JP7296747B2 - 逆止弁及び弁体ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、逆止弁及び弁体ユニットに関する。
逆止弁などの弁装置は、内部部品の劣化や損傷が生じると、弁装置全体の交換を要する場合がある。特許文献1には、弁箱内に設けられて弁箱内を流れる流体の流路を開閉する弁体と、弁体の嵌合部と嵌合する嵌合穴を有するアームとを備えた、いわゆるスイング式の逆止弁が記載されている。特許文献1には、弁体の嵌合部が磨耗して弁体の嵌合部とアームの嵌合穴との間に間隙(本願の隙間に対応)が生じたり、アームの嵌合部が磨耗してアームの嵌合部と弁体の嵌合穴との間に間隙が生じたりする場合があることが記載されている(以下ではそれぞれの場合の隙間を、単に隙間と記載する)。そして、このような隙間が生じると、その間隙によってアームと弁体との間でガタツキや芯ズレなどが発生して、弁体が当接する弁座のシート面が損傷したり、弁体が振動して配管内部を流れる流体が逆流したりしてしまう問題が指摘されている。そこで、特許文献1では、外周面が磨耗した嵌合部の形状に沿った内周面を有するスリーブを嵌合部と嵌合穴との間に設けることで、弁体の嵌合部の外周面が磨耗して弁体の嵌合部とアームの嵌合穴との間に間隙が生じても、その間隙を補充してガタツキや芯ズレの補修を実現している。
特開2008-64263号公報
しかし、弁体とアームとの隙間が生じる原因は、摩耗以外にも腐蝕による場合がある。特に、流体が不純物(特に、イオン性の不純物)を多く含む下水(例えば、下水処理場で処理する汚水)のような場合には、流体の導電性が高まるため、電解腐食(いわゆる、電食)により弁体とアームとの隙間が生じたり、また隙間が成長したりする場合がある。そこで、電解腐食による隙間の拡大を防止して長寿命化した逆止弁の提供が望まれる。
本発明は、かかる実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、電解腐食の防止により長寿命化した逆止弁及び当該逆止弁に用いる弁体ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る逆止弁の特徴構成は、
流体が通流する流路を有する弁ケースと、
前記流路内に配置され、閉位置に対して下流側に離間するように回動して前記流路を開閉する金属製の弁体と、
回動可能に軸支される軸受部を有する金属製のアームと、
前記弁体に前記アームを固定する固定具と、を備え、
前記弁体には第一貫通孔が設けられ、
前記アームには前記第一貫通孔に沿う方向に貫通する第二貫通孔が設けられ、
前記固定具は、
前記第二貫通孔に挿通される絶縁性のスリーブを含むスペーサと、
前記第一貫通孔及び前記スリーブに挿通される連結具と、を有し、
前記連結具の両端で前記弁体と前記アームとを挟持して固定する点にある。
上記構成の逆止弁は、弁体とアームとが一体に固定された弁体ユニットが、アームの軸受部などを弁ケースなどに回動可能に軸支されているスイング式の逆止弁である。この逆止弁では、流体が順方向へ通流する場合は、流体圧を受圧した弁体が弁ケースの弁座から離間するように弁体ユニットが順方向に向けて回動して開状態となり、流体の通流を許容する。流体が逆方向への通流しようとする場合、流体圧を受圧して弁体ユニットが逆方向に向けて回動し、弁体が弁座に当接して閉状態となりこれを維持することで流体の逆流を阻止する。なお、流体の通流停止時は、弁体が自重で弁座に当接して閉状態で止まる。
上記構成によれば、固定具が、第一貫通孔と第二貫通孔に挿通(装着)された状態のスリーブとの両方に挿通された連結具の両端で弁体とアームとを挟持することで、弁体とアームとが一体に固定される。なお、固定具は、弁としての要求強度から、通常は金属部分を含んで構成される。
上記構成によれば、固定具の連結具とアームとの隙間、すなわち、連結具と第二貫通孔の孔壁との隙間をスリーブが埋める。そのため、連結具とアームとの隙間への流体の侵入を防止し、当該隙間の流体量を減少せしめ、また、当該隙間と外部との間の流体の通流、循環を防止もしくは抑制する。これにより、電解腐食が防止もしくは抑制される。以下では、電解腐食について、防止もしくは抑制されることを包括して、単に防止と記載する。
