JPH0436723A - 被覆微粒子及びその製造方法 - Google Patents

被覆微粒子及びその製造方法

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JPH0436723A
JPH0436723A JP14336890A JP14336890A JPH0436723A JP H0436723 A JPH0436723 A JP H0436723A JP 14336890 A JP14336890 A JP 14336890A JP 14336890 A JP14336890 A JP 14336890A JP H0436723 A JPH0436723 A JP H0436723A
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hot
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coated
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JP14336890A
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English (en)
Inventor
Toichi Yamada
山田 都一
Kazuhiko Kamiyoshi
和彦 神吉
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、着色微粒子を芯材とする被覆微粒子とその製
造方法に関し、詳しくは、液晶表示セル用ギャップ材、
エレクトロクロミック表示セル用ギャップ材、電極板用
導電性スペーサーまたは絶縁性スペーサー、あるいは上
記以外の用途のフィルム、シート、ブロック間の隙間保
持のためのスペーサー、光学的その他の用途のための平
面または凹面上に微細突起物を形成するためなどに用い
られる被覆微粒子とその製造方法に関する。
(従来の技術) 着色微粒子は、液晶表示セルに用いられる液晶スペーサ
ー、生化学分野のフローサイトメトリーに用いられる蛍
光粒子などの標識材、電子顕微鏡による粒子の粒径測定
の際などに用いられる標準粒子、免疫学的診断試薬に用
いられる診断用担体としての用途がある。
着色微粒子を液晶表示セル用のスペーサーとして用いる
場合について説明する。液晶表示セルにおいては、二枚
の透光性ガラス基板またはプラスチック基板の間隙を一
定に保つ必要があるので、両基板の間に径のほぼ一定な
着色微粒子がスペーサーとして所定間隔をおいて配置さ
れる。例えば、特開昭57−189117号公報、特開
昭59−24829号公報、特開平1−144021号
公報参照。
(発明が解決しようとする課題) ところが、従来の液晶表示セルにおいては、着色微粒子
は基板に固定されていないので、以下に示す欠点が発生
していた。
■液晶表示セルを組み立てる工程において、基板上への
空気の吹付け、または基板上からの空気の吸引の際に基
板上に配置されたスペーサーが飛散して消失する。
■液晶表示セルに液晶を注入する工程において、スペー
サーが基板上を移動し、基板上のスペーサーの配置に偏
りが生じる。
■液晶表示セルを駆動させると、電気的、流体力学的な
力によりスペーサーが移動する。
このような欠点を解消するために、スペーサーは基板に
固定されることが要求される。しかし、着色微粒子を基
板に固定するための具体的な方法が従来確立されていな
かった。
本発明は上記の実情に着目してなされたものであり、そ
の目的とするところは、例えば液晶表示セル用スペーサ
ーとして用いる場合に、基板に対して所望の接着性を有
するために基板に固定できる被覆微粒子を提供すること
にある。本発明の他の目的は、微粒子の表面に設けた接
着性樹脂層が微粒子から剥離することがなく、また相互
に凝集することのない被覆微粒子を提供することにある
(課題を解決するための手段) 本発明の被覆微粒子は、着色微粒子と該着色微粒子の表
面に設けられたホットメルト型樹脂層とを有し、そのこ
とにより上記目的が達成される。
本発明の被覆微粒子の製造方法は、着色微粒子をホット
メルト型樹脂で処理する工程、を包含し、そのことによ
り上記目的が達成される。上記着色微粒子とホットメル
ト型樹脂層との間にチタン酸化物層が設けられているの
が好ましい。
本発明に使用する着色微粒子は、着色された固体微粒子
を意味する。この固体微粒子は有機物から形成されてい
ても無機物で形成されていてもよい。
