JPH04372408A - 前輪用サスペンション装置 - Google Patents
前輪用サスペンション装置Info
- Publication number
- JPH04372408A JPH04372408A JP15035591A JP15035591A JPH04372408A JP H04372408 A JPH04372408 A JP H04372408A JP 15035591 A JP15035591 A JP 15035591A JP 15035591 A JP15035591 A JP 15035591A JP H04372408 A JPH04372408 A JP H04372408A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- hub carrier
- vehicle
- suspension device
- front wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims description 12
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は前輪用サスペンション装
置に関し、特に車輪を支持するハブキャリヤの上下端を
それぞれアッパーリンク及びロアリンク系により車体に
連結したダブルウイッシュボーン型の前輪用サスペンシ
ョン装置に関する。
置に関し、特に車輪を支持するハブキャリヤの上下端を
それぞれアッパーリンク及びロアリンク系により車体に
連結したダブルウイッシュボーン型の前輪用サスペンシ
ョン装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような従来の前輪用サスペンション
装置としては、例えば特開昭６０−６１３１８号公報に
記載する様にワインドアップ剛性を確保するためのリン
クを設けたものがある。本出願人は上記先行技術に改良
を加え図１０に示すような前輪用サスペンション装置を
特願平２−７８６１４号として提案した。
装置としては、例えば特開昭６０−６１３１８号公報に
記載する様にワインドアップ剛性を確保するためのリン
クを設けたものがある。本出願人は上記先行技術に改良
を加え図１０に示すような前輪用サスペンション装置を
特願平２−７８６１４号として提案した。
【０００３】すなわち、車輪２１を支持するハブキャリ
ヤ２２の上端２２ａをアッパーリンク２３により点２３
ａで車体にリンク連結し、ハブキャリヤ２２の下端２２
ｂをロアリンク２４により点２４ａで車体にリンク連結
している。また、ハブキャリヤ２２には点２２ｃに操舵
機構２５が取り付けられている。またラジアスロッド２
６が車体前方に延設され、ハブキャリヤ２２の両端間の
点２７と、ラジアスロッド２６の両端間の点２８との間
に車体前方向斜めに延在するワインドアップリンク２９
が設けられている。
ヤ２２の上端２２ａをアッパーリンク２３により点２３
ａで車体にリンク連結し、ハブキャリヤ２２の下端２２
ｂをロアリンク２４により点２４ａで車体にリンク連結
している。また、ハブキャリヤ２２には点２２ｃに操舵
機構２５が取り付けられている。またラジアスロッド２
６が車体前方に延設され、ハブキャリヤ２２の両端間の
点２７と、ラジアスロッド２６の両端間の点２８との間
に車体前方向斜めに延在するワインドアップリンク２９
が設けられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の前輪用サスペンション装置にあっては、ワイ
ンドアップリンクが車両前方に伸び、かつトランスバー
スリンクとラジアスロッドでロアリンク系が構成され、
かつテンションロッド上にワインドアップリンク取付点
を有する構成となっていた。
うな従来の前輪用サスペンション装置にあっては、ワイ
ンドアップリンクが車両前方に伸び、かつトランスバー
スリンクとラジアスロッドでロアリンク系が構成され、
かつテンションロッド上にワインドアップリンク取付点
を有する構成となっていた。
【０００５】このため、車両旋回時の外輪もしくは直進
走行時の車輪がバウンドしたときにキャスター角が減少
するのに伴いキャスタートレールが減少するので、該キ
ャスタートレールによる車両挙動の安定効果を十分に得
る事ができないという問題点があった。
走行時の車輪がバウンドしたときにキャスター角が減少
するのに伴いキャスタートレールが減少するので、該キ
ャスタートレールによる車両挙動の安定効果を十分に得
る事ができないという問題点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため本発明は車輪を
支持するハブキャリアの上下端をそれぞれアッパーリン
ク及びロアリンク系により車体に連結したダブルウイッ
シュボーン型サスペンション装置において、ハブキャリ
アの両端間とロアリンク系とを車両後方斜めに延在する
ワインドアップリンクで連結した。
支持するハブキャリアの上下端をそれぞれアッパーリン
ク及びロアリンク系により車体に連結したダブルウイッ
シュボーン型サスペンション装置において、ハブキャリ
アの両端間とロアリンク系とを車両後方斜めに延在する
ワインドアップリンクで連結した。
【０００７】
【作用】ワインドアップリンクが車両後方斜めに延在し
ているので、旋回時の外輪、もしくは不整路走行時の車
輪バウンド時に、キャスター角が大きくなりキャスター
トレールが大きくなる。これにより旋回時には外輪の対
地キャンバ角を略零とすることとなり十分なコーナリン
グフォースを確保でき車両の挙動が安定する。また、不
整路走行時には上記キャスタートレールの増加により直
進安定性が向上する。
ているので、旋回時の外輪、もしくは不整路走行時の車
輪バウンド時に、キャスター角が大きくなりキャスター
トレールが大きくなる。これにより旋回時には外輪の対
地キャンバ角を略零とすることとなり十分なコーナリン
グフォースを確保でき車両の挙動が安定する。また、不
整路走行時には上記キャスタートレールの増加により直
進安定性が向上する。
【０００８】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。図１
〜図４は本発明の一実施例を示す図で図１は斜視図、図
２は正面図、図３は上面図、図４は側面図である。
〜図４は本発明の一実施例を示す図で図１は斜視図、図
２は正面図、図３は上面図、図４は側面図である。