上記構成によれば、固定具の連結具とアームとはスリーブの部分において絶縁される。これにより、第二貫通孔と固定具における第二貫通孔に挿通された部分とにおける電解腐食が防止される。電解腐食の防止により、逆止弁を長寿命化できる。
本発明に係る逆止弁の更なる特徴構成は、
前記スペーサは、前記スリーブよりも外形が大きい第一環状板部を含み、
前記固定具は、
前記連結具を前記第一環状板部に挿通し、
前記弁体と前記アームとで前記第一環状板部を挟持して固定する点にある。
上記構成によれば、第一環状板部はスリーブよりも外形が大きく、かつ、固定具が連結具を第一環状板部に挿通させた状態で弁体とアームとで第一環状板部を挟持して固定するため、弁体とアームとは、第一環状板部の部分において絶縁されて局所的な電池の形成が抑制される。これにより弁体とアームとの電解腐食が防止される。その結果、逆止弁を長寿命化できる。なお、上記構成によれば、弁体、第一環状板部、及び、アームとアームに挿通されたスリーブとがこの順で第一貫通孔及び第二貫通孔に沿う方向視で重複するように配置される。
本発明に係る逆止弁の更なる特徴構成は、
前記スペーサは、前記スリーブよりも外形が大きい第二環状板部を含み、
前記固定具は、
前記連結具を前記第二環状板部に挿通し、
前記弁体と前記第二環状板部とで前記アームを挟持して固定する点にある。
上記構成によれば、第二環状板部はスリーブよりも外形が大きく、固定具が弁体と第二環状板部とでアームを挟持して固定するため、アームと固定具とは、第二環状板部の部分において絶縁されて電解腐食が防止される。これにより逆止弁を長寿命化できる。なお、上記構成によれば、弁体、アームとアームに挿通されたスリーブ、及び第二環状板部がこの順で第一貫通孔及び第二貫通孔に沿う方向視で重複するように配置される。
なお、スペーサがスリーブに加えて第一環状板部及び第二環状板部を含む場合には、固定具は、弁体、第一環状板部、アーム、及び第二環状板部をこの順に挟持して固定する。この場合は、スペーサにおけるスリーブ、第一環状板部、及び第二環状板部の各部がそれぞれ絶縁する弁体、アーム及び固定具のそれぞれの部分における電解腐食が防止可能となる。すなわち、固定具の連結具とアームとはスリーブの部分において絶縁される。弁体とアームとは、第一環状板部の部分において絶縁される。アームと固定具とは、第二環状板部の部分において絶縁される。これにより各部の電解腐食が防止される。
本発明に係る逆止弁の更なる特徴構成は、
前記スリーブは、第一スリーブと第二スリーブとを含み、
前記第一スリーブは、一端から径方向外側に延出する第一環状板部を有し、
前記第二スリーブは、一端から径方向外側に延出する第二環状板部を有し、
前記固定具は、
前記連結具を前記第一環状板部及び前記第二環状板部に挿通し、
前記弁体、前記第一環状板部、前記アーム、前記第二環状板部をこの順に挟持して固定する点にある。
上記構成によれば、第一スリーブ及び第二スリーブはそれぞれ、第一環状板部及び第二環状板部を有するフランジブッシュ形状の部品(以下、単にフランジブッシュと記載する)である。つまり、スペーサは一対のフランジブッシュで構成される。この一対のフランジブッシュは、互いに逆向きになるように第二貫通孔に挿入される。連結具は、第一貫通孔と第二貫通孔に挿入された一対のフランジブッシュとを貫通する。そして、固定具は、連結具の両端で弁体と第二環状板部とを挟持、すなわち、弁体、第一環状板部、アーム、及び第二環状板部をこの順に挟持して固定するため、スペーサである第一スリーブ及び第二スリーブ絶縁する部分における、弁体、アーム及び固定具の電解腐食が防止可能となる。
本発明に係る逆止弁の更なる特徴構成は、
前記連結具は、一対のボルト及びナットであり、
前記固定具は、前記一対のボルト及びナットで前記弁体と前記アームとを挟持して固定する点にある。
上記構成によれば、一つの対になるボルトとナットとで固定できる。
本発明に係る逆止弁の更なる特徴構成は、
前記スリーブは、ゴム弾性を有する樹脂製である点にある。
