JPH0436830B2 - - Google Patents

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JPH0436830B2
JPH0436830B2 JP59205372A JP20537284A JPH0436830B2 JP H0436830 B2 JPH0436830 B2 JP H0436830B2 JP 59205372 A JP59205372 A JP 59205372A JP 20537284 A JP20537284 A JP 20537284A JP H0436830 B2 JPH0436830 B2 JP H0436830B2
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JP
Japan
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grinding
traverse
speed
tool
truer
Prior art date
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JP59205372A
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English (en)
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JPS6186176A (ja
Inventor
Tomoyasu Imai
Masato Kitajima
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は砥石車のツルーイング装置、特に外周
に形成した研削面の横幅の中央部において、この
横幅より小幅の加工部を有する工作物を研削する
砥石車を修正するのに適したツルーイング装置に
関する。
〔従来技術〕
砥石車の研削面を修正するツルーイングは通常
は一定のトラバース速度にて行なわれる。工作物
の加工部の横幅が砥石車の横幅より大であつた
り、あるいはそうでなくても工作物がトラバース
方向に送られて砥石車の研削面が全幅にわたり使
用される場合はこれでも特に問題はない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、砥石車の横幅より小幅の加工部
を有する工作物を研削面の中央の研削部にて研削
する場合には次のような問題があつた。すなわ
ち、砥石車、特にダイヤモンド砥石、CBN砥石
等を用いた高精度の研削に使用する砥石車は、ツ
ルーイング直後よりも工作物を研削した後の方が
被加工面の表面粗さは大となるがこれと同時に研
削抵抗は低くなり、従つて砥石車の研削面両側の
非研削部の方が中央の研削部よりも研削抵抗が高
くなる。この影響はツルーイングの度に少しづつ
累積される。このため、工作物のセンタ穴や加工
部の横幅の誤差などにより加工部の端部が砥石車
の研削面両側の非研削部により研削された場合、
非研削部は研削抵抗が高いので発熱して加工部の
端部に研削焼けや割れなどの問題が発生する。
本発明はツルーイングの際のトラバース速度を
変化させることにより以上の問題を解決しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このために本発明による砥石車のツルーイング
装置は、第1図及び第2図に示す如く、ベツド1
0上の砥石台11に軸承され回転駆動されて、外
周に形成した研削面12aの横幅中央の研削部1
2mにおいて同横幅より小幅の加工部Waを有す
る工作物Wを研削する砥石車12を修理するツル
ーイング装置において、砥石台11上に設けられ
前記研削面12aに沿つてトラバース移動可能な
トラバース台25と、このトラバース台をそのト
ラバース方向に移動させる横送りモータ22と、
前記トラバース台25に支持されたツルア工具2
1と、前記トラバース台25のトラバース速度を
前記ツルア工具21が前記研削面12aの研削部
12mの範囲にあるときは同研削部により研削さ
れる前記加工部Wa外周の被加工面の表面粗さが
所定の値となるような第2速度に、同ツルア工具
が同研削面の研削部12m両外側の非研削部12
l,12mの範囲にあるときは前記第2速度より
も大で同第2速度により修正された中央の研削部
12mとほゞ同一の研削抵抗が得られる第1速度
にそれぞれ設定するトラバース速度設定手段と、
このトラバース速度設定手段の出力に対応して前
記横送りモータ22を駆動して前記ツルア工具2
1をその位置に応じて前記各速度にてトラバース
移動せしめる駆動手段よりなることを特徴とする
ものである。
〔作用〕
トラバース台25は、ツルア工具21が研削面
12a中央の研削部12mの範囲にあるときは同
研削部により研削される加工部Wa外周の被加工
面の表面粗さが所定の値となるような第2速度
で、またツルア工具が研削面12aの研削部12
m両外側の非研削部12,12mの範囲にあると
きは第2速度よりも大で同第2速度により修正さ
れた中央の研削部12mとほゞ同一の研削抵抗が
得られる第1速度でトラバース移動して、ツルア
工具21によりツルーイングを行う。これにより
非研削部12,12mの研削抵抗は研削部12m
の研削抵抗とほゞ同一程度まで小さくなる。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、砥石車12外周
の研削面12a中央の研削部12mと両側の非研
削部12,12nの研削抵抗がほゞ同一となるの
で、工作物Wのセンタ穴や工作物Wの横幅の誤差
などにより加工部Waの端部が研削面12a両側
の非研削部12,12nにかかつて研削された場
合でも同端部が発熱して研削焼けや割れなどが発
生することがない。
〔実施例〕
