JPH04371443A - 枚葉式印刷機のシートカール矯正装置 - Google Patents
枚葉式印刷機のシートカール矯正装置Info
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- JPH04371443A JPH04371443A JP24013791A JP24013791A JPH04371443A JP H04371443 A JPH04371443 A JP H04371443A JP 24013791 A JP24013791 A JP 24013791A JP 24013791 A JP24013791 A JP 24013791A JP H04371443 A JPH04371443 A JP H04371443A
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- Japan
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 238000003854 Surface Print Methods 0.000 abstract 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229940098458 powder spray Drugs 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/512—Changing form of handled material
- B65H2301/5125—Restoring form
- B65H2301/51256—Removing waviness or curl, smoothing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2801/00—Application field
- B65H2801/03—Image reproduction devices
- B65H2801/21—Industrial-size printers, e.g. rotary printing press
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、片面印刷／両面印刷兼
用の枚葉式印刷機に関し、特に、印刷機の排紙部におい
て印刷済みの用紙のカール（巻きぐせ）を是正するシー
トカール矯正装置に関する。
用の枚葉式印刷機に関し、特に、印刷機の排紙部におい
て印刷済みの用紙のカール（巻きぐせ）を是正するシー
トカール矯正装置に関する。
【０００２】
【発明の背景】枚葉式印刷機において、印刷が施される
用紙には、ブランケット胴と圧胴との間における印圧や
各種搬送胴間の移送形態に起因して、カール（巻きぐせ
）が発生する。
用紙には、ブランケット胴と圧胴との間における印圧や
各種搬送胴間の移送形態に起因して、カール（巻きぐせ
）が発生する。
【０００３】特に、片面／両面印刷兼用の枚葉式印刷機
にあっては、用紙の両面に印刷が施される両面印刷の場
合のカール発生はさほどではないものの、用紙の片面に
のみ印刷が施される片面印刷の場合には、大幅なカール
が発生してしまう。
にあっては、用紙の両面に印刷が施される両面印刷の場
合のカール発生はさほどではないものの、用紙の片面に
のみ印刷が施される片面印刷の場合には、大幅なカール
が発生してしまう。
【０００４】
【従来の枝術】このようなカールを是正するため、印刷
機の排紙部には、真空圧（バキューム）によって１対の
パイプ部材の外表面に用紙を強制的に密着させつつ進行
させるシートカール矯正装置（シート・デカーラと通称
される。）が設けられる。すなわち、最終印刷ユニット
の圧胴から排紙胴に引き渡された印刷済みの用紙は、デ
リバリー・チェーンによる搬送経路に直角に並設され、
かつ、吸引ポンプに連結された１対のパイプ部材によっ
て、印刷面とは反対の非印刷面が強制的に密着され、こ
れらのパイプ部材の外表面に接触して進行され、カール
が是正された上で紙積台上に順次パイルされるのである
。
機の排紙部には、真空圧（バキューム）によって１対の
パイプ部材の外表面に用紙を強制的に密着させつつ進行
させるシートカール矯正装置（シート・デカーラと通称
される。）が設けられる。すなわち、最終印刷ユニット
の圧胴から排紙胴に引き渡された印刷済みの用紙は、デ
リバリー・チェーンによる搬送経路に直角に並設され、
かつ、吸引ポンプに連結された１対のパイプ部材によっ
て、印刷面とは反対の非印刷面が強制的に密着され、こ
れらのパイプ部材の外表面に接触して進行され、カール
が是正された上で紙積台上に順次パイルされるのである
。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に片面印刷におけるカールの矯正には有効なシートカー
