JPH043706Y2 - - Google Patents
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- JPH043706Y2 JPH043706Y2 JP4106786U JP4106786U JPH043706Y2 JP H043706 Y2 JPH043706 Y2 JP H043706Y2 JP 4106786 U JP4106786 U JP 4106786U JP 4106786 U JP4106786 U JP 4106786U JP H043706 Y2 JPH043706 Y2 JP H043706Y2
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- gagger
- slope
- pusher
- cylinder block
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 17
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 15
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 108010033040 Histones Proteins 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、シリンダブロツク中子造型用ギャガ
ーの供給装置に関するものである。
ーの供給装置に関するものである。
(従来技術)
近年、自動車用エンジンの小形化、軽量化が促
進されているところから、エンジンのシリンダブ
ロツクにおいてボア間の間隔が極めて狭くなる傾
向にある。そのため、シリンダブロツクを鋳造す
る金型のウオータジヤケツト中子においてボア間
に相当する部分に板状のギャガーを埋め込んで中
子を補強する必要が生じてきた。しかしながら、
かかるギャガーの埋め込みは,中子造型時におけ
る金型への組み付けとして行わなければならない
ところから、これを自動化する装置が既に種々提
案されている。例えば、特公昭58−46380号公報
記載の如く、搬送ロツドのスリツトに対して、段
重ねしたギャガーの最下位のものをプツシユして
送り出して搬送ロツド内にギャガーをバネ保持
し、このようにしてバネ保持されたギャガーをプ
ツシヤーで突き落として中子造型用金型の所定部
位に組み付けるようにしたものがある。
進されているところから、エンジンのシリンダブ
ロツクにおいてボア間の間隔が極めて狭くなる傾
向にある。そのため、シリンダブロツクを鋳造す
る金型のウオータジヤケツト中子においてボア間
に相当する部分に板状のギャガーを埋め込んで中
子を補強する必要が生じてきた。しかしながら、
かかるギャガーの埋め込みは,中子造型時におけ
る金型への組み付けとして行わなければならない
ところから、これを自動化する装置が既に種々提
案されている。例えば、特公昭58−46380号公報
記載の如く、搬送ロツドのスリツトに対して、段
重ねしたギャガーの最下位のものをプツシユして
送り出して搬送ロツド内にギャガーをバネ保持
し、このようにしてバネ保持されたギャガーをプ
ツシヤーで突き落として中子造型用金型の所定部
位に組み付けるようにしたものがある。
(考案が解決しようとする問題点)
上記公知例の如く、搬送ロツドにバネ保持した
ギャガーを突き落とす方法をとる場合、落下姿勢
にばらつきが生じ易く、金型への組み付け姿勢を
正確に保持せしめることが難しい。そこで、本出
願人は、ギャガーを金型側へ搬送するに当たつ
て、これを適宜のクランプ手段により保持するよ
うにし、クランプされた状態にてギャガーの組み
付けを行い、上記の如き組み付け時の不具合を解
消しようとしたものを既に提案している(実願昭
59−134184号明細書参照)。ところが、ギャガー
をクランプ手段によりクランプする場合、正確な
姿勢でクランプしなければ、ギャガー組み付け時
において正確な組み付け姿勢が得られなくなると
いうおそれがあるが、前記先願には、この点につ
いては開示されていない。
ギャガーを突き落とす方法をとる場合、落下姿勢
にばらつきが生じ易く、金型への組み付け姿勢を
正確に保持せしめることが難しい。そこで、本出
願人は、ギャガーを金型側へ搬送するに当たつ
て、これを適宜のクランプ手段により保持するよ
うにし、クランプされた状態にてギャガーの組み
付けを行い、上記の如き組み付け時の不具合を解
消しようとしたものを既に提案している(実願昭
59−134184号明細書参照)。ところが、ギャガー
をクランプ手段によりクランプする場合、正確な