第3図に示す全体構成図において、砥石軸13
に固定された砥石車12は、ベツド10上に載置
された砥石台11に軸承され、駆動ベルト15及
び砥石軸13を介して砥石台11上に設けられた
駆動モータ14により回転駆動される。また、ベ
ツド10上には主軸台17及び心押台18を設
け、互いに対向するセンタ17a,18aにより
工作物Wを砥石軸13と平行に支持すると同時に
回転駆動する。砥石台11に軸承された砥石車1
2は砥石送りモータ16により送られ、工作物W
の加工部Waに半径方向より接近して加工部Wa
の外周を研削する。加工部Waの横幅bは砥石車
12外周の研削面12aの横幅Bよりも小であ
り、研削面12aの横幅B中央の研削部12m
(第2図参照)のみが加工部Waを研削し、両側
の非研削部12l,12n(第2図参照)は研削
を行なわない。研削部12mの横幅は加工部Wa
の横幅bと同じとなる。
砥石台11にはツルーイング装置20が設けら
れ、このツルーイング装置20は砥石台11上
に、砥石車12の研削面12aに沿つた(すなわ
ち砥石軸13と平行な)トラバース方向Xに移動
可能に支持されたトラバース台25と、このトラ
バース台25上に同研削面12aと接離するプラ
ンジ方向(すなわち砥石車13の半径方向)Yに
移動可能に支持されたツルーイングヘツド26
と、このツルーイングヘツド26に回転可能に支
持されたツルア工具21とからなつている。ツル
ーイング装置20はトラバース台25にトラバー
ス送りを与える横送りパルスモータ22及びツル
ーイングヘツドにプランジ送りを与える縦送りパ
ルスモータ23を有している。
第3図に示す数値制御機構30はデイジタル演
算処理を行う中央処理装置(以下単にCPUとい
う)31と、ツルーイング装置20のための制御
値及び制御プログラムを記憶させたメモリ32
と、各パルスモータ22,23を制御するパルス
発生回路33,35よりなるマイクロコンピユー
タであり、所定数の工作物Wの加工を完了する毎
に作動して駆動回路34,36を介して横送りパ
ルスモータ22及び縦送りパルスモータ23を駆
動し、ツルア工具21により砥石車12の研削面
12aのツルーイングを行うものである。
メモリ32には加工する工作物W毎に、ツルア
工具21の位置すなわちツルア工具21のトラバ
ース距離に対するトラバース速度の特性を予め記
憶させておく。第4図はこの特性をグラフ化して
示したもので、トラバース速度は、トラバース開
始位置Pより研削部12mの開始端Qまでのトラ
バース距離Dw1の間は第1速度Fw1に、開始
端Qより研削部12mの終了端Rまでのトラバー
ス距離Dw2の間は第1速度Fw1よりも小さい
第2速度Fw2に、終了端Rよりトラバース完了
位置Sまでのトラバース距離Dw3の間は再び第
1速度Fw1にそれぞれなつている。メモリ32
にはトラバース戻し速度Fw4、プランジ速度Fu
1、プランジ速度Fu2を予め記憶させ、また砥
石車12の交換の都度プランジ距離Du1を記憶
させる。なお、砥石車12としてCBN砥石を用
いた場合は、例えば第1速度は400mm/minに、
第2速度は200mm/minとする。
数値制御装置30が作動を開始すると、先ずメ
モリ32内に記憶されたプランジ距離Du1及び
プランジ速度Fu1がCPU30により縦送りパル
ス発生回路35の距離設定レジスタ35a及び速
度設定レジスタ35bにセツトされ、縦送りパル
ス発生回路35はパルスを発生して駆動回路36
を介して縦送りパルスモータ23を駆動し、第2
図に示す待機位置Oにあつたツルア工具21を速
度Fu1にて距離Du1だけプランジ方向に移動し
てトラバース開始位置Pに移す。次いで、トラバ
ース距離Dw1及び第1速度Fw1が横送りパル
ス発生回路33の距離設定レジスタ33a及び速
度設定しレジスタ33bにセツトされ、横送りパ
ルス発生回路33はパルスを発生して駆動回路3
4を介して横送りパルスモータ22を駆動し、ト
ラバース開始位置Pにあるツルア工具21を第1
速度Fw1にて距離Dw1だけトラバース方向に
移動して研削面12aの非研削部12lのツルー
イングを行い、ツルア工具21を研削部12mの
開始端Qまで移動する。次いで同様にしてツルア
工具21は第1速度Fw1より小さい第2速度Fw
2にて距離Dw2だけ移動して研削部12mのツ
ルーイングを行つてツルア工具21は研削部12
mの終了端Rまで移動し、更にツルア工具21は
再び第1速度Fw1にて距離Dw3だけ移動して
非研削部12nのツルーイングを行つてツルア工
具21はトラバース完了位置Sまで移動する。
このようにして砥石車12の研削面12a両側
の非研削部12l,12nは中央の研削部12m
よりも大なる速度にてツルーイングがなされる。
次いで、同様にしてツルア工具21はプランジ方
向と逆方向に移動されて位置Tに移り、トラバー
ス方向と逆方向に移動されて待機位置Oに戻つて
ツルーイングの1サイクルが完了する。
以上の制御を行うフローチヤートを第5図に示
す。所定数の工作物の加工が完了するとプログラ
ムがスタートされ、最初のステツプ51においてメ
モリ32に記憶されたプランジ距離及び速度Du
1、Fu1が読みとられてレジスタ35a,35
bにセツトされる。次のステツプ52において縦送
りパルス発生回路35は駆動回路36を経て縦送
りパルスモータ23へパルス配分を開始する。次
のステツプ53において分配したパルス数と距離
Du1を対比して、分配したパルス数が所定の数
に達すれば前記パルス分配を停止して次のステツ
プ54に移る。以上によりツルア工具21は、プラ
ンジ速度Fu1にて待機位置Oよりトラバース開
始位置Pに移動する。
ステツプ54において、以上と同様にしてレジス
タ33a,33bにトラバース距離Dw1と第1
速度Fw1がセツトされ、次のステツプ55におい
て横送りパルス発生回路33は駆動回路34を経
て横送りパルスモータ22へパルス分配を開始す
