JPH04371768A - 海上コンテナ用冷凍装置 - Google Patents

海上コンテナ用冷凍装置

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Publication number
JPH04371768A
JPH04371768A JP15056491A JP15056491A JPH04371768A JP H04371768 A JPH04371768 A JP H04371768A JP 15056491 A JP15056491 A JP 15056491A JP 15056491 A JP15056491 A JP 15056491A JP H04371768 A JPH04371768 A JP H04371768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cooled condenser
cooling fan
refrigeration system
control means
Prior art date
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Pending
Application number
JP15056491A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyasu Kawakatsu
川勝 紀育
Toshimitsu Suzuki
利光 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、船上あるいは港湾に
おいて使用される海上コンテナ用冷凍装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、海上コンテナ用冷凍装置は、図
1および図2に示すように、圧縮機2、レシーバ3等を
配設する機械室4の直上方に空冷凝縮器5を水平姿勢で
配置し、該空冷凝縮器5の上方に空冷ファン6を配設す
る構造とされており、空冷ファン6による空冷凝縮器5
の冷却は、前記機械室4を経て下方から上方(即ち、矢
印A方向)に供給される空気により行なわれることとな
っている(例えば、実開昭63ー87495号公報参照
)。
【0003】ところで、海上コンテナ用冷凍装置の場合
、船上あるいは港湾において使用されるため、海水が空
冷凝縮器5にかかり易く、また海水がかからなくとも、
雨水が空冷凝縮器5にかかり、潮風にさらされることに
より塩分を含んだ状態となり易い。
【0004】このように海水あるいは雨水が空冷凝縮器
5にかかると、水の表面張力によって空冷凝縮器5の下
面側に溜まることとなって、塩分により凝縮器フィンが
腐食し易くなる。特に、空冷凝縮器5を通過する空気の
流れが、下方から上方へとなっているため、空気凝縮器
5下面側に溜まった海水あるいは雨水が自然に落下する
ことが難しい状態となっている。
【0005】また、空気中に含まれるゴミ等が、空冷凝
縮器5の下面側に詰まって、空気流通を阻害し、高圧上
昇を招くこととなるおそれもある。
【0006】上記のような不具合を解消するには、空冷
凝縮器5への空気流通方向を逆にして、上方から下方へ
向かうようにすればよいように思えるが、海上コンテナ
用冷凍装置の場合、空冷凝縮器5下方の機械室4にレシ
ーバ3のような加熱されると不具合が発生し易い機器が
配設されているため、液冷媒が加熱されるという新たな
問題が生ずるおそれがある。
【0007】なお、前述の公知例には、水冷凝縮器を併
設した海上コンテナ用冷凍装置において、水冷凝縮器使
用中に空冷ファンを逆回転させるようにした技術が開示
されているが、この場合、水冷凝縮器使用中において空
冷凝縮器を通る冷媒(即ち、高温冷媒)からの放熱によ
って空冷凝縮器上方に配置された電気品ボックス内に熱
気がこもるのを防止することを目的としており、空冷凝
縮器の運転停止時におけるファン制御に関するものであ
る。従って、上記公知例によって、海上コンテナ用冷凍
装置における空冷凝縮器の塩害防止を図ることは難しい
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記のよ
うな空冷凝縮器の塩害および目詰まりを防止することを
課題としてなされたもので、空冷ファンを適宜逆回転運
