JPH04371972A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH04371972A
JPH04371972A JP15014191A JP15014191A JPH04371972A JP H04371972 A JPH04371972 A JP H04371972A JP 15014191 A JP15014191 A JP 15014191A JP 15014191 A JP15014191 A JP 15014191A JP H04371972 A JPH04371972 A JP H04371972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
charging device
charging
polarity
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15014191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3738452B2 (ja
Inventor
Masami Asano
雅己 浅野
Shuji Iino
修司 飯野
Akihito Ikegawa
池側 彰仁
Mochikiyo Osawa
大澤 以清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP15014191A priority Critical patent/JP3738452B2/ja
Publication of JPH04371972A publication Critical patent/JPH04371972A/ja
Priority to US08/137,223 priority patent/US5371578A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3738452B2 publication Critical patent/JP3738452B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、プリンタ等の電
子写真方式の画像形成装置、特に接触式帯電装置を用い
た画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置においては
、静電潜像担持体表面を一様に帯電させるための帯電装
置が用いられている。かかる帯電装置には、大別して、
コロナ帯電装置と接触式帯電装置があり、接触式帯電装
置としては、固定型或いは回転型のブラシ帯電装置、ロ
ーラ帯電装置、ブレード帯電装置、磁気ブラシ帯電装置
等が知られている。
【0003】ところで、電子写真方式の画像形成装置で
は、現像装置等において、本来の帯電極性に帯電するト
ナー以外に、これとは逆極性に帯電するトナー破片が生
成されることがあり、これが静電潜像担持体表面に付着
し、しかもクリーニング装置で十分除去できない場合が
ある。また、トナーの本来の帯電極性とは逆極性の静電
潜像担持体削れ粉等が生成され、これがクリーニング装
置で除去されないこともある。
【0004】例えば、静電潜像形成に先立って静電潜像
担持体表面を帯電させる装置に接触式帯電装置を用いた
場合、かかる逆極性のトナー破片や静電潜像担持体削れ
粉等が該帯電装置に付着し、その結果、帯電不良が発生
し、延いてはハケ筋状ノイズと呼ばれる画像ノイズが発
生する。この問題を解決する手段として、特公昭63−
43750号公報は、帯電時には帯電装置に静電潜像担
持体の帯電極性と同極性の直流成分を含む電圧を印加し
、非帯電時には静電潜像担持体の帯電極性とは逆極性の
直流成分を含む電圧を印加し、それによって帯電装置に
付着した微粉汚れを除去することを教えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来技術によると、接触式帯電装置に付着した微粉汚れ
を除去するために、静電潜像担持体表面がその本来の帯
電極性とは逆極性に帯電されることになり、そのときの
逆極性の電荷が静電潜像担持体の表面や内部に蓄積され
、その結果、次の画像形成にあたって該静電潜像担持体
表面を本来の帯電極性に帯電させるときに、この電荷が
本来の帯電電荷と打ち消し合い、帯電量が低下したり、
帯電むらが発生するという問題がある。
【0006】そこで本発明は、接触式帯電装置を用いた
画像形成装置において、該帯電装置に付着した微粉汚れ
を、静電潜像担持体表面の帯電量を低下させたり、帯電
むらを発生させる等の不都合無く、簡単に除去できるよ
うにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するため研究の結果、例えば複数回連続して画像形
成を行う場合に、該画像形成時の像間に、静電潜像担持
体表面の本来の帯電極性と同極性で、接触式帯電装置に
印加される正規の電圧より絶対値で低い電圧を印加すれ
ば、該帯電装置に付着した、トナーの本来の帯電極性と
は逆極性の微粉が静電潜像担持体側へ移行することを見
出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち本発明は、接触式帯電装置を用い
た画像形成装置において、画像形成時の像間に、前記帯
電装置に、静電潜像担持体の帯電極性と同極性で、該帯
電装置に印加される正規の電圧より絶対値で低い電圧を
