JPH04370488A - 管接続部の抜け止め構造並びにその抜け止め構造を使用した管接続部 - Google Patents
管接続部の抜け止め構造並びにその抜け止め構造を使用した管接続部Info
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- JPH04370488A JPH04370488A JP3143151A JP14315191A JPH04370488A JP H04370488 A JPH04370488 A JP H04370488A JP 3143151 A JP3143151 A JP 3143151A JP 14315191 A JP14315191 A JP 14315191A JP H04370488 A JPH04370488 A JP H04370488A
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Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軟質管を管継手により接
続する場合に使用する管接続部の抜け止め構造並びにそ
の抜け止め構造を用いた管接続部に関するものである。
続する場合に使用する管接続部の抜け止め構造並びにそ
の抜け止め構造を用いた管接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管継手として、図7に示すように、受口
2’の入口側の内面にその入口端に至るに従って内径が
小さくなるテ−パ−面21’を設け、該テ−パ−面21
’に摺接するテ−パ−面51’と割り52’を有し、内
面に抜け止め刃53’を備えたコレット5’を受口2’
内に納めると共に受口2’奥方とコレット5’先端との
間にパッキング4’を装着したものを使用し、管P’の
接続にあたっては、この管継手の受口2’に管挿口P’
を挿入して管挿口P’をコレット5’で軽く把持し、次
いでその挿入方向とは反対方向に管を牽引して、図7に
示すように、コレット5’のテ−パ−面51’を受口2
’のテ−パ−面21’に緊圧させ、その内方向分力fで
コレット5’を縮径させて抜け止め用刃53’を管挿口
P’の外面に一層に深く食い込ませることが公知である
(例えば、特公昭61−10712号)。
2’の入口側の内面にその入口端に至るに従って内径が
小さくなるテ−パ−面21’を設け、該テ−パ−面21
’に摺接するテ−パ−面51’と割り52’を有し、内
面に抜け止め刃53’を備えたコレット5’を受口2’
内に納めると共に受口2’奥方とコレット5’先端との
間にパッキング4’を装着したものを使用し、管P’の
接続にあたっては、この管継手の受口2’に管挿口P’
を挿入して管挿口P’をコレット5’で軽く把持し、次
いでその挿入方向とは反対方向に管を牽引して、図7に
示すように、コレット5’のテ−パ−面51’を受口2
’のテ−パ−面21’に緊圧させ、その内方向分力fで
コレット5’を縮径させて抜け止め用刃53’を管挿口
P’の外面に一層に深く食い込ませることが公知である
(例えば、特公昭61−10712号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
管接続部においては、管に引張力が作用すると、コレッ
トが受口のテ−パ−面からその引張力に比例した径方向
分力を受けて縮径され、管が圧縮されるから、管におい
ては、その径方向分力に耐え得る強度を備えていること
が必要である。従って、軟質管、例えば、ポリエチレン
管等の接続には適用し難い。
管接続部においては、管に引張力が作用すると、コレッ
トが受口のテ−パ−面からその引張力に比例した径方向
分力を受けて縮径され、管が圧縮されるから、管におい
ては、その径方向分力に耐え得る強度を備えていること
が必要である。従って、軟質管、例えば、ポリエチレン
管等の接続には適用し難い。
【0004】本発明の目的は、管の接続において、管挿
口に内側からの拡径力によって抜け止め用刃を深く食い
込ませて、軟質管でも抜け止め機構のもとでの接続を可
能とすることにある。
口に内側からの拡径力によって抜け止め用刃を深く食い
込ませて、軟質管でも抜け止め機構のもとでの接続を可
能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明の管接続部の抜