転させることにより、空冷凝縮器下面側に溜まっている
海水あるいは雨水もしくは空冷凝縮器下面側に詰まって
いるゴミ等を吹き飛ばし得るようにすることを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、図面に示すように
、圧縮機2、レシーバ3等を配設する機械室4の直上方
に空冷凝縮器5を配置し、正回転時に該空冷凝縮器5の
下方から上方に向かって空気を流通させる空冷ファン6
を備えた海上コンテナ用冷凍装置において、冷凍運転開
始後所定時間経過毎に前記空冷ファン6を設定時間だけ
逆回転させるべく制御する制御手段19を付設している
【0010】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、圧縮機1、レシ
ーバ3等を配設する機械室4の直上方に空冷凝縮器5を
配置し、正回転時に該空冷凝縮器5の下方から上方に向
かって空気を流通させる空冷ファン6を備えた海上コン
テナ用冷凍装置において、冷凍運転時におけるサーモ停
止期間中に前記空冷ファン6を設定時間だけ逆回転させ
るべく制御する制御手段24を付設している。
【0011】請求項3の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、圧縮機2、レシ
ーバ3等を配設する機械室4の直上方に空冷凝縮器5を
配置し、正回転時に該空冷凝縮器5の下方から上方に向
かって空気を流通させる空冷ファン6を備えた海上コン
テナ用冷凍装置において、冷凍運転時におけるデフロス
ト運転中に前記空冷ファン6を設定時間だけ逆回転させ
るべく制御する制御手段26を付設している。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、上記手段によって次のよ
うな作用が得られる。
【0013】即ち、冷凍運転中においては、空冷凝縮器
5の下面側に海水あるいは雨水が溜まったり、空気中の
ゴミ等が詰まったりすることがあるが、冷凍運転開始後
において所定時間毎に空冷ファン6を設定時間だけ逆回
転させて、空冷凝縮器5を通過する空気が上方から下方
へ向かって流れるようにしたことにより、空冷凝縮器5
の下面側に溜まっている海水あるいは雨水もしくは空冷
凝縮器5の下面側に詰まっているゴミ等が吹き飛ばされ
ることとなる。
【0014】請求項2の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0015】即ち、冷凍運転中においては、空冷凝縮器
5の下面側に海水あるいは雨水が溜まったり、空気中の
ゴミ中が詰まったりすることがあるが、冷凍運転時にお
けるサーモ停止期間中に空冷ファン6を設定時間だけ逆
回転させて、空冷凝縮器5を通過する空気が上方から下
方へ向かって流れるようにしたことにより、空冷凝縮器
5の下面側に溜まっている海水あるいは雨水もしくは空
冷凝縮器5の下面側に詰まっているゴミ等が吹き飛ばさ
れることとなる。
【0016】請求項3の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0017】即ち、冷凍運転中においては、空冷凝縮器
5の下面側に海水あるいは雨水が溜まったり、空気中の
ゴミ等が詰まったりすることがあるが、冷凍運転時にお
けるデフロスト運転中に空冷ファン6を設定時間だけ逆
回転させて、空冷凝縮器5を通過する空気が上方から下
方へ向かって流れるようにしたことにより、空冷凝縮器
5の下面側に溜まっている海水あるいは雨水もしくは空
冷凝縮器5の下面側に詰まっているゴミ等が吹き飛ばさ
れることとなる。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、圧縮機2、レ
シーバ3等を配設する機械室4の直上方に空冷凝縮器5
を配置し、正回転時に該空冷凝縮器5の下方から上方に
向かって空気を流通させる空冷ファン6を備えた海上コ
ンテナ用冷凍装置において、冷凍運転開始後所定時間経
過毎に前記空冷ファン6を設定時間だけ逆回転させるべ
く制御する制御手段19を付設して、冷凍運転開始後に
おいて所定時間経過毎における設定時間だけ空冷凝縮器
5を通過する空気が上方から下方へ向かって流れるよう
にしたので、冷凍運転中に空冷凝縮器5の下面側に溜ま
っている海水あるいは雨水もしくは空冷凝縮器5の下面