弁体が開閉すると、弁体と弁座の衝突時に生じた衝撃により振動が生じる。この振動は、弁体から連結具に伝達する。しかし、上記構成によれば、連結具と第二貫通孔との間にゴム弾性を有する樹脂製のスリーブが介在しているため、連結具からアーム、すなわち、連結具から第二貫通孔の孔壁への振動の伝達が防止される。これにより、連結具や第二貫通孔の孔壁の摩耗を低減できる。摩耗を低減すれば、流体の侵入を増加させることもない。これらの結果、逆止弁を長寿命化できる。なお、スリーブの弾性力が小さすぎると、アームと弁体との間でがたつきが生じる場合があるため、スリーブの弾性力は、アームと弁体との間でがたつきが生じない程度の固さが必要である。弁体と弁座の当接による密封性に影響しない程度のアームと弁体との間のぐらつき(いわゆる、あそびの範囲のぐらつき)は許容される。
本発明に係る逆止弁の更なる特徴構成は、
前記軸受部は、軸穴と当該軸穴に挿入された軸受スリーブとを含み、
前記弁ケースは、前記アームを軸支する回動軸を有し、
前記アームは、前記回動軸を前記軸受スリーブに挿入した状態で、前記弁ケースに回動可能に軸支されている点にある。
上記構成によれば、軸穴と回動軸とが軸受スリーブで離間されるため、回動に伴う軸穴や回動軸の摩耗を抑制することができる。
また、上記構成によれば、軸受スリーブと回動軸との摩擦力の調整によりアーム(弁体ユニット)の回動速度の調整(特に、回動速度の低下)が可能である。これにより弁体の開閉時における衝撃や振動を抑制できる。その結果、連結具や第二貫通孔の孔壁の摩耗を低減して逆止弁を長寿命化できる。
本発明に係る逆止弁の更なる特徴構成は、
前記軸受スリーブは、絶縁性である点にある。
上記構成によれば、軸穴と回動軸との絶縁部分における電解腐食を防止できる。
上記目的を達成するための本発明に係る弁体ユニットの特徴構成は、
流体が通流する流路を開閉する金属製の弁体と、
回動可能に軸支される軸受部を有する金属製のアームと、
前記弁体に前記アームを固定する固定具と、を備え、
前記弁体には第一貫通孔が設けられ、
前記アームには前記第一貫通孔に沿う方向に貫通する第二貫通孔が設けられ、
前記固定具は、
前記第二貫通孔に挿通される絶縁性のスリーブを含むスペーサと、
前記第一貫通孔及び前記スリーブに挿通される連結具と、を有し、
前記連結具の両端で前記弁体と前記アームとを挟持して固定する点にある。
上記構成によれば、上述の逆止弁と同様の作用や効果を奏することができる。
逆止弁の断面図 弁体ユニットの平面図 弁体ユニットの構成を説明するIII-III断面図 軸穴に挿通される軸受スリーブの説明図 第二貫通孔に挿通されるスリーブ(スペーサ)の説明図 第一連結具及びナットの説明図 割ピンの説明図 回動軸の説明図 別の弁体ユニットの構成を説明する図 別のスペーサの構成を説明する図
図面に基づいて、本発明の実施形態に係る逆止弁及び弁体ユニットについて説明する。
〔逆止弁の概略構成〕
図1には、本実施形態に係るスイング式の逆止弁100を示している。逆止弁100は、弁体3、弁体3が固定されたアーム4、及び、弁体3とアーム4とを収容する弁ケース10を備えている。弁ケース10は、流体の入口11及び出口12と、内部に設けられた弁体3の弁座2とを有する。図1から図3に示すように、弁体3とアーム4とは固定具5で連結(固定)されて一体の弁体ユニットBを形成している。図1に示すように、アーム4は弁ケース10に回動可能に軸支されており、弁体ユニットBは弁体3が弁座2と近接離間するようにスイング(回動)可能である。
弁体ユニットBは、入口11から出口12に向けて通流する流体の流体力を受けて弁体3が弁座2から離間するように開く(開状態)。弁体ユニットBは、流体の通流が停止すると、自重で閉じて弁体3と弁座2とが当接する閉位置に位置する(閉状態)。弁体ユニットBは、出口12から入口11に向けて通流する流体の流体力を受けて閉じ、さらに弁体3が弁座2に押し付けられて閉状態を維持することで逆流を防止する。
逆止弁100は、例えば下水処理場で処理する汚水(流体の一例)を通流させる配管における、汚水の逆流防止のために用いる。
〔各部の説明〕