印加する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置を
提供するものである。なお、本明細書において、「静電
潜像担持体の帯電極性と同極性で、該帯電装置に印加さ
れる正規の電圧より絶対値で低い電圧」の中には0V、
即ち接地電位も含まれる。
【0009】また、前記「画像形成時の像間」には、通
常の像間のほか、プリント或いは複写動作終了後等も含
まれ、これら像間のすべて、又は一部において、正規の
電圧より絶対値で低い電圧を印加する。また、該電圧を
印加するタイミングは、1プリント(又は複写)あたり
複数回としてもよく、この場合、各々印加する電圧値が
異なってもよい。
【0010】
【作用】本発明画像形成装置によると、画像形成のため
に正規の帯電用電圧が印加される帯電時には、その帯電
装置の絶対電位が静電潜像担持体表面の絶対電位よりも
著しく高いため、トナーの本来の帯電極性とは逆極性に
帯電したトナー破片や静電潜像担持体削れ粉等が帯電装
置に付着する。しかし、画像形成時の像間において、該
帯電装置に静電潜像担持体の帯電極性と同極性で、該帯
電装置に印加される正規の電圧より絶対値で低く、且つ
、静電潜像担持体表面電位より低い電圧を印加すること
により、帯電装置に付着した帯電極性と逆極性に帯電し
たトナー破片等は帯電電荷の存在する静電潜像担持体側
へ移行し、かくして該帯電装置の微粉汚れが除去される
。また、同じく画像形成時の像間において、該帯電装置
に静電潜像担持体の帯電極性と同極性で、該帯電装置に
印加される正規の電圧より絶対値で低く、且つ、静電潜
像担持体表面電位より高い電圧を印加することによって
も、該トナー破片等が一部除去される。これは、帯電装
置に印加する電圧を切り換えた際に、帯電装置と静電潜
像担持体表面間の静電引力が変化して、付着していたト
ナー破片等が振動し、払い落とされるためと考えられる
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面参照して説明す
る。以下に説明する実施例は図1に概略構成を示すプリ
ンタである。図1に示すプリンタは中央部に静電潜像担
持体である感光体ドラム1を備えており、このドラムは
図示しない駆動手段により矢印a方向に回転駆動される
。ドラム1の周囲には固定型ブラシ帯電装置2、現像装
置3、転写チャージャ4、クリーニング装置5、残留電
荷を消去するイレーサ6が順次配置してある。
【0012】感光体ドラム1の上方には光学系7が配置
してあり、この光学系はハウジング71の中に半導体レ
ーザ発生装置、ポリゴンミラー、トロイダルレンズ、ハ
ーフミラー、球面ミラー、折り返しミラー、反射ミラー
等を配置したもので、ハウジング71の床部に露光スリ
ット72が形成してあり、ここから帯電装置2と現像装
置3の間を通して感光体ドラム1に画像露光できるもの
である。
【0013】感光体ドラム1の図中右側にはタイミング
ローラ対81、中間ローラ対82及び給紙カセット83
が順次配置してあり、給紙カセット83には給紙ローラ
84が臨んでいる。また、感光体ドラム1の図中左側に
は定着ローラ対91、排紙ローラ対92が順次配置して
あり、排紙ローラ対92には排紙トレイ93が臨んでい
る。
【0014】以上説明した各部品はプリンタ本体10に
搭載されている。本体10は下ユニット101と上ユニ
ット102とからなっており、前述した帯電装置2、現
像装置3、クリーニング装置5、光学系7、タイミング
ローラ対81のうちの上側ローラ、中間ローラ対82の
上側ローラ、給紙ローラ84、定着ローラ対91の上側
ローラ、排紙ローラ対92及び排紙トレイ93はいずれ
も上ユニット102に設けられている。この上ユニット
はプリンタの図中左側端部に設けた軸棒103を中心に
給紙側の端部が上下に開閉することができ、それによっ
てジャム処理、各種メインテナンスを行えるようになっ
ている。
【0015】帯電装置2には、図2に示すように、正規
の帯電用電圧(本例では−1.1KV)を印加するため
の電源25又は装置2を接地電位にするためのライン2
6がスイッチ27の切り換えにより選択的に接続される
ようになっており、スイッチ27はスイッチ制御部28
にて切り換えられる。制御部28は複数枚連続してプリ
ントする画像形成時の像間において、ライン26を装置
2へ接続し、像形成にあたっては、電源25を装置2は
接続するようにスイッチ27を制御する。なお、図2に
2点鎖線で示すように、接地ライン26に替えて、電源
25の電圧より絶対値で低い電圧の電源29を用いても
よい。
【0016】前記プリンタのシステム速度(感光体ドラ
ム1の周速)は3.5cm/secであり、現像装置3
は一成分の接触式現像装置であり、現像バイアス電圧(
本例では−250V)印加のもとに、ドラム1の帯電極
性と同一の帯電極性のトナーを用いて反転現像を行う。 前記感光体ドラム1は本例では下記の如くして製作した
もので、長波長光に対し感度を有する負帯電用の機能分
離型有機感光体である。
【0017】まず、τ型無金属フタロシアニン1重量部
、ポリビニルブチラール樹脂(アセチル化度3モル%以
下、ブチル化度70モル%、重合度1000)2重量部
、及びテトラヒドロフラン100重量部をボールミルポ
ットに入れて24時間分散し、感光塗液を得た。これを
外径30mm、長さ240mmの円筒型アルミ基体上に
ディッピング法を用いて塗布した後、乾燥し、厚さ0.