側に詰まっているゴミ等が下向き空気流によって吹き飛
ばされることとなり、運転状態に支障をきたすことなく
、空冷凝縮器フィンの局部的腐食および目詰まりによる
高圧上昇を効果的に防止することができるという優れた
効果がある。
【0019】請求項2の発明によれば、圧縮機2、レシ
ーバ3等を配設する機械室4の直上方に空冷凝縮器5を
配置し、正回転時に該空冷凝縮器5の下方から上方に向
かって空気を流通させる空冷ファン6を備えた海上コン
テナ用冷凍装置において、冷凍運転時におけるサーモ停
止期間中に前記空冷ファン6を設定時間だけ逆回転させ
るべく制御する制御手段24を付設して、冷凍運転時に
おいてサーモ停止期間中における設定時間だけ空冷凝縮
器5を通過する空気が上方から下方へ向かって流れるよ
うにしたので、冷凍運転中に空冷凝縮器5の下面側に溜
まっている海水あるいは雨水もしくは空冷凝縮器5の下
面側に詰まっているゴミ等が下向き空気流によって吹き
飛ばされることとなり、運転状態に支障をきたすことな
く、空冷凝縮器フィンの局部的腐食および目詰まりによ
る高圧上昇を効果的に防止することができるという優れ
た効果がある。
【0020】請求項3の発明によれば、圧縮機2、レシ
ーバ3等を配設する機械室4の直上方に空冷凝縮器5を
配置し、正回転時に該空冷凝縮器5の下方から上方に向
かって空気を流通させる空冷ファン6を備えた海上コン
テナ用冷凍装置において、冷凍運転時におけるデフロス
ト運転中に前記空冷ファン6を設定時間だけ逆回転させ
るべく制御する制御手段26を付設して、冷凍運転時に
おいてデフロスト運転中における設定時間だけ空冷凝縮
器5を通過する空気が上方から下方へ向かって流れるよ
うにしたので、冷凍運転中に空冷凝縮器5の下面側に溜
まっている海水あるいは雨水もしくは空冷凝縮器5の下
面側に詰まっているゴミ等が下向き空気流によって吹き
飛ばされることとなり、運転状態に支障をきたすことな
く、空冷凝縮器フィンの局部的腐食および目詰まりによ
る高圧上昇を効果的に防止することができるという優れ
た効果がある。
【0021】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾
つかの好適な実施例を説明する。
【0022】実施例1 図1ないし図3には、本願発明の実施例1にかかる海上
コンテナ用冷凍装置が示されている。本実施例は、請求
項1の発明に対応するものである。
【0023】本実施例の海上コンテナ用冷凍装置は、図
1および図2に示すように、ケーシング1の内底部に圧
縮機2、レシーバ3等を配設した機械室4を備えており
、該機械室4の直上方には、空冷凝縮器5が水平姿勢で
配置されている。また、該空冷凝縮器5の上方には、2
個の空冷ファン6,6が配設されている。前記ケーシン
グ1の前面上部に設けられたアクセスパネル7,7の奥
には、蒸発器14(図3参照)が配置されている。符号
8は空冷ファン6を駆動させるためのファンモータ、9
は電気品ボックスである。
【0024】前記空冷ファン6は、プロペラファンから
なっており、正回転時には空冷凝縮器5を通過する空気
流が下方から上方へ流れ、逆回転時には空冷凝縮器5を
通過する空気流が上方から下方へ流れるように運転制御
されることとなっている。
【0025】また、この海上コンテナ用冷凍装置は、図
3に示すように、圧縮機2、三方比例弁10、空冷凝縮
器5、レシーバ3、電磁開閉弁11、デフロスト用液溜
30、電磁開閉弁12、膨張弁13、蒸発器14を順次
接続してなる主冷媒回路Xを備えている。
【0026】前記三方比例弁10は、圧縮機2側に通ず
る第1ポート10aと、空冷凝縮器5側に通ずる第2ポ
ート10bと、蒸発器14側に通ずる第3ポート10c
とを備えており、第1ポート10aから第2ポート10
bへ流れる冷媒流量と、第1ポート10aから第3ポー
ト10cへ流れる冷媒流量とが、反比例するように制御
されることとなっている。前記第3ポート10cには、
前記蒸発器14の上流側に連結されるバイパス路15が
接続されている。該バイパス路15の途中には、ドレン
パンヒータ16が介設されている。
【0027】そして、冷凍運転時においては、圧縮機2
からの吐出冷媒は、主冷媒回路Xを実線矢印で示すよう
に循環し、冷凍運転時において冷凍能力を調整する場合