【０００９】まず構成を説明する。１は前輪、２は前輪
を回転自在に支持するハブキャリアである。ハブキャリ
ア２は上端の連結部Ａをボールジョイントでアッパーリ
ンク３に連結し、アッパーリンク３の連結部Ｂはボール
ジョイントで車体に連結している。
を回転自在に支持するハブキャリアである。ハブキャリ
ア２は上端の連結部Ａをボールジョイントでアッパーリ
ンク３に連結し、アッパーリンク３の連結部Ｂはボール
ジョイントで車体に連結している。
【００１０】ハブキャリア２の下端には、連結部Ｃに操
舵機構４が取り付けられ、連結部ＤにＡ型ロアリンク５
をボールジョイントを介して連結し、Ａ型ロアリンク５
の連結部Ｆ，Ｈを弾性ブッシュを介して車体に連結して
いる。
舵機構４が取り付けられ、連結部ＤにＡ型ロアリンク５
をボールジョイントを介して連結し、Ａ型ロアリンク５
の連結部Ｆ，Ｈを弾性ブッシュを介して車体に連結して
いる。
【００１１】また、ハブキャリア２の上下端間の連結部
Ｉより車両の後方に伸びたワインドアップリンク６が連
結部ＧでＡ型ロアリンク５に連結している。
Ｉより車両の後方に伸びたワインドアップリンク６が連
結部ＧでＡ型ロアリンク５に連結している。
【００１２】次に作用を図５を参照して説明する。車両
の旋回により外輪が、また不整路直進により車輪がバウ
ンドすると、ハブキャリア２は、サスペンションのバウ
ンドにより２′に移動する。このため、ハブキャリア２
とワインドアップリンク６との連結部Ｉ及びハブキャリ
ア２とＡ型ロアリンク５との連結部Ｄは、それぞれＩ′
及びＤ′に移動し、キングピン軸はＫからＫ′に移動す
る。
の旋回により外輪が、また不整路直進により車輪がバウ
ンドすると、ハブキャリア２は、サスペンションのバウ
ンドにより２′に移動する。このため、ハブキャリア２
とワインドアップリンク６との連結部Ｉ及びハブキャリ
ア２とＡ型ロアリンク５との連結部Ｄは、それぞれＩ′
及びＤ′に移動し、キングピン軸はＫからＫ′に移動す
る。
【００１３】従って、キャスター角が増加して、キャス
タートレーもＪからＪ′へと増加するので、旋回及び不
整路直進走行バウンド時の車両挙動が安定する。
タートレーもＪからＪ′へと増加するので、旋回及び不
整路直進走行バウンド時の車両挙動が安定する。
【００１４】また、本実施例においては、ロアリンクを
Ａ型ロアリンク５としたので、従来例の如くラジアスロ
ッドを車両の前方向に伸ばす必要が無い。従って、小さ
いスペースにサスペンション装置を構成できるので、ロ
アリンクとタイアとの干渉も少なくなる。
Ａ型ロアリンク５としたので、従来例の如くラジアスロ
ッドを車両の前方向に伸ばす必要が無い。従って、小さ
いスペースにサスペンション装置を構成できるので、ロ
アリンクとタイアとの干渉も少なくなる。
【００１５】図６〜図９には、本発明の他の実施例をを
示す。ここで、図６は斜視図、図７は正面図、図８は上
面図、図９は側面図である。
示す。ここで、図６は斜視図、図７は正面図、図８は上
面図、図９は側面図である。
【００１６】本実施例は、アッパーリンク３を車輪１の
上面１ａより低い位置に設置し、アッパーリンク３とハ
ブキャリア２との連結部Ａを車輪ホイールの内側に設置
したものである。
上面１ａより低い位置に設置し、アッパーリンク３とハ
ブキャリア２との連結部Ａを車輪ホイールの内側に設置
したものである。
【００１７】本実施例によれば、前記実施例と同様の効
果が得られ、しかもより小さいスペースにサスペンショ
ン装置を構成することができる。
果が得られ、しかもより小さいスペースにサスペンショ
ン装置を構成することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明してきたように構成されている
ので本発明によれば、車両旋回あるいは不整路走行のバ
ウンド時に、キャスタートレールが増加するので、車両
の挙動が安定する。
ので本発明によれば、車両旋回あるいは不整路走行のバ
ウンド時に、キャスタートレールが増加するので、車両
の挙動が安定する。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図２】同じく一実施例を示す正面図。
【図３】同じく一実施例を示す上面図。
【図４】同じく一実施例を示す側面図。
【図５】同じく一実施例の作用を説明する側面図。
【図６】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図７】同じく他の実施例を示す正面図。
【図８】同じく他の実施例を示す上面図。
【図９】同じく他の実施例を示す側面図。
【図１０】従来例を示す斜視図。
１…前輪
２…ハブキャリア
３…アッパリンク
４…操舵機構
５…Ａ型ロアリング
６…ワインドアップリング
Claims (1)
- 【請求項１】 車輪を支持するハブキャリアの上下端
をそれぞれアッパーリンク及びロアリンク系により車体
に連結したダブルウイッシュボーン型サスペンション装
置において、ハブキャリアの両端間とロアリンク系とを
車両後方斜めに延在するワインドアップリンクで連結し
たことを特徴とする前輪用サスペンション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3150355A JP2932762B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 前輪用サスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3150355A JP2932762B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 前輪用サスペンション装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04372408A true JPH04372408A (ja) | 1992-12-25 |
