JP2009281496A - スイング式逆止弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁の閉成時に弁体と弁座面との当接面に作用する圧力を均一にして、弁体と弁座面との隙間からの水漏れを防止するスイング式逆止弁を提供する。
【解決手段】本発明のスイング式逆止弁11では、弁箱12に、水の流入用流路P1と、流出用流路P2と、これらの2つの流路P1,P2に連通される弁室Rが設けられ、この弁室R内に設けられた支軸Sにアーム15を介して揺動可能に支持された弁体13が流入用流路P1の弁室R側開口H周囲に設けられた弁座面Bに接離可能とされ、弁座面Bを弁室R側の円形開口H周囲に形成された環状の逆テーパー面としかつ弁体13の弁座面B側表面形状が球面形状を呈している。
【選択図】図4

Description

スイング式逆止弁に関する。
従来から、スイング式逆止弁が知られている(特許文献1等参照)。
図1(a)において、符号1は本従来例のスイング式逆止弁であり、スイング式逆止弁1は、弁箱本体2Aと蓋体2Bとからなる硬質塩化ビニル樹脂製の弁箱2と、弁体3とを有している。
図1(b)に示すように、弁箱本体2Aには、水の流入用流路P1と、流出用流路P2とが形成されており、これらの2つの流路P1,P2に連通される弁室Rがこれらの間に形成されている。
流入用流路P1の流入側開口部および流出用流路P2の流出側開口部には、水道管接合用のフランジ部F1,F2がそれぞれ形成されている。
フランジF1,F2には、それぞれ接合用フランジ付きの水道管がボルト・ナットによって接続可能となっている。
流入用流路P1の弁室R側開口Hの周囲には、弁の閉成時に弁体3が当接する弁座面Bが形成されている。
本従来例では、弁座面Bは環状の平坦面となっている。
弁体3は、弁室R内に設けられた支軸Sにアーム5を介して流路方向に揺動可能に支持されており、弁座面Bに接離可能となっている。
図2(a),図2(b)に示すように、弁体3は、リング状のパッキングPと、軸対称形状の弁体本体3Aと、略ボルト形状のパッキング押え3Bとによって構成されている。
パッキン押さえ3Bは頭部3Baとボルト部3Bbとを有しており、頭部3Baは押さえ部3Bcと止水部3Bdとを有している。この止水部3Bdには止水用のOリングが外嵌されている。
図2(b),図2(c)に示すように、パッキングPはリング形状を呈しており、パッキングPの弁座面Bと当接する側には、環状の止水リブPaが形成されている。
図2(b)に示すように、弁体本体3Aには、弁座面Bと当接する側の端部外周部にパッキングPが嵌合される環状の嵌合凹部3Aaと、弁体本体3Aの中央部を貫通する貫通孔3Abと、アーム5に嵌合されるアーム接続部3Acとが形成されている。
そして、嵌合凹部3AaにパッキングPを嵌合させ、パッキングP側からパッキン押さえ3Bを弁体本体3Aに貫通させ、アーム5の弁体支持部5aをアーム接続部3Acに外嵌させ、ボルト部3Bbの先端にワッシャWとナットNとを取り付けることによって、弁体3は組み立てられている。
パッキング押さえ3Bのボルト部3Bb先端にワッシャWを介してナットNを取り付けて締め付けることにより、パッキングPがパッキング押さえ3Bの押さえ部3Bcと弁体本体3Aの嵌合凹部3Aaとの間に挟持されると同時に弁体本体3Aにアーム5が取り付けられる。
流路P1から流路P2に向かって水が流れるときには、図3(a)に示すように、弁体3は流水圧力によって流路P2側に押され、スイング式逆止弁1は開成状態となる。
弁体3は、支軸Sを中心に、弁体3の弁座面Bとは反対側の端部が蓋体2Bの下部に形成されたストッパー6に突き当たるまで回動可能となっている。
また、流路P1から流路P2に向かう水流が停止するか、または、水が流路P2から流路P1に向かって逆流しようとすると、図3(b)に示すように、弁体3はその自重および逆流する流水の圧力によって弁体3のパッキングPが弁座面Bに当接して、弁は閉成状態となり、さらに、流路P1側の水による吸引圧力あるいは流路P2側の水による押圧力によって弁体3は弁座面Bに押圧され、弁体3のパッキングPが弁座面Bに圧接されて水の逆流を防止する。
