JPH04371949A - 感光材料処理装置の駆動伝達部 - Google Patents

感光材料処理装置の駆動伝達部

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JPH04371949A
JPH04371949A JP14843491A JP14843491A JPH04371949A JP H04371949 A JPH04371949 A JP H04371949A JP 14843491 A JP14843491 A JP 14843491A JP 14843491 A JP14843491 A JP 14843491A JP H04371949 A JPH04371949 A JP H04371949A
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photosensitive material
rotating shaft
processing liquid
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Kenichi Miyamoto
謙一 宮本
▲廣▼澤 伸彦
Nobuhiko Hirozawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理液へ感光材料を浸
漬しながら搬送するローラへ駆動力を伝達するための感
光材料処理装置の駆動伝達部に関する。
【0002】
【従来技術】感光材料を処理液によって処理する自動現
像機等の感光材料処理装置には、複数の処理槽が設けら
れ、各々の処理槽に感光材料を現像処理する現像液、定
着処理する定着液、水洗処理する水洗水等を貯留してい
る。このような感光材料処理装置には、処理液に浸され
たローラによって感光材料を搬送し、感光材料を各処理
槽内の処理液に浸漬して現像、定着及び水洗処理等した
後、乾燥部で乾燥処理を行うものがある。
【0003】この感光材料処理装置には、感光材料の挿
入口及び乾燥部等にも感光材料を搬送するローラが設け
られており、これらのローラは、感光材料処理装置内に
設けられたひとつの駆動源によって所定の速度で回転し
感光材料を搬送するようになっている。一般に、これら
のローラは回転軸と歯車とにより構成される駆動伝達部
を介して駆動源と連結されている。
【0004】このような感光材料処理装置においては、
処理槽に設けられたローラに連結されこのローラへ駆動
源の駆動力を伝達する駆動伝達部の一部が処理液に浸さ
れ、一部が処理液の液面の上方に配置されている。この
とき、処理液に浸されていない歯車へ駆動軸を伝わって
処理液が滲み上がり歯先あるいは歯間に付着することが
ある。その結果、長い間には処理液の成分が析出し、歯
車の浮き上がりや偏摩耗の原因となる。
【0005】また、歯車の歯先あるいは歯間に付着した
処理液は、さらに駆動軸を介して他の処理液に浸漬され
ていないローラ表面へ廻り込むことがある。処理液に浸
漬されていないローラ表面に、処理液が付着した場合、
この処理液がローラによって搬送される感光材料へ付着
して感光材料の表面に処理ムラあるいは汚れとして現れ
、感光材料の仕上がりを損ねることがある。
【0006】このため、処理液に浸漬されていないロー
ラへの処理液の廻り込みを防止する手段が種々検討され
ており、例えば、実公平1−43705号(公報)等に
開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、処理液
に浸されていないローラへの処理液の廻り込みを防止す
る前記のような公知の手段は、駆動軸と処理液に浸され
ていないローラとの間に設けられたものであり、駆動軸
あるいは駆動伝達部への処理液の付着を防止するもので
はなかった。このため、駆動伝達部の処理液に浸されて
いない歯車の歯先あるいは歯間に処理液が付着した状態
となった場合、この歯車の歯先あるいは歯間に付着した
処理液は、感光材料処理装置が休止している間に処理液
内の成分が析出し徐々に固着積層する。これによって、
歯車の浮き上がりや歯車の偏摩耗が発生することがある
。このため、駆動源の駆動力を確実に処理槽内のローラ
へ伝達することができなくなり、感光材料を一定速度で
