JPH04371016A - パルス幅補正回路 - Google Patents

パルス幅補正回路

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JPH04371016A
JPH04371016A JP14770691A JP14770691A JPH04371016A JP H04371016 A JPH04371016 A JP H04371016A JP 14770691 A JP14770691 A JP 14770691A JP 14770691 A JP14770691 A JP 14770691A JP H04371016 A JPH04371016 A JP H04371016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
signal
delay
pulse signal
latch
Prior art date
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Pending
Application number
JP14770691A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Sakai
敏晴 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP14770691A priority Critical patent/JPH04371016A/ja
Publication of JPH04371016A publication Critical patent/JPH04371016A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルス幅を所定値に変更
するパルス幅補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】パルス信号は回路伝播中にその立上り、
立下りで遅延を生じ、これに因ってパルス幅(時間幅)
が変化する。また伝播経路の信号線の浮遊容量によって
、更には電源電圧変動、温度変動に因っても同様の変化
が生じる。パルス幅が変化すると、クロックのようにそ
の時間幅が重視される信号では回路動作が不安定となり
、場合によっては動作しなくなる。
【0003】そこで入力されたパルス幅に関係なく、所
定の時間幅のパルス信号が得られるパルス幅補正回路が
用いられる。図1は従来のパルス幅補正回路のブロック
図、図2はそのタイムチャートである。周期T0 、パ
ルス幅αT0 の補正対象の第1パルス信号P1 はD
端子を“H”レベルに固定したD−フリップフロップ1
のクロック端子CKへ与えられる。D−フリップフロッ
プ1のQ出力は補正後の第2パルス信号P2 として取
出され、Qバー出力は遅延回路2へ入力される。これら
Q,Qバー出力は図2に示すような第1パルス信号P1
 の前縁(立上り)からt1 だけ遅れる。
【0004】遅延回路2の遅延時間をt2 とするとQ
バー出力から時間t2 だけ遅れて“L”となる遅延信
号Dが出力され、これがD−フリップフロップ1のロー
アクティブのリセット端子へ入力され、これによってD
−フリップフロップ1がリセットされる。リセットに要
する遅延時間をt3とする。このような動作の反復によ
り第2パルス信号はt2 +t3 =βT0 の時間幅
を有することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して以上の如き回路
によればD−フリップフロップ1のリセットが解除され
た後、つまり遅延信号Dが“H”レベルに戻った後でな
ければ次の信号の入力ができない。遅延信号Dが“L”
レベルにある時間は第2パルス信号の時間幅βT0 に
等しいから、第2パルス信号P2 のデューティβは凡
そ50%を上限とすることになる。
【0006】次にD−フリップフロップはそのセットに
所定時間幅のパルスを要するから、補正対象の第1パル
ス信号P1 の最小時間幅に限界がある。更にD−フリ
ップフロップは所定のリムーバル時間(リセット解除後
、再びセット信号が受け付け可能となるまでの時間t4
 )を必要とする。そしてセット,リセットともに遅延
時間t1 ,t3 を有するから補正範囲が制約される
こととなる。本発明はS−Rラッチを用いることにより
、補正範囲の制約、補正対象信号の制約がないパルス幅
補正回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図3は本発明の原理説明
図である。図に示すように本発明のパルス幅補正回路は
、第1パルス信号P1 の前縁に関連してセットされる
S−Rラッチ4と、S−Rラッチ4の出力の前縁を所定
時間遅延させ、後縁を前記所定時間よりも短い時間遅延
させる遅延回路5とを備え、遅延回路5出力をS−Rラ
ッチ4のリセット信号とし、S−Rラッチ4の出力を第
2パルス信号P2 となしてある。
【0008】
【作用】図4は動作説明のタイムチャートである。補正
対象の第1パルス信号P1 は前同様周期T0 、時間
幅αT0 のものであり、これが入力される前縁検出回
路3は時間t5 遅れでこれを検出し、適宜時間幅のパ
ルス信号P3 を出力する。これを受けたS−Rラッチ
4はパルス信号P3 の立上りから時間t6 遅れでセ