る。次のステツプ56において分配したパルス数と
距離Dw1を対比して、分配したパルス数が所定
の数に達すればパルス分配を停止して次のステツ
プ57に移る。以上によりツルア工具は第1速Fw
1にてトラバース開始位置Pより研削部12mの
開始端Qまで移動する。続くステツプ57〜59にお
いて、以上と同様にしてツルア工具21は第2速
度Fw2にて研削部12mの開始端Qより終了R
まで移動し、更に次のステツプ60〜62において、
ツルア工具21は再び第1速度Fw1にて終了端
Rよりトラバース完了位置Sまで移動する。
次いで、ステツプ63〜65において、以上と同様
にしてツルア工具21はプランジ戻し速度Fu2
にて位置Tに移動し、更に続くステツプ66〜68に
おいてツルア工具21はトラバース戻し速度Fw
4にて待機位置Oに戻つて1サイクルのプログラ
ム終了する。このように非研削部12l,12n
を研削部12mのトラバース速度Fw2より速い
トラバース速度Fw1でツルーイングすることに
より、非研削部12l,12nの表面粗さが粗く
なり、研削抵抗を研削部12mとほぼ同程度に小
さくすることができる。
なお、研削部12mをツルーイングする際のト
ラバース速度Fw2は、所定数の工作物Wの加工
により加工部Wa外周の被加工面の表面粗さが悪
くなつたのを回復させるのに適した速度である。
なお、第5図には省略したが、ステツプ68の後
に次のサイクルに備えてプランジ距離Du1にツ
ルーイング切込量を加えて距離Du1の更新をお
こなう。また、トラバース戻し距離Dw4の値は
次の通りである。
Dw4=Dw1+Dw2+Dw3
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成図、第2図は作動の
説明図、第3図は実施例の全体構成図、第4図は
トラバース速度の特性を示す図、第5図は制御プ
ログラムを示すフローチヤートである。 符号の説明、10……ベツド、11……砥石
台、12……砥石車、12a……研削面、12m
……研削部、12,12n……非研削部、20…
…トラバース台、W……工作物、Wa……加工
部、X……トラバース方向。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベツド上の砥石台に軸承され回転駆動され
    て、外周に形成した研削面の横幅中央の研削部に
    おいて同横幅より小幅の加工部を有する工作物を
    研削する砥石車を修正するツルーイング装置にお
    いて、砥石台上に設けられ前記研削面に沿つてト
    ラバース移動可能なトラバース台と、このトラバ
    ース台をそのトラバース方向に移動させる横送り
    モータと、前記トラバース台に支持されたツルア
    工具と、前記トラバース台のトラバース速度を前
    記ツルア工具が前記研削面の研削部の範囲にある
    ときは同研削部により研削される前記加工部外周
    の被加工面の表面粗さが所定の値となるような第
    2速度に、同ツルア工具が同研削面の研削部両外
    側の非研削部の範囲にあるときは前記第2速度よ
    りも大で同第2速度により修正された中央の研削
    部とほゞ同一の研削抵抗が得られる第1速度にそ
    れぞれ設定するトラバース速度設定手段と、この
    トラバース速度設定手段の出力に対応して前記横
    送りモータを駆動して前記ツルア工具をその位置
    に応じて前記各速度にてトラバース移動せしめる
    駆動手段よりなることを特徴とする砥石車のツル
    ーイング装置。
JP20537284A 1984-09-28 1984-09-28 砥石車のツル−イング装置 Granted JPS6186176A (ja)

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JP20537284A JPS6186176A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 砥石車のツル−イング装置

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JP20537284A JPS6186176A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 砥石車のツル−イング装置

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Publication Number Publication Date
JPS6186176A JPS6186176A (ja) 1986-05-01
JPH0436830B2 true JPH0436830B2 (ja) 1992-06-17

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JP20537284A Granted JPS6186176A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 砥石車のツル−イング装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4870990A (ja) * 1971-12-28 1973-09-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4870990A (ja) * 1971-12-28 1973-09-26

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JPS6186176A (ja) 1986-05-01

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