JPH04368838A - 接着装置 - Google Patents
接着装置Info
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- JPH04368838A JPH04368838A JP17069391A JP17069391A JPH04368838A JP H04368838 A JPH04368838 A JP H04368838A JP 17069391 A JP17069391 A JP 17069391A JP 17069391 A JP17069391 A JP 17069391A JP H04368838 A JPH04368838 A JP H04368838A
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接着装置に関するもので
あり、特にホットメルトフィルムによる接着装置に関す
るものである。
あり、特にホットメルトフィルムによる接着装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、自動車用成形天井の
裏面にボディへの組付け用ブラケットを接着する場合に
共重合ナイロン,スチレン−ブタジエンゴム等の熱可塑
性樹脂を含んだホットメルトフィルムが使用されている
。成形天井とブラケットとの間のように高い接着強度が
要求される場合には、それらの接着面に接着剤を薄く均
一に塗布しなければならない。しかし、接着剤を薄く均
一に塗布するためには接着剤の選択,塗布方法の改良等
種々な問題があり、その問題を回避するために、ホット
メルトフィルムが使用されているのである。従来の方法
によって自動車用成形天井の裏面にボディへの組付け用
ブラケットを接着する場合には、まず、ホットメルトフ
ィルムの外周部に粘着テープあるいは接着剤を付けて成
形天井の裏面に固定し、そのホットメルトフィルムに加
熱したブラケットを押しつけて溶融させていた。また、
成形天井の裏面へのホットメルトフィルムの固定は手作
業で行っていた。
裏面にボディへの組付け用ブラケットを接着する場合に
共重合ナイロン,スチレン−ブタジエンゴム等の熱可塑
性樹脂を含んだホットメルトフィルムが使用されている
。成形天井とブラケットとの間のように高い接着強度が
要求される場合には、それらの接着面に接着剤を薄く均
一に塗布しなければならない。しかし、接着剤を薄く均
一に塗布するためには接着剤の選択,塗布方法の改良等
種々な問題があり、その問題を回避するために、ホット
メルトフィルムが使用されているのである。従来の方法
によって自動車用成形天井の裏面にボディへの組付け用
ブラケットを接着する場合には、まず、ホットメルトフ
ィルムの外周部に粘着テープあるいは接着剤を付けて成
形天井の裏面に固定し、そのホットメルトフィルムに加
熱したブラケットを押しつけて溶融させていた。また、
成形天井の裏面へのホットメルトフィルムの固定は手作
業で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方法では、ホット
メルトフィルムを成形天井の裏面に固定するために手作
業が必要である上、粘着テープ,接着剤等を消費し、ま
た、成形天井の裏面に固定するためにホットメルトフィ
ルムは大き目のものを使用せざるを得ず、これらがコス
トアップの原因となっていた。本発明は以上の事情を背
景として、作業を自動化し、さらにコストダウンを行い
得る接着装置を得ることを課題として為されたものであ
る。
メルトフィルムを成形天井の裏面に固定するために手作
業が必要である上、粘着テープ,接着剤等を消費し、ま
た、成形天井の裏面に固定するためにホットメルトフィ
ルムは大き目のものを使用せざるを得ず、これらがコス
トアップの原因となっていた。本発明は以上の事情を背
景として、作業を自動化し、さらにコストダウンを行い
得る接着装置を得ることを課題として為されたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、第一部
材を第二部材にホットメルトフィルムを使用して接着す
る装置であって、ホットメルトフィルムを第一部材の第
二部材への接着面より広く宙に浮いた状態で支持する支
持装置と、そのホットメルトフィルムの宙に浮いた部分
に第一部材の接着面を接触させる接触装置と、その接触
装置による第一部材の接着面のホットメルトフィルム面
への接触開始前と後との少なくとも一方において、第一
部材をホットメルトフィルムの融点以上の温度に加熱す
る加熱装置と、溶融したホットメルトフィルムが付着し
た第一部材を第二部材に押しつける押圧装置とを含むこ
とにある。
材を第二部材にホットメルトフィルムを使用して接着す
る装置であって、ホットメルトフィルムを第一部材の第
二部材への接着面より広く宙に浮いた状態で支持する支
持装置と、そのホットメルトフィルムの宙に浮いた部分
に第一部材の接着面を接触させる接触装置と、その接触