ル矯正装置も、用紙の両面に印刷が施され、かつ、イン
キが十分には乾燥していない状態で用紙が搬送されてく
る両面印刷の場合には、却って印刷障害を生じてしまう
という問題がある。すなわち、乾燥の不十分な一方の印
刷面が、搬送経路に並設され、かつ、両面印刷時には使
用されないパイプ部材に接触すると、この接触によって
、当該印刷面にこすり傷が発生して、印刷不良となって
しまうのである。
に片面印刷におけるカールの矯正には有効なシートカー
ル矯正装置も、用紙の両面に印刷が施され、かつ、イン
キが十分には乾燥していない状態で用紙が搬送されてく
る両面印刷の場合には、却って印刷障害を生じてしまう
という問題がある。すなわち、乾燥の不十分な一方の印
刷面が、搬送経路に並設され、かつ、両面印刷時には使
用されないパイプ部材に接触すると、この接触によって
、当該印刷面にこすり傷が発生して、印刷不良となって
しまうのである。
【０００６】本発明は、上記した問題に鑑みてなされ、
進歩したシートカール矯正装置を提供するもので、その
目的は、両面印刷の場合に印刷面にこすり傷を生じさせ
ることのないようにすることにある。
進歩したシートカール矯正装置を提供するもので、その
目的は、両面印刷の場合に印刷面にこすり傷を生じさせ
ることのないようにすることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このために、本発明は、
排紙部の搬送経路に直角に並設された１対のパイプ部材
の外表面に用紙を密着させつつ進行させ、カールを是正
する枚葉式印刷機のシートカール矯正装置において、片
面印刷時に、前記１対のパイプ部材間の間隙部を介して
真空圧によって用紙をこれらのパイプ部材の外表面に密
着させる吸引ポート及びこれに連結されたバキュームポ
ンプと、両面印刷時に、前記１対のパイプ部材に吐出す
る吐出ポート及びこれに連結されたブロワーポンプと、
を有することを特徴とする。
排紙部の搬送経路に直角に並設された１対のパイプ部材
の外表面に用紙を密着させつつ進行させ、カールを是正
する枚葉式印刷機のシートカール矯正装置において、片
面印刷時に、前記１対のパイプ部材間の間隙部を介して
真空圧によって用紙をこれらのパイプ部材の外表面に密
着させる吸引ポート及びこれに連結されたバキュームポ
ンプと、両面印刷時に、前記１対のパイプ部材に吐出す
る吐出ポート及びこれに連結されたブロワーポンプと、
を有することを特徴とする。
【０００８】
【作用】片面印刷時には、１対のパイプ部材間の間隙部
から吸引ポートそしてバキュームポンプという経路によ
って空気を吸引して真空圧を発生させ、１対のパイプ部
材上を進行する用紙の非印刷面をパイプ部材の外表面に
密着させ、このとき用紙はデリバリー・チェーンによっ
て搬送されて、カールが是正される。
から吸引ポートそしてバキュームポンプという経路によ
って空気を吸引して真空圧を発生させ、１対のパイプ部
材上を進行する用紙の非印刷面をパイプ部材の外表面に
密着させ、このとき用紙はデリバリー・チェーンによっ
て搬送されて、カールが是正される。
【０００９】また、両面印刷時には、ブロワーポンプか
ら吐出ポートそしてパイプ部材の吐出孔という経路によ
って空気が用紙の一方の印刷面に向けて吐出されて、こ
のときデリバリー・チェーンによって搬送される用紙は
、パイプ部材に非接触で進行され、従って、印刷面にこ
すり傷が発生することがない。
ら吐出ポートそしてパイプ部材の吐出孔という経路によ
って空気が用紙の一方の印刷面に向けて吐出されて、こ
のときデリバリー・チェーンによって搬送される用紙は
、パイプ部材に非接触で進行され、従って、印刷面にこ
すり傷が発生することがない。
【００１０】特に、本発明装置において、前記間隙部等
の吸引系をそのまま切換利用して空気を吐出させるので
はなく、吐出孔等の専用の吐出系を設けることとしたの
は、印刷環境中に浮遊するスプレー・パウダーや紙粉が
吸引系からそのまま逆に吐出されて、未乾燥の印刷面に
付着することのないように配慮したものである。
の吸引系をそのまま切換利用して空気を吐出させるので
はなく、吐出孔等の専用の吐出系を設けることとしたの
は、印刷環境中に浮遊するスプレー・パウダーや紙粉が
吸引系からそのまま逆に吐出されて、未乾燥の印刷面に
付着することのないように配慮したものである。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
き詳細に説明する。図１は、本発明に係るシートカール
矯正装置を備えた枚葉式印刷機の排紙部を示す概略側面
図、図２は、図１に示したシートカール矯正装置を摘示
した平面図、図３は、図２のＡ−Ａ線断面図であって、
片面印刷時における本発明装置の機能を示すもの、図４
は、図２のＢ−Ｂ線断面図であって、両面印刷時におけ