4μmの電荷発生層を形成した。
【0018】次いで、この電荷発生層上に構造式
【00
19】
【化1】 で示されるヒドラゾン化合物8重量部、オレンジ色素(
Sumiplast Orange 12;住友化学株
式会社製)0.1重量部、ポリカーボネイト樹脂(パン
ライトL−1250;帝人化成株式会社製)10重量部
をテトラヒドロフラン180重量部からなる溶媒中に溶
解させた塗液を、ディッピング法を用いて塗布した後、
乾燥して、厚さ18μmの電荷輸送層を形成し、感光体
ドラム1を作製した。
【0020】ここでτ型無金属フタロシアニンは、Cu
Kα1 /Niの1.541Å波長のX線を使用した際
、ブラッグ角度(2θ±0.2度)が7.6、9.2、
16.8、17.4、20.4及び20.9に強いピー
クを示すX線回析図形を有するものである。特に、赤外
線吸収スペクトルが700〜760cm−1の間に75
1±2cm−1が最も強い4本の吸収帯を、1320〜
1340cm−1の間に2本のほぼ同じ強さの吸収帯を
、3288±3cm−1に特徴的な吸収を有するもので
ある。
【0021】なお、本発明において使用できる静電潜像
担持体は、前記のものに限定されない。レーザ光学系、
LEDアレイ等の長波長光源を用いた作像システムにお
いては前記の如き長波長感度を有する感光体を使用すれ
ばよいし、液晶シャッターアレイ、PLZTシャッター
アレイ等により、可視光を光源とした作像システム、或
いは通常のアナログPPCで用いられるレンズ、ミラー
光学系による可視光作像システムにおいては、比視域に
感度を有する感光体を使用すればよい。
【0022】材料的にも何ら限定を受けるものではなく
、前記機能分離型の有機感光体であってもよいし、単層
構成の有機感光体であってもよい。また、電荷発生材料
、電荷輸送材料、結着樹脂等も公知の材料を全て使用す
ることができる。さらに、酸化亜鉛、硫化カドミウム、
セレン合金、アモルファスシリコン等の無機材料をも使
用することができる。
【0023】また、感光体の最表面には表面保護層を設
けてもよく、そのような材料としては、紫外線硬化性樹
脂、常温硬化性樹脂、熱硬化性樹脂等の樹脂、また、そ
の樹脂中に抵抗調整材料を分散せしめた樹脂、さらには
、金属酸化物、金属硫化物等を真空中で蒸着法、イオン
プレーティング法等にて薄膜化した材料、そして、炭化
水素系ガスをプラズマ重合した不定形炭素膜等々を用い
ることができる。
【0024】基板材料も導電性を有するものであれば特
に限定は受けず、また、形状も作像システムに応じて、
平板状であってもベルト状であってもよい。また、用い
る光源がコヒーレント光であるような場合には、この基
板を粗面化したり、黒色化して、いわゆる干渉パターン
の発生を防止するようにしてもよい。
【0025】前記現像装置3において使用するトナーは
負帯電型で、ビスフエノールA型ポリエステル樹脂10
0重量部と、カーボンブラックMA#8(三菱化成工業
株式会社製)5重量部と、ボントロンS−34(オリエ
ント化学工業株式会社製)3重量部と、ビスコールTS
−200(三洋化成工業株式会社製)2.5重量部とか
らなる組成物を、公知の方法によって混練、粉砕、分級
し平均粒径が10μmで、粒径7〜13μmの範囲に8
0重量%が分布するトナー粒子を製造し、このトナー粒
子に、流動化剤として疏水性シリカ(タルコ社製、タノ
ラックス500)を0.75重量%添加し、ホモジナイ
ザーにより混合攪拌したものである。
【0026】前記固定型ブラシ帯電装置2は図3の(A
)に詳細を示すものであり、全重量に対し18wt%の
導電性カーボン粉末を含有させた太さ6デニール、電気
抵抗1×105 Ωcmの導電性レーヨン繊維21を、
100本を一束として、図3の(B)に示すように、厚
さt=約1mmの基布22の経糸22aにW織りし、本
数密度15000本/cm2 とし、さらに基布22の
裏面に導電性接着剤をコーティングし、この基布22を
アルミニウム製バックプレート23に固定して形成した
ものである。ブラシ部分20の長さL=240mm、幅
W=10mm、高さH=5mmである。繊維21の織り
方は、図3の(C)に示すように、V字織りでもよい。
【0027】なお、使用するブラシ繊維としては、適度
な導電性を有するものであればよく、前記のものに限定
されない。導電性材料としては、タングステン、ステン
レス、金、白金、鉄、銅、アルミニウム等の金属線を用
いることができる。また、導電性樹脂材料として、レー
ヨン、ナイロン、アセテート、銅アンモニア、ビニリデ
ン、ビニロン、フッ化エチレン、プロミックス、ベンゾ
エート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル、ポリクラール、ポリノジック、ポリプ
