JPH043681B2 - - Google Patents
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- JPH043681B2 JPH043681B2 JP14112282A JP14112282A JPH043681B2 JP H043681 B2 JPH043681 B2 JP H043681B2 JP 14112282 A JP14112282 A JP 14112282A JP 14112282 A JP14112282 A JP 14112282A JP H043681 B2 JPH043681 B2 JP H043681B2
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- resistor
- microwave
- substrate
- dummy load
- silicon carbide
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- Expired
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/24—Terminating devices
- H01P1/26—Dissipative terminations
- H01P1/268—Strip line terminations
Landscapes
- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の対象
本発明は、マイクロ波帯における集積化技術に
係り、特に高出力用マイクロ波集回路(以下、
MICと略記する)において高熱伝導特性を有し、
もつて小形、高信頼化に好適なマイクロ波ダミー
ロードに関する。
係り、特に高出力用マイクロ波集回路(以下、
MICと略記する)において高熱伝導特性を有し、
もつて小形、高信頼化に好適なマイクロ波ダミー
ロードに関する。
(2) 公知技術
従来、ストリツプ線路などで構成されたMIC
において、電波を吸収するために設けるダミーロ
ードとしては、第1図、第2図に示すような構成
となつていた。
において、電波を吸収するために設けるダミーロ
ードとしては、第1図、第2図に示すような構成
となつていた。
図において、1はアルミナ基板、2はストリツ
プ線路、3は抵抗体、4はボンデインググパツ
ド、5は金リボンである。
プ線路、3は抵抗体、4はボンデインググパツ
ド、5は金リボンである。
上記構成において、ストリツプ線路を伝播して
きたマイクロ波は、抵抗体で損失となり熱に変
る。第1図は、抵抗体の後をアースに落した場合
であり、一般に抵抗体の抵抗値は、ストリツプ線
路の特性性インピーダンスと同じにしてこの部分
からの電波の反射を無くしている。
きたマイクロ波は、抵抗体で損失となり熱に変
る。第1図は、抵抗体の後をアースに落した場合
であり、一般に抵抗体の抵抗値は、ストリツプ線
路の特性性インピーダンスと同じにしてこの部分
からの電波の反射を無くしている。
第2図は、抵抗体の部分をテーパとし、マイク
ロ波を徐々に吸収し、電波の反射を無くしてい
る。
ロ波を徐々に吸収し、電波の反射を無くしてい
る。
上記の従来構成は、いずれも抵抗体の部分をア
ルミナ基板上に設けている。MICに用いる誘電
体基板は、マイクロ波に対する損失を少なくする
ため一般には、アルミナ、石英、テフロン(登録
商標)ガラスなどである。これらの基板は、いず
れも熱に対して不良導体であり、このため、マイ
クロ波が抵抗体で熱に変つた場合の温度上昇が大
きくなり、これをさけるために抵抗体の面積を大
きくする必要が生ずる。
ルミナ基板上に設けている。MICに用いる誘電
体基板は、マイクロ波に対する損失を少なくする
ため一般には、アルミナ、石英、テフロン(登録
商標)ガラスなどである。これらの基板は、いず
れも熱に対して不良導体であり、このため、マイ
クロ波が抵抗体で熱に変つた場合の温度上昇が大
きくなり、これをさけるために抵抗体の面積を大
きくする必要が生ずる。
以上説明したごとく従来構成では、高出力のマ
イクロ波回路において、寸法も大きくなり、また
熱的な信頼性にもとぼしいという欠点があつた。
イクロ波回路において、寸法も大きくなり、また
熱的な信頼性にもとぼしいという欠点があつた。
(3) 発明の目的
本発明の目的は、マイクロ波を吸収する抵抗体
の温度上昇を少なくし、もつて高出力のマイクロ
波回路において、小形かつ高信頼性を有するマイ
クロ波ダミーロードを提供することにある。
の温度上昇を少なくし、もつて高出力のマイクロ
波回路において、小形かつ高信頼性を有するマイ
クロ波ダミーロードを提供することにある。
(4) 発明の総括的説明
上記目的を達成するために、本発明では、抵抗
体を、電気絶縁性を有すると同時に高熱伝導性を
有するシリコンカーバイト(以下SiCと略記す
る。)基板上に形成し、SiC基板をMICの一端に
接続する構造とすることにより、抵抗体からの放
熱を良くし、もつてダミーロードの小形、高信頼
化を計つた。
体を、電気絶縁性を有すると同時に高熱伝導性を
有するシリコンカーバイト(以下SiCと略記す
る。)基板上に形成し、SiC基板をMICの一端に
接続する構造とすることにより、抵抗体からの放
熱を良くし、もつてダミーロードの小形、高信頼
化を計つた。
(5) 発明の実施例とその効果
