JPH0436975Y2 - - Google Patents

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JPH0436975Y2
JPH0436975Y2 JP1985109231U JP10923185U JPH0436975Y2 JP H0436975 Y2 JPH0436975 Y2 JP H0436975Y2 JP 1985109231 U JP1985109231 U JP 1985109231U JP 10923185 U JP10923185 U JP 10923185U JP H0436975 Y2 JPH0436975 Y2 JP H0436975Y2
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JP
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door
edge
outer panel
triangular window
window
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JP1985109231U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のプラスチツクドア構造の改良
に関する。
(従来技術) 従来、第7図及び第8図に示すように、自動車
1のドア2がプラスチツク製のアウターパネル3
とインナーパネル4とで形成され、両パネル3,
4を、ビス5とリテーナ6で分離可能に結合して
なるドア構造が提案されている(実開昭59−
64316号公報参照)。
ところで、第9図に示すようなサツシユレスド
ア7の場合には、上昇、下降途中でウインドガラ
ス8の前、後縁上部を支持するものがないので、
ウインドガラス8ががたつくという問題があり、
また、昇降をスムーズにするために、ガイドレー
ル9,9内を摺動する摺動部材を上下方向に多段
に設ける必要があり、部品点数が増加する等の問
題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解決するためになさ
れたもので、ウインドガラスのがたつき防止と摺
動部材の部品点数の削減とを図ることを目的とす
るものである。
(考案の構成) このため本考案は、アウターパネル及びインナ
ーパネルが、ともにプラスチツクで形成されたサ
ツシユレスドアタイプの自動車のプラスチツクド
ア構造であつて、上記インナーパネルの前部内面
には上下方向に伸長するループ状のドア補強用の
一体の前部骨部材が結合されており、該前部骨部
材はドアの上下方向に延びてその上端側がアウタ
ーパネル上縁より突出されてルーフの高さまで延
び、そのアウターパネル上縁からの突出部分がア
ウターパネル上縁とともに三角窓部を形成し、か
つ、その下端側がアウターパネル下縁部まで延び
ており、上記三角窓部に前部骨部材の外面を覆う
三角窓部材が結合され、該三角窓部材の後辺部及
び該後辺部に続く上記前部骨部材にウインドガラ
スの前縁部が摺動可能に嵌入されるガイド部が形
成されており、上記ウインドガラスの後縁下部
に、ドア内の後部に取付けられて上下方向に延び
るガイドレール内を摺動自在な摺動部材が設けら
れていることを特徴とするものである。
(考案の効果) 本考案によれば、プラスチツク製のインナーパ
ネルに結合されたループ状の前部骨部材の一部が
アウターパネル上縁とともにルーフの高さまで延
びる前部骨部材と一体の三角窓部を形成し、この
三角窓部に結合された三角窓部材の後辺部及び該
後辺部に続くドアを補強するための前部骨部材の
部分にウインドガラスの前縁部をガイドするガイ
ド部を形成したものであるから、ドアの補強機能
を有するループ状に形成された剛性の高い前部骨
部材が上昇、下降途中でもウインドガラスの前縁
部の全体をガイド部で確実に支持するようにな
り、ウインドガラスのがたつきが防止できるばか
りでなく、ウインドガラスの前縁部の支持が確実
になることから、ウインドガラスの後縁下部に
は、ドア内に取付けられたガイドレールを摺動す
る摺動部材を1個だけ設ければ足りるので、ウイ
ンドガラスをがたなく摺動させるための摺動部材
の部品点数も削減することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第6図に示すように、自動車10には、プラス
チツク製のサツシユレスドア11が装備されてい
る。
該サツシユレスドア11は、第1図及び第2図
に示すように、横長な平板状のアウターパネル1
2と、前縁部13bと後縁部13cと下縁部13
dにアウターパネル12の各対応する縁部の内面
に接合されるフランジを有する箱状のインナーパ
ネル13とで構成されていて、該インナーパネル
13の上縁部13aとアウターパネル12の上縁
部12aとの間には、後述する三角窓部16aの
突出用開口14aとウインドガラス23の昇降用
開口14bとが前後方向に一連に形成されてい
る。
上記インナーパネル13の箱状部13eの後部
内面には、上下方向に伸張する直線状のドア補強
用後部骨部材(スケルトン)15が接合され、該
箱状部13の前部内面には、上下方向に伸張する
ループ状の前部骨部材(スケルトン)16が接合
されている。
該前部骨部材16の一部は、上記突出用開口1
4aから上に突出され、ルーフ17の高さまで延
びて三角窓部16aに形成されていて、該三角窓
部16aの前部16bはフロントピラー(不図
示)の後面ラインに沿つて湾曲され、後部16c
はウインドガラス23の昇降ラインに沿つて直線
状に形成され、該三角窓部16aの全体はフロン
トピラーの外面に沿つて湾曲されている。
上記インナーパネル13の箱状部13e内の上
下には、ウインドガラス23の外面側に位置して
前後方向に伸張し、上記前、後部骨部材15,1