有機物の固体微粒子としては、以下に示す材質があげら
れる。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペン
テン、ポリ塩化ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、
ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
アミド、ポリイミド、ポリスルフォン、ポリフェニレン
牛サイド、ポリアセタールなどの熱可覆性樹脂;エポキ
シ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、ジビニルベンゼン重合体、ジビニルベンゼ
ン−スチレン共重合体、ジビニルベンゼン−アクリル酸
エステル共重合体、ジアクリルフタレート重合体合L 
 )リアリルイソシアヌレート重合体、ベンゾグアナミ
ン重合体などの熱硬化性樹脂。
上記の有機物からなる固体微粒子のうちで、特に好まし
いものは、メラミン樹脂、ジビニルベンゼン共重合体、
ジビニルベンゼン−スチレン共重合体、ジビニルベンゼ
ン−アクリル酸エステル共重合体、ジアクリルフタレー
ト重合体などの熱硬化性樹脂である。
無機物の固体微粒子としては、以下に示す材質があげら
れる。ケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛カラス、ソ
ーダ石灰ガラス、アルミナ、アルミナシリケートなど。
これらのうち、ケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラスが特に
好ましい。
固体微粒子の形状は限定しないが、例えば、以下に示す
寸法の真球状、楕円球状、円柱状が好ましい。真球状の
固体微粒子の場合では、国体微粒子の直径は01μm=
1000μmの範囲が良く、特に好ましい範囲は1μm
〜100μmである。楕円球状の固体微粒子の場合では
、短径は0.1μm〜1000μmの範囲であるのが良
く、特に好ましい範囲は1μ+1〜100μmである。
固体微粒子の長径対短径の比は、1〜10の範囲である
のが良く、特に好ましい範囲は1〜5である。円柱状の
固体微粒子の場合では、直径は0.5μI11〜100
0μmの範囲にあるのが良く、特に好ましい範囲は3μ
m〜100μmである。
円柱の長さ対直径の比は1〜50の範囲であるのが良く
、特に好ましい範囲は1〜10の範囲である。
通常、固体微粒子は、液晶スペーサー、標識材、標準粒
子、診断用担体などに用いられているものが使用される
これらの材質よりなる固体微粒子を着色して着色微粒子
が得られる。固体微粒子を着色する方法は、固体微粒子
が有機物で形成されている場合には、固体微粒子をカー
ボンブラック、分散染料、酸性染料、塩基性染料、金属
酸化物などで処理して着色微粒子が得られる。
固体微粒子が無機物の場合は、固体微粒子の表面に有機
物の被膜を形成しておき、これを高温で分解あるいは炭
化させて着色微粒子が得られる。
また、固体微粒子を形成する材質自体が色を有している
場合には、特別に着色することなくそのまま用いてもよ
い。
着色微粒子の表面に設けられるホットメルト型樹脂層は
、ホットメルト型樹脂を着色微粒子の表面に処理して形
成される。ホットメルト型樹脂層は、所定の温度に加熱
されることにより、溶融して接着性を有するものである
。このホットメルト型樹脂層が溶融する温度は、該固体
微粒子の軟化温度または分解温度よりも低い温度であり
、ホットメルト型樹脂層の望ましい溶融温度範囲は85
℃〜200℃であり、特に好ましい温度範囲は90℃〜
170℃である。ホットメルト型樹脂層の厚みは、o。
01μm〜100μ■の範囲が好ましい。
次に、本発明に用いるホットメルト型樹脂及びそのホッ
トメルト型樹脂を用いて着色微粒子の表面にホットメル
ト型樹脂層を設ける方法を説明する。
本発明において使用されるホットメルト型樹脂は、以下
に示される樹脂が用いられる口(1)オレフィン系樹脂 ポリエチレンワックス、ポリエチレンワックスの酸化物
、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、酸化ポリ
エチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
酢酸ビニルー−酸化炭素三次元共重合体、エチレン−ア
クリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重