姿勢でクランプしなければ、ギャガー組み付け時
において正確な組み付け姿勢が得られなくなると
いうおそれがあるが、前記先願には、この点につ
いては開示されていない。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
搬送手段としてのローダに対してギャガーを正確
な姿勢で保持せしめんとすることを目的とするも
のである。
搬送手段としてのローダに対してギャガーを正確
な姿勢で保持せしめんとすることを目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段)
本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、シリンダブロツクのウオータジヤケツト
中子造型用金型に対して、中子間を連結補強する
ための板状のギャガーを保持して搬入する如く構
成されたローダと、該ローダに対して前記ギャガ
ーを受渡す受渡しステーシヨンとを備えたシリン
ダブロツク中子造型用ギャガーの供給装置におい
て、前記受渡しステーシヨンに、多数のギャガー
を略垂直姿勢で平坦な面で向かい合わせて積層す
べく構成されかつその前端に前上がりの斜面と該
斜面に対向する垂直壁とを有ししかも前記斜面上
方にギャガー取出用の開口を有するストツク路
と、該ストツク路の後方よりギャガーを押圧前進
させる押圧具とを設けるとともに、前記斜面の下
方から一定ストローク上昇して前記ストツク路の
最前端のギャガーを前記斜面に沿つて押し上げる
プッシャーと、該プッシャーによつて押上げられ
たギャガーを前記垂直壁に押圧せしめる如く作用
する姿勢決め部材とを付設している。
として、シリンダブロツクのウオータジヤケツト
中子造型用金型に対して、中子間を連結補強する
ための板状のギャガーを保持して搬入する如く構
成されたローダと、該ローダに対して前記ギャガ
ーを受渡す受渡しステーシヨンとを備えたシリン
ダブロツク中子造型用ギャガーの供給装置におい
て、前記受渡しステーシヨンに、多数のギャガー
を略垂直姿勢で平坦な面で向かい合わせて積層す
べく構成されかつその前端に前上がりの斜面と該
斜面に対向する垂直壁とを有ししかも前記斜面上
方にギャガー取出用の開口を有するストツク路
と、該ストツク路の後方よりギャガーを押圧前進
させる押圧具とを設けるとともに、前記斜面の下
方から一定ストローク上昇して前記ストツク路の
最前端のギャガーを前記斜面に沿つて押し上げる
プッシャーと、該プッシャーによつて押上げられ
たギャガーを前記垂直壁に押圧せしめる如く作用
する姿勢決め部材とを付設している。
(作用)
本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
が得られる。
即ち、ストツク路に多数積層されたギャガーの
うち最前端のものは、積層ギャガー後方からの押
圧具の押圧力によつてストツク路前端の斜面に沿
つて傾斜せしめられているため、プッシャーの作
動により斜面に沿つて上方に押し上げられた後、
姿勢決め部材の作用により前記ストツク路前端の
垂直壁に押圧されて垂直姿勢をとらされる。かか
る垂直姿勢をとらされたギャガーをローダにより
保持すれば、常時正確な姿勢でギャガー保持が行
えることとなり、中子造型用金型へのギャガー組
み付け不良の発生を未然に防止できるのである。
うち最前端のものは、積層ギャガー後方からの押
圧具の押圧力によつてストツク路前端の斜面に沿
つて傾斜せしめられているため、プッシャーの作
動により斜面に沿つて上方に押し上げられた後、
姿勢決め部材の作用により前記ストツク路前端の
垂直壁に押圧されて垂直姿勢をとらされる。かか
る垂直姿勢をとらされたギャガーをローダにより
保持すれば、常時正確な姿勢でギャガー保持が行
えることとなり、中子造型用金型へのギャガー組
み付け不良の発生を未然に防止できるのである。
(実施例)
以下、添付の図面を参照して本考案の幾つかの
好適な実施例を説明する。
好適な実施例を説明する。
第1図ないし第6図には、本考案の第1実施
例にかかるシリンダブロツク中子造型用ギャガー
の供給装置が示されている。
例にかかるシリンダブロツク中子造型用ギャガー
の供給装置が示されている。
本実施例のシリンダブロツク中子造型用ギャガ
ーの供給装置は、第2図図示の如く、シリンダブ
ロツクのウオータジヤケツト中子造型用金型3に
対して、中子間を連結補強するための板状のギャ
ガー11を保持して搬入する如く構成されたロー
ダ1と、該ローダ1に対して前記ギャガー11を
受渡す受渡しステーシヨン2とを備えている。
ーの供給装置は、第2図図示の如く、シリンダブ