ロピレン等の繊維中に、カーボンブラック、炭素繊維、
金属粉、金属ウィスカー、金属酸化物、半導体材料等の
抵抗調整剤を分散せしめたものを用いることができる。 この場合、その分散量により適宜所望の抵抗値を得るこ
とができる。また、分散ではなく、繊維表面に抵抗調整
材料を被覆してもよい。
【0028】このプリンタによると、感光体ドラム1表
面が電源25を接続された帯電装置2により所定電位に
一様に帯電され、該帯電域に光学系7から画像露光され
て静電潜像が形成される。かくして形成された静電潜像
は現像装置3により現像されてトナー像となり、転写チ
ャージャ4に臨む転写領域へ移行する。一方、給紙カセ
ット83から給紙ローラ84により転写紙が引き出され
、中間ローラ対82を経てタイミングローラ対81に至
り、ここでドラム1上のトナー像と同期をとって転写領
域へ送りこまれる。かくして転写領域において転写チャ
ージャ4の作用でドラム1上のトナー像が転写紙上に転
写され、該転写紙は定着ローラ91へ至り、ここでトナ
ー像を定着されたのち、排紙ローラ対92により排紙ト
レイ93へ排出される。
【0029】前記プリント動作において帯電装置2に電
源25から正規の帯電用電圧(Vc=−1.1KV)が
印加されていると、現像装置等において正極性に帯電し
たトナー破片や、帯電装置2が感光体ドラム1表面に接
触することによって生じた正極性の感光体削れ粉等の微
粉のうち、ドラム1に付着して、しかもクリーニング装
置5によって除去されなかったものがそのまま帯電装置
2へ到来すると、ブラシ毛21に付着する。何故なら、
電源25による帯電装置ブラシ毛の電位は負電位で、し
かも感光体ドラム1表面の負電位よりも絶対値で高いか
らである。そこでこの実施例プリンタでは連続してプリ
ント動作が行われるその像間において、制御部28がス
イッチ26を操作して帯電装置2を接地電位に切り換え
る。そうすると帯電装置2は0Vとなり、一方、感光体
ドラム表面には負の帯電電荷が存在するから、ブラシ毛
に付着していた正極性の微粉は感光体ドラム表面の像間
部分に移行し、かくして帯電装置2の微粉汚れが除去さ
れる。しかも、該微粉のクリーニングにおいて、帯電装
置2に感光体ドラム1の帯電極性(負)に対し正極性の
電圧が印加されることはないので、感光体に不都合な正
極性メモリが生じることがなく、したがってプリントの
ために正規の帯電用電圧を印加した際には、感光体ドラ
ム表面が所定の帯電量でむら無く帯電される。
【0030】なお、既に若干述べたが、本発明において
接触帯電装置に正規の電圧より絶対値で低い電圧を印加
する回数は、プリント画像1枚あたり1回でもよいし、
複数回でもよい。また、逆に複数のプリント画像あたり
1回だけ印加してもよい。また、接触帯電装置の汚れの
少ない初期においては印加回数を少なく設定しておき、
プリント枚数が多くなり汚れがひどくなる後期において
印加回数を増加するように設定してもよい。
【0031】また、前記電圧を複数回印加する場合、各
回の印加電圧が正規の電圧と同極性、あるいは0(V)
であれば、各回において同じ値の電圧を印加する必要は
なく、毎回異なった電圧を印加してもよい。さらにまた
、印加する電圧の波形は矩形である必要はなく、正弦波
、三角波、その他任意の波形を適用することができる。
【0032】ここでプリンタに接続されたパーソナルコ
ンピュータから発せられたプリント命令、プリンタ自身
がプリント可能状態であることを確認して発するプリン
トスタート信号、帯電装置2に印加される電圧Vc並び
に現像装置3に印加されるバイアス電圧Vb、さらに転
写領域より若干上流側に設けられた転写紙後端の通過を
検出するスイッチSW(図1参照。転写紙後端の通過に
よりオフとなるスイッチ)の動作状態をタイミングチャ
ートで示すと、例えば図4から図8のようになる。なお
、前記のように像間部においての帯電電位を接地するよ
うな場合、このまま像間部が現像装置3に移動すると全
面が現像され、いわゆるベタ黒現像が生じる。これはト
ナーの不必要な消費であるので、バイアスVbも像間に
おいて帯電電圧Vcの切り換えに応じて適宜切り換えて
ベタ黒現像を防止することが好ましい。具体的には、例
えばVcを0(V)に切り換える場合、Vbを通常印加
している極性と逆極性の電圧に切り換えることが好まし
い。
【0033】このことをより詳しく説明したのが、図9
〜図11である。図9は画像形成部において、帯電装置
2に−1.1KVを印加して感光体ドラム1表面を−7
00(V)に帯電している様子を示している。そして、
帯電された感光体ドラム1表面は光学系7による画像露
光700によって静電潜像が書き込まれ、現像位置にお
いて現像装置3によって(負)極性に帯電されたトナー