る本発明の機能を示すものである。
き詳細に説明する。図１は、本発明に係るシートカール
矯正装置を備えた枚葉式印刷機の排紙部を示す概略側面
図、図２は、図１に示したシートカール矯正装置を摘示
した平面図、図３は、図２のＡ−Ａ線断面図であって、
片面印刷時における本発明装置の機能を示すもの、図４
は、図２のＢ−Ｂ線断面図であって、両面印刷時におけ
る本発明の機能を示すものである。
【００１２】図１に概略的に図示した枚葉式印刷機の排
紙部において、符号（１）は、最終印刷ユニットのうち
の圧胴を示す。すなわち、本発明装置が備えられる片面
印刷／両面印刷兼用の枚葉式印刷機には、２、４、ない
しそれ以上の印刷ユニットが連続的に配備されるが、圧
胴（１）は、それらの印刷ユニットのうちの最終のもの
である。圧胴（１）に続く排紙胴（２）とチェーン・ス
プロケット（３）との間には、くわえ爪装置（４）を備
えたデリバリー・チェーン（５）が巻回されており、印
刷済みの用紙（６）は、圧胴（１）からくわえ爪装置（
４）に引き渡され、デリバリー・チェーン（５）によっ
て排紙胴（２）からチェーン・スプロケット（３）方向
に搬送され、ストッパ（７）の近傍でくわえ爪装置（４
）から開放されて、紙積台上に順次パイルされていくの
である。
紙部において、符号（１）は、最終印刷ユニットのうち
の圧胴を示す。すなわち、本発明装置が備えられる片面
印刷／両面印刷兼用の枚葉式印刷機には、２、４、ない
しそれ以上の印刷ユニットが連続的に配備されるが、圧
胴（１）は、それらの印刷ユニットのうちの最終のもの
である。圧胴（１）に続く排紙胴（２）とチェーン・ス
プロケット（３）との間には、くわえ爪装置（４）を備
えたデリバリー・チェーン（５）が巻回されており、印
刷済みの用紙（６）は、圧胴（１）からくわえ爪装置（
４）に引き渡され、デリバリー・チェーン（５）によっ
て排紙胴（２）からチェーン・スプロケット（３）方向
に搬送され、ストッパ（７）の近傍でくわえ爪装置（４
）から開放されて、紙積台上に順次パイルされていくの
である。
【００１３】上記した排紙部の搬送経路には、排紙胴（
２）の外形形状に対応した円弧状のシートガイド（８）
と、排紙胴（２）の下方の直線状のシートガイド（９）
、（１０）、更には、印刷面の乾燥を助勢するためのパ
ウダー・スプレー装置（１１）が設けられるが、本発明
装置は、デリバリー・チェーン（５）等による用紙（６
）の搬送経路に直角に、排紙胴（２）の下方のシートガ
イド（９）、（１０）間に設けられる。
２）の外形形状に対応した円弧状のシートガイド（８）
と、排紙胴（２）の下方の直線状のシートガイド（９）
、（１０）、更には、印刷面の乾燥を助勢するためのパ
ウダー・スプレー装置（１１）が設けられるが、本発明
装置は、デリバリー・チェーン（５）等による用紙（６
）の搬送経路に直角に、排紙胴（２）の下方のシートガ
イド（９）、（１０）間に設けられる。
【００１４】符号（１２）で全体的に指称された本発明
装置に係るシートカール矯正装置は、図２に最も良く示
すように、ベース・プレート（１３）上に並設された１
対のパイプ部材（１４）を主な構成要素としている。す
なわち、ベース・プレート（１３）上に固定された１対
のパイプ部材（１４）は、上記のように用紙（６）の搬
送経路に直角に配設され、その外表面に用紙（６）を密
着させつつ、デリバリー・チェーン（５）及びそのくわ
え爪装置（４）によって進行させ、カールを是正するも
のである点は、従来のものと同様である。
装置に係るシートカール矯正装置は、図２に最も良く示
すように、ベース・プレート（１３）上に並設された１
対のパイプ部材（１４）を主な構成要素としている。す
なわち、ベース・プレート（１３）上に固定された１対
のパイプ部材（１４）は、上記のように用紙（６）の搬
送経路に直角に配設され、その外表面に用紙（６）を密
着させつつ、デリバリー・チェーン（５）及びそのくわ
え爪装置（４）によって進行させ、カールを是正するも
のである点は、従来のものと同様である。
【００１５】本発明に係るシートカール矯正装置（１２
）には、片面印刷時に、本来のカール是正機能を果たす
ものとして、１対のパイプ部材（１４）間に間隙部（１
５）が設けられ、この間隙部（１５）は、図３に示すよ
うに吸引ポート（１６）と連通しており、更に、この吸
引ポート（１６）は、図示しないバキュームポンプに連
結されている。なお、１対のパイプ部材（１４）の両端
においては、仕切板（１７）によって間隙部（１５）も
閉鎖されている。
）には、片面印刷時に、本来のカール是正機能を果たす
ものとして、１対のパイプ部材（１４）間に間隙部（１
５）が設けられ、この間隙部（１５）は、図３に示すよ
うに吸引ポート（１６）と連通しており、更に、この吸
引ポート（１６）は、図示しないバキュームポンプに連
結されている。なお、１対のパイプ部材（１４）の両端