弁ケース10は、逆止弁100の本体ケーシングである。弁ケース10は、金属(金属合金)で形成されている。本実施形態では、弁ケース10は、鋳鉄で形成されている。弁ケース10の内部は、弁体3とアーム4とを収容し、かつ、入口11から出口12に向けて流体が通流可能な流路Lとなっている。以下では、入口11から出口12に向く方向を単に通流方向と記載する。弁ケース10は内部に、入口11から出口12に向く方向に弁体3とのシール面を有する弁座2と、弁体3の最大開位置を規制するストッパ13、アーム4を回動可能に軸支する回動軸9を有する。回動軸9は、通流方向と交差(本実施形態では直交)するように配置されている。
弁体3は、出口12に向かう側が底になる有底筒状の蓋部30を有する金属(金属合金)製の部材である。弁体3は、本実施形態では真鍮で形成されている。
蓋部30は、平面視で円形状である(図2参照)。蓋部30は、その有底筒の筒端部(入口11側の端部)に形成された環状の面部3aを有する。蓋部30は、面部3aを弁座2と当接させて流路Lを封止可能である。図3に示すように、蓋部30は、蓋部30を通流方向前後に沿う向きに貫通する第一貫通孔31を有する。第一貫通孔31は、円形状で直胴の貫通孔である。第一貫通孔31の孔壁は雌ねじ加工されている。弁体3は、後述するように、第一貫通孔31により、アーム4と連結される。
アーム4は、図1、図3に示すように、弁体3を支持する柄となる金属(金属合金)製の部材である。アーム4は、本実施形態では鋳鉄で形成されている。アーム4は、図3に示すように、やや湾曲した棒状の柄部分であるアーム本体40、アーム本体40の一端部に回動軸9に軸支される軸受部41、アーム本体40における軸受部41の他端部に、弁体3が最大開弁時にストッパ13と当接する面44aを有する当接端44、及び軸受部41と当接端44との間に弁体3が固定される第二貫通孔42を有する。第二貫通孔42は、円形状で直胴の貫通孔である。第二貫通孔42は、アーム本体40を通流方向前後に沿う向きに貫通する貫通孔として形成されている。本実施形態では、アーム本体40は、第二貫通孔42の両端の開口外周部に、表面が環状の平面に形成された両端で一対の座部43を有する。
軸受部41は通流方向と交差(本実施形態では直交)するように形成された貫通孔を軸穴45(図2参照)として有する。軸穴45には、一対の軸受スリーブ46,46が装着されている。
軸受スリーブ46は、絶縁性で、ゴム弾性を有する樹脂(例えば、ニトリルゴム)で一体成形されている。図4に示すように、フランジブッシュ状のスペーサである。軸受スリーブ46は、図2、図4に示すように、筒状の筒部47と、筒部47の一端の外周から径方向外側に延出する環状板部48とを有する。軸受スリーブ46の貫通孔49は直胴である。図4は、軸受スリーブ46を筒部47の側から見た図である。一対の軸受スリーブ46,46は、本実施形態ではそれぞれ同一の形状である。
一対の軸受スリーブ46,46は、軸穴45の両端それぞれに、筒部47を圧入されている。つまり、一対の軸受スリーブ46,46は互いに対向するように軸穴45に圧入されている。一対の軸受スリーブ46,46において、環状板部48,48は、軸穴45の外に配置される。軸穴45と筒部47とはこの圧入により密に接している。これにより、軸穴45の内壁面と流体との接触防止、ないし軸穴45と筒部47との間への流体の侵入が防止もしくは抑制され、局所的な電池の構成が抑制されるため電解腐食(いわゆる電食)が防止もしくは抑制される。以下では、電解腐食について、防止もしくは抑制されることを包括して、単に防止と記載する。
なお、電解腐食とは、一対の電極として機能し得る電位差(イオン化傾向)の異なる二つの金属(金属合金)と、電解質として機能しうる導電性を有する流体とにより電池を形成し、電気が流体を流れる際の電気分解により、電極に対応する金属が腐食する現象である。したがって、電解腐食の防止は、金属部材間の電気的な接続の防止(絶縁)、金属部材と電解質としての流体との接触防止もしくは流体の供給の遮断、及び電位差の低減の少なくとも一つの実現による電池の形成防止により可能である。
固定具5は、図3に示すように、弁体3とアーム4とを連結する部材である。固定具5は、第二貫通孔42に挿通されるフランジブッシュ状のスペーサである一対のスリーブ50,50(第一スリーブ,第二スリーブの一例)、第一貫通孔31と第二貫通孔42とに挿通される第一連結具6、第一連結具6と共に弁体3とアーム4とを挟み込んで固定(挟持)する第二連結具を有する。