(図示せず)による現像が行われる。ところが、前述の
通り、この際に逆帯電されたトナー破片等T1 が帯電
装置に付着するのである。
【0034】そこで図10の通り、帯電装置2に印加す
る電圧を、正規の電圧(−1.1KV)より絶対値で低
い電圧、この場合は0(V)とすると、感光体ドラム1
表面はこの瞬間−500(V)程度まで低下するので、
帯電装置2に付着していたトナー破片等T1 は静電的
吸引力に従って感光体ドラム1表面に引き付けられる。 ところが、図11に示すように、像間部(A)の前半部
分(B)、つまり帯電装置2直下部だった部分の表面電
位は−500(V)となるが、後半部分(C)はイレー
ス等により0(V)に低下している。そうすると、例え
ば現像装置3の現像バイアス電圧Vbが−250(V)
の場合、(負)極性トナーは後半部分(C)に全て現像
され、ベタ黒となってしまう。従って、像間部(A)に
おいては現像バイアスVbをトナー消費されないように
切り換える必要がある。例えば、この場合には現像バイ
アスVbを(正)極性に切り換えると、像間部は(負)
極性トナーで現像されない。
【0035】像間部において接触帯電装置2に印加する
正規の電圧より絶対値で低い電圧を印加した後、0(V
)にまで低下している表面電位部分が接触帯電装置2を
通過し切るまでに、再び正規の電圧を印加すると、像間
部においても0(V)の表面電位部分が形成されず、現
像バイアスVbを切り換える必要がなくなる。このこと
を式に示すと、以下の通りである。
【0036】 TL 〔sec〕≦TN 〔sec〕    式■TL
 :接触帯電装置に印加される正規の電圧より絶対値で
低い電圧を印加する時間〔sec〕 TN :接触帯電装置と静電潜像担持体(感光体ドラム
)間のニップ巾〔mm〕/静電潜像担持体(感光体ドラ
ム)周速ドラム〔mm/sec〕 これらを図示したのが図12〜図15である。図12及
び図13は図9及び図10と同様であるので説明を省く
。図14において、0(V)の表面部分(E)が帯電装
置2を過ぎてしまうと、現像装置3によってベタ黒現像
が行われてしまうが、上述の式■を満たすように電圧印
加を行うと、図15に示すように、−500(V)に電
位が低下した部分の一部(D)と、0(V)の部分(E
)の双方が正規の帯電電圧−700(V)に帯電される
ため、このまま現像装置3に到達しても、現像バイアス
電圧Vbが−250(V)のままでも、(負)極性トナ
ーで現像されることがない。
【0037】次に本発明の具体的な実施例を比較例とと
もに説明する。以下に説明する具体的実施例において、
筋状ノイズの評価はブラシ帯電装置2における微粉汚れ
がうまく除去されているかどうかを評価するために行っ
たものである。すなわち、帯電装置2において、ブラシ
毛に微粉汚れがあると感光体ドラム1表面に、その進行
方向と垂直な方向に帯電むらが生じる。この帯電むらは
露光後においても、像露光後電位(Vi)のむらとして
残る。すなわち、帯電装置により、帯電された直後の電
位(Vo)のうち部分的に高い電位を有する部分は像露
光後電位(Vi)も部分的に高いものとなる。
【0038】反転現像を行った場合には、Viの低い部
分ほど多量のトナーが付着する。すなわち、Voのムラ
はViのむらに、そて最終的に画像のむら、特に筋状ノ
イズとなるのである。そこで帯電装置2の微粉汚れの評
価を筋状ノイズの評価により行うこととした。筋状ノイ
ズは下記の如き方法により評価を行った。図1のプリン
タを使用し、ドラム1上に帯電後、主走査方向に2ドッ
トオン(点灯)、2ドットオフ(消灯)の繰り返しパタ
ーンをレーザにより書き込む。副送査方向にも同様の2
ドットオン(点灯)、2ドットオフ(消灯)の書き込み
パターンとなるようレーザ消灯タイミングを調整する。 この後、反転現像、転写、定着プロセスを経て図16の
ようなプリント画像を得た。
【0039】画像上の2ドット×2ドットからなる極小
の黒ベタパターンの主走査方向の最大幅をWM とする
。 主走査方向に連続した30個の極小黒ベタパターンのW
M の標準偏差をσとし、σの値によって筋状ノイズの
ランク付けを以下のとおり行った。 標準偏差σ            評価記号10μm
≦σ<25μm        ○25μm≦σ<40
μm        △40μm≦σ        
          ×評価において○印は筋状ノイズ
が無いか、あっても無視できる状態を、△印は筋状ノイ
ズが認められるが許容できる状態を、×印は無視できな
筋状ノイズがある状態を示している。すなわち、σの大
きい場合は主走査方向の微小黒ベタの幅が主走査方向で
大きくばらついていることを意味する。
【0040】前記のごときドットパターンを出力した場
合、経験的には、σが40μm以上であると強い筋状ノ