には、三方比例弁10を制御することにより、第1ポー
ト10aから第2ポート10bへ流れる冷媒流量と、第
1ポート10aから第3ポート10cへ流れる冷媒流量
とが調整され、主冷媒回路Xとバイパス路15とに冷媒
が流通せしめられ、デフロスト運転時においては、三方
比例弁10における第1ポート10aた第3ポート10
cとのみが連通せしめられて、圧縮機2からの吐出冷媒
は、点線矢印で示すように、バイパス路15を経て蒸発
器14に供給されることとなっている。
【0028】本実施例の海上コンテナ用冷凍装置には、
庫内温度が所定値に達した時点で圧縮機2の運転停止指
令を出力し、庫内温度が前記所定値より少し高い温度(
例えば、1℃高い温度)に達した時点で圧縮機2の運転
再開指令を出力するサーモスタット17と、蒸発器14
の着霜状態を検知してデフロスト運転開始指令を出力す
るフロスト検知手段18とが付設されている。なお、デ
フロスト運転の終了時期はタイマー(図示省略)により
決定されることとなっている。
【0029】さらに、本実施例の海上コンテナ用冷凍装
置には、前記空冷ファン6,6の運転制御を行う制御手
段19が付設されている。
【0030】該制御手段19は、マイクロコンピュータ
からなっており、冷凍運転開始後所定時間(例えば、1
時間)経過毎に前記空冷ファン6,6を設定時間(例え
ば、1分間)だけ逆回転させるタイマー機能を有してい
る。
【0031】前記制御手段19には、図4に示すように
、空冷ファン6を正回転方向に駆動させるための正回転
用リレー20と、空冷ファン6を逆回転方向に駆動させ
るための逆回転用リレー21とを有する並列回路22,
23が接続されており、前記正回転用リレー20と直列
に前記逆回転用リレー21の常閉接点21Bが接続され
且つ前記逆回転用リレー21とを直列に前記正回転用リ
レー20の常閉接続20Bが接続されている。なお、前
記空冷ファン6の駆動源であるファンモータ8は、図5
に示すように、三相交流モータとされており、前記正回
転用リレー20あるいは逆回転用リレー21の励磁によ
り、その常開接点20Aあるいは常開接点21Aが閉作
動せしめられ、正回転方向あるいは逆回転方向に駆動せ
しめられることとなっている。
【0032】次に、上記のように構成された海上コンテ
ナ用冷凍装置の作用を図6に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0033】冷凍運転が開始されると(ステップS1)
、圧縮機2からの吐出冷媒は、図3に実線矢印で示すよ
うに、主冷媒回路Xを循環する。この時、制御手段19
からは並列回路22へ通電すべき指令が出力され、空冷
ファン6,6は、正回転方向に駆動せしめられる(ステ
ップS2)。即ち、空冷凝縮器5は、図2において矢印
Aで示すように、機械室4を経て下方から上方に通過す
る空気によって冷却されている。
【0034】この冷凍運転中においては、上向き空気流
れに起因して、海水あるいは雨水が空冷凝縮器5の下面
側に溜まったり、空気中に含まれるゴミ等が空冷凝縮器
5の下面側に詰まることがある。
【0035】そして、冷凍運転開始後所定時間(例えば
、1時間)が経過すると(ステップS3)、制御手段1
9から並列回路23へ通電すべき指令が出力され、空冷
ファン6,6は、逆回転方向に駆動せしめられる(ステ
ップS4)。即ち、空冷凝縮器5は、図2において矢印
Bで示すように、上方から下方に通過する空気によって
冷却される。しかる後、空冷ファン6,6の逆回転開始
後設定時間(例えば、1分間)が経過すると(ステップ
S5)、制御手段19による制御はステップS2にリタ
ーンされる。
【0036】上記のようにして、空冷ファン6,6の逆
回転によって、空冷凝縮器5を通過する空気が上方から
下方へ流れると、冷凍運転中に空冷凝縮器5の下面側に
溜まっていた海水あるいは雨水もしくは空冷凝縮器5の
下面に詰まっていたゴミ等が、下向き空気流によって下
方に吹き飛ばされることとなる。なお、空冷ファン6,
6の逆回転時には、空冷凝縮器5の冷却用に供される空
気量が不足するが、逆回転時間が短いので冷凍能力への
影響はあまりない。従って、運転状態に支障をきたすこ
となく、空冷凝縮器フィンの局部的腐食および目詰まり
による高圧上昇を効果的に防止することができるのであ
る。
【0037】実施例2 図7には、本願発明の実施例2にかかる海上コンテナ用