スリーブ50は、絶縁性で、ゴム弾性を有する樹脂(例えば、ニトリルゴム)で一体成形されている。スリーブ50は、図3、図5に示すように、断面が円環状である筒状の筒部51と、筒部51の一端の外周から径方向外側に延出する環状板部52とを有する。スリーブ50の貫通孔53は直胴である。図5は、スリーブ50を筒部51の側から見た図である。一対のスリーブ50,50は、本実施形態ではそれぞれ同一の形状である。
第一連結具6は、図6に示すように、本実施形態ではボルトである。第一連結具6は、ボルト頭部61と、ボルト頭部61から延出する雄ネジ部62とを有する。第一連結具6は金属(金属合金)製である。第一連結具6は、本実施形態ではステンレス(SUS304)で形成されている。
雄ネジ部62は、ボルト頭部61に対する他端部(ネジ先)に、雄ネジ部62の延在方向に対して交差(直交)するピン穴63を有する。
第二連結具は、本実施形態では雄ネジ部62と螺合するナット70と、図7に示すように、互いに沿う一対のピン72,72が連結部74で連結した細長いU字形状の割ピン71(いわゆる、コッターピン)とを含む。ナット70及び割ピン71(第二連結具)は金属(金属合金)製である。ナット70及び割ピン71(第二連結具)は、本実施形態ではステンレス(SUS304)で形成されている。本実施形態においてナット70には、ネジ穴に交差(直交)し、ナット70を貫通するピン穴70aが形成されている。
ナット70を雄ネジ部62に螺合し、ナット70のピン穴70aとボルト頭部61のピン穴63とが雄ネジ部62の延在方向において重複し、かつ、ピン穴70aとピン穴63との貫通方向が重複する状態で割ピン71をピン穴63に挿入し、一対のピン72,72を互いに離間する方向に曲げると、割ピン71が抜け止めされる。割ピン71により、雄ネジ部62からのナット70の抜けを防止(抜け止め)できる。
〔弁体ユニットについて〕
図3に基づいて弁体ユニットBを構成する弁体3とアーム4との連結固定について説明する。
一対のスリーブ50,50は、第二貫通孔42の両端それぞれに、筒部51を圧入されている。第二貫通孔42と筒部51とはこの圧入により密に接している。これにより、雄ネジ部62と貫通孔53との間への流体の侵入が防止されて局所的な電池の構成が抑制されるため、電解腐食が防止される。なお、一対のスリーブ50,50はそれぞれ、それぞれの環状板部52における筒部51の側の面がアーム本体40(本実施形態では、座部43)に当接するまで第二貫通孔42に圧入されている。
弁体3は、蓋部30の底を湾曲するアーム4の弧の内側に向け、当該底を、湾曲するアーム4の弧の内側に位置する環状板部52(第一環状板部の一例)に当接させている。湾曲するアーム4の弧の外側に位置する環状板部52(第二環状板部の一例)の外側面には、ワッシャー75が載置されている。
このように、弁体3、スリーブ50、アーム4、他方のスリーブ50、ワッシャー75はこの順に積層配置される。この際、第一貫通孔31、一対のスリーブ50,50におけるそれぞれの貫通孔53、及びワッシャー75のボルト挿通孔は、それぞれの軸心が重複するように配置されている。そして、第一連結具6のボルト頭部61を蓋部30の有底筒の内側に配置し、雄ネジ部62を第一貫通孔31、一対のスリーブ50,50におけるそれぞれの貫通孔53、及びワッシャー75のボルト挿通孔に貫通させて、ワッシャー75の側からのナット70の螺合による締め付けにより、ボルト頭部61とナット70とで弁体3、スリーブ50、アーム4、他方のスリーブ50、及びワッシャー75がボルト頭部61の側からこの順で挟持されて固定されている。なお、本実施形態では、第一連結具6と弁体3とは、雄ネジ部62と孔壁が雌ねじ加工された第一貫通孔31とで螺合接続されている。
なお、本実施形態では、雄ネジ部62は貫通孔53に圧入されており、雄ネジ部62と貫通孔53とは密に接している。これにより、雄ネジ部62と貫通孔53との間への流体の侵入が防止され、電解腐食が防止される。