特開2001−4053号公報
ところで、一般にパッキングは、長期間使用すると経年劣化により硬化して、止水性能が低下してしまうので、所定の使用期間を経た場合には交換する必要がある。
従来例のスイング式逆止弁1では、蓋体2Bを弁箱本体2Aから外し、弁体3のパッキング押さえ3Bを弁体本体3Aから外すことにより、パッキングPを交換することができる。
しかしながら、パッキングPを交換すると、交換した後の取り付け具合によりパッキングPに歪みなどが生じることがあり、弁の閉成時に、パッキングPと弁座面Bとの押圧力が不均一となる可能性があった。
弁の閉成時にパッキングPと弁座面Bとの押圧力に不均一な部分が生じると、図3(c)に示すように、パッキングPと弁座面Bとの押圧力が他の部分に比べて弱くなっている部分から水が漏れるおそれがあった。
そこで、本発明では、弁の閉成時に弁体と弁座面との当接面に作用する圧力を均一にして、弁体と弁座面との隙間からの水漏れを防止するスイング式逆止弁を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載されたものは、弁箱に、流体の流入用流路と、流出用流路と、該2つの流路に連通される弁室が設けられ、該弁室内に設けられた支軸にアームを介して揺動可能に支持された弁体が前記流入用流路の前記弁室側開口周囲に設けられた弁座面に接離可能とされるスイング式逆止弁であって、前記弁座面を前記弁室側の円形開口周囲に形成された環状の逆テーパー面としかつ前記弁体の前記弁座面側表面形状が球面の一部の形状を呈しているスイング式逆止弁を特徴としている。
そして、請求項2に記載されたものは、弁箱に、流体の流入用流路と、流出用流路と、該2つの流路に連通される弁室が設けられ、該弁室内に設けられた支軸にアームを介して揺動可能に支持された弁体が前記流入用流路の前記弁室側開口周囲に設けられた弁座面に接離可能とされるスイング式逆止弁であって、前記弁体が、弁の閉成時に前記弁座面に当接されるパッキングと、該パッキングを支持する弁体本体と、該弁体本体との間で前記パッキングを狭持して前記弁体本体に固定するパッキング押えと、によって構成されて、前記パッキングと前記弁体本体との間に該パッキングより弾性率が小さい弾性部材が介装されているスイング式逆止弁を特徴としている。
本発明の請求項1に記載されたものでは、弁座面を弁室側の円形開口周囲に形成された環状の逆テーパー面としかつ弁体の弁座面側表面形状が球面の一部の形状を呈しているので、弁の閉成過程において、弁体と弁座面との隙間の近傍の弁体表面に作用する圧力の圧力差により、弁体の弁座面側表面の曲率中心が弁座面側の円形開口の中心軸上に移動させる力が作用するため、支軸とアームとの嵌合部の遊びによる弁体の移動自由度の範囲内で、弁体の弁座面側の表面が環状の弁座面の適正位置に移動して当接し、さらに、弁の閉成完了時には、弁体の弁座面側の表面に作用する吸引圧力による吸引力が弁座面側の円形開口に垂直に作用するので、弁体と弁座面との当接面に作用する圧力を均一にすることができる。
したがって、弁体と弁座面との当接面に作用する圧力の不均一性によって生じる水漏れを防止できる。
そして、請求項2に記載のものでは、パッキングと弁体本体との間にパッキングより弾性率が小さい弾性部材が介装されているので、パッキング自体の弾性変形では吸収しきれないパッキングへの押圧力を弾性部材の弾性変形によって担うことにより、パッキングと弁座面との当接面に作用する圧力を均一にすることができる。
したがって、パッキングと弁座面との当接面に作用する圧力の不均一性によって生じる水漏れを防止できる。
以下、本発明に係る実施の形態を実施例に基づいて説明する。
〈構成〉
図4(a)において、符号11は本実施例のスイング式逆止弁であり、スイング式逆止弁11は、弁箱本体12Aと蓋体12Bとからなる硬質塩化ビニル樹脂製の弁箱12と、弁体13とを有している。