6に連結される横梁骨部材18,19が設けられ
ている。
一方、上記前部骨部材16の三角窓部16aの
外面には、第3図にも示すように、透明なプラス
チツク製の三角窓部材20が設けられている。
該三角窓部材20は、前端フツク部20aが三
角窓部16aの前部16bに係止され、後端ボス
部20bが三角窓部16aの後部16cに形成さ
れたボス孔に嵌合され、内面側からビス21で締
結することにより、三角窓部16aに対して結合
される。
該三角窓部材20の後辺部には、ウインドガラ
ス23の前縁部23aが摺動自在に嵌入されるガ
イド部(ガイドレール)20cが形成されてい
て、該三角窓部材20のガイド部20cに連続し
て、インナーパネル13の内部において前部骨部
材16の後下部16d(もしくは後下部に取付け
られた別部材)にもガイド部16eが形成されて
いる。
上記ウインドガラス23は、下降時にはインナ
ーパネル13とアウターパネル12との間に収納
され、上昇時には(二点鎖線位置参照)昇降用開
口14bから三角窓部16aとほぼ同じ高さまで
突出する。
該ウインドガラス23の後縁部23bに対応す
るインナーパネル13の箱状部13eの内面に
は、上下方向に伸張するコ字状のガイドレール2
4(第5図参照)が取付けられている。
該ウインドガラス23の後縁部23bの下部に
は、第4図および第5図に示すように、プラスチ
ツク製の摺動部材25が取付けられている。
該摺動部材25は、クリツプ状の基部25aの
上下に摺動舌片25b,……,25bが一体的に
形成されていて、基部25aの穴25cとウイン
ドガラス23に明けられたアナログ23cとに挿
通されるボルト・ナツト26を締結することによ
り、ウインドガラス23に対して取付けられる。
上記のような構成であれば、車室内からのウイ
ンドレギユレータ(不図示)の操作により、ウイ
ンドガラス23は、前縁部23aが前部骨部材1
6のガイド部16eと三角窓部材20のガイド部
20cとでガイドされ、後縁部23bの摺動部材
25がガイドレール24でガイドされて、インナ
ーパネル13とアウターパネル12との間に収納
される下降位置(実線位置参照)と、昇降用開口
14bから三角窓部16aとほぼ同じ高さまで突
出する上昇位置(二点鎖線位置参照)との間で昇
降されようになる。
ウインドガラス23の上昇、下降の途中におい
て、前縁部23aの全体が三角窓部材20のガイ
ド部20cで支持されており、後縁部20bの下
部も摺動部材25を介してガイドレール24で支
持されているので、ウインドガラス23ががたつ
くことがなくなる。
また、ウインドガラス23の前縁部23aの全
体が三角窓部材20のガイド部20cで確実に支
持されるので、後縁部23bの摺動部材25を下
部に1個だけ設けただけでも昇降がスムーズであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプラスチツクドアのイン
ナー側正面図、第2図は第1図の左側面図、第3
図は第1図の−線拡大断面図、第4図は摺動
部材の斜視図、第5図は摺動部材の取付け構造を
示す断面図、第6図は本考案に係るプラスチツク
ドアを装備した自動車の斜視図、第7図は従来の
プラスチツクドアを装備した自動車の側面図、第
8図は第7図の−線拡大断面図、第9図は従
来のサツシユレスドアの正面図である。 10……自動車、11……サツシユレスドア、
12……アウターパネル、13……インナーパネ
ル、15,16……骨部材、16a……三角窓
部、17……ルーフ、20……三角窓部材、20
c……ガイド部、23……ウインドガラス、23
a……前縁部、23b……後縁部、24……ガイ
ドレール、25……摺動部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アウターパネル及びインナーパネルが、ともに
    プラスチツクで形成されたサツシユレスドアタイ
    プの自動車のプラスチツクドア構造であつて、 上記インナーパネルの前部内面には上下方向に
    伸長するループ状のドア補強用の一体の前部骨部
    材が結合されており、該前部骨部材はドアの上下
    方向に延びてその上端側がアウターパネル上縁よ
    り突出されてルーフの高さまで延び、そのアウタ
    ーパネル上縁からの突出部分がアウターパネル上
    縁とともに三角窓部を形成し、かつ、その下端側
    がアウターパネル下縁部まで延びており、上記三
    角窓部に前部骨部材の外面を覆う三角窓部材が結
    合され、該三角窓部材の後辺部及び該後辺部に続
    く上記前部骨部材にウインドガラスの前縁部が摺
    動可能に嵌入されるガイド部が形成されており、
    上記ウインドガラスの後縁下部に、ドア内の後部
    に取付けられて上下方向に延びるガイドレール内
    を摺動自在な摺動部材が設けられていることを特
    徴とする自動車のプラスチツクドア構造。
JP1985109231U 1985-07-16 1985-07-16 Expired JPH0436975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985109231U JPH0436975Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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JPS6216515U JPS6216515U (ja) 1987-01-31
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JPS6216515U (ja) 1987-01-31

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