弁体ユニットBにおいて、一対のスリーブ50,50の筒部51により、アーム4の第二貫通孔42の孔壁と固定具5の雄ネジ部62の外周面とは絶縁されている。また、湾曲するアーム4の弧の外側に位置する環状板部52により、弁体3とアーム4とは絶縁されている。また、湾曲するアーム4の弧の内側に位置する環状板部52により、アーム4と固定具5のワッシャー75やナット70とは絶縁されている。これらの絶縁により、それぞれの部材間の導通が阻害され、電池の形成が阻害されて電解腐食は防止される。
弁体ユニットBにおいて、弁体3が開閉すると、弁体3と弁座2の衝突時に生じた衝撃により振動が生じる。この振動は、弁体3から第一連結具6に伝達する。しかし、第一連結具6と第二貫通孔42との間にゴム弾性を有する一対のスリーブ50,50が介在しているため、第一連結具6からアーム4、すなわち、第一連結具6から第二貫通孔42の孔壁への振動の伝達が防止される。これにより、第一連結具6や第二貫通孔42の孔壁の摩耗を低減できる。この摩耗を低減すれば、第一連結具6と第二貫通孔42との隙間への流体の侵入を増加させることもないため電解腐食は防止される。
弁体ユニットBでは、弁体3とアーム4とはゴム弾性を有するスリーブ50を介して固定されるため、スリーブ50の弾性により、弁体3とアーム4との間で多少の振れ、ないし軽微な揺れのようなぐらつきは起こりうる。しかし、上記のごとく、電解腐食が防止されることから、電解腐食による隙間の増加によって生じるがたつきは防止される。これにより、長期にわたってぐらつきを生じることなく、逆止弁100の長寿命化を達成できる。なお、本実施形態においては、ぐらつきとは、弁体3による流路Lの封止に悪影響を与えない程度の振れや揺れの事をいい、がたつきとは、弁体3による流路Lの封止に悪影響を与えるおそれが懸念される程度の、ぐらつきに比べて大きな振れや揺れの事をいう。
本実施形態では、弁体3とアーム4はスリーブ50により部材間で絶縁されている。また、アーム4と第一連結具6とはそれぞれスリーブ50により部材間で絶縁されている。そのため、弁体3とアーム4やアーム4と第一連結具6の関係でマクロな電池を構成し得ないため電解腐食は防止される。
弁体ユニットBは、軸穴45に、弁ケース10に固定された回動軸9(図1、図8参照)を挿通することで、弁ケース10に対して回動可能に軸支される。本実施形態では、回動軸9は、図8に示すように、ボルト部91、雄ネジ部を有するネジ部92及び断面が円形状である棒状の回動軸部93を有する。
ネジ部92は、ボルト部91と回動軸部93との間に配置されている。回動軸9は弁ケース10の外部から内部に挿入孔(図示せず)を介して挿入されて、ネジ部92を挿入孔に螺合接続することで弁ケース10(図1参照)に固定されている。
回動軸部93は、図2に示す軸穴45に装着されている軸受スリーブ46の貫通孔49,49に挿通される。回動軸部93が貫通孔49,49に挿通されることで、弁体ユニットBが弁ケース10(図1参照)に、回動可能に軸支される。軸穴45と回動軸部93とは少なくとも絶縁性の軸受スリーブ46により覆われる部分で互いに絶縁されるため電解腐食は防止される。
軸受スリーブ46はゴム弾性を有する樹脂で形成されているため、回動軸部93と貫通孔49,49との摩擦抵抗は、回動軸部93と金属とが摩擦する場合の摩擦抵抗よりも大きくなる。これにより弁体ユニットBは、スイング時の速度を減速される。その結果、弁体3と弁座2の衝突時に生じる衝撃が緩和され、第一連結具6や第二貫通孔42の孔壁の摩耗を低減できる。この摩耗の低減により、第一連結具6、スリーブ50、及び第二貫通孔42間の隙間の成長や流体の侵入を抑制できるため電解腐食は防止される。これにより、逆止弁100の長寿命化を達成できる。
以上のようにして、逆止弁及び当該逆止弁に用いる弁体ユニットの電解腐食を防止し、長寿命化することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、逆止弁100(弁体ユニットB)において、弁体3は真鍮、アーム4は鋳鉄、第一連結具6及び第二連結具はステンレスのごとく、それぞれ異なる系統(種類)の金属合金である場合を例示して説明した。しかし、弁体3、アーム4、第一連結具6及び第二連結具は互いに同種の系統で異なるグレードの金属合金であってもよい。同種の系統の金属合金であっても、金属成分の含有比率が異なれば金属合金としての電位差(イオン化傾向)は異なるため電解腐食は起こりうるが、上記実施形態に記載のごとくこれを防止できる。