搬送することができなくなる恐れがある。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、処理液の液面
の上方に配置された歯車への処理液の廻り込みを防止し
、感光材料を確実に搬送することができる感光材料処理
装置の駆動伝達部を提供することが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
感光材料処理装置の駆動伝達部は、駆動源の駆動力を伝
達する感光材料処理装置の駆動伝達部であって、前記駆
動源の駆動力を受ける歯車を一端に有する回転軸部材を
、前記歯車が処理液より上方に位置し前記回転軸部材の
一部が処理液中に位置するように配置し、前記歯車また
は前記回転軸部材に回転軸部材を伝わって前記処理液が
歯車の歯先へ廻り込むのを防止する液切り手段を設けた
ことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2に係る感光材料処理装置
の駆動伝達部は、請求項1の感光材料処理装置の駆動伝
達部であって、前記液切り手段が前記歯車と前記処理液
の液面との間に前記回転軸部材と一体に形成された拡径
部であることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3に係る感光材料処理装置
の駆動伝達部は、請求項1の感光材料処理装置の駆動伝
達部であって、前記液切り手段が前記歯車の下側の面に
リング状に形成された突条とされたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項4に係る感光材料処理装置
の駆動伝達部は、請求項1の感光材料処理装置の駆動伝
達部であって、前記液切り手段が前記歯車の下側の面に
リング状に形成された溝とされたことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項5に係る感光材料処理装置
の駆動伝達部は、請求項1の感光材料処理装置の駆動伝
達部であって、前記液切り手段が前記歯車の上側の面に
リング状に形成された突条と、前記突条の軸心側に前記
歯車の上面と下面の間に穿設された連通孔と、を備えた
ことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項6に係る感光材料処理装置
の駆動伝達部は、請求項1の感光材料処理装置の駆動伝
達部であって、前記液切り手段が前記歯車の上側の面に
リング状に形成された溝と、前記溝と前記歯車の下面の
間に穿設された連通孔と、を備えたことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項7に係る感光材料処理装置
の駆動伝達部は、駆動源の駆動力を伝達する感光材料処
理装置の駆動伝達部であって、前記駆動源の駆動力を受
ける歯車を一端に有する回転軸部材を、前記歯車が処理
液より上方に位置し前記回転軸部材の一部が処理液中に
位置するように配置し、前記回転軸部材の上下端を連通
する連通孔内の上端部に設けた支軸と連通孔との間に処
理液が連通孔の壁面を伝わって滲み上がり、前記回転軸
部材の上端から前記歯車の歯先へ廻り込むのを阻止する
液切り手段を設けたことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の請求項1に記載の感光材料処理装置の
駆動伝達部は、回転軸部材によって駆動源の駆動力を処
理液中のローラへ伝達している。この回転軸部材は、処
理液から突出して配置されている。この処理装置を作動
させるために回転軸部材を回転させると、回転軸部材の
外周面に沿って処理液が滲み上がり、回転軸部材の上部
に設けられた歯車に達する。歯車に達した処理液は、歯
車の回転による遠心力によって、歯車の外周部に形成さ
れた歯へ廻り込もうとする。
【0017】ここで、本発明においては、回転軸部材の
処理液より上方の部分から歯車の歯までの間に液切り手
段を設け、歯車の歯への処理液の廻り込みを防止してい
る。これによって、歯車の歯先あるいは歯間に処理液が
付着し析出するのを防止することができる。
【0018】本発明の請求項2に記載の感光材料処理装
置の駆動伝達部では、液切り手段を回転軸部材の歯車と
処理液の間に設けられた拡径部としている。回転軸部材