ットされ、その出力が立上る。これが第2パルス信号P
2 となる。
【0009】一方、遅延回路5に遅延時間t7 が設定
してあると第2パルス信号P2 の立上りから時間t7
 だけ遅れてその出力の遅延信号Dが立上り、これをS
−Rラッチ4へリセット信号として与える。S−Rラッ
チは時間t8 遅れでリセットされる。これに伴い時間
t9 (t9 <t7 )だけ遅れて遅延信号Dは“L
”レベルに落ちる。
【0010】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図5は実施例を示すブロック図である。第
1パルス信号P1 は前縁検出回路3を構成するNAN
Dゲート32及びインバータ31へ入力される。インバ
ータ31は第1パルス信号P1 を遅延させるものであ
り、その出力をNANDゲート32の他入力としている
。NANDゲート32出力は前縁検出信号のパルス信号
P3 として出力され、S−Rラッチ4を構成するNA
NDゲート41へセット入力として与えられる。
【0011】NANDゲート41出力は第2パルス信号
P2 として取出されると共に遅延回路5へ与えられ、
更にS−Rラッチを構成するもう一つきNANDゲート
42へ入力される。NANDゲート42出力はNAND
ゲート41の他入力となっている。NANDゲート42
の他入力はリセット入力として遅延回路5から与えられ
る遅延信号Dてある。
【0012】遅延回路5は第2パルス信号P2 が入力
されるバッファ51及びNANDゲート52により構成
され、バッファ51出力をNANDゲート52の他入力
としている。NANDゲート52出力は遅延回路5出力
の遅延信号Dとなっている。
【0013】図6は上記実施例のタイムチャートである
。第1パルス信号P1 の入力によりインバータ31の
出力はt10だけ遅れてローレベルとなる。従ってNA
NDゲート32出力は第1パルス信号P1 の入力から
時間t5 だけ遅れて“L”レベルに落ち、インバータ
31出力が“L”レベルに落ちてから時間t11(≒t
5 )だけ遅れて“H”レベルに戻るパルス信号P3 
となる。
【0014】このパルス信号P3 の入力によりS−R
ラッチ4は時間t6 だけ遅れてセットされる。一方そ
のリセット出力(相補出力)P2 バー、つまりNAN
Dゲート42の出力は時間t12(≒t6 )だけ遅れ
て“L”レベルに転じる。第2パルス信号P2 の入力
によりバッファ51出力は時間t13だけ遅れて“H”
レベルに転じる。これによりNANDゲート52の動作
時間t14だけ遅れてその出力が“L”レベルに転じ、
これが遅延信号Dとなる。
【0015】なお、t7 =t13+t14であること
は言うまでもない。この遅延信号Dはリセット信号とし
てS−Rラッチ4へ入力されるから、まずNANDゲー
ト42側が変化し、次いでNANDゲート41側が変化
する。夫々の時間遅れをt15,t16で表している。 第2パルス信号P2 が“L”レベルに転じると時間t
9 だけ遅れて遅延信号Dが消滅する。
【0016】
【発明の効果】以上の如き本発明による場合は遅延回路
5出力の後縁は第2パルス信号の後縁から短い時間t9
 、つまり(NANDゲート52の動作の遅れに相当す
る時間) だけしか遅れない。T0 はt5 +t6 
+βT0 +t9 に近い値にまで短くできるから、t
9 が小さいこの発明の回路ではデューティβを極めて
大きくとることが可能になる。しかも、S−Rラッチは
D−フリップフロップのように最小動作時間の問題がな
く、またリムーバル時間の問題がなく、更に遅延時間も
短いので、これらの点からも補正範囲を大きくすること
ができる。このように本発明回路は従来のような補正対
象信号、補正範囲の制約を大幅に緩和することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパルス幅補正回路のブロック図である。
【図2】従来のパルス幅補正回路のタイムチャートであ
る。
【図3】原理説明図である。
【図4】原理説明のタイムチャートである。
【図5】実施例のブロック図である。
【図6】実施例のタイムチャートである。
【符号の説明】
3  前縁検出回路 4  S−Rラッチ 5  遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1パルス信号(P1 )を所定時間
    幅の第2パルス信号(P2 )に変換するパルス幅補正
    回路において、第1パルス信号(P1 )の前縁に関連
    してセットされるS−Rラッチ(4)と、S−Rラッチ
    (4)の出力の前縁を所定時間遅延させ、後縁を前記所
    定時間よりも短い時間遅延させる遅延回路(5)とを備
    え、遅延回路(5)出力をS−Rラッチ(4)のリセッ
    ト信号とし、S−Rラッチ(4)の出力を第2パルス信
    号(P2 )となしてあることを特徴とするパルス幅補
    正回路。
JP14770691A 1991-06-20 1991-06-20 パルス幅補正回路 Pending JPH04371016A (ja)

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Cited By (5)

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Effective date: 20011030