イズとして認められるため、好ましくない。好ましくは
、40μm未満とすべきである。10μm未満の場合に
は、認識することができなくなるため最も好ましい。 実施例1 図4のタイミングに従い、像間部にブラシ帯電装置2へ
の印加電圧Vcを接地電位とする時間を設けた。0電圧
印加時間は0.7秒とした。そしてプリント動作におけ
る帯電装置2への正規の帯電電圧はVc=−1.1KV
とし、ドラム1表面を一様に−700Vに帯電させ、現
像バイアス電圧はVb=−250V(但し、像間部では
250V)とした。以上の条件で連続プリント7000
枚後、筋状ノイズの評価を行ったところ、○(良好)で
あった。
【0041】なお、図4中、αは転写紙後端がスイッチ
SWを通過してからの一定時間後を像間(より正確には
紙間)とみて、Vc、Vbの切り換えタイミングを示し
ている。 実施例2 図4のタイミングに従い、像間部において帯電装置2へ
の印加電圧を図2の電源29を用いてVc=−350V
とする時間を設けた。−350V電圧印加時間は0.7
秒とした。その他の条件は実施例1と同一とし連続プリ
ント7000枚後、筋状ノイズの評価を行ったところ、
○(良好)であった。 実施例3 像間部において帯電装置2への印加電圧を、図示しない
電源を用いて、帯電装置2による正規の感光体帯電電圧
よりも高いが、正規の帯電電圧−1.1KVの絶対値よ
り低い−900V、また、バイアス電圧Vb=−250
V(像間部0V)とした。他は実施例1と同様の条件で
プリントを行った。連続プリント7000枚後、筋状ノ
イズの評価を行ったところ、△(可)であった。 実施例4 図5のタイミングに従い、連続プリント開始前にブラシ
帯電装置2への印加電圧Vcを接地電位とする時間を設
けた。0電圧印加時間は0.7秒とした。そしてプリン
ト動作における帯電装置2への正規の帯電電圧はVc=
−1.1KVとし、ドラム1表面を一様に−700Vに
帯電させ、現像バイアス電圧はVb=−250V(潜像
形成前は+250V)とした。以上の条件で3枚間欠プ
リント7000枚後、筋状ノイズの評価を行ったところ
、○(良好)であった。 実施例5 図6のタイミングに従い、連続プリント終了後にブラシ
帯電装置2への印加電圧Vcを接地電位とする時間を設
けた。0電圧印加時間は0.7秒とした。そしてプリン
ト動作における帯電装置2への正規の帯電電圧はVc=
−1.1KVとし、ドラム1表面を一様に−700Vに
帯電させ、バイアス電圧Vb=−250V(連続プリン
ト終了後は+250V)とした。以上の条件で3枚間欠
プリント7000枚後、筋状ノイズの評価を行ったとこ
ろ、○(良好)であった。 実施例6 図7のタイミングに従い、連続プリント開始前に2回、
像間部に2回、連続プリント終了後に5回ブラシ帯電装
置2への印加電圧Vcを接地電位とする時間を設けた。 0電圧印加時間は1回あたり0.4秒とした。そしてプ
リント動作における帯電装置2への正規の帯電電圧はV
c=−1.1KVとし、ドラム1表面を一様に−700
Vに帯電させ、バイアス電圧Vb=−250V(連続プ
リント開始前、像間部、連続プリント終了後は+250
V)とした。以上の条件で3枚間欠プリント7000枚
後、筋状ノイズの評価を行ったところ、○(良好)であ
った。 実施例7 図8のタイミングに従い、像間部にブラシ帯電装置2へ
の印加電圧Vcを接地電位とする時間を2回設けた。1
回あたりの0電圧印加時間はニップ通過時間0.29秒
(接触帯電装置のニップ幅10mm、感光体ドラム表面
移動速度35mm/秒)より小さい0.15秒とした。 そしてプリント動作における帯電装置2への正規の帯電
電圧はVc=−1.1KVとし、ドラム1表面を一様に
−700Vに帯電させ、現像バイアス電圧はVb=−2
50V(像間部では+250V)とした。以上の条件で
3枚間欠プリント7000枚後、筋状ノイズの評価を行
ったところ、○(良好)であった。 比較例1 像間部において帯電装置2への印加電圧を接地電位とす
る時間を設けなかったほかは実施例1と同様の条件でプ
リントを行った。連続プリント7000枚後、筋状ノイ
ズの評価を行ったところ、×(不良)であった。 比較例2 図4のタイミングに従い、像間部において帯電装置2へ
の印加電圧を、図示しない電源を用いてドラム1の帯電
極性とは逆極性の+600Vとする時間を設けた。+6
00V電圧印加時間は0.7秒とした。その他の条件は
実施例1と同様とし連続プリント7000枚後、筋状ノ
イズの評価を行ったところ、○(良好)であった。しか
し、実施例1、2及び3、比較例1では発生しなかった
ドラム1の2回転目帯電不良が帯状に発生した。すなわ
ち、感光体ドラム1の+600V印加部に対応した部分
が2回転目に正規の−1.1KVによる帯電を行ったと