の外周面に沿って滲み上がった処理液は、拡径部の処理
液の液面側の面に沿って遠心力により半径方向の外側、
即ち、拡径部の外周端へ向けて流れる。拡径部の外周端
に達した処理液は、雫となって処理液中へ戻される。
【0019】このため、拡径部より上方に処理液が滲み
上がることがなく、歯車に付着することもない。この拡
径部としては円板状に形成されたものが適用でき、また
、拡径部の下側の面、即ち処理液の液面側の面にリング
状の溝または突起を回転軸部材と同軸的に形成し、遠心
力によって、滲み上がった処理液を集積させて処理槽へ
戻すものであってもよい。
【0020】本発明の請求項3に記載の感光材料処理装
置の駆動伝達部は、液切り手段として歯車の処理液の液
面側の面にリング状に突起を形成している。回転軸部材
の外周を伝わって滲み上がり歯車の軸心部に達した処理
液は、歯車の回転による遠心力によって突起部分に達し
て集積され、雫となって処理槽へ落下する。
【0021】本発明の請求項4に記載の感光材料処理装
置の駆動伝達部は、液切り手段として歯車の処理液の液
面側の面にリング状に溝を形成し、この溝によって処理
が歯へ廻り込むのを阻止して集積している。
【0022】本発明の請求項5に記載の感光材料処理装
置の駆動伝達部は、液切り手段として歯車の上側の面、
即ち、処理液の液面と反対側の面にリング状に突起を形
成して、回転軸部材に沿って滲み上がり歯車と回転軸部
材との間の隙間か歯車の上側の面に廻り込んだ処理液を
突起によって集積している。この突起の近傍には、連通
孔を形成し、突起に集積された処理液を処理槽へ戻して
いる。この連通孔は突起の近傍で突起より軸心側に形成
すればよい。
【0023】本発明の請求項6に記載の感光材料処理装
置の駆動伝達部は、液切り手段として歯車の上側の面に
リング状に溝を形成し、溝の内部に歯車の下側の面と連
通する連通孔を形成している。
【0024】回転軸部材を伝わって歯車の上側の面に滲
み上がった処理液は、歯車の回転による遠心力によって
、半径方向の外側へ流れ、溝によって集積される。この
集積された処理液は、連通孔を介して処理槽へ戻される
【0025】本発明の請求項7に記載の感光材料処理装
置の駆動伝達部は、軸心部に貫通孔が形成された円筒状
の回転軸部材において、回転軸部材の内壁を伝わって滲
み上がる処理液が歯車の歯へ廻り込むのを阻止するため
に、液切り手段を支軸と回転軸部材との間に介在させて
いる。この場合の液切り手段としては弾性体が適用でき
、弾性体を支軸及び回転軸部材の内壁の各々に密着させ
ればよい。また、Oリング等によって、処理液が滲み上
がるのを防止するものが適用できる。
【0026】支軸は、処理槽の壁面に取り付けられたも
のが回転軸部材へ挿入されたものであってもよく、また
、一端が回転軸部材へ挿入され、他端が壁面の所定箇所
に挿入されたものであってもよい。
【0027】尚、本発明に係る感光材料処理装置の駆動
伝達部は、上記の液切り手段を組み合わせて用いること
ができる。処理液が回転軸部材の外周面あるいは内壁を
伝わって歯車へ達し、さらに、歯車の下側の面と上側の
面とを伝って歯車の外周部に形成された歯へ廻り込むの
をこれらの液切り手段のうちの何れかの位置で阻止すれ
ばよい。
【0028】
【実施例】
(実施例1)図1には、本発明が適用される自動現像機
10の概略構造図が示されている。
【0029】自動現像機10には、そのケーシング12
の一部(図1の左側面)に感光材料14を挿入する挿入
口16が設けられている。挿入口16の内方には一対の
ローラ18が設けられており、図示しない駆動手段で回
転するようになっている。
【0030】このため、挿入口16から挿入された感光
材料14は、一対のローラ18の駆動力によって自動現
像機10の内部に設置される処理部20へと案内される
【0031】処理部20には、複数の処理槽が設けられ
、それぞれ図1の左から現像槽24、リンス槽26、定
着槽28、リンス槽30及び水洗槽32とされている。
【0032】現像槽24、定着槽28、水洗槽32(以
下、総称する場合は処理槽という)には、それぞれ現像
液、定着液、水洗水が蓄えられ、またリンス槽26には
洗浄水(例えば水または酢酸水溶液)、リンス槽30に
は洗浄水(例えば水)が図示しないぞれぞれの貯留タン
クからポンプを介して管路により供給され、供給された