装置による第一部材の接着面のホットメルトフィルム面
への接触開始前と後との少なくとも一方において、第一
部材をホットメルトフィルムの融点以上の温度に加熱す
る加熱装置と、溶融したホットメルトフィルムが付着し
た第一部材を第二部材に押しつける押圧装置とを含むこ
とにある。
【0005】本発明の接着装置では、接触装置が第一部
材の接着面をホットメルトフィルムに接触させ、押圧装
置が第一部材を第二部材に押しつけるようにするのであ
るが、一つの装置に接触装置と押圧装置とを兼ねさせて
もよい。また、加熱装置を接触装置に設けることも可能
である。
材の接着面をホットメルトフィルムに接触させ、押圧装
置が第一部材を第二部材に押しつけるようにするのであ
るが、一つの装置に接触装置と押圧装置とを兼ねさせて
もよい。また、加熱装置を接触装置に設けることも可能
である。
【0006】
【作用】本発明の接着装置により第一部材が第二部材に
接着される場合には、加熱装置によってホットメルトフ
ィルムの融点以上の温度に加熱された第一部材の第二部
材への接着面が、ホットメルトフィルムの支持装置によ
り支持されて宙に浮いている部分に、接触装置により接
触させられることによって、ホットメルトフィルムの第
一部材の接着面との接触部分が溶融して接着面に付着し
、ホットメルトフィルムからその溶融部分が抜き取られ
る。そのホットメルトフィルムが溶融状態の間に、第一
部材が第二部材に押圧装置によって押しつけられること
によって、ホットメルトフィルムが冷却され、凝固して
第一部材と第二部材とを接着する。加熱装置は、接触装
置が第一部材をホットメルトフィルムに接触させた後,
または、接触させる前と後との両時点に第一部材を加熱
するものであってもよい。
接着される場合には、加熱装置によってホットメルトフ
ィルムの融点以上の温度に加熱された第一部材の第二部
材への接着面が、ホットメルトフィルムの支持装置によ
り支持されて宙に浮いている部分に、接触装置により接
触させられることによって、ホットメルトフィルムの第
一部材の接着面との接触部分が溶融して接着面に付着し
、ホットメルトフィルムからその溶融部分が抜き取られ
る。そのホットメルトフィルムが溶融状態の間に、第一
部材が第二部材に押圧装置によって押しつけられること
によって、ホットメルトフィルムが冷却され、凝固して
第一部材と第二部材とを接着する。加熱装置は、接触装
置が第一部材をホットメルトフィルムに接触させた後,
または、接触させる前と後との両時点に第一部材を加熱
するものであってもよい。
【0007】ホットメルトフィルムは支持装置によって
第一部材の第二部材への接着面より広い部分が宙に浮い
て支持されているため、接触部分が抜き取られてもその
外周部分が残っており、抜き取られる前と同様な状態で
支持される。この残っている外周部分を回収して再びフ
ィルム状に加工することによって再利用することができ
る。なお、従来はホットメルトフィルムの外周部分が粘
着テープや接着剤によって第二部材に固定されているた
め、これを回収して再利用することができなかったので
ある。
第一部材の第二部材への接着面より広い部分が宙に浮い
て支持されているため、接触部分が抜き取られてもその
外周部分が残っており、抜き取られる前と同様な状態で
支持される。この残っている外周部分を回収して再びフ
ィルム状に加工することによって再利用することができ
る。なお、従来はホットメルトフィルムの外周部分が粘
着テープや接着剤によって第二部材に固定されているた
め、これを回収して再利用することができなかったので
ある。
【0008】
【発明の効果】本発明の接着装置によれば、従来のよう
にホットメルトフィルムを第二部材に固定する手作業が
不要となるため、作業を簡略化できると共に作業スペー
スを狭くすることができる。また、作業が自動化される
ため、作業が高速化されるという利点がある。また、ホ
ットメルトフィルムを第二部材に固定するための粘着テ
ープ,接着剤等が不要となり、かつ、第一部材の第二部
材への接着面に融着するホットメルトフィルムはその接
着面とほぼ同じ大きさであり、抜き取られた後のホット
メルトフィルムを再加工して使用することができ、ホッ
トメルトフィルムの無駄をなくすことができるため、コ
ストダウンを図り得る。
にホットメルトフィルムを第二部材に固定する手作業が
不要となるため、作業を簡略化できると共に作業スペー
スを狭くすることができる。また、作業が自動化される
ため、作業が高速化されるという利点がある。また、ホ
ットメルトフィルムを第二部材に固定するための粘着テ
ープ,接着剤等が不要となり、かつ、第一部材の第二部
材への接着面に融着するホットメルトフィルムはその接
着面とほぼ同じ大きさであり、抜き取られた後のホット
メルトフィルムを再加工して使用することができ、ホッ
トメルトフィルムの無駄をなくすことができるため、コ