| JP2932762B2 JP2932762B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15495178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3150355A Expired - Lifetime JP2932762B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 前輪用サスペンション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2932762B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0873891A2 (de) | 1997-04-23 | 1998-10-28 | Daimler-Benz Aktiengesellschaft | Einzelradaufhängung für gelenkte Räder von Kraftfahrzeugen, insbesondere Personenkraftwagen |
| WO2007045308A1 (de) * | 2005-10-19 | 2007-04-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Radaufhängung für die angetriebenen hinterräder eines kraftfahrzeugs |
| WO2014202300A1 (de) * | 2013-06-19 | 2014-12-24 | Zf Friedrichshafen Ag | Lenkbare radaufhängung |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63284008A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-21 | バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト | 自動車の駆動後輪用懸架装置 |
| JPH037609A (ja) * | 1989-06-05 | 1991-01-14 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の舵角制御装置 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP3150355A patent/JP2932762B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63284008A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-21 | バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト | 自動車の駆動後輪用懸架装置 |
| JPH037609A (ja) * | 1989-06-05 | 1991-01-14 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の舵角制御装置 |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP0873891A2 (de) | 1997-04-23 | 1998-10-28 | Daimler-Benz Aktiengesellschaft | Einzelradaufhängung für gelenkte Räder von Kraftfahrzeugen, insbesondere Personenkraftwagen |
| DE19717069A1 (de) * | 1997-04-23 | 1998-10-29 | Daimler Benz Ag | Einzelradaufhängung für Kraftfahrzeuge, insbesondere Personenkraftwagen |
| DE19717069C2 (de) * | 1997-04-23 | 1999-09-23 | Daimler Chrysler Ag | Einzelradaufhängung für gelenkte Räder von Kraftfahrzeugen, insbesondere Personenkraftwagen |
| US5979919A (en) * | 1997-04-23 | 1999-11-09 | Daimlerchrysler Ag | Independent wheel suspension for steered wheels of passenger motor vehicles and the like |
| EP0873891A3 (de) * | 1997-04-23 | 2001-04-25 | DaimlerChrysler AG | Einzelradaufhängung für gelenkte Räder von Kraftfahrzeugen, insbesondere Personenkraftwagen |
| WO2007045308A1 (de) * | 2005-10-19 | 2007-04-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Radaufhängung für die angetriebenen hinterräder eines kraftfahrzeugs |
| WO2014202300A1 (de) * | 2013-06-19 | 2014-12-24 | Zf Friedrichshafen Ag | Lenkbare radaufhängung |
| KR20160021780A (ko) * | 2013-06-19 | 2016-02-26 | 젯트에프 프리드리히스하펜 아게 | 조향 가능한 휠 서스펜션 |
| JP2016525035A (ja) * | 2013-06-19 | 2016-08-22 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフトＺｆ Ｆｒｉｅｄｒｉｃｈｓｈａｆｅｎ Ａｇ | 操舵可能なホイールサスペンション |
| US10035393B2 (en) | 2013-06-19 | 2018-07-31 | Zf Friedrichshafen Ag | Steerable wheel suspension |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2932762B2 (ja) | 1999-08-09 |
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