(2)上記実施形態では、逆止弁100(弁体ユニットB)において、弁体3は真鍮、アーム4は鋳鉄、第一連結具6及び第二連結具はステンレスである場合を例示して説明した。また、第一連結具6のボルト頭部61を蓋部30の有底筒の内側に配置し、雄ネジ部62を第一貫通孔31、一対のスリーブ50,50におけるそれぞれの貫通孔53、及びワッシャー75のボルト挿通孔に貫通させて、ワッシャー75の側からのナット70の螺合による締め付けにより、ボルト頭部61とナット70とで弁体3、スリーブ50、アーム4、他方のスリーブ50、及びワッシャー75がボルト頭部61の側からこの順で挟持されて固定されている場合を説明した。しかし、逆止弁100(弁体ユニットB)の構成は上記態様に限られない。
少なくとも第一連結具6とアーム4とを同一の金属製としてもよい。加えて、弁体3や第二連結具を、第一連結具6、アーム4と同一の金属製としてもよい。これらを同一の金属製とすることで、これら部材間の素材の電位差(イオン化傾向)を近づけて(同一にして)電食を防止可能である。この場合、逆止弁100(弁体ユニットB)において、一対のスリーブ50は省略可能である。
逆止弁100(弁体ユニットB)において、一対のスリーブ50を省略する場合、第一連結具6のボルト頭部61を蓋部30の有底筒の内側に配置し、雄ネジ部62を第一貫通孔31、第二貫通孔42、及びワッシャー75のボルト挿通孔に貫通させて、ワッシャー75の側からのナット70の螺合による締め付けにより、ボルト頭部61とナット70とで弁体3、アーム4、及びワッシャー75をこの順で挟持して固定することができる。
(3)上記実施形態では、第二連結具は、雄ネジ部62と螺合するナット70を含む場合を説明した。しかし、図9に示すように、ナット70として袋ナット79を用いてもよい。これにより、雄ネジ部62を流体から隔離して電解腐食を防止できる。
(4)上記実施形態では、第二連結具は、雄ネジ部62と螺合するナット70と、割ピン71とを含む場合を説明した。しかし、図9に示すように、割ピン71は省略可能である。
(5)上記実施形態では、第一連結具6のボルト頭部61を蓋部30の有底筒の内側に配置し、雄ネジ部62を第一貫通孔31、一対のスリーブ50,50におけるそれぞれの貫通孔53、及びワッシャー75のボルト挿通孔に貫通させて、ワッシャー75の側からのナット70の螺合による締め付けにより、ボルト頭部61とナット70とで、弁体3、スリーブ50、アーム4、他方のスリーブ50、及びワッシャー75がボルト頭部61の側からこの順で挟持されて固定されている場合を説明した。しかし、図9に示すように、ナット70とワッシャー75との間にガスケット76をさらに挟持してもよい。また、ボルト頭部61と弁体3との間にガスケット66をさらに挟持してもよい。
(6)上記実施形態では、上記実施形態では、第二貫通孔42に挿通されるスペーサとして一対のスリーブ50,50が用いられ、スリーブ50は、筒状の筒部51と、筒部51の一端の外周から径方向外側に延出する環状板部52とを有する場合を説明した。しかし、スリーブ50が筒部51のみであってもよい。また、一対のスリーブ50,50を用いる場合に、一つの筒部51(スリーブ50)を用いてもよい。この場合、一つの筒部51の長さ、もしくは一対の筒部51,51(スリーブ50)の合計の長さは、これらが挿入される第二貫通孔42の全長よりやや長く構成するとよい。スリーブ50はゴム弾性を有するため、第一連結具6とナット70とで挟み込んで固定する際にスリーブ50が圧縮されて、圧縮による反力で第一連結具6とナット70との螺合のゆるみが防止される。
(7)上記実施形態では、第二貫通孔42に挿通されるスペーサとして一対のスリーブ50,50が用いられ、スリーブ50は、筒状の筒部51と、筒部51の一端の外周から径方向外側に延出する環状板部52とを有し、樹脂で一体成形されている場合を説明した。しかし、図10に示すように、スリーブ50を一体成形することに代えて、筒部51と、環状板部52とを別々の部材として成形(構成)してもよい。図10では、スペーサとしての一対のスリーブ50に代えて、一つの筒部51と、二つの環状板部52とを用いる場合を図示している。図示は省略するが、スペーサとしての一対のスリーブ50に代えて、一つのスリーブ50と、一つの環状板部52とを用いてもよい。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、逆止弁及びこれに用いる弁体ユニットに適用できる。
