸に設けた回転体と、回転体の周り
   の外周部に磁石を設けたことを特徴とする発電機。
2. 【請求項２】　　タービンの回転体に磁石を設け、該タ
   ービンの外周部に磁石を設けたことを特徴とする請求項
   １記載の発電機。
3. 【請求項３】　　磁石を可動式にしたことを特徴とする
   請求項１又は２記載の発電機。
4. 【請求項４】　　外周部に回転磁石を設けたことを特徴
   とする請求項１，２又は３記載の発電機。