JPH04370425A - 防振ブッシュ - Google Patents
防振ブッシュInfo
- Publication number
- JPH04370425A JPH04370425A JP17068891A JP17068891A JPH04370425A JP H04370425 A JPH04370425 A JP H04370425A JP 17068891 A JP17068891 A JP 17068891A JP 17068891 A JP17068891 A JP 17068891A JP H04370425 A JPH04370425 A JP H04370425A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- film
- vibration
- circumferential surface
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Springs (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は防振ブッシュに関し、特
にマグネシウム合金製のブラケットを使用して軽量化を
図った防振ブッシュの構造改良に関する。
にマグネシウム合金製のブラケットを使用して軽量化を
図った防振ブッシュの構造改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】同心状に配した外筒と内筒の間に防振ゴ
ム体を接合した防振ブッシュは車両エンジンのマウント
として多用されており、かかる防振ブッシュは通常、筒
状保持部を有するブラケット内に上記外筒を圧入固定し
て使用される。従来、上記ブラケットは鋳鉄により構成
されていたが、近年その軽量化と耐久性向上のためにマ
グネシウム合金材の使用が試みられている。
ム体を接合した防振ブッシュは車両エンジンのマウント
として多用されており、かかる防振ブッシュは通常、筒
状保持部を有するブラケット内に上記外筒を圧入固定し
て使用される。従来、上記ブラケットは鋳鉄により構成
されていたが、近年その軽量化と耐久性向上のためにマ
グネシウム合金材の使用が試みられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ブラケット
内に圧入される外筒は防振ゴム体成形時の引張り応力解
消のため絞り加工が必要なことから、鉄材の電縫管等を
使用しており、互いに接するマグネシウム合金材のブラ
ケット内周面と鉄材の外筒外周面との間に部分電池を生
じて外筒の腐食が進行し（電食）、耐久性が低下するこ
とが問題となっている。
内に圧入される外筒は防振ゴム体成形時の引張り応力解
消のため絞り加工が必要なことから、鉄材の電縫管等を
使用しており、互いに接するマグネシウム合金材のブラ
ケット内周面と鉄材の外筒外周面との間に部分電池を生
じて外筒の腐食が進行し（電食）、耐久性が低下するこ
とが問題となっている。
【０００４】本発明はかかる課題を解決するもので、軽
量かつ耐久性に富み、寿命も長い防振ブッシュを提供す
ることを目的とする。
量かつ耐久性に富み、寿命も長い防振ブッシュを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、外筒１内に防振ゴム体３を接合配設するとともに防
振ゴム体３を貫通して外筒１と軸方向を一致せしめて内
筒２を設け、上記外筒１をマグネシウム合金製の筒状ブ
ラケット４内に圧入固定してなる防振ブッシュにおいて
、外筒１の外周面にカチオン電着塗膜１１を形成すると
ともに、上記外周面に接するブラケット４の内周面にダ
イクロメート処理膜４３を形成したものである。
と、外筒１内に防振ゴム体３を接合配設するとともに防
振ゴム体３を貫通して外筒１と軸方向を一致せしめて内
筒２を設け、上記外筒１をマグネシウム合金製の筒状ブ
ラケット４内に圧入固定してなる防振ブッシュにおいて
、外筒１の外周面にカチオン電着塗膜１１を形成すると
ともに、上記外周面に接するブラケット４の内周面にダ
イクロメート処理膜４３を形成したものである。
【０００６】
【作用】上記構成において、相接する外筒外周面とブラ
ケット内周面に形成されたカチオン電着塗膜１１および
ダイクロメート処理膜４３は共に電気絶縁性が良く、電
食の発生は効果的に防止される。なお、カチオン電着塗
膜１１は密着力が強くかつ硬いため圧入時にも殆ど剥が
れを生じることはない。
ケット内周面に形成されたカチオン電着塗膜１１および
ダイクロメート処理膜４３は共に電気絶縁性が良く、電
食の発生は効果的に防止される。なお、カチオン電着塗
膜１１は密着力が強くかつ硬いため圧入時にも殆ど剥が
れを生じることはない。
【０００７】
【実施例】図２，図３において、ブラケット４内に防振
ブッシュが保持せしめてあり、この防振ブッシュは薄肉
の外筒１内に接合した防振ゴム体３の中心に厚肉の内筒
２を貫通埋設して構成されている。上記ブラケット４は
マグネシウム合金材で成形され、筒状の保持部４１とこ
れを支持するリブを形成した取付板部４２よりなる。防
振ブッシュは鉄製の上記外筒１を絞り加工した後、保持
部４１内に圧入して固定されている。
ブッシュが保持せしめてあり、この防振ブッシュは薄肉
の外筒１内に接合した防振ゴム体３の中心に厚肉の内筒
２を貫通埋設して構成されている。上記ブラケット４は
マグネシウム合金材で成形され、筒状の保持部４１とこ
れを支持するリブを形成した取付板部４２よりなる。防
振ブッシュは鉄製の上記外筒１を絞り加工した後、保持
部４１内に圧入して固定されている。
【０００８】圧入状態で互いに接する保持部４１の内周
面と外筒の外周面には、図１に示す如く、保持部内周面