においては、仕切板（１７）によって間隙部（１５）も
閉鎖されている。
【００１６】また、両面印刷時には、本発明装置は、基
本的に無用であって、何等カール是正機能を果たすもの
ではないが、前述のように、印刷済みの用紙（６）の印
刷面がパイプ部材（１４）の外表面に接触するとこすり
傷が発生してしまう。そこで、１対のパイプ部材（１４
）には多数の吐出孔（１８）が穿設されており、これら
の吐出孔（１８）から空気を勢いよく吐出させて、図４
に示すように、用紙（６）が１対のパイプ部材（１４）
に接触しないで進行するようにするのが本発明装置の特
徴である。
本的に無用であって、何等カール是正機能を果たすもの
ではないが、前述のように、印刷済みの用紙（６）の印
刷面がパイプ部材（１４）の外表面に接触するとこすり
傷が発生してしまう。そこで、１対のパイプ部材（１４
）には多数の吐出孔（１８）が穿設されており、これら
の吐出孔（１８）から空気を勢いよく吐出させて、図４
に示すように、用紙（６）が１対のパイプ部材（１４）
に接触しないで進行するようにするのが本発明装置の特
徴である。
【００１７】多数の吐出孔（１８）の位置は、間隙部（
１５）に関してパイプ部材（１４）の最上位点よりも、
やや外方下部であり、パイプ部材（１４）の内部の通孔
（１９）を介して吐出ポート（２０）と連通しており、
更に、吐出ポート（２０）は、図示しないブロワーポン
プに連結されている。なお、このブロワーポンプと前記
バキュームポンプは、個別に準備してもよいが、両者を
一体化したいわゆるコンビネーションポンプによること
としてもよい。
１５）に関してパイプ部材（１４）の最上位点よりも、
やや外方下部であり、パイプ部材（１４）の内部の通孔
（１９）を介して吐出ポート（２０）と連通しており、
更に、吐出ポート（２０）は、図示しないブロワーポン
プに連結されている。なお、このブロワーポンプと前記
バキュームポンプは、個別に準備してもよいが、両者を
一体化したいわゆるコンビネーションポンプによること
としてもよい。
【００１８】次に、作用について説明すると、片面印刷
時にあっては、図３に示すように、デリバリー・チェー
ン（５）のくわえ爪装置（４）によって進行される印刷
済みの用紙（６）（勿論、図３の上方が印刷面、下方は
非印刷面である。）は、１対のパイプ部材（１４）間の
間隙部（１５）、吸引ポート（１６）及びバキュームポ
ンプによって生起される真空圧によって、パイプ部材（
１４）の外表面に密着される。そして、デリバリー・チ
ェーン（５）の進行とともにカールが是正されつつ、紙
積台方向に搬送されていく。
時にあっては、図３に示すように、デリバリー・チェー
ン（５）のくわえ爪装置（４）によって進行される印刷
済みの用紙（６）（勿論、図３の上方が印刷面、下方は
非印刷面である。）は、１対のパイプ部材（１４）間の
間隙部（１５）、吸引ポート（１６）及びバキュームポ
ンプによって生起される真空圧によって、パイプ部材（
１４）の外表面に密着される。そして、デリバリー・チ
ェーン（５）の進行とともにカールが是正されつつ、紙
積台方向に搬送されていく。
【００１９】しかし、カール是正機能が必要とされない
両面印刷時にあっては、ブロワーポンプによって送り出
された清浄な空気が、吐出ポート（２０）、パイプ部材
（１４）の通孔（１９）、そして多数の吐出孔（１８）
を介して、進行中の印刷済みの用紙（６）に吹き当てら
れる。従って、図４の下面にも印刷が施された用紙（６
）は、何等パイプ部材（１４）に接触することなく、デ
リバリー・チェーン（５）によって進行されることとな
り、それ故、こすり傷による印刷障害が発生することが
ない。
両面印刷時にあっては、ブロワーポンプによって送り出
された清浄な空気が、吐出ポート（２０）、パイプ部材
（１４）の通孔（１９）、そして多数の吐出孔（１８）
を介して、進行中の印刷済みの用紙（６）に吹き当てら
れる。従って、図４の下面にも印刷が施された用紙（６
）は、何等パイプ部材（１４）に接触することなく、デ
リバリー・チェーン（５）によって進行されることとな
り、それ故、こすり傷による印刷障害が発生することが
ない。
【００２０】特に、本発明に係るシートカール矯正装置
においては、片面印刷時における間隙部（１５）等の吸
引系を両面印刷時にそのまま切換利用して空気を吐出さ
せるのではなく、あえて吐出孔（１８）等の専用の吐出
系を設けることとしている。これは、印刷環境中に必然
的に浮遊するスプレー・パウダーや紙粉が吸引系に侵入
、残存し、これらの浮遊塵が両面印刷時にそのまま逆に
吐出されて、未乾燥の印刷面に付着してしまうことのな
いように留意したものである。
においては、片面印刷時における間隙部（１５）等の吸
引系を両面印刷時にそのまま切換利用して空気を吐出さ
せるのではなく、あえて吐出孔（１８）等の専用の吐出