ロツクのウオータジヤケツト中子造型用金型3に
対して、中子間を連結補強するための板状のギャ
ガー11を保持して搬入する如く構成されたロー
ダ1と、該ローダ1に対して前記ギャガー11を
受渡す受渡しステーシヨン2とを備えている。
前記ローダ1は、フレーム4に設けられた水平
方向のレール5に沿つて移動する可動ベース6
と、該可動ベース6に昇降自在に支持されたアー
ム7と該アーム7の下端部に設けられたヘツド部
8とによつて構成されている。
方向のレール5に沿つて移動する可動ベース6
と、該可動ベース6に昇降自在に支持されたアー
ム7と該アーム7の下端部に設けられたヘツド部
8とによつて構成されている。
前記可動ベース6は、走行用モータ9によつて
その水平位置が制御され、また、前記アーム7
は、昇降用シリンダ10によつてその上下位置が
制御されるようになつている。
その水平位置が制御され、また、前記アーム7
は、昇降用シリンダ10によつてその上下位置が
制御されるようになつている。
前記ギャガー11は、ウオータジヤケツト中子
においてシリンダブロツクボア間に相当する部位
を連結補強するためのものであり、中子造型用金
型3の下型3aの所定位置に形成された受穴13
(第6図参照)に組み付けられる。なお、本実施
例におけるギャガー11は、管状体を偏平形状に
押し潰して形成されており、内部にウオータジヤ
ケツト用の通路を有している。前記中子造型用金
型3は、フレーム4内において前記ローダ1の移
動範囲内に型移送手段14を介して設けられてお
り、下型3a、上型3bおよび左右型3c,3c
からなつている。
においてシリンダブロツクボア間に相当する部位
を連結補強するためのものであり、中子造型用金
型3の下型3aの所定位置に形成された受穴13
(第6図参照)に組み付けられる。なお、本実施
例におけるギャガー11は、管状体を偏平形状に
押し潰して形成されており、内部にウオータジヤ
ケツト用の通路を有している。前記中子造型用金
型3は、フレーム4内において前記ローダ1の移
動範囲内に型移送手段14を介して設けられてお
り、下型3a、上型3bおよび左右型3c,3c
からなつている。
前記ヘツド部8には、第3図に拡大図示する如
く、ギャガー11を保持するための筒状の保持具
15がスプリング16,16を介して弾発支持さ
れており、該保持具15には、ギャガー11を挿
入保持すべき切欠凹部17,17が形成されてい
る。符号35は保持具15を上下方向に案内する
ガイドロツドである。また、この保持具15内に
は、前記切欠凹部17,17に挿入されたギャガ
ー11を吸着させるための電磁石18がスプリン
グ19により下向きに付勢された状態で配設され
ている。
く、ギャガー11を保持するための筒状の保持具
15がスプリング16,16を介して弾発支持さ
れており、該保持具15には、ギャガー11を挿
入保持すべき切欠凹部17,17が形成されてい
る。符号35は保持具15を上下方向に案内する
ガイドロツドである。また、この保持具15内に
は、前記切欠凹部17,17に挿入されたギャガ
ー11を吸着させるための電磁石18がスプリン
グ19により下向きに付勢された状態で配設され
ている。
前記受渡しステーシヨン2には、第2図図示の
如く、多数のギャガー11,11…を略垂直姿勢
で平坦な面で向かい合わせて積層すべく構成され
たストツク路20が設けられている。該ストツク
路20の前端には、前上がりの斜面21と該斜面
21に対向する垂直壁22とが形成されている。
前記ストツク路20は、筒状のストツク路形成部
材23内に形成されており、該ストツク路20の
下方には、後述する押圧具24を案内するための
ガイド溝25が形成されている。
如く、多数のギャガー11,11…を略垂直姿勢
で平坦な面で向かい合わせて積層すべく構成され
たストツク路20が設けられている。該ストツク
路20の前端には、前上がりの斜面21と該斜面
21に対向する垂直壁22とが形成されている。
前記ストツク路20は、筒状のストツク路形成部
材23内に形成されており、該ストツク路20の
下方には、後述する押圧具24を案内するための
ガイド溝25が形成されている。
該ガイド溝25には、前記積層ギャガー11,
11…の後端に当接され、これを押圧前進させる
押圧具24が設けられており、該押圧具24は、
前記ギャガー11,11…の後端に当接される当
接部材24aと該当接部材24aを移動させるロ
ーラ24bとからなつている。しかして、この押
圧具24は、ワイヤ26を介してスプリングバラ
ンサ27に連結されており、該スプリングバラン
サ27の付勢力によつて適宜の押圧力がギャガー
11、11…後端に作用するように構成されてい