冷凍装置における制御手段が示されている。本実施例は
、請求項2の発明に対応するものである。
【0038】本実施例の制御手段24は、冷凍運転時に
おけるサーモ停止期間中に前記空冷ファン6,6を設定
時間だけ逆回転させる機能を有している。
【0039】即ち、本実施例の制御手段24は、サーモ
スタット17が作動して圧縮機2および空冷ファン6,
6が停止されると、10秒後に空冷ファン6,6を逆回
転させ、サーモスタット17の復帰温度となる前に空冷
ファン6,6の逆回転を停止させるように作用すること
となっているのである。従って、本実施例の場合、庫内
温度がサーモスタット17の復帰温度より少し低い設定
温度Tsとなったことを検知するための温度検知手段2
5が設けられている。なお、庫内温度がサーモスタット
17の復帰温度より少し低い設定温度Tsとなる時間を
、予め実験等により求め、当該時間により空冷ファン6
,6の逆回転停止時期を決定することも可能である。 その他の構成は、実施例1と同様なので説明を省略する
【0040】次に、本実施例にかかる海上コンテナ用冷
凍装置の作用を、図8に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0041】ステップS2までの制御は、実施例1と同
様である。冷凍運転中において、サーモスタット17が
作動して、圧縮機2および空冷ファン6,6が停止する
と(ステップS3)、ステップS4において10秒経過
するのを待って、制御手段24から並列回路23へ通電
すべき指令が出力され、空冷ファン6,6は、逆回転方
向に駆動せしめられる(ステップS5)。即ち、空冷凝
縮器5を通過する空気は、図2において矢印Bで示すよ
うに、上方から下方に流れることとなる。その後、温度
検知手段25による検知温度Tが、サーモスタット17
の復帰温度より少し低い設定温度Tsに達すると(ステ
ップS6)、制御手段24からは並列回路22,23の
いずれにも通電しない旨の指令が出力され、空冷ファン
6,6は停止せしめられる(ステップS7)。しかる後
、庫内温度が上昇してサーモスタット17が復帰せしめ
られると(ステップS8)、制御手段24による制御は
ステップS2にリターンされる。
【0042】上記のようにして、空冷ファン6,6の逆
回転によって、空冷凝縮器5を通過する空気が上方から
下方へ流れると、冷凍運転中に空冷凝縮器5の下面側に
溜まっていた海水あるいは雨水もしくは空冷凝縮器5の
下面に詰まっていたゴミ等が、下向き空気流によって下
方に吹き飛ばされることとなる。本実施例の場合、空冷
ファン6,6はサーモ停止中に逆回転されることとなっ
ているため、冷凍能力への影響はない。従って、運転状
態に支障をきたすことなく、空冷凝縮器フィンの局部的
腐食および目詰まりによる高圧上昇を効果的に防止する
ことができるのである。
【0043】実施例3 図9には、本願発明の実施例3にかかる海上コンテナ用
冷凍装置における制御手段が示されている。本実施例は
、請求項3の発明に対応するものである。
【0044】本実施例の制御手段26は、冷凍運転時に
おけるデフロスト運転中に前記空冷ファン6,6を設定
時間だけ逆回転させる機能を有している。
【0045】即ち、本実施例の制御手段26は、フロス
ト検知手段18が作動して空冷ファン6,6が停止され
ると、1分後に空冷ファン6,6を設定時間(例えば、
5分間)だけ逆回転させるように作用することとなって
いるのである。その他の構成は、実施例1と同様なので
説明を省略する。
【0046】次に、本実施例にかかる海上コンテナ用冷
凍装置の作用を、図10に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0047】ステップS2までの制御は、実施例1と同
様である。冷凍運転中において、フロスト検知手段18
が作動して、空冷ファン6,6が停止すると(ステップ
S3)、ステップS4において1分経過するのを待って
、制御手段26から並列回路23へ通電すべき指令が出
力され、空冷ファン6,6は、逆回転方向に駆動せしめ
られる(ステップS5)。即ち、空冷凝縮器5を通過す
る空気は、図2において矢印Bで示すように、上方から
下方に流れることとなる。しかる後、空冷ファン6,6
の逆回転開始後設定時間(例えば、5分間)が経過する