2 :弁座
3 :弁体
4 :アーム
5 :固定具
6 :第一連結具(連結具)
9 :回動軸
10 :弁ケース
31 :第一貫通孔
40 :アーム本体
41 :軸受部
42 :第二貫通孔
45 :軸穴
46 :軸受スリーブ
49 :貫通孔
50 :スリーブ(スペーサ)
51 :筒部(第一スリーブ、第二スリーブ)
52 :環状板部(第一環状板部、第二環状板部)
53 :貫通孔
70 :ナット
100 :逆止弁
B :弁体ユニット
L :流路

Claims (9)

  1. 流体が通流する流路を有する弁ケースと、
    前記流路内に配置され、閉位置に対して下流側に離間するように回動して前記流路を開閉する金属製の弁体と、
    回動可能に軸支される軸受部を有する金属製のアームと、
    前記弁体に前記アームを固定する固定具と、を備え、
    前記弁体には第一貫通孔が設けられ、
    前記アームには前記第一貫通孔に沿う方向に貫通する第二貫通孔が設けられ、
    前記固定具は、
    前記第二貫通孔に挿通される絶縁性のスリーブを含むスペーサと、
    前記第一貫通孔及び前記スリーブに挿通される連結具と、を有し、
    前記連結具の両端で前記弁体と前記アームとを挟持して固定する逆止弁。
  2. 前記スペーサは、前記スリーブよりも外形が大きい第一環状板部を含み、
    前記固定具は、
    前記連結具を前記第一環状板部に挿通し、
    前記弁体と前記アームとで前記第一環状板部を挟持して固定する請求項1に記載の逆止弁。
  3. 前記スペーサは、前記スリーブよりも外形が大きい第二環状板部を含み、
    前記固定具は、
    前記連結具を前記第二環状板部に挿通し、
    前記弁体と前記第二環状板部とで前記アームを挟持して固定する請求項1又は2に記載の逆止弁。
  4. 前記スリーブは、第一スリーブと第二スリーブとを含み、
    前記第一スリーブは、一端から径方向外側に延出する第一環状板部を有し、
    前記第二スリーブは、一端から径方向外側に延出する第二環状板部を有し、
    前記固定具は、
    前記連結具を前記第一環状板部及び前記第二環状板部に挿通し、
    前記弁体、前記第一環状板部、前記アーム、及び前記第二環状板部をこの順に挟持して固定する請求項1に記載の逆止弁。
  5. 前記連結具は、一対のボルト及びナットであり、
    前記固定具は、前記一対のボルト及びナットで前記弁体と前記アームとを挟持して固定する請求項1から4のいずれか一項に記載の逆止弁。
  6. 前記スリーブは、ゴム弾性を有する樹脂製である請求項1から5のいずれか一項に記載の逆止弁。
  7. 前記軸受部は、軸穴と当該軸穴に挿入された軸受スリーブとを含み、
    前記弁ケースは、前記アームを軸支する回動軸を有し、
    前記アームは、前記回動軸を前記軸受スリーブに挿入した状態で、前記弁ケースに回動可能に軸支されている請求項1から6のいずれか一項に記載の逆止弁。
  8. 前記軸受スリーブは、絶縁性である請求項7に記載の逆止弁。
  9. 流体が通流する流路を開閉する金属製の弁体と、
    回動可能に軸支される軸受部を有する金属製のアームと、
    前記弁体に前記アームを固定する固定具と、を備え、
    前記弁体には第一貫通孔が設けられ、
    前記アームには前記第一貫通孔に沿う方向に貫通する第二貫通孔が設けられ、
    前記固定具は、
    前記第二貫通孔に挿通される絶縁性のスリーブを含むスペーサと、
    前記第一貫通孔及び前記スリーブに挿通される連結具と、を有し、
    前記連結具の両端で前記弁体と前記アームとを挟持して固定する弁体ユニット。
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