洗浄水はリンス槽26、30からオーバーフロー槽へオ
ーバーフローするようになっている。
【0033】なお、洗浄水が水の場合には貯留タンクを
用いずに上水道から直接ソレノイドバルブを介してリン
ス槽26、30へ管路を設け、リンス槽26、30へ水
を供給するようにしてもよい。
【0034】各槽(現像槽28、定着槽30、水洗槽3
2)には、各々同一構造のラック34が配設されている
。ラック34は、合成樹脂製の箱状とされた一体構造と
なっており、ラック34には、搬送ローラ対36によっ
て感光材料14を挟持して搬送する役目を有する駆動伝
達部が設けられている。
【0035】処理槽部の図1の上方には、リンスラック
を備えたクロスオーバラツク46が配置されている。こ
のクロスオーバラック46には、そのリンス槽26、3
0の上方にローラ対38、40が設けられ、感光材料1
4を挟持し、隣接する次の処理槽部へ案内すると共に、
感光材料に付着した処理液を絞り取るようになっている
【0036】ここで、現像槽24及び定着槽28には、
それぞれヒータ60、62が配設されている。これらの
ヒータ60、62は、ステンレス合金(例えばSUS3
16)製の筒体とこの筒体に収容され熱源としてのコイ
ル状に巻かれたヒータ本体とで構成され、各処理槽24
、28の側壁から処理槽24、28内に挿入して配設さ
れている。これらのヒータ60、62は、制御部82か
ら供給される電力によって発熱するようになっている。
【0037】これらのヒータ60、62により、処理液
(現像液及び定着液)は、加熱され自動現像機10の稼
働立ち上げ時には感光材料を処理可能な温度となり、立
ち上げ後は処理可能な温度範囲内で維持されるようにな
っている。
【0038】水洗槽32で水洗処理された感光材料14
は、一対の搬送ローラ42によって乾燥部45へと搬送
されるようになっている。この乾燥部45では、水洗槽
32で水洗いの終了した感光材料14が複数のローラ4
4によって乾燥部45内を水平方向に挟持搬送されるよ
うになっている。
【0039】乾燥部45内における前記感光材料14の
搬送路の上下方向には、それぞれチヤンバ68が配設さ
れている。チヤンバ68には、ダクト70を介してヒー
タ72によって加熱されたフアン74からの温風が供給
されている。
【0040】チヤンバ68の前記感光材料14の搬送経
路に対向する面には、複数のスリツト76が設けられて
おり、チヤンバ68に送り込まれた温風は、このスリツ
ト76から感光材料14に向かって吐出されることにな
る。このため、感光材料14は、温風によって乾燥され
、排出口47から機外へ排出される。
【0041】次に駆動伝達部100に付いて説明する。 搬送ローラ対36の軸方向の両端側の壁面はラック34
の一対の側板部142とされ、図2及び図3に示される
ように搬送ローラ対36の両端部を各々支持するように
なっている。尚、図2及び図3には、ラック34の一方
の側板142と搬送ローラ対36への駆動伝達の関係が
示されている。搬送ローラ対36は、その表面が合成樹
脂製であり、両端部から金属製の回転軸144が突出し
ている。
【0042】図2に示されるように、各側板部142に
は、矩形状の貫通孔146が3個設けられ、それぞれに
軸受148が取り付けられている。貫通孔146は、上
の2個は、略水平方向に長い矩形状で下の1個が略垂直
方向に長い矩形状となっている。軸受148は、合成樹
脂製で各々円孔150及び長孔152が設けられている
。この円孔150及び長孔152に前記搬送ローラ対3
6の回転軸144が各々軸支されている。
【0043】長孔152には、突出する舌片154が形
成され、長孔152に支持されるローラの回転軸144
の外周と当接している。この舌片154は弾力性を有し
ており、回転軸144を長孔152の一端(円孔150
に近い側の端部)へ付勢している。即ち、この舌片15
4の弾性力により、搬送ローラ対36の間にニップ力を
付与している。
【0044】搬送ローラ対36の一端の回転軸144の
基部にはそれぞれ平歯車166が固着されている。この
平歯車166は、側板部142の内側(軸受148とロ
ーラ対36との間)に配置されている。これらの平歯車
166は、対同志で噛み合っており、各々の一方の平歯
車166は、側板部142の中央に設けられた大径の平