以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明す
る。
る。
第3図は本発明を適用した一実施例である。同
図において、1はアルミナ基板であり、その上に
ストリツプ線路2が形成されている。抵抗体3
は、SiC基板8の上に形成され、その両端にボン
デイングパツド4,6が設けられている。ボンデ
イングパツド4とストリツプ線路2とは金リボン
5によつて接続されている。この場合、ボンデイ
ングパツドの長さは、使用するマイクロ波の波長
に対して出来るだけ小さくするのが良い。ボンデ
イングパツド6は、金リボン7によりアース導体
9に接続されている。
図において、1はアルミナ基板であり、その上に
ストリツプ線路2が形成されている。抵抗体3
は、SiC基板8の上に形成され、その両端にボン
デイングパツド4,6が設けられている。ボンデ
イングパツド4とストリツプ線路2とは金リボン
5によつて接続されている。この場合、ボンデイ
ングパツドの長さは、使用するマイクロ波の波長
に対して出来るだけ小さくするのが良い。ボンデ
イングパツド6は、金リボン7によりアース導体
9に接続されている。
上記構成において、ストリツプ線路2を伝播し
てきたマイクロ波は、抵抗体により熱に変り、こ
の熱は、SiC基板を介してアース導体9に逃が
す。SiC基板の熱伝導率は2.7w/cm・Kで、アル
ミニユームと同等以上であり、一般の誘電体基
板、たとえば、アルミナ基板などに比較して一桁
以上良い。このため、抵抗体での温度上昇は極め
て少なくなる。
てきたマイクロ波は、抵抗体により熱に変り、こ
の熱は、SiC基板を介してアース導体9に逃が
す。SiC基板の熱伝導率は2.7w/cm・Kで、アル
ミニユームと同等以上であり、一般の誘電体基
板、たとえば、アルミナ基板などに比較して一桁
以上良い。このため、抵抗体での温度上昇は極め
て少なくなる。
抵抗体の抵抗値は、ストリツプ線路の特性イン
ピーダンスと同じにして、この部分からの電波の
反射を無くするようにすることは言うまでもな
い。
ピーダンスと同じにして、この部分からの電波の
反射を無くするようにすることは言うまでもな
い。
また抵抗体としては、一般にNiCrやカーボン
などマイクロ波に対して損失の大きなものであれ
ば良く、特に限定されるものではない。
などマイクロ波に対して損失の大きなものであれ
ば良く、特に限定されるものではない。
第4図は、本発明を適用した他の実施例であ
り、抵抗体の部分をテーパとし、マイクロ波を
徐々に吸収し、電波の反射を無くすようにした場
合のものである。
り、抵抗体の部分をテーパとし、マイクロ波を
徐々に吸収し、電波の反射を無くすようにした場
合のものである。
第5図は、本発明を適用した他の実施例であ
り、aは正面図を、bはA−A′断面図を示す。
り、aは正面図を、bはA−A′断面図を示す。
本実施例は、ストリツプ線路2とボンデイング
パツド4とを接続するのに金リボンを使わず、直
接熱圧着やハンダ付けを行うのに適した構造であ
る。図において、抵抗体3が設けられているSiC
基板8は、アルミナ基板の上にボンデイングパツ
ド4とストリツプ線路2とが重なるように取り付
けられ、他端は蒸着又は塗布により形成された周
囲導体10によりアース導体9に熱圧着またはハ
ンダ付けされる。抵抗体の下面は、アース導体が
接触しないように取り除かれている。
パツド4とを接続するのに金リボンを使わず、直
接熱圧着やハンダ付けを行うのに適した構造であ
る。図において、抵抗体3が設けられているSiC
基板8は、アルミナ基板の上にボンデイングパツ
ド4とストリツプ線路2とが重なるように取り付
けられ、他端は蒸着又は塗布により形成された周
囲導体10によりアース導体9に熱圧着またはハ
ンダ付けされる。抵抗体の下面は、アース導体が
接触しないように取り除かれている。
上記構成において、抵抗体で発生した熱は、
SiC基板を介してアース導体9に逃される。
SiC基板を介してアース導体9に逃される。
第6図は、本発明を適用した他の実施例であ
り、aは正面図をbはA−A′断面図を示す。
り、aは正面図をbはA−A′断面図を示す。
本実施例は、前記第5図とほぼ同じ構造であ
り、抵抗体をテーパ状とした場合である。
り、抵抗体をテーパ状とした場合である。
第7図は、本発明を適用した他の実施例であ
り、aは正面図をbはA−A′断面図を示す。
り、aは正面図をbはA−A′断面図を示す。
本実施例は、MICを構成しているアルミナ基
板1に孔を開け、その孔内にSiC基板8を落とし
込み、アルミナ基板上のストリツプ線路2と、
SiC基板上の抵抗体3を金リボン7で接続したも
のである。第7図は、抵抗体がテーパ状の場合を
示すが、同様な構造で第3図に示すような抵抗体
の形状でも良い。
板1に孔を開け、その孔内にSiC基板8を落とし
込み、アルミナ基板上のストリツプ線路2と、
SiC基板上の抵抗体3を金リボン7で接続したも
のである。第7図は、抵抗体がテーパ状の場合を
示すが、同様な構造で第3図に示すような抵抗体
の形状でも良い。
上記の実施例では、MIC用誘電体基板として
アルミナ基板を用いたが、誘電体基板としては、
石英、サフアイヤ、テフロンガス基板などマイク
ロ波に対して損失の少ないものであれば良く、特
に限定されるものではない。
アルミナ基板を用いたが、誘電体基板としては、
石英、サフアイヤ、テフロンガス基板などマイク
ロ波に対して損失の少ないものであれば良く、特
に限定されるものではない。
(6) 発明の効果