る。つまり、ギャガー11,11…後端への押圧
具24による押圧力の作用により、ギャガー1
1,11…の最前端のものが前記斜面21に沿う
如く傾斜せしめられることとなるようにされてい
るのである。符号28は前記ワイヤ26の途中に
介設される方向転換用の滑車である。
11…の後端に当接され、これを押圧前進させる
押圧具24が設けられており、該押圧具24は、
前記ギャガー11,11…の後端に当接される当
接部材24aと該当接部材24aを移動させるロ
ーラ24bとからなつている。しかして、この押
圧具24は、ワイヤ26を介してスプリングバラ
ンサ27に連結されており、該スプリングバラン
サ27の付勢力によつて適宜の押圧力がギャガー
11、11…後端に作用するように構成されてい
る。つまり、ギャガー11,11…後端への押圧
具24による押圧力の作用により、ギャガー1
1,11…の最前端のものが前記斜面21に沿う
如く傾斜せしめられることとなるようにされてい
るのである。符号28は前記ワイヤ26の途中に
介設される方向転換用の滑車である。
さらに、前記ストツク路20の前端において前
記斜面21上方には、ギャガー取出用の開口29
が形成されている。該開口29は、前記ローダ1
の保持具15が挿入可能な程度の大きさとされて
いる。
記斜面21上方には、ギャガー取出用の開口29
が形成されている。該開口29は、前記ローダ1
の保持具15が挿入可能な程度の大きさとされて
いる。
前記ストツク路形成部材23の下部には、前記
斜面21の下方から一定ストローク上昇して前記
ストツク路20の最前端のギャガー11を斜面2
1に沿つて押し上げるプッシャー30がブラケツ
ト31を介して取り付けられている。該プッシャ
ー30は、流体圧シリンダ32によつてその昇降
位置が制御されるようになつている。符号33は
プッシャー案内用のガイド部材である。ここで、
ストツク路20の最前端のギャガー11は、プッ
シャー30により前記開口29に臨む位置まで押
し上げられる。
斜面21の下方から一定ストローク上昇して前記
ストツク路20の最前端のギャガー11を斜面2
1に沿つて押し上げるプッシャー30がブラケツ
ト31を介して取り付けられている。該プッシャ
ー30は、流体圧シリンダ32によつてその昇降
位置が制御されるようになつている。符号33は
プッシャー案内用のガイド部材である。ここで、
ストツク路20の最前端のギャガー11は、プッ
シャー30により前記開口29に臨む位置まで押
し上げられる。
前記ストツク路形成部材23の前端において前
記開口29には、前記垂直壁22に対向する如く
開口するエアーノズル34が付設されている。該
エアーノズル34は、エアーの噴出により前記プ
ッシャー30によつて押上げられたギャガー11
を前記垂直壁22に押圧せしめるものであり、実
用新案登録請求の範囲における姿勢決め部材とし
て作用する。
記開口29には、前記垂直壁22に対向する如く
開口するエアーノズル34が付設されている。該
エアーノズル34は、エアーの噴出により前記プ
ッシャー30によつて押上げられたギャガー11
を前記垂直壁22に押圧せしめるものであり、実
用新案登録請求の範囲における姿勢決め部材とし
て作用する。
次いで、第3図ないし第6図を参照して、第1
実施例にかかるシリンダブロツク中子造型用ギャ
ガーの供給装置の作用を説明する。
実施例にかかるシリンダブロツク中子造型用ギャ
ガーの供給装置の作用を説明する。
ストツク路20内のギャガー11,11…のう
ち最前端のものは、常時第3図図示の如く、押圧
具24からの押圧力を受けて斜面21に沿う如く
傾斜せしめられており、この状態のもとに流体圧
シリンダ32を作動させると、第4図図示の如
く、前記ギャガー11はプッシャー30の上昇に
伴つて斜面21に沿つて上方の開口29に臨む位
置まで押し上げられる。そこで、エアーノズル3
4からエアーを噴出させると、該エアーの押圧力
により前記ギャガー11が垂直壁22に押し付け
られて垂直姿勢を保持させられることとなる(第
4図鎖線図示)。しかる後、ローダ1の昇降用シ
リンダ10(第2図参照)を作動させて、ヘツド
部8を降下させ、該ヘツド部8の保持具15(こ
の時、電磁石18は励磁状態にある)によつて垂
直姿勢にあるギャガー11を保持すると、正確な
垂直姿勢を保持した状態でギャガー11の保持が
行える。その後、前記昇降用シリンダ10によつ
てヘツド部8を上昇させた後、走行用モータ9の
駆動によりローダ1を中子造型用金型3の上方に
移動させる。この時、金型3は、第6図イ,ロ図
示の如く、分解状態にあつて下型3aのみとされ
ている。次いで、昇降用シリンダ10(第2図参
照)を作動させて、ローダ1のヘツド部8を降下