系を設けることとしている。これは、印刷環境中に必然
的に浮遊するスプレー・パウダーや紙粉が吸引系に侵入
、残存し、これらの浮遊塵が両面印刷時にそのまま逆に
吐出されて、未乾燥の印刷面に付着してしまうことのな
いように留意したものである。
【００２１】
【本発明の効果】本発明に係るシートカール矯正装置に
よれば、両面印刷時に印刷面にこすり傷が生じないよう
にするとともに、浮遊塵による印刷面の汚れも防止する
ことができ、印刷品質を向上させる上で有用である。
よれば、両面印刷時に印刷面にこすり傷が生じないよう
にするとともに、浮遊塵による印刷面の汚れも防止する
ことができ、印刷品質を向上させる上で有用である。
【図１】本発明に係るシートカール矯正装置を備えた枚
葉式印刷機の排紙部を示す概略側面図である。
葉式印刷機の排紙部を示す概略側面図である。
【図２】図１に示したシートカール矯正装置を摘示した
平面図である。
平面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図であって、片面印刷時に
おける本発明装置の機能を示すものである。
おける本発明装置の機能を示すものである。
【図４】図２のＢ−Ｂ線断面図であって、両面印刷時に
おける本発明装置の機能を示すものである。
おける本発明装置の機能を示すものである。
１ 圧胴
２ 排紙胴
３ チェーン・スプロケット
４ くわえ爪装置
５ デリバリー・チェーン
６ 用紙
９ シートガイド
１０ シートガイド
１２ シートカール矯正装置
１３ ベースプレート
１４ パイプ部材
１５ 間隙部
１６ 吸引ポート
１７ 仕切板
１８ 吐出孔
１９ 通孔
２０ 吐出ポート
Claims (1)
- 【請求項１】 排紙部の搬送経路に直角に並設された
１対のパイプ部材（１４）の外表面に用紙（６）を密着
させつつ進行させ、カールを是正する枚葉式印刷機のシ
ートカール矯正装置において、片面印刷時に、前記１対
のパイプ部材（１４）間の間隙部（１５）を介して真空
圧によって用紙（６）をこれらのパイプ部材（１４）の
外表面に密着させる吸引ポート（１６）及びこれに連結
されたバキュームポンプと、両面印刷時に、前記１対の
パイプ部材（１４）に穿設された多数の吐出孔（１８）
を介して空気を吐出する吐出ポート（２０）及びこれに
連結されたブロワーポンプと、を有することを特徴とす
るもの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24013791A JPH04371443A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 枚葉式印刷機のシートカール矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24013791A JPH04371443A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 枚葉式印刷機のシートカール矯正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04371443A true JPH04371443A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=17055053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24013791A Pending JPH04371443A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 枚葉式印刷機のシートカール矯正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04371443A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009110512A1 (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-11 | 三菱重工業株式会社 | カール除去装置及び片面／両面兼用枚葉印刷機 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP24013791A patent/JPH04371443A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009110512A1 (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-11 | 三菱重工業株式会社 | カール除去装置及び片面／両面兼用枚葉印刷機 |
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