以上説明したごとく、本発明によれば、MIC
特に高出力用MICにおいて、マイクロ波を吸収
する抵抗体を、従来のアルミナ基板に比較して1
桁以上熱電導率の良いSiC基板上に設けるため、
抵抗体の温度上昇が極めて少なくでき、もつて小
形かつ高信頼性を有するマイクロ波ダミーロード
を実現できる
特に高出力用MICにおいて、マイクロ波を吸収
する抵抗体を、従来のアルミナ基板に比較して1
桁以上熱電導率の良いSiC基板上に設けるため、
抵抗体の温度上昇が極めて少なくでき、もつて小
形かつ高信頼性を有するマイクロ波ダミーロード
を実現できる
第1図、第2図は、従来の構造を示す図、第3
図〜第7図は、いずれも本発明の実施例を示し、
第3図、第4図は、ストリツプ線路と抵抗体を金
リボンで接続した場合の構造を示し、第5図、第
6図は、ストリツプ線路と抵抗体を直接、熱圧着
やハンダ付け行う場合の構造を示し、第7図は、
MICを構成しているアルミナ基板1に孔を開け、
その孔内にSiC基板を落とし込む構造を示す。 1……アルミナ基板、2……ストリツプ線路、
3……抵抗体、4……ボンデイングパツド、5…
…金リボン、6……ボンデイングパツド、7……
金リボン、8……SiC基板、9……アース導体、
10……周囲導体。
図〜第7図は、いずれも本発明の実施例を示し、
第3図、第4図は、ストリツプ線路と抵抗体を金
リボンで接続した場合の構造を示し、第5図、第
6図は、ストリツプ線路と抵抗体を直接、熱圧着
やハンダ付け行う場合の構造を示し、第7図は、
MICを構成しているアルミナ基板1に孔を開け、
その孔内にSiC基板を落とし込む構造を示す。 1……アルミナ基板、2……ストリツプ線路、
3……抵抗体、4……ボンデイングパツド、5…
…金リボン、6……ボンデイングパツド、7……
金リボン、8……SiC基板、9……アース導体、
10……周囲導体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 誘電体および磁性体のいずれかよりなる誘電
体等基板上に形成されたマイクロ波集積回路にお
いて、該マイクロ波集積回路の一端にシリコンカ
ーバイト基板を接続し、該シリコンカーバイト基
板上にマイクロ波に対して損失の大きな物体を形
成することを特徴とするマイクロ波ダミーロー
ド。 2 特許請求範囲第1項記載のマイクロ波ダミー
ロードにおいて、上記シリコンカーバイト基板上
に形成された導体の一端が上記誘電体等基板上に
形成された導体と直接接続するよう構成し、前記
シリコンカーバイト基板の他端を接地金属に直接
接続することを特徴とするマイクロ波ダミーロー
ド。 3 特許請求範囲第1項記載のマイクロ波ダミー
ロードにおいて、上記誘電体等基板の一部に孔を
あけ、該孔中に上記シリコンカーバイト基板を形
成したことを特徴とするマイクロ波ダミーロー
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14112282A JPS5932201A (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | マイクロ波ダミ−ロ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14112282A JPS5932201A (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | マイクロ波ダミ−ロ−ド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5932201A JPS5932201A (ja) | 1984-02-21 |
JPH043681B2 true JPH043681B2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=15284664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14112282A Granted JPS5932201A (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | マイクロ波ダミ−ロ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932201A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61238102A (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-23 | Tokyo Keiki Co Ltd | マイクロストリツプ線路用終端抵抗器 |
JP2598290Y2 (ja) * | 1989-02-10 | 1999-08-03 | 富士電気化学 株式会社 | 非可逆回路装置 |
JPH0379504U (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-14 |
-
1982
- 1982-08-16 JP JP14112282A patent/JPS5932201A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5932201A (ja) | 1984-02-21 |
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