させ、第6図ロ図示の如く、下型3aの受穴13
にギャガー11を組み付けるのである。ギャガー
組み付け完了時には、前記電磁石18は、非励磁
状態とされることは勿論である。
ち最前端のものは、常時第3図図示の如く、押圧
具24からの押圧力を受けて斜面21に沿う如く
傾斜せしめられており、この状態のもとに流体圧
シリンダ32を作動させると、第4図図示の如
く、前記ギャガー11はプッシャー30の上昇に
伴つて斜面21に沿つて上方の開口29に臨む位
置まで押し上げられる。そこで、エアーノズル3
4からエアーを噴出させると、該エアーの押圧力
により前記ギャガー11が垂直壁22に押し付け
られて垂直姿勢を保持させられることとなる(第
4図鎖線図示)。しかる後、ローダ1の昇降用シ
リンダ10(第2図参照)を作動させて、ヘツド
部8を降下させ、該ヘツド部8の保持具15(こ
の時、電磁石18は励磁状態にある)によつて垂
直姿勢にあるギャガー11を保持すると、正確な
垂直姿勢を保持した状態でギャガー11の保持が
行える。その後、前記昇降用シリンダ10によつ
てヘツド部8を上昇させた後、走行用モータ9の
駆動によりローダ1を中子造型用金型3の上方に
移動させる。この時、金型3は、第6図イ,ロ図
示の如く、分解状態にあつて下型3aのみとされ
ている。次いで、昇降用シリンダ10(第2図参
照)を作動させて、ローダ1のヘツド部8を降下
させ、第6図ロ図示の如く、下型3aの受穴13
にギャガー11を組み付けるのである。ギャガー
組み付け完了時には、前記電磁石18は、非励磁
状態とされることは勿論である。
上述の如き作動により、ギャガー11の供給お
よび組み付けを行うと、ローダ1へのギャガー1
1の保持姿勢を常に正確ならしめることが可能と
なり、金型3へのギャガー組み付け不良を起こす
ようなことがなくなる。
よび組み付けを行うと、ローダ1へのギャガー1
1の保持姿勢を常に正確ならしめることが可能と
なり、金型3へのギャガー組み付け不良を起こす
ようなことがなくなる。
第7図には、本考案の第2実施例が示されてお
り、この場合、プッシャー30によつて押し上げ
られたギャガー11を垂直壁22に押圧するため
の姿勢決め部材34として、エアーシリンダが採
用されている。即ち、エアーシリンダ34のヒス
トンロツド34aによりギャガー11が垂直壁2
2に押圧せしめられるようになつているのであ
る。その他の構成および作用は、前記第1実施例
のものと同様なのでその説明を省略する。
り、この場合、プッシャー30によつて押し上げ
られたギャガー11を垂直壁22に押圧するため
の姿勢決め部材34として、エアーシリンダが採
用されている。即ち、エアーシリンダ34のヒス
トンロツド34aによりギャガー11が垂直壁2
2に押圧せしめられるようになつているのであ
る。その他の構成および作用は、前記第1実施例
のものと同様なのでその説明を省略する。
なお、本考案は、上記各実施例に限定されるも
のではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
のではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
(考案の効果)
叙上の如く、本考案によれば、受渡しステーシ
ヨンに形成されたストツク路に多数積層されたギ
ャガーのうち最前端のものを、積層ギャガー後方
からの押圧具の押圧力によつてストツク路前端の
斜面に沿つて傾斜せしめるように、この傾斜せし
められたギャガーをプッシャーの作動により斜面
に沿つて上方に押し上げた後、姿勢決め部材の作
用により前記ストツク路前端の垂直壁に押圧せし
めて垂直姿勢をとらせ、その状態でローダに保持
するようにしたので、常時正確な姿勢でローダへ
のギャガー保持が行えることとなり、中子造型用
金型へのギャガー組み付け不良の発生を未然に防
止することができるという実用的な効果がある。
ヨンに形成されたストツク路に多数積層されたギ
ャガーのうち最前端のものを、積層ギャガー後方
からの押圧具の押圧力によつてストツク路前端の
斜面に沿つて傾斜せしめるように、この傾斜せし
められたギャガーをプッシャーの作動により斜面
に沿つて上方に押し上げた後、姿勢決め部材の作
用により前記ストツク路前端の垂直壁に押圧せし
めて垂直姿勢をとらせ、その状態でローダに保持
するようにしたので、常時正確な姿勢でローダへ
のギャガー保持が行えることとなり、中子造型用
金型へのギャガー組み付け不良の発生を未然に防
止することができるという実用的な効果がある。
第1図は、本考案の第1実施例にかかるシリン
ダブロツク中子造型用ギャガーの供給装置を示す