図4(b)に示すように、弁箱本体12Aには、水の流入用流路P1と、流出用流路P2とが形成されており、これらの2つの流路P1,P2に連通される弁室Rがこれらの間に形成されている。
流入用流路P1の流入側開口部および流出用流路P2の流出側開口部には、水道管接合用のフランジ部F1,F2がそれぞれ形成されている。
フランジF1,F2には、それぞれ接合用フランジ付きの水道管がボルト・ナットによって接続可能となっている。
弁室Rの周壁上端部には蓋体12B接合用のフランジ部FAが形成されており、このフランジ部FAと蓋体12Bの外周部に形成された接合用のフランジ部FBとがボルト・ナットにより締結されている。
流入用流路P1の弁室R側開口Hの周囲には、弁の閉成時に弁体13が当接する弁座面Bが形成されている。
本実施例では、弁座面Bは環状の逆テーパー面となっている。
弁室Rの上部周壁には軸受部14が形成されており、軸受部14に支持された支軸Sにアーム15が回動可能に支持されている。
このアーム15の下端部には、弁体13を支持するリング状の弁体支持部15aが設けられている。
弁体13は、この弁室R内に設けられた支軸Sにアーム15を介して流路方向に揺動可能に支持されており、弁座面Bに接離可能となっている。
図5(a),図5(b)に示すように、弁体13は、リング状のパッキングPAと、軸対称形状の弁体本体13Aと、略ボルト形状のパッキング押え13Bとによって構成されている。
パッキン押さえ13Bは頭部13Baとボルト部13Bbとを有しており、頭部13Baは押さえ部13Bcと止水部13Bdとを有している。この止水部13Bdには止水用のOリングが外嵌されている。
図5(b),図5(c)に示すように、パッキングPAには、弁座面Bと当接する側に押さえ部13Bcを内嵌する嵌合凹部PAaが形成されている。
また、図5(b)に示すように、弁体本体13Aには、弁座面Bと当接する側の端部外周部にパッキングPAが外嵌される環状の嵌合凹部13Aaと、弁体本体13Aの中央部を貫通する貫通孔13Abと、アーム15の弁体支持部15aが外嵌されるアーム接続部13Acとが形成されている。
そして、嵌合凹部13AaにパッキングPAを嵌合させ、パッキングPA側からパッキン押さえ13Bを弁体本体13Aに貫通させ、アーム15の弁体支持部15aをアーム接続部13Acに外嵌させ、ボルト部13Bbの先端にワッシャWとナットNとを取り付けることによって、弁体13は組み立てられている。
パッキング押さえ13Bのボルト部13BbにワッシャWを介してナットNを取り付けて締め付けることにより、パッキングPAがパッキング押さえ13Bの押さえ部13Bcと弁体本体13Aの嵌合凹部13Aaとの間に挟持されると同時に弁体本体13Aにアーム15が取り付けられる。
本実施例では、図5(b)に示すように、押さえ部13Bcの弁座面Bと当接する側の端面13Beと、パッキングPAの弁座面Bと当接する側の端面PAbとが球面の一部をなす形状となっており、組み立てられた弁体13では、図5(a)に示すように、弁体13の弁座面B側の表面形状が全体として球面の一部の形状を呈している。
そして、本実施例のスイング式逆止弁11では、流路P1から流路P2に向かって水が流れるときには、弁体13は流水圧力によって流路P2側に押され、スイング式逆止弁11は開成状態となる。
弁体13は、支軸Sを中心に弁体13の弁座面Bとは反対側の端部が蓋体12Bの下部に形成されたストッパー16に突き当たるまで回動可能となっている。
また、流路P1から流路P2に向かう水流が停止するか、または、水が流路P2から流路P1に向かって逆流しようとすると、図6(a)に示すように、弁体13はその自重および逆流する流水の圧力によって弁体13のパッキングPAが弁座面Bに当接して、弁は閉成状態となり、さらに、流路P1側の水による吸引圧力あるいは流路P2側の水による押圧力によって弁体13は弁座面Bに押圧され、弁体13のパッキングPAが弁座面Bに圧接されて水の逆流を防止する。
〈作用効果〉
