JPH0436767Y2 - - Google Patents

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JPH0436767Y2
JPH0436767Y2 JP1989152613U JP15261389U JPH0436767Y2 JP H0436767 Y2 JPH0436767 Y2 JP H0436767Y2 JP 1989152613 U JP1989152613 U JP 1989152613U JP 15261389 U JP15261389 U JP 15261389U JP H0436767 Y2 JPH0436767 Y2 JP H0436767Y2
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JP
Japan
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mortar
motor
connecting rod
plate
base plate
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JP1989152613U
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JPH0392441U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、臼と杵を備えてなる餅搗機に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来この種の餅搗機は、臼を支持台の上に固定
し、この臼の真上に杵を昇降自在に支持し、この
の上端とモーターによつて回転駆動される回転板
の偏心位置との間を連結棒で連結するようにして
組立てられていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の餅搗機では、搗き上がつた餅を臼か
ら取り上げる際に、臼の真上に杵の下端が接近し
ていて、餅を取り上げる作業の邪魔になるという
欠点があつた。
本考案は、そのような欠点を解消しうる餅搗機
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、本体
ケースに下方支持台と下方支持台の上方にせり出
した上方支持台とを設け、下方支持台の前方端縁
部には、台板を蝶番で連結し、この台板の上面に
は、臼を固定し、上記台板には、その下面におい
て上記蝶番から間隔をおいた位置から垂下する連
結杆を設け、この連結杆の下端を、モーターによ
り回転される回転板の偏心位置に連結し、この回
転板の回転による上記連結杆の上死点への押し上
げを検知して上記モーターへの通電を切るように
動作するリミツトスイツチを設け、上記上方支持
台には、杵を上記臼の中心部と対向する位置で昇
降自在に支持させ、この杵を、モーターにより回
転される回転板の偏心位置に連結してなるもので
ある。
〔実施例〕
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
ると、1は餅搗機の本体ケースで、下方支持台2
と、下方支持台2の上方にせり出した上方支持台
3とを有する。4は下方支持台2の上面を被い、
かつ下方支持台2の前方端縁部に蝶番4aを介し
て開閉自在に連結した台板、5は台板4の上面中
央部分に固定した臼、6は台板4の下面において
蝶番4aから後方へ間隔をおいた位置から垂下す
るように連結した連結杆、7は下方支持台2の内
部において連結杆6の下端付近に設置した減速機
で、その出力軸8には、回転板9を取付け、この
回転板9の偏心位置に設けた連結部10には、連
結杆6の下端を連結してある。11は減速機7を
駆動するモーターで、その回転軸12に取付けた
プーリー13と、減速機7の入力軸14に取付け
たプーリー62との間にベルト15を巻き掛けて
ある。16は回転板9の円周面から突出させたス
イツチ操作用突起、17はモーター11に電気的
に接続し、かつ回転板9の円周面に接触するコロ
17aに連結したリミツトスイツチで、回転板9
が回転して、連結杆6を上死点の位置へ押し上げ
たところで、コロ17aが突起16に乗り上がる
検知動作によつて、モーター11への通電を止め
るように動作する。18は臼5の底部に回転自在
に取付けた底板、19は底板18の下面中心部か
ら垂下するように設けた回転軸で、その下端に
は、かさ歯車20を取付けてある。21は底板1
8の上面周辺部の一箇所から臼5の内壁に接近す
るように設けた回転翼板、22は臼5の内壁の一
箇所に取付けた固定翼板、23は下方支持台2の
内部において回転軸19の下端付近に設置した減
速機で、その出力軸24には、かさ歯車20と噛
合するかさ歯車25を取付けてある。26は減速
機23を駆動するモーターで、その回転軸27に
取付けたプーリー28と、減速機23の入力軸2
8に取付けたプーリー29との間にベルト30を
巻き掛けてある。31は上方支持台3に臼5の中
心部と対向する位置で昇降自在に支持させた杵、
32は上方支持台3の内部において杵31の近傍
に回転自在に取付けた回転板、33は杵31の上
端に設けた連結部34と回転板32の偏心位置に
設けた連結部35の間に連結した連結杆、36は
杵31を駆動するモーターで、下方支持台2の内
部に設置してあり、その回転軸37に取付けたプ
ーリー38と、回転軸37の上方に架設した中継
軸39に取付けた大径プーリー39の間にベルト