ストダウンを図り得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。本実施例の接着装置を自動車の内装用成
形天井の裏面にボディ組付け用ブラケットを接着する接
着装置に適用した例を示す。図1において接着装置は、
加熱装置12,ホットメルトフィルム支持装置14,成
形天井保持装置16,接触装置と押圧装置とを備えたロ
ボット18等から構成されている。
細に説明する。本実施例の接着装置を自動車の内装用成
形天井の裏面にボディ組付け用ブラケットを接着する接
着装置に適用した例を示す。図1において接着装置は、
加熱装置12,ホットメルトフィルム支持装置14,成
形天井保持装置16,接触装置と押圧装置とを備えたロ
ボット18等から構成されている。
【0010】加熱装置12はホットプレート型となって
おり、プレート20上には第一部材たるブラケット22
が複数個並んでおり、加熱装置12によって均一に加熱
される。ブラケット22は平板部23と凸部24とから
形成されており、凸部24の中央には取付穴25が形成
されている。平板部23の下面は第二部材たる成形天井
26への接着面28となっており、上面はロボット18
のハンド29によって吸着される。これらブラケット2
2はパーツフィーダから供給され、プレート20上の先
頭のブラケット22がロボット18によって取り出され
ると、1個分ずつ前進する。
おり、プレート20上には第一部材たるブラケット22
が複数個並んでおり、加熱装置12によって均一に加熱
される。ブラケット22は平板部23と凸部24とから
形成されており、凸部24の中央には取付穴25が形成
されている。平板部23の下面は第二部材たる成形天井
26への接着面28となっており、上面はロボット18
のハンド29によって吸着される。これらブラケット2
2はパーツフィーダから供給され、プレート20上の先
頭のブラケット22がロボット18によって取り出され
ると、1個分ずつ前進する。
【0011】ホットメルトフィルム支持装置14は図2
および図3に示すように、ホットメルトフィルム30の
ロール31を保持するロールホルダ32,テンションブ
レーキ34,支持ローラ36,38,巻取ローラ40,
巻取ローラ駆動用モータ42等から構成されている。支
持ローラ36,38はロールホルダ32,巻取ローラ4
0より上方に取り付けられ、床に対して平行となってい
る。ホットメルトフィルム30はロールホルダ32に保
持されたロール31から引き出され、支持ローラ36,
38を経て巻取ローラ40に巻き取られる。
および図3に示すように、ホットメルトフィルム30の
ロール31を保持するロールホルダ32,テンションブ
レーキ34,支持ローラ36,38,巻取ローラ40,
巻取ローラ駆動用モータ42等から構成されている。支
持ローラ36,38はロールホルダ32,巻取ローラ4
0より上方に取り付けられ、床に対して平行となってい
る。ホットメルトフィルム30はロールホルダ32に保
持されたロール31から引き出され、支持ローラ36,
38を経て巻取ローラ40に巻き取られる。
【0012】ホットメルトフィルム30は支持ローラ3
6,38に支持されて宙に浮いた平行部44を有してお
り、この平行部44はロール31や巻取ローラ40に巻
き取られたホットメルトフィルム30の巻径の大きさに
無関係に床に平行に、一定の高さを保つ。このホットメ
ルトフィルムの平行部44にブラケット22の成形天井
26への接着面28が接触させられるのである。また、
ホットメルトフィルム30の平行部44は接着面28よ
り広く広がった状態で支持されているため、接着面28
との接触部分が溶融させられ、その接触部分が抜き取ら
れても平行部44は抜き取られる前と同様な状態で支持
される。
6,38に支持されて宙に浮いた平行部44を有してお
り、この平行部44はロール31や巻取ローラ40に巻
き取られたホットメルトフィルム30の巻径の大きさに
無関係に床に平行に、一定の高さを保つ。このホットメ
ルトフィルムの平行部44にブラケット22の成形天井
26への接着面28が接触させられるのである。また、
ホットメルトフィルム30の平行部44は接着面28よ
り広く広がった状態で支持されているため、接着面28
との接触部分が溶融させられ、その接触部分が抜き取ら
れても平行部44は抜き取られる前と同様な状態で支持
される。
【0013】支持ローラ38には回転角度を検出する回
転センサ46が取り付けられている。巻取ローラ駆動用
モータ42は、この回転センサ46により検出されるホ
ットメルトフィルム30の送り量が所定の量となった時
点に停止させられるようになっており、一定量ずつのホ
ットメルトフィルム30がロール31から引き出される
。テンションブレーキ34はロールホルダ32に一定の
ブレーキ力を加えて、支持ローラ36,38間に支持さ
れたホットメルトフィルム30の平行部44に適正なテ
ンションを生じさせるものである。
転センサ46が取り付けられている。巻取ローラ駆動用