歯車168と噛み合っている。このため、大径の平歯車
168が回転することにより、各平歯車166は一定速
度で回転する。
【0045】図3に示されるように、大径の平歯車16
8の回転軸170は、側板部142を貫通してラック3
4の外側へ突出しており、その先端部には、小径のはす
ば歯車172が取り付けられている。このはすば歯車1
72は、垂直方向(図2及び図3の紙面上下方向)に支
持されている回転軸部材174の下端に設けられたウォ
ームギヤ176と噛み合っている。回転軸部材174の
軸方向の両端部は、側板部142から突出しているブラ
ケット部178に設けられた凹孔180に各々軸支され
ている。この回転軸部材174は、中間部から上方が処
理液の液面から突出している。回転軸部材174の上端
部にははすば歯車182が設けられている。はすば歯車
182は、図示しない駆動手段の回転力を受けて回転す
る駆動軸102に設けられた駆動歯車104が噛み合う
ようになっている。この駆動軸102からは、各処理槽
の搬送ローラ対36及びローラ18、38、40、42
、44へも駆動力が伝達されるようになっている。駆動
軸102が回転すると、これによって、ローラ18、3
8、40、42、44が回転されると共に、図2及び図
3に示されるように、各々の処理槽に設けられた駆動伝
達部100が搬送ローラ対36へ回転力を伝達し、感光
材料14を挟持し一定速度で搬送するようになっている
。尚、駆動歯車104を矢印A方向へ回転させることに
より、駆動伝達部100を働かせて搬送ローラ対36を
駆動するから、駆動伝達部100あるいは搬送ローラ対
36にジャム等が発生した場合、即ち、急激な負荷の上
昇があった場合にはすば歯車182は図3の紙面上方へ
押し上げられて、はすば歯車182と駆動歯車104と
の連結が解かれるようになっている。
【0046】図3には、回転軸部材174、ウォームギ
ヤ176及びはすば歯車182の断面が示されている。 回転軸部材174とウォームギヤ176及びはすば歯車
182は樹脂により一体成形されている。この樹脂とし
ては、ポリエチレン等の適用が可能であり、またテフロ
ン塗装により発水性を持たせてもよい。
【0047】回転軸部材174のには、軸心に沿っては
すば歯車182側とウォームギヤ176側とを連通する
連通孔106が穿設されている。この連通孔106の両
端には支軸である軸受ピン108、110が設けられて
いる。これらの軸受ピン108、110は連通孔106
内に設けられた圧縮コイルばね112により、軸方向に
沿って互いに離間する方向へ付勢されている。これらの
軸受ピン108、110の各々の先端には、突起114
が設けられ、これらの突起114が、各々ブラケット部
178の凹孔180へ挿入されて回転軸部材174は軸
支される。
【0048】圧縮コイルばね112の付勢力に抗して軸
受ピン108、110を回転軸部材174の連通孔10
6内へ収容することにより、回転軸部材174と共にウ
ォームギヤ176及びはすば歯車182はブラケット部
178から着脱可能とされている。また、回転軸部材1
74は圧縮コイルばね112の付勢力に抗して若干鉛直
方向へ移動可能とされている。
【0049】上方に設けられた軸受ピン110の外周面
には、同軸的に溝116が形成されており、この溝11
6には、液切り手段としてOリング118が圧入されて
いる。このOリング118は、連通孔106の壁面へ密
着するようになっている。
【0050】また、回転軸部材174の外周面には、処
理液の液面から突出した部分に液切り手段として拡径部
120が設けられている。拡径部120は円板状であり
回転軸部材174と同軸的に一体成形されている。
【0051】尚、ラック34の側板部142には、回転
軸部材174側の処理液の液面を覆うように蓋を設け、
処理槽内の処理液が不要に外気と触れるのを阻止するよ
うにしてもよい。この場合、蓋に切り込み等を設け回転
軸部材174を貫通させるようにするとよい。
【0052】以下に本実施例の作用を説明する。まず、
感光材料の処理手順について説明する。
【0053】図1に示される自動現像機10では、感光
材料14が挿入口16へ挿入されると、搬送ローラ18
によって挟持搬送されクロスオーバラツク46のガイド
面に案内されて現像槽24内へ搬送される。現像槽24