き、本体の表面電位(−700V)が得られず、それよ
り低い−620Vとなった。また、その結果、細線の著
しく太った画像しか得られなかった。
【0042】以上説明したように実施例プリンタによる
と、連続プリントの像間部において、帯電装置2に、感
光体ドラム1の帯電極性と同極性で、電源25による正
規の帯電電圧よりも絶対値で低い電圧を印加することに
より、帯電装置2における微粉汚れを簡単に、しかも感
光体ドラム1表面の不都合な電荷メモリを発生させるこ
となく除去できることが分かる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、接
触式帯電装置を用いた画像形成装置において、該帯電装
置に付着した微粉汚れを、静電潜像担持体表面の帯電量
を低下させたり、帯電むらを発生させる等の不都合無く
、簡単に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるプリンタの概略構成を
示す断面図である。
【図2】帯電装置への電圧印加手段の説明図である。
【図3】(A)は帯電装置2の斜視図である。(B)は
帯電用ブラシにおけるブラシ繊維の織り方の一例を示す
説明図である。(C)はブラシ繊維の織り方の他の例を
示す説明図である。
【図4】実施例1等におけるプリント命令、感光体ドラ
ムの回転、プリントスタート信号、帯電装置2への印加
電圧Vc切り換え、現像装置に印加するバイアス電圧V
b切り換え、及び転写紙の通過状態を示すタイミングチ
ャートである。
【図5】実施例4における図4と同様のタイミングチャ
ートである。
【図6】実施例5における図4と同様のタイミングチャ
ートである。
【図7】実施例6における図4と同様のタイミングチャ
ートである。
【図8】実施例7における図4と同様のタイミングチャ
ートである。
【図9】画像形成時の感光体ドラム帯電の説明図である
【図10】像間において帯電装置印加電圧を0(V)と
したときの説明図である。
【図11】ベタ黒現像の説明図である。
【図12】図9と同様の図である。
【図13】図10と同様の図である。
【図14】ベタ黒現像領域の説明図である。
【図15】ベタ黒現像防止のための正規電圧印加タイミ
ングの説明図である。
【図16】画像ノイズ評価を行うための画像パターンを
示す図である。
【符号の説明】
1  感光体ドラム 2  ブラシ帯電装置 25  帯電用電圧電源 26  接地用ライン 27  切り換えスイッチ 28  スイッチ制御部 29  電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  接触式帯電装置を用いた画像形成装置
    において、画像形成時の像間に、前記帯電装置に、静電
    潜像担持体の帯電極性と同極性で、該帯電装置に印加さ
    れる正規の電圧より絶対値で低い電圧を印加する手段を
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP15014191A 1991-06-21 1991-06-21 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3738452B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15014191A JP3738452B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 画像形成装置
US08/137,223 US5371578A (en) 1991-06-21 1993-10-18 Image forming apparatus including means for removing counter charged toner from the charging means

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15014191A JP3738452B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04371972A true JPH04371972A (ja) 1992-12-24
JP3738452B2 JP3738452B2 (ja) 2006-01-25

Family