モータ42は、この回転センサ46により検出されるホ
ットメルトフィルム30の送り量が所定の量となった時
点に停止させられるようになっており、一定量ずつのホ
ットメルトフィルム30がロール31から引き出される
。テンションブレーキ34はロールホルダ32に一定の
ブレーキ力を加えて、支持ローラ36,38間に支持さ
れたホットメルトフィルム30の平行部44に適正なテ
ンションを生じさせるものである。
【0014】成形天井保持装置16には成形天井26が
その裏面を上にして保持されている。成形天井26はそ
の裏面に必要なブラケット22がすべて接着されると、
図示しないロボットによって所定の場所に運ばれ、次の
成形天井26が所定の部品収容場所から運ばれ成形天井
保持装置16上に載置される。
その裏面を上にして保持されている。成形天井26はそ
の裏面に必要なブラケット22がすべて接着されると、
図示しないロボットによって所定の場所に運ばれ、次の
成形天井26が所定の部品収容場所から運ばれ成形天井
保持装置16上に載置される。
【0015】接触装置と押圧装置とを兼ねたロボット1
8はアーム56,ハンド29,図示しないサーボモータ
,制御装置等から構成されている。アーム56は屈曲自
由に組み立てられており、ハンド29は自身の軸線のま
わりに回転可能とされている。ハンド29はシリコン樹
脂等の耐熱性樹脂から成る吸着パッドを備えており、前
述のブラケット22の平板部23の上面を吸着して保持
する。アーム56およびハンド29は制御装置によるサ
ーボモータの制御により所定の運動を行う。
8はアーム56,ハンド29,図示しないサーボモータ
,制御装置等から構成されている。アーム56は屈曲自
由に組み立てられており、ハンド29は自身の軸線のま
わりに回転可能とされている。ハンド29はシリコン樹
脂等の耐熱性樹脂から成る吸着パッドを備えており、前
述のブラケット22の平板部23の上面を吸着して保持
する。アーム56およびハンド29は制御装置によるサ
ーボモータの制御により所定の運動を行う。
【0016】以上のように構成された接着装置は以下の
ように作動する。ロボット18のハンド29はプレート
20上の先頭のブラケット22を吸着し、そのブラケッ
ト22の接着面28をホットメルトフィルムの平行部4
4に接触させ、10〜15mm押し下げる。ホットメル
トフィルム30の接着面28との接触部分が溶融して、
接着面28に付着し、ハンド29がブラケット22を上
方に持ち上げることによって外周部分から抜き取られる
。 さらにハンド29は溶融状態のホットメルトフィルム3
0が接着面28に付着しているブラケット22を保持し
たままで、成形天井保持装置16に保持されている成形
天井26の裏面のブラケット22が取り付けられるべき
位置に移動し、ブラケット22を成形天井26に押しつ
ける。その結果、ホットメルトフィルム30およびブラ
ケット22が成形天井26により冷却され、ホットメル
トフィルム30が凝固してブラケット22が成形天井2
6に接着される。
ように作動する。ロボット18のハンド29はプレート
20上の先頭のブラケット22を吸着し、そのブラケッ
ト22の接着面28をホットメルトフィルムの平行部4
4に接触させ、10〜15mm押し下げる。ホットメル
トフィルム30の接着面28との接触部分が溶融して、
接着面28に付着し、ハンド29がブラケット22を上
方に持ち上げることによって外周部分から抜き取られる
。 さらにハンド29は溶融状態のホットメルトフィルム3
0が接着面28に付着しているブラケット22を保持し
たままで、成形天井保持装置16に保持されている成形
天井26の裏面のブラケット22が取り付けられるべき
位置に移動し、ブラケット22を成形天井26に押しつ
ける。その結果、ホットメルトフィルム30およびブラ
ケット22が成形天井26により冷却され、ホットメル
トフィルム30が凝固してブラケット22が成形天井2
6に接着される。
【0017】ハンド29は再び加熱装置12のプレート
20上に移動し、前述と同様な動作を繰り返すことによ
って、次のブラケット22を成形天井26の裏面の次の
取付位置に接着する。加熱装置12では、プレート20
上のブラケット22が1個取り出されるとそれに続く複
数のブラケット22が前進し、順次加熱される。また、
ホットメルトフィルム支持装置14では、ホットメルト
フィルム30が巻取ローラ40に巻き取られて一定量送
られる。成形天井保持装置16では、保持されていた成
形天井26の裏面に必要なブラケット22がすべて接着
されると、次の成形天井26が図示しないロボットによ
って運ばれてくる。
20上に移動し、前述と同様な動作を繰り返すことによ
って、次のブラケット22を成形天井26の裏面の次の
取付位置に接着する。加熱装置12では、プレート20
上のブラケット22が1個取り出されるとそれに続く複
数のブラケット22が前進し、順次加熱される。また、
ホットメルトフィルム支持装置14では、ホットメルト
フィルム30が巻取ローラ40に巻き取られて一定量送
られる。成形天井保持装置16では、保持されていた成
形天井26の裏面に必要なブラケット22がすべて接着
されると、次の成形天井26が図示しないロボットによ
って運ばれてくる。
【0018】加熱装置12の設定温度はホットメルトフ
ィルムの融点および厚み等の性状によって異なるが、ブ
ラケット22が成形天井26に押圧される時点で接着面
28がホットメルトフィルム30の融点より高くなるよ
うにされる。ここでは、ホットメルトフィルム30は厚
み70μで共重合ナイロンから成っており、接着面28
がホットメルトフィルム30に接触する時点で200度
程度、成形天井26に押圧される時点で180度程度と
なるよう、加熱装置12の温度が200〜250度に設
定される。また、加熱装置12は前述のようにホットプ
レート型となっているため、接着面28を均一に加熱す
ることができ、ホットメルトフィルム30の接着面28
との接触部分を均一に溶融させることができる。
ィルムの融点および厚み等の性状によって異なるが、ブ
ラケット22が成形天井26に押圧される時点で接着面
28がホットメルトフィルム30の融点より高くなるよ
うにされる。ここでは、ホットメルトフィルム30は厚
み70μで共重合ナイロンから成っており、接着面28
がホットメルトフィルム30に接触する時点で200度
程度、成形天井26に押圧される時点で180度程度と
なるよう、加熱装置12の温度が200〜250度に設
定される。また、加熱装置12は前述のようにホットプ
レート型となっているため、接着面28を均一に加熱す
ることができ、ホットメルトフィルム30の接着面28
との接触部分を均一に溶融させることができる。
【0019】本実施例の装置によれば、従来のように粘
着テープ,接着剤等を使用する必要がなく、かつ、接着
面28にそれとほぼ同じ大きさのホットメルトフィルム
30が付着させられ、巻取ローラ40に巻き取られたホ
ットメルトフィルム30は再加工して使用することがで
きるため、ホットメルトフィルム30の無駄がなくなっ
て、コストダウンとなる。また、本実施例では、1台の
ロボットが接触装置と押圧装置とを兼ねているため、そ
れぞれ専用の装置による場合に比較して、ブラケット2
2の取り上げ,ホットメルトフィルム30への接触およ
び成形天井26への押圧を短時間で行うことができ、そ
の間におけるブラケット22の温度低下が少なくなって
、ブラケット22の加熱温度を低くすることができる。
着テープ,接着剤等を使用する必要がなく、かつ、接着
面28にそれとほぼ同じ大きさのホットメルトフィルム
30が付着させられ、巻取ローラ40に巻き取られたホ
ットメルトフィルム30は再加工して使用することがで
きるため、ホットメルトフィルム30の無駄がなくなっ
て、コストダウンとなる。また、本実施例では、1台の
ロボットが接触装置と押圧装置とを兼ねているため、そ
れぞれ専用の装置による場合に比較して、ブラケット2
2の取り上げ,ホットメルトフィルム30への接触およ
び成形天井26への押圧を短時間で行うことができ、そ
の間におけるブラケット22の温度低下が少なくなって
、ブラケット22の加熱温度を低くすることができる。
【0020】本実施例ではハンド29はブラケット22
を吸着するものであるが、爪等によって把持するもので
もよい。また、本実施例では、予め加熱したブラケット
22をホットメルトフィルム30に接触させたが、ブラ
ケット22をホットメルトフィルム30に接触させてか
らブラケット22を加熱しても、接触の前,後の両時点
で加熱してもよい。これらの場合には、加熱装置を接触
装置に保持させることが望ましい。
を吸着するものであるが、爪等によって把持するもので
もよい。また、本実施例では、予め加熱したブラケット
22をホットメルトフィルム30に接触させたが、ブラ
ケット22をホットメルトフィルム30に接触させてか
らブラケット22を加熱しても、接触の前,後の両時点
で加熱してもよい。これらの場合には、加熱装置を接触
装置に保持させることが望ましい。
【0021】さらに、コストダウンを図るためにホット
メルトフィルム30に多数の小孔を全面に形成したり、
網目状としたりすることもできる。
メルトフィルム30に多数の小孔を全面に形成したり、
網目状としたりすることもできる。
【0022】その他、いちいち例示はしないが、特許請
求の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて
、種々の改良,変形を施した態様で本発明を実施するこ
とができる。
求の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて
、種々の改良,変形を施した態様で本発明を実施するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例である接着装置の全体図であ
る。
る。
【図2】上記実施例のホットメルトフィルム支持装置の
平面図である。
平面図である。
【図3】上記実施例のホットメルトフィルム支持装置の
正面図である。
正面図である。
10 接着装置
12 加熱装置
14 ホットメルトフィルム支持装置16 成形天
井保持装置 18 ロボット 22 ブラケット 26 成形天井 28 接着面 29 ハンド 30 ホットメルトフィルム 36 支持ローラ 38 支持ローラ 44 平行部 56 アーム
井保持装置 18 ロボット 22 ブラケット 26 成形天井 28 接着面 29 ハンド 30 ホットメルトフィルム 36 支持ローラ 38 支持ローラ 44 平行部 56 アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 第一部材を第二部材にホットメルトフ
ィルムを使用して接着する装置であって、ホットメルト
フィルムを第一部材の第二部材への接着面より広い部分
が宙に浮いた状態で支持する支持装置と、そのホットメ
ルトフィルムの宙に浮いた部分に第一部材の接着面を接
触させる接触装置と、その接触装置による第一部材の接
着面のホットメルトフィルム面への接触開始前と後との
少なくとも一方において、第一部材をホットメルトフィ
ルムの融点以上の温度に加熱する加熱装置と、溶融した
ホットメルトフィルムが付着した第一部材を第二部材に
押しつける押圧装置とを含むことを特徴とする接着装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17069391A JP3092215B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 接着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17069391A JP3092215B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 接着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04368838A true JPH04368838A (ja) | 1992-12-21 |
JP3092215B2 JP3092215B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15909652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17069391A Expired - Fee Related JP3092215B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 接着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3092215B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201758A (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Kasai Kogyo Co Ltd | 積層成形品の製造方法 |
JP2011251453A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Beac:Kk | 補強板貼り付け装置 |
JP2016026120A (ja) * | 2010-05-03 | 2016-02-12 | ア レイモン エ シーA. Raymond Et Cie | 接着要素をマトリックス上に配置する方法及び装置 |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP17069391A patent/JP3092215B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201758A (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Kasai Kogyo Co Ltd | 積層成形品の製造方法 |
JP2016026120A (ja) * | 2010-05-03 | 2016-02-12 | ア レイモン エ シーA. Raymond Et Cie | 接着要素をマトリックス上に配置する方法及び装置 |
JP2011251453A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Beac:Kk | 補強板貼り付け装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3092215B2 (ja) | 2000-09-25 |
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