ところで、支軸Sとアーム15との嵌合部の遊びなどにより、弁体13の弁座面B側面が円形開口Hの弁座面Bの中心位置から僅かにずれることがあり、このずれにより弁体13と弁座面Bとの隙間から水が漏れるおそれがあった。
本実施例では、弁の閉成状態において、弁体13の弁座面B側の表面を円形開口Hの弁座面Bの中心位置で嵌合させる必要がある。
本実施例では、弁室R側の円形開口Hの周囲には環状の逆テーパー面を呈した弁座面Bが形成されており、弁体13の弁座面B側の表面形状が球面の一部の形状となるように形成されている。
弁の閉成過程において、図6(b)に示すように、隙間S1の近傍の弁体13表面に作用する圧力p1と、隙間S2の近傍の弁体13表面に作用する圧力p2との圧力差(図中ではS2よりS1が狭いので、p1>p2)により、弁体13の弁座面B側表面の曲率中心Cが弁座面B側の円形開口Hの中心軸L上に移動させる力Fが作用するため、上述の支軸Sとアーム15との嵌合部の遊びによる弁体13の移動自由度の範囲内で、弁体13の弁座面B側の表面が環状の弁座面Bの適正位置に移動して当接する。
さらに、弁の閉成完了時には、図6(c)に示すように、弁体13の弁座面B側の表面に作用する吸引圧力p’による吸引力F’が弁座面B側の円形開口Hに垂直に作用するので、弁体13と弁座面Bとの当接面に作用する圧力を均一にすることができる。
したがって、弁体13と弁座面Bとの当接面に作用する圧力の不均一性によって生じる水漏れを防止できる。
以下、実施例2について、実施例1とは異なる部分を中心に説明し、実施例1と同一ないし均等な部分については説明を省略する。なお、図面の符号については、実施例1と同一ないし均等な部分には同一の符号を付すものとする。
〈構成〉
実施例1では、図4(b)に示すように、弁座面Bが環状の逆テーパー面となっているが、本実施例では、図7(b)に示すように、逆テーパー面は形成されておらず、従来例と同様に弁座面Bは環状の平坦面となっている。
また、本実施例では、図7(b)に示す弁体23の構成が実施例1に係る弁体13の構成とは異なっている。この本実施例に係る弁体23の構成について説明する。
図8(a),図8(b)に示すように、弁体23は、リング状のパッキングPBと、リング状の弾性部材Cと、軸対称形状の弁体本体23Aと、略ボルト形状のパッキング押え23Bとによって構成されている。
パッキングPBは薬品および熱に対する耐性に優れたPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製であり、弾性部材Cも同じくPTFE製であるが、本実施例に係る弾性部材Cは発泡性のPTFEにより形成されているので、弾性部材Cの弾性率はパッキングPBの弾性率より小さくなっている。
パッキン押さえ23Bは頭部23Baとボルト部23Bbとを有しており、頭部23Baは押さえ部23Bcと止水部23Bdとを有している。この止水部23Bdには止水用のOリングが外嵌されている。
図8(b),図8(c)に示すように、パッキングPBはリング形状を呈しており、パッキングPBの弁座面Bと当接する側には、環状の止水リブPBaが形成されている。
そして、嵌合凹部23Aaに、弾性部材CとパッキングPBとをこの順で嵌合させ、パッキングPB側からパッキン押さえ23Bを弁体本体23Aに貫通させ、アーム15の弁体支持部15aをアーム接続部23Acに外嵌させ、ボルト部23Bbの先端にワッシャWとナットNとを取り付けることによって、弁体23は組み立てられている。
パッキング押さえ23Bのボルト部23BbにワッシャWを介してナットNを取り付けて締め付けることにより、パッキングPBと弾性部材Cとがパッキング押さえ23Bの押さえ部23Bcと弁体本体23Aの嵌合凹部23Aaとの間に挟持されると同時に弁体本体23Aにアーム15が取り付けられる。
このように、本実施例では、パッキングPBと弁体本体23Aとの間にパッキングPBより弾性率が小さい弾性部材Cが介装されている。
〈作用効果〉