け止め構造は、管継手の受口内にコアが固設されており
、該コアの先端側に上記受口の入口側に至るにつれて外
径が大とされたテ−パ−面を有する拡大部が設けられて
おり、少なくとも先端側が拡径可能とされたカラ−の拡
径可能部分が上記コアの拡大部に拡径状態で披装されて
おり、同コアの中間部は非拡径状態のカラ−を逃がし得
る外径とされており、管挿口が上記拡径状態のカラ−と
上記受口との間に把持されており、管挿口がカラ−側又
は受口側の抜け止め用刃に係止されていることを特徴と
する構成である。
け止め構造は、管継手の受口内にコアが固設されており
、該コアの先端側に上記受口の入口側に至るにつれて外
径が大とされたテ−パ−面を有する拡大部が設けられて
おり、少なくとも先端側が拡径可能とされたカラ−の拡
径可能部分が上記コアの拡大部に拡径状態で披装されて
おり、同コアの中間部は非拡径状態のカラ−を逃がし得
る外径とされており、管挿口が上記拡径状態のカラ−と
上記受口との間に把持されており、管挿口がカラ−側又
は受口側の抜け止め用刃に係止されていることを特徴と
する構成である。
【0006】第2発明の管接続部は、上記の抜け止め構
造を、管挿口がカラ−の抜け止め用刃に係止された態様
で内蔵しており、受口内面と管挿口の外面との間がパッ
キングによって封止されていることを特徴とする構成で
ある。
造を、管挿口がカラ−の抜け止め用刃に係止された態様
で内蔵しており、受口内面と管挿口の外面との間がパッ
キングによって封止されていることを特徴とする構成で
ある。
【0007】第3発明の管接続部は、上記の抜け止め構
造を、管挿口が受口内面の抜け止め用刃に係止された態
様で内蔵しており、カラ−の後端にフランジが設けられ
、該フランジの外周面と上記受口の内周面との間並びに
同カラ−の後端部外周面と管挿口の内周面との間がそれ
ぞれパッキングによって封止されていることを特徴とす
る構成である。
造を、管挿口が受口内面の抜け止め用刃に係止された態
様で内蔵しており、カラ−の後端にフランジが設けられ
、該フランジの外周面と上記受口の内周面との間並びに
同カラ−の後端部外周面と管挿口の内周面との間がそれ
ぞれパッキングによって封止されていることを特徴とす
る構成である。
【0008】
【作用】管接続部の抜け止め構造においては、カラ−の
拡径によって管挿口がカラ−と継手受口との間で把持さ
れ、この把持力のもとで管挿口に抜け止め刃が深く食い
込んで、充分な耐引抜力が付与される。
拡径によって管挿口がカラ−と継手受口との間で把持さ
れ、この把持力のもとで管挿口に抜け止め刃が深く食い
込んで、充分な耐引抜力が付与される。
【0009】一方の管接続部においては、上記の把持状
態のもとでカラ−の抜け止め刃が管挿口の内面に深く食
い込んで充分な耐引抜力が付与されると共に継手受口と
管挿口外面との間のパッキングによって接続部の水密性
が保証される。
態のもとでカラ−の抜け止め刃が管挿口の内面に深く食
い込んで充分な耐引抜力が付与されると共に継手受口と
管挿口外面との間のパッキングによって接続部の水密性
が保証される。
【0010】他方の管接続部においては、上記の把持状
態のもとで受口内面の抜け止め刃が管挿口の外面に深く
食い込んで充分な耐引抜力が付与され、また、継手受口
にフランジ部においてパッキングにより封止されたカラ
−が管挿口内面にパッキングにより封止されているので
、これらのパッキングによって接続部の水密性が保証さ
れる。
態のもとで受口内面の抜け止め刃が管挿口の外面に深く
食い込んで充分な耐引抜力が付与され、また、継手受口
にフランジ部においてパッキングにより封止されたカラ
−が管挿口内面にパッキングにより封止されているので
、これらのパッキングによって接続部の水密性が保証さ
れる。
【0011】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明する
。図1の(イ)は第2発明の管接続部に使用する管継手
の縦断面図を、図1の(ロ)は第2発明の管接続部をそ
れぞれ示している。
。図1の(イ)は第2発明の管接続部に使用する管継手
の縦断面図を、図1の(ロ)は第2発明の管接続部をそ
れぞれ示している。
【0012】図1の(イ)において、1は管継手本体、