40を巻き掛け、中継軸39に取付けた小径プー
リー41と、回転板32の回転軸42に取付けた
プーリー43の間にベルト44を巻き掛けて、モ
ーター36の回転動力を杵31に伝達するように
してある。45は上方支持台3の正面に設けた制
御盤で、電源スイツチ46、電源灯47、非常停
止スイツチ48、杵31及び臼5の作動スタート
スイツチ49、杵31及び臼5の作動停止スイツ
チ50、杵作動確認灯51、臼作動確認灯52、
臼5の作動停止スイツチ53、臼5の上昇作動ス
イツチ54、臼5の格納作動スイツチ55、臼5
の上昇確認灯56、杵31の作動時間を設定する
タイマ57、餅の搗き始め後に、臼5内へ給水パ
イプ(図中省略)から水注入の開始を設定するタ
イマ58、上記水の注入時間を設定するタイマ5
9、上記水の注入と停止の反覆動作を設定するタ
イマ60、臼5に向かつて送風する送風機の(図
中省略)作動を自動、手動のいずれかに切換える
ためのスイツチ61をそれぞれ電気的に接続した
制御回路を内蔵してなる。
以上の構成よりなる餅搗機では、電源スイツチ
46をONにした状態において、スイツチ49を
ONにすると、モーター26が回転し、その回転
動力が底板18に伝達されて、底板18と、回転
翼板21が回転し、臼5に入れられた餅米を固定
翼板22との間でこねまわすと同時に、モーター
36が回転し、その回転動力が杵31に伝達され
て、杵31が昇降しながら、臼5内の餅米を搗く
ように動作をする。餅が搗き上がつたら、スイツ
チ50をONにし、臼5と杵31の動作を止め、
次いで、スイツチ54をONにすると、モーター
11が回転し、その回転動力が連結杆6を経て台
板4に伝達されて、台板4が蝶番4aを支点にし
て、第3図示のように押し上げられると同時に、
かさ歯車20がかさ歯車25からはなれるので、
臼5が前方に傾く。そして連結杆6が回転板9の
回転による上死点に押し上げられたところで、コ
ロ17が突起16に乗り上がつてモーター11へ
の通電が切られ、モーター11が停止するので、
臼5が前方へ最大に傾いた状態で停止する。この
状態で臼5から搗き上がつた餅を取り上げた後、
スイツチ55をONにすると、モーター11が再
び回転し、その回転動力が連結杆6を経て台板4
に伝達されて、台板4が蝶番4aを支点にして元
位置に戻り、戻つたところで、別のリミツトスイ
ツチ図中省略)が作動してモーター11への通電
を切り、モーター11が停止する。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上のように構成したから、臼を前
方へ傾けた状態で搗き上がつた餅を杵に邪魔され
ることなく取り上げることができ、それだけ、餅
が取り上げやすくなつて、餅搗き作業を能率化し
うる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は側面図、第3図は臼が前方へ
傾いた状態の側面図、第4図は臼を傾ける機構の
説明図、第5図は臼が傾く動作の説明図、第6図
は臼と杵の制御機構の位置関係を説明する図であ
る。 1……本体ケース、2……下方支持台、3……
上方支持台、4……台板、4a……蝶番、5……
臼、6……連結杆、9……回転板、11……モー
ター、17……リミツトスイツチ、31……杵、
32……回転板、33……連結杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケースに下方支持台と下方支持台の上方に
    せり出した上方支持台とを設け、下方支持台の前
    方端縁部には、台板を蝶番で連結し、この台板の
    上面には、臼を固定し、上記台板には、その下面
    において上記蝶番から間隔をおいた位置から垂下
    する連結杆を設け、この連結杆の下端を、モータ
    ーにより回転される回転板の偏心位置に連結し、
    この回転板の回転による上記連結杆の上死点への
    押し上げを検知して上記モーターへの通電を切る
    ように動作するリミツトスイツチを設け、上記上
    方支持台には、杵を上記臼の中心部と対向する位
    置で昇降自在に支持させ、この杵を、モーターに
    より回転される回転板の偏心位置に連結してなる
    餅搗機。
JP1989152613U 1989-12-28 1989-12-28 Expired JPH0436767Y2 (ja)

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JP1989152613U JPH0436767Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28

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JP1989152613U JPH0436767Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28

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Publication Number Publication Date
JPH0392441U JPH0392441U (ja) 1991-09-20
JPH0436767Y2 true JPH0436767Y2 (ja) 1992-08-31

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