パッキングPBと弁体本体23Aとの間にパッキングPBより弾性率が小さい弾性部材Cが介装されているので、図9(a),図9(a)に示すように、パッキングPB自体の弾性変形では吸収しきれないパッキングPBへの押圧力を弾性部材Cの弾性変形によって担うことにより、パッキングPBと弁座面Bとの当接面に作用する圧力を均一にすることができる。
したがって、パッキングPBと弁座面Bとの当接面に作用する圧力の不均一性によって生じる水漏れを防止できる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は本発明に含まれる。
本実施例では、流体を水に限定しているが、流体は必ずしも水である必要はなく、流体であれば何であってもよい。
図(a)は本従来例のスイング式逆止弁の一側面図、図(b)は図(a)のA−A断面の断面図である。 図(a)は本従来例に係る弁体の側面図、図(b)は図(a)の分解図であり、パッキングおよび弁体本体については図(a)のB−B断面の断面図となっている。また、図(c)はパッキングの2面図である。 図1(a)のA−A断面の断面図であり、図(a)は弁の開成状態の図、図(b)は弁の閉成状態の図である。また、図(c)は、従来例の問題点を示す図であり、弁体と弁座面との隙間から水が漏れる様子を示している。 図(a)は実施例1のスイング式逆止弁の一側面図、図(b)は図(a)のC−C断面の断面図である。 図(a)は実施例1に係る弁体の側面図、図(b)は図(a)の分解図であり、パッキングおよび弁体本体については図(a)のD−D断面の断面図となっている。また、図(c)はパッキングの斜視図である。 実施例1のスイング式逆止弁の作用効果を示す図であり、図(a)は図4(a)のC−C断面の断面図であり、弁の閉成状態の図、図(b),図(c)は図(a)のE部分の拡大図であり、図(b)は弁体が弁座面に当接する直前の状態を示した図、図(c)は弁体が弁座面に当接した状態を示した図である。 図(a)は実施例2のスイング式逆止弁の一側面図、図(b)は図(a)のF−F断面の断面図である。 図(a)は実施例2に係る弁体の側面図、図(b)は図(a)の分解図であり、パッキングおよび弁体本体については図(a)のG−G断面の断面図、図(c)はパッキングおよび弾性部材の2面図である。 実施例2のスイング式逆止弁の作用効果を示す図であり、図(a)は図7(a)のF−F断面の断面図であり、弁の閉成状態の図、図(b)は図(a)のI部分の拡大図であり、弁体が弁座面に当接した状態を示した図である。
符号の説明
11 スイング式逆止弁
12 弁箱
13,23 弁体
13A,23A 弁体本体
13B,23B パッキング押え
15 アーム
B 弁座面
C 弾性部材
H 開口
PA,PB パッキング
P1 流入用流路
P2 流出用流路
R 弁室
S 支軸

Claims (2)

  1. 弁箱に、流体の流入用流路と、流出用流路と、該2つの流路に連通される弁室が設けられ、該弁室内に設けられた支軸にアームを介して揺動可能に支持された弁体が前記流入用流路の前記弁室側開口周囲に設けられた弁座面に接離可能とされるスイング式逆止弁であって、
    前記弁座面を前記弁室側の円形開口周囲に形成された環状の逆テーパー面としかつ前記弁体の前記弁座面側表面形状が球面の一部の形状を呈していることを特徴とするスイング式逆止弁。
  2. 弁箱に、流体の流入用流路と、流出用流路と、該2つの流路に連通される弁室が設けられ、該弁室内に設けられた支軸にアームを介して揺動可能に支持された弁体が前記流入用流路の前記弁室側開口周囲に設けられた弁座面に接離可能とされるスイング式逆止弁であって、
    前記弁体が、弁の閉成時に前記弁座面に当接されるパッキングと、該パッキングを支持する弁体本体と、該弁体本体との間で前記パッキングを狭持して前記弁体本体に固定するパッキング押えと、によって構成されて、
    前記パッキングと前記弁体本体との間に該パッキングより弾性率が小さい弾性部材が介装されていることを特徴とするスイング式逆止弁。
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