2は受口である。3は管継手本体1内に螺合により固着
したコアであり、先端側には、受口2の入口に至るに従
って外径が大とされたテ−パ−面31を有する拡大部3
0を設けてある。41は受口2内面に設けたパッキング
装着溝、42はパッキングである。この受口先端とコア
先端との間のクリアランスは、後述の管挿口をその外面
をパッキング42に摺接させつつ受口2内に挿入できる
寸法であればよい。5はカラ−であり、コア3上に挿通
してあり、図2の(イ)に示すように、先端から後端手
前に達する割れ51により拡径可能とし、カラ−内径は
カラ−5をコア3の中間部に逃がし得る内径とし、各割
れ片の先端部外面には抜け止め用刃6を設けてある。こ
の抜け止め用刃6の高さは、後述するように受口2に挿
入する管挿口の内面に刃先を引っ掛け得るように設定し
てある。
2は受口である。3は管継手本体1内に螺合により固着
したコアであり、先端側には、受口2の入口に至るに従
って外径が大とされたテ−パ−面31を有する拡大部3
0を設けてある。41は受口2内面に設けたパッキング
装着溝、42はパッキングである。この受口先端とコア
先端との間のクリアランスは、後述の管挿口をその外面
をパッキング42に摺接させつつ受口2内に挿入できる
寸法であればよい。5はカラ−であり、コア3上に挿通
してあり、図2の(イ)に示すように、先端から後端手
前に達する割れ51により拡径可能とし、カラ−内径は
カラ−5をコア3の中間部に逃がし得る内径とし、各割
れ片の先端部外面には抜け止め用刃6を設けてある。こ
の抜け止め用刃6の高さは、後述するように受口2に挿
入する管挿口の内面に刃先を引っ掛け得るように設定し
てある。
【0013】第2発明の管接続部を組み立てるには、図
1の(ロ)において、管挿口Pを継手受口2内に受口奥
端に当接するまで挿入し、その挿入挿口Pの内面にカラ
−5の抜け止め用刃6を引っ掛け、次いで管をその挿入
方向とは反対方向にカラ−5と共に牽引し、カラ−5の
先端部をコア3の拡大部30上にカラ−5の割り〔図2
の(ロ)の51〕を弾性的に広げつつ披装させる。この
場合、カラ−5の先端部が拡径されて管挿口Pの内面に
緊圧され、カラ−先端の抜け止め用刃』が管挿口Pの内
面により一層深く食い込んで、充分な耐引抜力が付与さ
れる。
1の(ロ)において、管挿口Pを継手受口2内に受口奥
端に当接するまで挿入し、その挿入挿口Pの内面にカラ
−5の抜け止め用刃6を引っ掛け、次いで管をその挿入
方向とは反対方向にカラ−5と共に牽引し、カラ−5の
先端部をコア3の拡大部30上にカラ−5の割り〔図2
の(ロ)の51〕を弾性的に広げつつ披装させる。この
場合、カラ−5の先端部が拡径されて管挿口Pの内面に
緊圧され、カラ−先端の抜け止め用刃』が管挿口Pの内
面により一層深く食い込んで、充分な耐引抜力が付与さ
れる。
【0014】この管接続部においては、管挿口Pがカラ
−5の拡径先端部で内面側から支持された状態で外面側
においてパッキング42に圧接されているから、パッキ
ング42の圧縮力に対して管挿口Pの外面を安定に保持
でき、パッキング42を充分に強く圧縮できる。
−5の拡径先端部で内面側から支持された状態で外面側
においてパッキング42に圧接されているから、パッキ
ング42の圧縮力に対して管挿口Pの外面を安定に保持
でき、パッキング42を充分に強く圧縮できる。
【0015】上記において、受口2の内面におけるパッ
キング42の装着位置は、上記パッキング42の圧縮を
充分に行い得るように、コア3のテ−パ−面31の上端
位置に略一致させることが望ましい。
キング42の装着位置は、上記パッキング42の圧縮を
充分に行い得るように、コア3のテ−パ−面31の上端
位置に略一致させることが望ましい。
【0016】上記において、受口2の長さとコア3の長
さとは略等しくすることが望ましい。 上記において
、カラ−5の抜け止め用刃6は、図2の(ロ)に示すよ
うに、管の引き抜き方向に対して逆向きの方向とするこ
とが望ましく、割れ51は、図2の(ロ)に示すように
単なる切れ目によって設けることもできる。また、横断
面C型のカラ−を使用することもできる。
さとは略等しくすることが望ましい。 上記において
、カラ−5の抜け止め用刃6は、図2の(ロ)に示すよ
うに、管の引き抜き方向に対して逆向きの方向とするこ