では、ラツク34に設けられた搬送ローラ対36によっ
て挟持され、現像槽24内の現像液中を略U字状に搬送
され、排出される。
【0054】現像槽24から排出された感光材料14は
リンス槽26の上方に設けられたローラ38によって搬
送されながら、洗浄水によって洗浄された後、クロスオ
ーバラツク46のガイド面に案内されて定着槽28へと
搬送される。定着槽28内では、前記現像槽24内での
搬送経路と同様に略U字状に搬送される。定着槽28か
ら排出された感光材料14は、リンス槽30の上方のロ
ーラ40によって搬送されながら、洗浄水によって清浄
され、水洗槽32へと至り、上記現像槽24、定着槽2
8と同様に水洗槽30内で略U字状に搬送されて、水洗
処理がなされる。
【0055】水洗処理が終了した感光材料14は、搬送
ローラ42によって乾燥部45へと搬送される。感光材
料14は、搬送ローラ44によって略水平状態で搬送さ
れながら、温風が吹き付けられて乾燥処理がなされ、排
出口47から機外へ排出される。
【0056】次に駆動伝達部100の動作について説明
する。図2及び図3に示されるように、感光材料14を
各処理槽内へ搬送する搬送ローラ対36の駆動力は、図
示しない駆動源によって駆動される駆動軸102の回転
が、各処理槽のラック34に設けられた駆動伝達部10
0を介して伝達される。この駆動伝達部100では、駆
動軸102の駆動力が駆動歯車104、はすば歯車18
2、回転軸部材174、ウォームギヤ176を介して処
理槽内の搬送ローラ対36へと伝達される。
【0057】回転軸部材174が回転することにより搬
送ローラ対36が駆動されるが、これと共に処理液が回
転軸部材174の外周面及び連通孔106の壁面を伝わ
って滲み上がる。回転軸部材174の外周面に沿って滲
み上がる処理液は、回転軸部材174の回転と共に回転
する拡径部120の処理液側(図3に示す下側)の面の
外周端へ集められ、雫となって処理槽へ落下する。また
、連通孔106の壁面を伝わって滲み上がる処理液は、
軸受ピン110に設けられたOリング118によって、
上方への浸透が阻止されている。
【0058】これによって、処理槽内の処理液は回転軸
部材174を伝わって滲み上がり、はすば歯車182の
歯先あるいは歯間へ付着することがない。
【0059】また、はすば歯車182の歯先あるいは歯
間への処理液の付着が防止されるため、処理液が駆動軸
102を伝わって他のローラに付着し感光材料14を汚
すこともない。また、処理液が他の処理槽の処理液と混
じることもなく、処理液の混入による処理液の劣化を防
止することができる。
【0060】発明者は、一日の自動現像機の稼働時間を
四ツ切り換算の感光材料を20枚程度処理する時間、稼
働日数を年250日、即ち、年間処理量を感光材料の四
ツ切り換算で年間処理量を5000枚として従来機と本
実施例に適用された自動現像機10との比較を行ってい
る。
【0061】従来機、即ち、駆動伝達部に拡径部120
及びOリング118を設けていない自動現像機は、感光
材料14を四ツ切り換算で3000枚程度処理した状態
で、はすば歯車182及び駆動歯車104の歯に処理液
が付着して結晶が析出して固着したため、はすば歯車1
82が持ち上げられラック34の浮き上がりが現れた。 また、はすば歯車182及び駆動歯車104及びその近
傍には、処理液による汚れが目立った。
【0062】従来機と同様のこの作業を本発明を適用し
た自動現像機10で行った結果は、感光材料14を四ツ
切り換算で5000枚処理した時点でも、はすば歯車1
82の浮き上がりは見られず、また、はすば歯車182
及び駆動歯車104及びその近傍には、処理液の付着は
みられなかった。
【0063】このように、回転軸部材174に拡径部1
20及びOリング118による液切り手段を設けること
により、駆動歯車104及び駆動伝達部100のはすば
歯車182に処理液が付着するのを防止することができ
、長期に渡って確実に駆動力を伝達することができる。 また、処理ローラの駆動伝達機構に処理液の付着による
結晶の析出がないため、メンテナンス性が向上する。
【0064】回転軸部材174の拡径部120としては
、図2及び図3に示したような、単なる円板状の外、図
4Aに示したように、拡径部120の外周の端部に沿っ
