JPH0437186Y2 - - Google Patents

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JPH0437186Y2
JPH0437186Y2 JP1986155754U JP15575486U JPH0437186Y2 JP H0437186 Y2 JPH0437186 Y2 JP H0437186Y2 JP 1986155754 U JP1986155754 U JP 1986155754U JP 15575486 U JP15575486 U JP 15575486U JP H0437186 Y2 JPH0437186 Y2 JP H0437186Y2
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JP
Japan
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sliding member
motor
large diameter
dead bolt
front plate
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JP1986155754U
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JPS6362563U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は箱錠装置とくにそのデツドボルトの
駆動装置に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 開き戸に用いられる箱錠のデツドボルトを駆動
する手段として従来からソレノイド、モータの付
滅勢によつてこれを行なうようなものが提案され
ている。
たとえばモータを利用するものとして、実開昭
57−198260号公報にみるようなものが知られてい
るが、この種のものは、モータ(ソレノイドの場
合も同様)に常時通電しておくことは不可能であ
るので、ボルトの位置を検知して付勢、滅勢を制
御するためのセンサを用いて不要時にはこれを滅
勢する必要があり、構成、スペースの面、さらに
コスト面から不利であり、また、開き戸の開閉時
の振動は相当に大きくなることがしばしばあるの
で損傷しやすく、長期のわたつて安定した作用を
期待することは困難であるというのが実情であつ
た。
本考案はこのような事態に対処すべくなされた
もので、モータを利用することによる利点を維持
しながら、センサその他特段の付帯機構を必要と
せず、簡単な構成で長期にわたつて安定した機能
を奏するような箱錠装置を提供することを目的と
するものである。
(2) 考案の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本考案は、箱錠装
置において、ドアの側面に露出するフロントプレ
ートに接続するケース内に正逆転自在のモータを
前記フロントプレートに平行方向に配置し、前記
モータの回転軸の基部と先端部とを小径部に、そ
の中間を大径部に形成するとともに該大径部に雄
ねじを刻設して、これに軸線方向長さが前記各小
径部よりも小さめの摺動部材を螺合し、該摺動部
材に設けたピンをデツドボルトに設けた傾斜孔に
摺動自在に係合させるとともに、前記各小径部に
夫々一端を前記摺動部材端面に当接させてなるば
ねを配設したことを特徴とするものである。
このように構成することによつて、簡単な構成
によつて駆動源の過熱を回避して作動の確実な、
かつ小型の箱錠装置を得ることができる。
(実施例の説明) 添付の図面は本考案の実施態様を示す箱錠装置
の一部切截側面図である。
ドアの側面に露出したフロントプレート3を含
むケース1を有する箱錠Aの内部にはモータ6が
ドア側面に平行に、即ち垂直方向に配置してあ
り、その回転軸7は基部(図示上方)と先端部
(図示下方)が小径部7aに、中間部が大径部7
bに形成してあり、該大径部に雄ねじ7′が刻設
してある。
前記雄ねじ7′には、前記小径部7aよりも軸
線方向長さが若干小さく形成した摺動部材8が螺
合しており、この摺動部材8に設けたピン11が
デツドボルト4に形成した傾斜孔4aに遊嵌して
ある。
また前記軸7の各小径部には、それぞればね
9,10が配設してあつて、摺動部材8の上下端
面8a,8bに一端を当接配置してある。
なお図示符号5はラツチボルト、符号12はこ
れを作動させるための角軸を装着する角孔であ
る。
このように構成してあるから、図示の状態で、
モータ6を一方に回動すると、これにともなつて
回転する軸7の大径部7bに螺合する摺動部材8
が下方に移動し、ピン11、傾斜孔4aの作用で
デツドボルト4はフロントプレート3から没入し
て解錠状態になる。
このさい、摺動部材8はその行程の最後のとこ
ろで、ばね9の押圧力で大径部7bの雄ねじとの
係合がはずれ、同時にばね11の作用で、該大径
部7bの下端に当接するに摺動部材8が位置する
状態となる。
したがつて、モータ6を逆転させれば、摺動部
材8は直ちに大径部の雄ねじに螺合して上昇し、
これとともにピン11、傾斜孔4aによつてデツ
ドボルト4は施錠位置に突出する。この場合、モ
ータが回転しない限り、該デツドボルト4はその
位置に固定状態に維持されるので、みだりに解錠
されることはない。
このように、本考案によるときは、デツドボル
トの施解錠にあたり、その動作が完了すれば、デ
ツドボルト駆動部材たる摺動部材がモータの回転
軸空離脱して空転するので、その時期に適宜モー
タを停止すればよく、空転によるモータの過熱の
恐れは全くなく、施錠位置でも特段の付加機構を
必要とせずに該位置を維持出来る。
またこの装置においては、モータ6を含む駆動
機構がドアの側面に平行に配設してあるので、ケ
ース1の奥行方向長さ(図示左右方向長さ)を小
さく構成することが可能であり、ドアの周囲の厚
みの大きい部分が幅狭のドアにも錠を装着するこ
とが可能であり、多種の寸法違いの錠前を用意す
る必要が小さく、コスト的にも有利となる。
(3) 考案の効果 以上説明したように、本考案によるときは、モ
ータを用いてデツドボルトを操作する箱錠装置に
おいて、デツドボルトの位置を検知する手段など
を必要とせず極めて簡単な構成でデツドボルトを
操作することが可能で施解錠位置でのモータの過
熱を有効に防止でき、さらに、モータをドア側面
に平行に配置したので、錠ケース自体を奥行の浅
い構成とすることができて、より多種のドアに適
合させ得るので、錠前単体としてばかりでなく、
錠前製作数トータルとしてみてもコストダウンに
資するところが顕著である。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本考案の実施態様を示す要部の一
部切截側面図である。 1……ケース、3……フロントプレート、4…
…デツドボルト、4a……傾斜孔、6……モー
タ、7……モータの回転軸、8……摺動部材、
9,10……ばね、11……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアの側面に露出するフロントプレートに接続
    するケース内に正逆転自在のモータを前記フロン
    トプレートに平行方向に配置し、前記モータの回
    転軸の基部と先端部とを小径部に、その中間を大
    径部に形成するとともに該大径部に雄ねじを刻設
    して、これに軸線方向長さが前記各小径部よりも
    小さめの摺動部材を螺合し、該摺動部材に設けた
    ピンをデツドボルトに設けた傾斜孔に摺動自在に
    係合させるとともに、前記各小径部に夫々一端を
    前記摺動部材端面に当接させてなるばねを配設し
    た箱錠装置。
JP1986155754U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0437186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986155754U JPH0437186Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986155754U JPH0437186Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6362563U JPS6362563U (ja) 1988-04-25
JPH0437186Y2 true JPH0437186Y2 (ja) 1992-09-01

Family

ID=31076739

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JP1986155754U Expired JPH0437186Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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JP (1) JPH0437186Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242060Y2 (ja) * 1981-06-15 1987-10-28

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Publication number Publication date
JPS6362563U (ja) 1988-04-25

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