要部断面図、第2図は、本考案の第1実施例にか
かるシリンダブロツク中子造型用ギャガーの供給
装置を示す側面図、第3図および第4図は、本考
案の第1実施例にかかるシリンダブロツク中子造
型用ギャガーの供給装置の作動を説明する要部拡
大図、第5図は、第4図に示す供給装置の要部平
面図、第6図イ,ロは、中子造型用金型へのギャ
ガー組み付けの態様を説明するための作動順序
図、第7図は、本考案の第2実施例にかかるシリ
ンダブロツク中子造型用ギャガーの供給装置を示
す第3図相当図である。 1……ローダ,2……受渡しステーシヨン、3
……中子造型用金型、11……ギャガー、20…
…ストツク路、21……斜面、22……垂直壁、
24……押圧具、29……開口、30……プッシ
ャー、34……姿勢決め部材。
ダブロツク中子造型用ギャガーの供給装置を示す
要部断面図、第2図は、本考案の第1実施例にか
かるシリンダブロツク中子造型用ギャガーの供給
装置を示す側面図、第3図および第4図は、本考
案の第1実施例にかかるシリンダブロツク中子造
型用ギャガーの供給装置の作動を説明する要部拡
大図、第5図は、第4図に示す供給装置の要部平
面図、第6図イ,ロは、中子造型用金型へのギャ
ガー組み付けの態様を説明するための作動順序
図、第7図は、本考案の第2実施例にかかるシリ
ンダブロツク中子造型用ギャガーの供給装置を示
す第3図相当図である。 1……ローダ,2……受渡しステーシヨン、3
……中子造型用金型、11……ギャガー、20…
…ストツク路、21……斜面、22……垂直壁、
24……押圧具、29……開口、30……プッシ
ャー、34……姿勢決め部材。
Claims (1)
- シリンダブロツクのウオータジヤケツト中子造
型用金型に対して、中子間を連結補強するための
板状のギャガーを保持して搬入する如く構成され
たローダと、該ローダに対して前記ギャガーを受
渡す受渡しステーシヨンとを備えており、該受渡
しステーシヨンには、多数のギャガーを略垂直姿
勢で平坦な面で向かい合わせて積層すべく構成さ
れ且つその前端に前上がりの斜面と該斜面に対向
する垂直壁とを有ししかも前記斜面上方にギャガ
ー取出用の開口を有するストツク路と、該ストツ
ク路の後方よりギャガーを押圧前進させる押圧具
とが設けられ、前記斜面の下方から一定ストロー
ク上昇して前記ストツク路の最前端のギャガーを
斜面に沿つて押し上げるプッシャーと、該プッシ
ャーによつて押上げられたギャガーを前記垂直壁
に押圧せしめる如く作用する姿勢決め部材とが付
設されていることを特徴とするシリンダブロツク
中子造型用ギャガーの供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106786U JPH043706Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106786U JPH043706Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62155938U JPS62155938U (ja) | 1987-10-03 |
JPH043706Y2 true JPH043706Y2 (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=30855723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4106786U Expired JPH043706Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH043706Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110040755A (ko) * | 2008-07-16 | 2011-04-20 | 네빌 도널드 드허빌 | 굴뚝용 커버 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP4106786U patent/JPH043706Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110040755A (ko) * | 2008-07-16 | 2011-04-20 | 네빌 도널드 드허빌 | 굴뚝용 커버 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62155938U (ja) | 1987-10-03 |
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