と(ステップS6)、制御手段26からは並列回路22
,23のいずれにも通電しない旨の指令が出力され、空
冷ファン6,6は停止せしめられる(ステップS7)。 その後、タイマー(図示省略)のカウントアップにより
デフロスト運転が終了すると(ステップS8)、制御手
段26による制御はステップS2にリターンされる。
【0048】上記のようにして、空冷ファン6,6の逆
回転によって、空冷凝縮器5を通過する空気が上方から
下方へ流れると、冷凍運転中に空冷凝縮器5の下面側に
溜まっていた海水あるいは雨水もしくは空冷凝縮器5の
下面に詰まっていたゴミ等が、下向き空気流によって下
方に吹き飛ばされることとなる。本実施例の場合、空冷
ファン6,6はデフロスト運転中に逆回転されることと
なっているため、冷凍能力への影響はない。従って、運
転状態に支障をきたすことなく、空冷凝縮器フィンの局
部的腐食および目詰まりによる高圧上昇を効果的に防止
することができるのである。
【0049】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例1にかかる海上コンテナ用冷
凍装置の正面図である。
【図2】本願発明の実施例1にかかる海上コンテナ用冷
凍装置の下部縦断面図である。
【図3】本願発明の実施例1にかかる海上コンテナ用冷
凍装置の冷媒回路図である。
【図4】本願発明の実施例1にかかる海上コンテナ用冷
凍装置における制御手段の電気回路図である。
【図5】図3に示す制御手段におけるファンモータ部分
の結線図である。
【図6】本願発明の実施例1にかかる海上コンテナ用冷
凍装置の作用を説明するためのフローチャートである。
【図7】本願発明の実施例2にかかる海上コンテナ用冷
凍装置における制御手段の電気回路図である。
【図8】本願発明の実施例2にかかる海上コンテナ用冷
凍装置の作用を説明するためのフローチャートである。
【図9】本願発明の実施例3にかかる海上コンテナ用冷
凍装置における制御手段の電気回路図である。
【図10】本願発明の実施例3にかかる海上コンテナ用
冷凍装置の作用を説明するためのフローチャートである
【符号の説明】
2は圧縮機、3はレシーバ、4は機械室、5は空冷凝縮
器、6は空冷ファン、17はサーモスタット、18はフ
ロスト検知手段、19,24,26は制御手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧縮機(2)、レシーバ(3)等を配
    設する機械室(4)の直上方に空冷凝縮器(5)を配置
    し、正回転時に該空冷凝縮器(5)の下方から上方に向
    かって空気を流通させる空冷ファン(6)を備えた海上
    コンテナ用冷凍装置であって、冷凍運転開始後所定時間
    経過毎に前記空冷ファン(6)を設定時間だけ逆回転さ
    せるべく制御する制御手段(19)を付設したことを特
    徴とする海上コンテナ用冷凍装置。
  2. 【請求項2】  圧縮機(2)、レシーバ(3)等を配
    設する機械室(4)の直上方に空冷凝縮器(5)を配置
    し、正回転時に該空冷凝縮器(5)の下方から上方に向
    かって空気を流通させる空冷ファン(6)を備えた海上
    コンテナ用冷凍装置であって、冷凍運転時におけるサー
    モ停止期間中に前記空冷ファン(6)を設定時間だけ逆
    回転させるべく制御する制御手段(24)を付設したこ
    とを特徴とする海上コンテナ用冷凍装置。
  3. 【請求項3】  圧縮機(2)、レシーバ(3)等を配
    設する機械室(4)の直上方に空冷凝縮器(5)を配置
    し、正回転時に該空冷凝縮器(5)の下方から上方に向
    かって空気を流通させる空冷ファン(6)を備えた海上
    コンテナ用冷凍装置であって、冷凍運転時におけるデフ
    ロスト運転中に前記空冷ファン(6)を設定時間だけ逆
    回転させるべく制御する制御手段(26)を付設したこ
    とを特徴とする海上コンテナ用冷凍装置。
JP15056491A 1991-06-21 1991-06-21 海上コンテナ用冷凍装置 Pending JPH04371768A (ja)

Priority Applications (1)

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