とが望ましく、割れ51は、図2の(ロ)に示すように
単なる切れ目によって設けることもできる。また、横断
面C型のカラ−を使用することもできる。
【0017】上記において、継手本体1、コア3並びに
カラ−5には通常、金属を使用するが、硬質の合成樹脂
を使用することもできる。第2発明の管接続部において
は、前記特許請求の範囲の第1項記載の第1発明の抜け
止め構造を備えており、コア3の拡大部30への披装に
より拡径したカラ−5で管挿口Pの内面を加圧し、この
拡径カラ−5と受口2とで管挿口Pを把持してカラ−5
の抜け止め用刃6を管挿口Pの内面に食い込ませている
から、軟質管でも圧潰することなく充分な耐引抜力で接
続できる。
カラ−5には通常、金属を使用するが、硬質の合成樹脂
を使用することもできる。第2発明の管接続部において
は、前記特許請求の範囲の第1項記載の第1発明の抜け
止め構造を備えており、コア3の拡大部30への披装に
より拡径したカラ−5で管挿口Pの内面を加圧し、この
拡径カラ−5と受口2とで管挿口Pを把持してカラ−5
の抜け止め用刃6を管挿口Pの内面に食い込ませている
から、軟質管でも圧潰することなく充分な耐引抜力で接
続できる。
【0018】上記第2発明の管接続部においては、管挿
口Pの内面側を抜け止め用刃6で係止し、管挿口Pの外
面側をパッキング42でシ−ルしているから、管挿口P
の受口2への挿入時、管挿口Pの内面に抜け止め用刃6
の引っ掻きにより傷が生じても、上記パッキング42の
シ−ル性には何らの影響も及ぼさず、良好な水密性を保
証できる(図7に示す、従来例においては、コレット5
’の抜け止め用刃53’の管P’への食い込み、パッキ
ング4’の管P’への接触が共に管P’の外面側で行わ
れ、かつ、パッキング4’よりも手前側に抜け止め用刃
53’が配置されているので、管P’をコレット5’に
挿入する際、抜け止め用刃53’のために管P’表面に
傷が付くと、この傷付き面がパッキング4’の封止面と
なり、水密性低下が懸念される)。
口Pの内面側を抜け止め用刃6で係止し、管挿口Pの外
面側をパッキング42でシ−ルしているから、管挿口P
の受口2への挿入時、管挿口Pの内面に抜け止め用刃6
の引っ掻きにより傷が生じても、上記パッキング42の
シ−ル性には何らの影響も及ぼさず、良好な水密性を保
証できる(図7に示す、従来例においては、コレット5
’の抜け止め用刃53’の管P’への食い込み、パッキ
ング4’の管P’への接触が共に管P’の外面側で行わ
れ、かつ、パッキング4’よりも手前側に抜け止め用刃
53’が配置されているので、管P’をコレット5’に
挿入する際、抜け止め用刃53’のために管P’表面に
傷が付くと、この傷付き面がパッキング4’の封止面と
なり、水密性低下が懸念される)。
【0019】上記第2発明の管接続部においては、図3
に示すようにカラ−5の後端にストッパ−52を設けて
おけば、インサ−ト治具Aの挿入によりカラ−5をコア
3の中間部に逃がしてカラ−5の抜け止め用刃6と管挿
口Pとの係止を容易に解除でき、管挿口Pの脱離に便利
である。
に示すようにカラ−5の後端にストッパ−52を設けて
おけば、インサ−ト治具Aの挿入によりカラ−5をコア
3の中間部に逃がしてカラ−5の抜け止め用刃6と管挿
口Pとの係止を容易に解除でき、管挿口Pの脱離に便利
である。
【0020】図4の(イ)は第3発明の管接続部に使用
する管継手の縦断面図を、図4の(ロ)は第3発明の管
接続部をそれぞれ示している。図4の(イ)において、
1は管継手本体、2は受口、6は受口2の先端部内面に
設けた抜け止め用刃である。3は管継手本体1内に螺合
により固着したコアであり、先端側に、受口2の入口に
至るに従って外径が大とされたテ−パ−面31を有する
拡大部30を設けてある。5はカラ−であり、コア3上
に挿通してあり、全体をコア3の中間部に逃がし得る内
径とし、図5の(イ)に示すように、先端部を割れ51
により拡径可能とし、後端にフランジ52を設け、後端
部にパッキング装着溝43を、フランジ52の外周にパ
ッキング装着溝431をそれぞれ設け、各パッキング装
着溝43,431にそれぞれパッキング44,441を
装着し、受口2の内面とカラ−5のフランジ52とをパ
ッキング441により摺動可能にシ−ルしてある。
する管継手の縦断面図を、図4の(ロ)は第3発明の管
接続部をそれぞれ示している。図4の(イ)において、
1は管継手本体、2は受口、6は受口2の先端部内面に
設けた抜け止め用刃である。3は管継手本体1内に螺合
により固着したコアであり、先端側に、受口2の入口に
至るに従って外径が大とされたテ−パ−面31を有する
拡大部30を設けてある。5はカラ−であり、コア3上
に挿通してあり、全体をコア3の中間部に逃がし得る内
径とし、図5の(イ)に示すように、先端部を割れ51
により拡径可能とし、後端にフランジ52を設け、後端
部にパッキング装着溝43を、フランジ52の外周にパ
ッキング装着溝431をそれぞれ設け、各パッキング装
着溝43,431にそれぞれパッキング44,441を
装着し、受口2の内面とカラ−5のフランジ52とをパ
ッキング441により摺動可能にシ−ルしてある。
【0021】第3発明の管接続部を組み立てるには、図
4の(ロ)において、管挿口Pを継手受口2内に挿入し
、管挿口Pの先端をカラ−5のパッキング44上に挿入
し、管挿口Pとカラ−5との間を封止する。この場合、
管挿口Pの先端とカラ−5のフランジ52との間に所定
のギャップを置くように管挿口Pの挿入量を設定する。 而るのちは、管内通水時の内圧により、カラ−5を受口
2の入口側に向けて移動させ、カラ−5の先端部をコア
3の拡大部30上に拡径させつつ披装させ、この拡径カ
ラ−5の先端部と受口2の内面とで管挿口Pを把持し、
管挿口Pの外面に受口2の入口内面の抜け止め用刃6を
深く食い込ませて、管接続部に充分な耐引抜力を具備さ
せる。
4の(ロ)において、管挿口Pを継手受口2内に挿入し
、管挿口Pの先端をカラ−5のパッキング44上に挿入
し、管挿口Pとカラ−5との間を封止する。この場合、
管挿口Pの先端とカラ−5のフランジ52との間に所定
のギャップを置くように管挿口Pの挿入量を設定する。 而るのちは、管内通水時の内圧により、カラ−5を受口
2の入口側に向けて移動させ、カラ−5の先端部をコア
3の拡大部30上に拡径させつつ披装させ、この拡径カ
ラ−5の先端部と受口2の内面とで管挿口Pを把持し、
管挿口Pの外面に受口2の入口内面の抜け止め用刃6を
深く食い込ませて、管接続部に充分な耐引抜力を具備さ
せる。
【0022】上記において、カラ−5のフランジ52の
背後に管内圧をスム−ズに導入できるように、図4の(
ロ)に示すように、コア3に孔32を設けることもでき
る。上記において、図5の(ロ)に示すように、受口2
の内面に所定長さの抜止用刃摺動溝61を設け、管挿口
Pを受口2内にカラ−5のフランジ52に当接するまで
挿入し、その後、管内圧によりカラ−5と管とを一体的
に移動させ、抜け止め用刃6が溝61の先端610に当
たった位置でカラ−5の先端部をコア3の拡大部30に
披装させて、管挿口Pの内面側からの拡径・緊圧を行う
こともできる。
背後に管内圧をスム−ズに導入できるように、図4の(
ロ)に示すように、コア3に孔32を設けることもでき
る。上記において、図5の(ロ)に示すように、受口2
の内面に所定長さの抜止用刃摺動溝61を設け、管挿口
Pを受口2内にカラ−5のフランジ52に当接するまで
挿入し、その後、管内圧によりカラ−5と管とを一体的
に移動させ、抜け止め用刃6が溝61の先端610に当
たった位置でカラ−5の先端部をコア3の拡大部30に
披装させて、管挿口Pの内面側からの拡径・緊圧を行う
こともできる。
【0023】上記第3発明の管接続部においても、前記
特許請求の範囲の第1項記載の第1発明の抜け止め構造
を備えており、コア3の拡大部30への披装により拡径
したカラ−5で管挿口Pの内面を加圧し、この拡径カラ
−5と受口2とで管挿口Pを把持して受口2内面の抜け
止め用刃6を管挿口Pの外面に食い込ませているから、
軟質管でも、圧潰することなく充分な耐引抜力で接続で
きる。
特許請求の範囲の第1項記載の第1発明の抜け止め構造
を備えており、コア3の拡大部30への披装により拡径
したカラ−5で管挿口Pの内面を加圧し、この拡径カラ
−5と受口2とで管挿口Pを把持して受口2内面の抜け
止め用刃6を管挿口Pの外面に食い込ませているから、
軟質管でも、圧潰することなく充分な耐引抜力で接続で
きる。
【0024】上記第3発明の管接続部においては、カラ
−5のフランジ52を継手受口2の内面にパッキング4
41で封止し、管挿口Pの内面とカラ−5との間を別の
パッキング44で封止し、管挿口Pの外面を抜け止め用
刃6で係止しており、管挿口Pの外面側をシ−ル面とし
ていないから、管挿口Pの受口2への挿入時、管挿口P
の外面に抜け止め用刃6の引っ掻きにより傷が生じても
、上記パッキング44のシ−ル性には何らの影響も及ぼ
さず、良好な水密性を保証できる。
−5のフランジ52を継手受口2の内面にパッキング4
41で封止し、管挿口Pの内面とカラ−5との間を別の
パッキング44で封止し、管挿口Pの外面を抜け止め用
刃6で係止しており、管挿口Pの外面側をシ−ル面とし
ていないから、管挿口Pの受口2への挿入時、管挿口P
の外面に抜け止め用刃6の引っ掻きにより傷が生じても
、上記パッキング44のシ−ル性には何らの影響も及ぼ
さず、良好な水密性を保証できる。
【0025】上記第3発明の管接続部においては、図6
に示すように、インサ−ト治具Aの挿入によりカラ−5
をコア3の中間部に逃がしてカラ−5と管挿口Pとの係
止を容易に解除でき、管挿口の脱離を平易に行い得る。
に示すように、インサ−ト治具Aの挿入によりカラ−5
をコア3の中間部に逃がしてカラ−5と管挿口Pとの係
止を容易に解除でき、管挿口の脱離を平易に行い得る。
【0026】
【発明の効果】第1発明の管接続部の抜け止め構造は上
述した通りの構成であり、管挿口を内面側から拡径・緊
圧する拡径カラ−と継手本体受口とで管挿口を把持し、
カラ−又は受口の抜け止め用刃を管挿口に深く食い込ま
せており、管挿口を外面側から圧縮することがないから
、軟質管でも抜け止め構造によって容易に接続できる。
述した通りの構成であり、管挿口を内面側から拡径・緊
圧する拡径カラ−と継手本体受口とで管挿口を把持し、
カラ−又は受口の抜け止め用刃を管挿口に深く食い込ま
せており、管挿口を外面側から圧縮することがないから
、軟質管でも抜け止め構造によって容易に接続できる。
【0027】第2発明,第3発明の何れの管接続部にお
いても、上記の抜け止め構造を内蔵しているから、軟質
管、例えばポリエチレン管でも充分な耐引き抜き力で接
続できる。特に、第2発明の管接続部においては、管挿
口の内面側を抜け止め用刃の食い込みにより係止し、管
挿口の外面側をシ−ル面としており、又第3発明の管接
続部においては、管挿口の外面側を抜け止め用刃の食い
込みにより係止し、管挿口の内面側をシ−ル面としてお
り、ともに、管挿口のパッキングによるシ−ル面を抜け
止め用刃の食い込みにより係止する面とは反対側の面に
しているから、管挿口に抜け止め用刃による傷付きが生
じても、パッキングによるシ−ルに何ら影響を及ぼすこ
とがなく、管接続部に良好な水密性を付与できる。
いても、上記の抜け止め構造を内蔵しているから、軟質
管、例えばポリエチレン管でも充分な耐引き抜き力で接
続できる。特に、第2発明の管接続部においては、管挿
口の内面側を抜け止め用刃の食い込みにより係止し、管
挿口の外面側をシ−ル面としており、又第3発明の管接
続部においては、管挿口の外面側を抜け止め用刃の食い
込みにより係止し、管挿口の内面側をシ−ル面としてお
り、ともに、管挿口のパッキングによるシ−ル面を抜け
止め用刃の食い込みにより係止する面とは反対側の面に
しているから、管挿口に抜け止め用刃による傷付きが生
じても、パッキングによるシ−ルに何ら影響を及ぼすこ
とがなく、管接続部に良好な水密性を付与できる。
【図1】図1の(イ)は第2発明において使用する管継
手の一例を示す縦断面図、図1の(ロ)は第2発明の実
施例を示す縦断面図である。
手の一例を示す縦断面図、図1の(ロ)は第2発明の実
施例を示す縦断面図である。
【図2】第2発明において使用するカラ−の異なる例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図3】第2発明の管接続部の管の脱離方法を示す説明
図である。
図である。
【図4】図4の(イ)は第3発明において使用する管継
手の一例を示す縦断面図、図4の(ロ)は第3発明の実
施例を示す縦断面図である。
手の一例を示す縦断面図、図4の(ロ)は第3発明の実
施例を示す縦断面図である。
【図5】図5の(イ)は第3発明において使用するカラ
−の別例を示す縦断面図、図5の(ロ)は第3発明にお
いて使用する管継手の別例の要部を示す縦断面図である
。
−の別例を示す縦断面図、図5の(ロ)は第3発明にお
いて使用する管継手の別例の要部を示す縦断面図である
。
【図6】第3発明の管接続部の管の脱離方法を示す説明
図である。
図である。
【図7】従来例を示す縦断面図である。
1 管継手本体
2 受口
3 コア
30 拡大部
31 テ−パ−面
42 パッキング
44 パッキング
441 パッキング
5 カラ−
51 割れ
52 フランジ
6 抜け止め用刃
P 管挿口
Claims (3)
- 【請求項1】管継手の受口内にコアが固設されており、
該コアの先端側に上記受口の入口側に至るにつれて外径
が大とされたテ−パ−面を有する拡大部が設けられてお
り、少なくとも先端側が拡径可能とされたカラ−の拡径
可能部分が上記コアの拡大部に拡径状態で披装されてお
り、同コアの中間部は非拡径状態のカラ−を逃がし得る
外径とされており、管挿口が上記拡径状態のカラ−と上
記受口との間に把持されており、管挿口がカラ−側又は
受口側の抜け止め用刃に係止されていることを特徴とす
る管接続部の抜け止め構造。 - 【請求項2】管継手の受口内にコアが固設されており、
該コアの先端側に上記受口の入口側に至るにつれて外径
が大とされたテ−パ−面を有する拡大部が設けられてお
り、少なくとも先端側が拡径可能とされたカラ−の拡径
可能部分が上記コアの拡大部に拡径状態で披装されてお
り、同コアの中間部は非拡径状態のカラ−を逃がし得る
外径とされており、管挿口が上記拡径状態のカラ−と上
記受口との間に把持されており、管挿口が上記カラ−の
抜け止め用刃に係止されており、受口内面と管挿口の外
面との間がパッキングによって封止されていることを特
徴とする管接続部。 - 【請求項3】管継手の受口内にコアが固設されており、
該コアの先端側に上記受口の入口側に至るにつれて外径
が大とされたテ−パ−面を有する拡大部が設けられてお
り、先端側が拡径可能とされたカラ−の拡径可能部分が
上記コアの拡大部に拡径状態で披装されており、同コア
の中間部は非拡径状態のカラ−を逃がし得る外径とされ
ており、管挿口が上記拡径状態のカラ−と上記受口との
間に把持されており、管挿口が受口内面の抜け止め用刃
に係止されており、上記カラ−の後端にフランジが設け
られ該フランジの外周面と上記受口の内周面との間並び
に同カラ−の後端部外周面と管挿口の内周面との間がそ
れぞれパッキングによって封止されていることを特徴と
する管接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3143151A JPH04370488A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 管接続部の抜け止め構造並びにその抜け止め構造を使用した管接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3143151A JPH04370488A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 管接続部の抜け止め構造並びにその抜け止め構造を使用した管接続部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04370488A true JPH04370488A (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=15332115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3143151A Pending JPH04370488A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 管接続部の抜け止め構造並びにその抜け止め構造を使用した管接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04370488A (ja) |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3143151A patent/JPH04370488A/ja active Pending
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