に一定厚のダイクロメート処理膜４３が、外筒外周面に
は一定厚のカチオン電着塗膜１１が形成してある。さら
に、外筒１の圧入をガイドする保持部４１開口端面の斜
面４１ａを含んで、これら保持部４１と外筒１の端面境
界を覆って全周に一定幅（図３）でシール性良好な防錆
塗膜５が形成してある。
面と外筒の外周面には、図１に示す如く、保持部内周面
に一定厚のダイクロメート処理膜４３が、外筒外周面に
は一定厚のカチオン電着塗膜１１が形成してある。さら
に、外筒１の圧入をガイドする保持部４１開口端面の斜
面４１ａを含んで、これら保持部４１と外筒１の端面境
界を覆って全周に一定幅（図３）でシール性良好な防錆
塗膜５が形成してある。
【０００９】上記構成の防振ブッシュにおいて、互いに
接する保持部内周面と外筒外周面に形成されたダイクロ
メート処理膜４３およびカチオン電着塗膜１１はいずれ
も電気絶縁性に優れており、これにより電食の発生が効
果的に防止される。さらにシール性良好な防錆塗膜５に
より接触面への水分の侵入が防止されるから、これによ
っても更に確実に電食の発生が防止されて大幅な寿命延
長が実現される。
接する保持部内周面と外筒外周面に形成されたダイクロ
メート処理膜４３およびカチオン電着塗膜１１はいずれ
も電気絶縁性に優れており、これにより電食の発生が効
果的に防止される。さらにシール性良好な防錆塗膜５に
より接触面への水分の侵入が防止されるから、これによ
っても更に確実に電食の発生が防止されて大幅な寿命延
長が実現される。
【００１０】
【発明の効果】以上の如く、本発明の防振ブッシュは、
マグネシウム合金材を使用したブラケットにより軽量か
つ耐久性に優れるとともに、電食の発生が回避されて寿
命の大幅延長を実現したものである。
マグネシウム合金材を使用したブラケットにより軽量か
つ耐久性に優れるとともに、電食の発生が回避されて寿
命の大幅延長を実現したものである。
【図１】防振ブッシュの要部拡大断面図で、図２のＡ部
拡大図である。
拡大図である。
【図２】防振ブッシュの全体縦断面図である。
【図３】防振ブッシュの全体正面図である。
１ 外筒
１１ カチオン電着塗膜
２ 内筒
３ 防振ゴム体
４ ブラケット
４１ 保持部
４３ ダイクロメート処理膜
５ シール膜
Claims (1)
- 【請求項１】 外筒内に防振ゴム体を接合配設すると
ともに防振ゴム体を貫通して外筒と軸方向を一致せしめ
て内筒を設け、上記外筒をマグネシウム合金製の筒状ブ
ラケット内に圧入固定してなる防振ブッシュにおいて、
外筒の外周面にカチオン電着塗膜を形成するとともに、
上記外周面に接するブラケットの内周面にダイクロメー
ト処理膜を形成したことを特徴とする防振ブッシュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17068891A JPH04370425A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 防振ブッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17068891A JPH04370425A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 防振ブッシュ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04370425A true JPH04370425A (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=15909553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17068891A Pending JPH04370425A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 防振ブッシュ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04370425A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266369A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Tokai Rubber Ind Ltd | 防振ゴムブッシュ |
| CN103204055A (zh) * | 2012-01-13 | 2013-07-17 | 日信工业株式会社 | 车辆用支承结构体 |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP17068891A patent/JPH04370425A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266369A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Tokai Rubber Ind Ltd | 防振ゴムブッシュ |
| CN103204055A (zh) * | 2012-01-13 | 2013-07-17 | 日信工业株式会社 | 车辆用支承结构体 |
| US9180914B2 (en) | 2012-01-13 | 2015-11-10 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Support structure for vehicle |
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