て下方へ突出する突起124を形成したものであっても
よい。
【0065】また、図4Bに示したように、回転軸部材
174に設けた拡径部120には、処理液側の端面に円
弧状に湾曲した凹部122を形成したものであってもよ
い。
【0066】このように、拡径部120に凹部122ま
たは突起124を形成することにより、処理液の歯車1
82への滲み上がりを確実に阻止することができる。
【0067】尚、本実施例では、軸受ピン110にOリ
ング118を設けたが、図4Aに示したように、軸受ピ
ン110と連通孔106の壁面との間に弾性体119を
介在させ、処理液が連通孔106に沿って滲み上がり、
回転軸部材174の上端へ滲み出るのを防止するもので
あってもよい。
【0068】(実施例2)図5A乃至図5Cには、実施
例1で説明した回転軸部材174及びはすば歯車182
の変形例が示されている。
【0069】図5Aに示されるように、はすば歯車12
6の処理液側の端面には、液切り手段として処理液側に
向けてリング状に突出した突条128が歯車126と同
軸的に一体成形されている。この突条128を設けるこ
とにより、回転軸部材130の外周面を伝わって滲み上
がった処理液は、はすば歯車126の歯先及び歯間への
浸入を阻止されると共に、突条128の近傍で集積され
雫となって処理槽へ落下する。
【0070】図5Bに示されるように、はすば歯車13
2の上側の面と下側の面とには、リング状の溝134が
同軸的に形成されている。また、はすば歯車132には
、これらの溝134を互いに連通する連通孔136が複
数穿設されている。
【0071】このはすば歯車132を適用した場合、回
転軸部材130の外周面を伝わって滲み上がった処理液
ははすば歯車132の下側面の溝134によって処理槽
へ戻され、また、連通孔106を伝わって滲み上がった
処理液は、はすば歯車132の上側の端面に形成された
溝134によってはすば歯車132の歯への浸入が阻止
され連通孔136を介して処理槽へ戻される。溝134
及び連通孔136によってはすば歯車132の歯への処
理液の付着を確実に防止することができる。この場合、
軸受ピン110には液切り手段を設けなくてもよい。
【0072】尚、はすば歯車126、132、182に
替えて、はすば歯車の歯をもつリング状の外周部と円筒
状の軸心部とを複数のアームによって連結した形状の歯
車の適用も可能である。
【0073】図5Cに示したように、はすば歯車142
の軸心部に回転軸部材140が挿入されて組付けられた
ものであってもよい。この回転軸部材140は軸心部に
連通孔が穿設されていないものである。このはすば歯車
142の下側の面と上側の面との各々には、リング状の
突条128が同軸的に形成されている。さらに、はすば
歯車142には、突条128の軸心側に連通する連通孔
136が穿設されている。
【0074】ここで、回転軸部材140を滲み上がり、
はすば歯車142の軸心部下側に達した処理液は、はす
ば歯車142の回転によって突条128近傍に集積され
る。これらの処理液は突条128を越えることなく処理
槽へ落下する。
【0075】尚、本実施例では、歯車に形成した溝、突
条、及び回転軸に形成した拡径部等の液切り手段につい
て説明したが、これらを適宜組合わせたものであっても
よい。また、本実施例では、回転軸部材へ駆動源の駆動
力を伝達する歯車にはすば歯車を用いて説明したが、平
歯車等の他の歯車の適用も可能で歯車の形状を限定する
ものではない。
【0076】また、回転軸部材174に形成された液切
り手段である拡径部120を、例えばシリコンゴムによ
り作成し回転軸部材174に設けた構造であってもよく
、回転軸部材174と拡径部120とが一体成形である
ことに限定されるものではない。
【0077】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る感光材料
処理装置の駆動伝達部によれば、処理液から突出した回
転軸あるいは歯車に液切り手段を設けることにより、歯
車の歯先への処理液の付着が防止され、処理液の析出物
の固着が防止される。
【0078】これによって、感光材料を挟持搬送するロ
ーラ等を長期に渡って確実に駆動することができる。ま
た、処理液の付着及び処理液の析出物の固着による駆動
伝達部等の汚れがなくなり、メンテナンスが容易となる
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る自動現像機の概略構成図である
【図2】本実施例に係る駆動伝達部を示す要部側面図で
ある。
【図3】図2の3−3線に沿った要部断面図である。
【図4】(A)、(B)は各々実施例1に係る拡径部の
変形例を示す回転軸と歯車の要部断面図である。
【図5】(A)、(B)、(C)は各々実施例2に係る
液切り手段を示す図4Aと同様の要部断面図である。
【符号の説明】
10    自動現像機 14    感光材料 24    現像槽 28    定着槽 32    水洗槽 34    ラック 36    搬送ローラ対 100    駆動伝達部 108、110    軸受ピン(支軸)118   
 Oリング(液切り手段)119    弾性体(液切
り手段) 120    拡径部(液切り手段) 124    突起 126、132、142、182    はすば歯車(
歯車) 130、140、174    回転軸部材134  
  溝(リング状液切り手段)136    連通孔(
液切り手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  駆動源の駆動力を伝達する感光材料処
    理装置の駆動伝達部であって、前記駆動源の駆動力を受
    ける歯車を一端に有する回転軸部材を、前記歯車が処理
    液より上方に位置し前記回転軸部材の一部が処理液中に
    位置するように配置し、前記歯車または前記回転軸部材
    に回転軸部材を伝わって前記処理液が歯車の歯先へ廻り
    込むのを防止する液切り手段を設けたことを特徴とする
    感光材料処理装置の駆動伝達部。
  2. 【請求項2】  前記液切り手段が前記歯車と前記処理
    液の液面との間に前記回転軸部材と一体に形成された拡
    径部であることを特徴とする請求項1の感光材料処理装
    置の駆動伝達部。
  3. 【請求項3】  前記液切り手段が前記歯車の下側の面
    にリング状に形成された突条とされたことを特徴とする
    請求項1の感光材料処理装置の駆動伝達部。
  4. 【請求項4】  前記液切り手段が前記歯車の下側の面
    にリング状に形成された溝とされたことを特徴とする請
    求項1の感光材料処理装置の駆動伝達部。
  5. 【請求項5】  前記液切り手段が前記歯車の上側の面
    にリング状に形成された突条と、前記突条の軸心側に前
    記歯車の上面と下面の間に穿設された連通孔と、を備え
    たことを特徴とする請求項1の感光材料処理装置の駆動
    伝達部。
  6. 【請求項6】  前記液切り手段が前記歯車の上側の面
    にリング状に形成された溝と、前記溝と前記歯車の下面
    の間に穿設された連通孔と、を備えたことを特徴とする
    請求項1の感光材料処理装置の駆動伝達部。
  7. 【請求項7】  駆動源の駆動力を伝達する感光材料処
    理装置の駆動伝達部であって、前記駆動源の駆動力を受
    ける歯車を一端に有する回転軸部材を、前記歯車が処理
    液より上方に位置し前記回転軸部材の一部が処理液中に
    位置するように配置し、前記回転軸部材の上下端を連通
    する連通孔内の上端部に設けた支軸と連通孔との間に処
    理液が連通孔の壁面を伝わって滲み上がり、前記回転軸
    部材の上端から前記歯車の歯先へ廻り込むのを阻止する
    液切り手段を設けたことを特徴とする感光材料処理装置
    の駆動伝達部。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0271268A (ja) * 1988-09-07 1990-03-09 Fuji Photo Film Co Ltd 写真感光材料処理用ラック

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JPH0271268A (ja) * 1988-09-07 1990-03-09 Fuji Photo Film Co Ltd 写真感光材料処理用ラック

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