ID=15490394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15014191A Expired - Fee Related JP3738452B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3738452B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257710A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2017062386A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 キヤノン株式会社 画像形成装置
US9921514B2 (en) 2015-09-25 2018-03-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for removing adhered matter from a charging unit

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257710A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2017062386A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 キヤノン株式会社 画像形成装置
US9880483B2 (en) 2015-09-25 2018-01-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with cleaning mode using AC voltage
US9921514B2 (en) 2015-09-25 2018-03-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for removing adhered matter from a charging unit

Also Published As

Publication number Publication date
JP3738452B2 (ja) 2006-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5371578A (en) Image forming apparatus including means for removing counter charged toner from the charging means
JP3158491B2 (ja) 画像形成装置
JPH0580635A (ja) 画像形成装置
JPH04249270A (ja) 接触帯電装置
US6505021B2 (en) Image forming apparatus having a member for barring an electrification particle form leaking
JPH04371972A (ja) 画像形成装置
EP0258889A2 (en) Color electrophotographic method
JP2003122098A (ja) 画像形成方法
JP3373361B2 (ja) 現像バイアス制御機能を備えた画像形成装置
JPH06202412A (ja) 画像形成装置
US5372906A (en) Image forming method
JPH04155361A (ja) 画像形成装置
JP3042005B2 (ja) 画像形成装置
JPH08137355A (ja) 画像形成装置
JPS6064364A (ja) 画像形成方法および装置
JP3006110B2 (ja) ブラシ帯電装置
US5567556A (en) Electrophotographic process and apparatus simultaneously effecting image exposure and developing steps to opposites sides of photosensitive member
JPH08262785A (ja) 現像剤
JP2003255668A (ja) 画像形成装置
JPH09211978A (ja) 画像形成装置
JP3330008B2 (ja) 電子写真装置
JP3158532B2 (ja) 画像形成方法
JPS6063564A (ja) 画像形成方法および装置
JPH08286456A (ja) カラー画像形成方法及びカラー画像形成装置
JPH04340565A (ja) ブラシ帯電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020108

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050401

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees