JPH0436832B2 - - Google Patents

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JPH0436832B2
JPH0436832B2 JP20194184A JP20194184A JPH0436832B2 JP H0436832 B2 JPH0436832 B2 JP H0436832B2 JP 20194184 A JP20194184 A JP 20194184A JP 20194184 A JP20194184 A JP 20194184A JP H0436832 B2 JPH0436832 B2 JP H0436832B2
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JP
Japan
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dressing
grinding wheel
grinding
grindstone
wheel
Prior art date
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JP20194184A
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English (en)
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JPS6179566A (ja
Inventor
Tomoyasu Imai
Masato Kitajima
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、超硬質砥粒砥石を用いる研削盤にお
いて、砥石軸に取付直後にツルーイングした砥石
のドレツシング方法に関するものである。
〈従来の技術〉 立方晶窒化硼素のような超硬質砥粒の砥石(以
下CBN砥石という)には第5図で示すように砥
粒1をビトリフイドボンド2で固めたビトリフア
イドボンドCBN砥石と、第7図で示すように砥
粒1をレジンボンド4で固めたレジンボンド
CBN砥石とがある。この何れのCBN砥石におい
ても、砥石軸へ取付けた直後に振れをとるために
ツルーイングを行い、その後ドレツシングを行つ
ているがこの場合のドレツシング条件は、工作物
を所定数研削した後に行う定期的なドレツシング
条件と同一条件で行われている。しかしながら同
一条件でドレツシングしても砥石取付直後と工作
物研削後とでは砥石表面状態が異なるため、第9
図に示すように砥石取付直後aの研削抵抗はそれ
以後のドレツシング時b,c,…の研削抵抗より
高くなり研削焼け、割れ発生が生じやすい。
ところで前記ビトリフアイドボンドCBN砥石
の場合は、第5図で示すようにビトリフアイドボ
ンド2の層内に多数の気孔3を有しているので、
第1図に示すツルーイング車20を砥石車16に
切込んでトラバースさせる所謂ツルーイングによ
つて砥石の表面に気孔3が現われ、これがチツプ
ポケツトPとなるために、ツルーイングはすなわ
ちドレツシングをかねる。このため、砥石取付直
後の砥石の振れを取る工程をツルーイングと称
し、振れ取り後の工程をドレツシングと呼ぶこと
にする。
一方、前記レジンボンドCBN砥石の場合は、
ビトリフアイドボンドCBN砥石のような気孔が
存在しないため、ツルーイングではチツプポケツ
トPは形成されない。そのため、ツルーイング後
にドレツシング車を砥石の外周に小さなクリアラ
ンスで接近し、ドレツシング車と砥石とを相対回
転させ、前記クリアランスに研削液にアルミナ又
は炭化硅素等の遊離砥粒を混合したドレツシング
液を供給し、遊離砥粒でレジンボンド4を削り取
つてチツプポケツトPを形成するドレツシングを
行つている。
このように砥石の種類に応じてドレツシングの
形態は異なる。しかしながら共通の現象として砥
石軸への取付直後の砥石ドレツシングを完了して
工作物の研削加工を行つた後の砥石面は切屑など
により砥粒1の表面周囲のボンドが削られチツプ
ポケツトPが大きくなり第6図及び第8図で示す
ように砥粒1の突出量が大きくなると共に、砥粒
1の表面も工作物への切込み等により破砕し粗さ
ができ研削抵抗が小さくなる。そして、工作物を
所要本数研削加工完了毎に、砥粒の脱粒等の砥石
表面の荒れを取り加工精度を確保するために砥石
を定期的にドレツシングしている。この定期的な
ドレツシング条件は、前記砥石の研削抵抗が小さ
いため、ビトリフアイドボンドCBN砥石のツル
ーイング(ドレツシング)では、ツルーイング車
の切込み量を通常2.5μとし、また、レジンボンド
CBN砥石では、ドレツシング車の回転数を
1000rpm、砥石の回転数を1600rpmの相対回転と
し、ドレツシング車と砥石とのクリアランスを
50μとして、11〜12の研削液に120c.c.の遊離砥
粒を混合したドレツシング液を前記クリアランス
に通常30〜45秒間供給してドレツシングしてい
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、従来では砥石軸取付直後の砥石のド
レツシング条件は、前述したように砥石表面状態
の相違にもかかわらず上記工作物加工後における
定期的なドレツシング条件と同一条件にセツトさ
れているために、砥石軸取付直後の砥石の研削抵
抗が高く研削焼けや割れを発生するおそれがあ
る。
本発明は、上記従来の問題点を解決するため
に、砥石軸取付直後の砥石のドレツシング条件
を、工作物加工後における定期的ドレツシング条
件とは変更し、研削抵抗の低減を図つたものであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、砥石軸取付直後にツルーイングした
超硬質砥粒砥石を工作物加工後の定期的ドレツシ
ングにおける通常のドレツシング条件よりもドレ
ツシング量を大きくした条件でドレツシングする
方法である。
〈作用〉 上記本発明は、砥石軸取付直後の砥石におい
て、ビトリフイドボンドCBN砥石では、その砥
粒の表面破砕を大きく、またレジンボンドCBN
砥石では、そのレジンボンドに形成するチツプポ
ケツトを大きくするので、砥石軸取付直後の前記
ドレツシングによつて砥石の研削抵抗を工作物加
工後の定期的ドレツシング時の小さな研削抵抗ま
で下げられるのである。
〈実施例〉 以下本発明の実施例を第1図乃至第4図によつ
て説明する。
第1図は、ビトリフアイドボンドCBN砥石を
本発明方法によりドレツシングするための実施例
を示すもので、10は研削盤の本体を示し、ベツ
ド11上にテーブル12を介して載置された主軸
台13と心押台14との間に工作物Wが挟持さ
れ、主軸モータ15によつて駆動される主軸13
aで回転されるようになつている。また、砥石車
16を軸架する砥石台17が工作物Wの加工面に
対して進退可能にベツド11上に案内されサーボ
モータ18によつて移動されるようになつてい
る。
19はツルーイング装置であり、ツルーイング
車20が回転可能に設けられている。20′はツ
ルーイング車の回転用モータ、21はツルーイン
グ装置19のトラバース用サーボモータである。
前記サーボモータ18、回転用モータ20′、
トラバース用サーボモータ21及び主軸モータ1
5は、数値制御装置22による制御信号によりそ
れぞれの駆動回路23,24,25,26を介し
て作動制御される。
そこで、本発明は、砥石軸に取付けた直後の砥
石車16(ビトリフアイドボンドCBN砥石)を
ツルーイング車20によつて振れを除去し、かつ
ドレツシングする際に、ツルーイング車20の切
込み量を工作物加工後の定期的ツルーイング(ド
レツシング)時の約2倍の5μとする。
これにより、ドレツシングされた砥石軸取付直
後の砥石車16の砥粒1の表面は第2図で示すよ
うに、第6図で示す工作物加工後の砥粒1の表面
よりも大きな破砕部Cが得られ、研削抵抗を小さ
くする。
第3図は、レジンボンドCBN砥石を本発明方
法によりドレツシングするための実施例を示すも
ので、砥石車16a(レジンボンドCBN砥石)に
対するツルーイング車20aと、ドレツシング車
27と、このドレツシング車27と砥石車16a
の外周とのクリアランスに向けてドレツシング液
を供給するノズル28とを備え、このノズル28
は、ドレツシング液30を収容したタンク29と
ポンプ31を介して接続されている。32はタン
ク29内のドレツシング液の攪拌翼である。ドレ
ツシング液30は、例えば前記したように研削液
(11〜12)に遊離砥粒(120c.c.)を混合したもの
である。
そこで、本発明は、砥石軸に取付けた直後の砥
石車16aをツルーイング車20aによつてツル
ーイング(整形)し、その後ノズル28からドレ
ツシング液30を相対回転駆動されているドレツ
シング車27と砥石車16aとのクリアランスに
供給してドレツシングを行う。このときのドレツ
シングは、前記した工作物加工後の定期的ドレツ
シング時におけるドレツシング液供給時間の30〜
45秒の約5倍の時間に延長する。
これにより、ドレツシングされた砥石軸取付直
後の砥石車16aの表面は第4図で示すように、
レジンボンド4に形成されるチツプポケツトP並
びに砥粒1の表面粗さG1は第8図で示す工作物
加工後の砥石表面と略同様な形態が得られ、研削
抵抗を小さくする。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によると、砥石軸取付直後
の砥石ドレツシング条件を、工作物加工後の定期
的ドレツシング条件よりもドレツシング量を大き
くした条件とすることにより、砥石軸取付直後で
も研削抵抗は工作物加工後と同様な小さな研削抵
抗まで下げることができ、従来で問題になつてい
た砥石軸取付直後における研削加工時の研削焼け
や割れの発生を解決し、品質良好な製品が得られ
る利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はビトリフアイドボンド超硬質砥粒砥石
を用い、かつ本発明方法が実施される研削盤の平
面図、第2図は本発明方法によりドレツシングし
た状態の砥石の表面断面図、第3図はレジンボン
ド超硬質砥粒砥石のドレツシング装置の要部断面
図、第4図は本発明方法によりドレツシングした
状態の砥石の表面断面図、第5図はビトリフアイ
ドボンド超硬質砥粒砥石の砥石軸取付直後の砥石
表面断面図、第6図は同工作物加工後の砥石表面
断面図、第7図はレジンボンド超硬質砥粒砥石の
砥石軸取付直後の砥石表面断面図、第8図は同工
作物加工後の砥石表面断面図、第9図は研削抵抗
の推移を示すグラフである。 1……砥粒、2……ビトリフアイドボンド、3
……気孔、4……レジンボンド、16,16a…
…砥石車、20,20a……ツルーイング車、2
8……ノズル、27……ドレツシング車、30…
…ドレツシング液、P……チツプポケツト、G…
…破砕部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超硬質砥粒砥石を用いる研削盤において、砥
    石軸に取付直後にツルーイングした砥石を工作物
    加工後の定期的ドレツシング直後と同程度の研削
    抵抗になるようにするため通常のドレツシング条
    件よりもドレツシング量を大きくした条件でドレ
    ツシングすることを特徴とする超硬質砥粒砥石の
    ドレツシング方法。 2 前記ドレツシング量を大きくしたドレツシン
    グ条件とは、ビトリフアイドボンド超硬質砥粒砥
    石では砥粒の表面の破砕を大きくするべくダイヤ
    モンドホイールの切込み量を大きくした特許請求
    の範囲第1項記載の超硬質砥粒砥石のドレツシン
    グ方法。 3 前記ドレツシング量を大きくしたドレツシン
    グ条件とは、レジンボンド超硬質砥粒砥石では遊
    離砥石をバツクアツプして行うドレツシング時間
    を長くしてレジンボンドに形成するチツプポケツ
    トを大きくした特許請求の範囲第1項記載の超硬
    質砥粒砥石のドレツシング方法。
JP20194184A 1984-09-28 1984-09-28 超硬質砥粒砥石のドレツシング方法 Granted JPS6179566A (ja)

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JPS6179566A JPS6179566A (ja) 1986-04-23
JPH0436832B2 true JPH0436832B2 (ja) 1992-06-17

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Families Citing this family (5)

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JPS63207561A (ja) * 1987-02-23 1988-08-26 Toyoda Mach Works Ltd ビトリフアイド砥石修正方法
JPS63318264A (ja) * 1987-06-22 1988-12-27 Toyoda Mach Works Ltd 砥石修正方法
JP2666197B2 (ja) * 1987-08-03 1997-10-22 威雄 中川 放電ツルーイング/ドレッシング装置を備えたターニングセンタ
US9694473B2 (en) 2011-10-19 2017-07-04 Walter Maschinenbau Gmbh Method and device for machining a rotary tool with a plurality of cutting bodies
CN102950545B (zh) * 2012-11-15 2015-09-23 安徽马钢和菱实业有限公司 外圆磨床砂轮校正装置

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JPS6179566A (ja) 1986-04-23

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