合体、エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸三次元共重合
体などのカルボキシル基含有エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−酢酸ビニル−ビニルアルコール三次元
共重合体、エチレン−酸化イオン共重合体、スルフォン
化ポリエチレン、エチレン−プロピン共重合体、ポリプ
ロピレン、水添ポリブタジェン、水添ポリイソプレン、
水添ポリブタジェン−スチレンブロック共重合体、水添
ポリイソプレン−スチレンブロック共重合体及びこれら
の酸化物。
(2)その他の樹脂 ポリメチルアクリレート、ポリエチルアクリレート、ポ
リブチルアクリレート、ポリブタジェン、ポリイソプレ
ン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリイ
ミド、アセタール化ポリビニルアルコール、ブチラール
化ポリビニルアルコール、ブタジェン−スチレンランダ
ム共重合体、ブタジェン−スチレンブロック共重合体、
インブレン−スチレンブロック共重合体など。
上記(1)及び(2)で示した樹脂のうち、好ましい樹
脂は、(1)で示したポリオレフィンであり、さらに好
ましい樹脂は、ポリエチレンワックス及びこの酸化物、
エチレン−酢酸ビニル共重合体及びこの酸化物、カルボ
キシル基含有エチレン酢酸ビニル共重合体である。これ
らの樹脂は、融点または軟化温度が比較的低いために、
比較的低温で容易に溶融または軟化する。従って、作成
された着色微粒子を、例えば、液晶表示セル用スペーサ
ーとして用いる場合に、基板に対して所望の接着性が得
られ易い。また、上記樹脂は、ポリアミドなどの樹脂に
比べて接着性が劣るものの極性が低いために、着色微粒
子を、液晶表示セル用スペーサーとして用いた場合に液
晶の配向を妨害しない利点も有する。
上記ホットメルト型樹脂を用いて着色微粒子表面にホッ
トメルト型樹脂層を形成する方法としては、以下の(1
)及び(2)で示す二つの方法を用いることができる。
(1)ホットメルト型樹脂を、該樹脂を溶解し、且つ水
と相溶しない溶剤に溶解させる。次に、この樹脂溶液を
、界面活性剤を添加した水中に加えて攪拌することによ
り乳化させる。この際、乳化液のエマルジョン粒子は1
μm以下にあることが好ましい。
この乳化液中に、上記の着色微粒子を添加し、充分に攪
拌して液中に懸濁させる。この懸濁状態を維持した状態
で、該樹脂溶液の溶解点以下に至るまで該液の温度を徐
々に下げるか、又は該溶剤に対して溶解性をもち、かつ
ホットメルト型樹脂に対して溶解性の乏しい沈澱剤を液
中に徐々に滴下していく。なお、温度を降下させると同
時に、該沈澱剤を滴下することも有効である。
以上の工程において、該ホットメルト型樹脂溶液の濃度
は、0.1〜20重量%の範囲にあることが望ましい。
また、上記乳化液IAに対して添加する、着色微粒子の
量は100g以下が望ましい。界面活性剤としては、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレン・ポリオ牛ジプロピレンブロックポリマー 
ソルビクンエステル、グリセリンエステル、アルキルベ
ンゼンスルホン酸などが使用される。界面活性剤として
、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルヲ使用
スル場合には、この界面活性剤を水100m4に対して
0゜01g〜0.5gの範囲で用いることが望ましい。
界面活性剤水溶液と該樹脂溶液との液比は、50対1−
1対5(容量)の範囲にあり、特に好ましいのは20対
1〜3対1 (容量)の範囲である。
以上の工程において、系の温度を下げていく場合には、
始めの液温としては、60℃〜100℃が好ましく、温
度下降の終点は0°C〜50°Cが好ましい。
また、降温の速さは、0.01’C/分〜lO℃/分の
範囲にあることが望ましい。また、以上の工程において
、系に沈澱剤を加えていく場合には、沈澱剤を0.01
cc/分〜1 cc/分の範囲で加えることが望ましい
上記の工程を終了すると、該ホットメルト型樹脂は該着
色微粒子表面に被覆される。次いで、このものを系から
分離して取り出すために、濾過または遠心分離などの操
作を行った後、適当な洗浄剤により洗浄される。必要な
場合には、さらに濾過物を加熱乾燥して、所望とする被
覆微粒子が得られる。
(2)ホットメルト型樹脂を溶剤に溶解させた後、この
溶液中に、表面にチタン酸化物層が形成された着色微粒
子を添加し、充分に攪拌することによって液中に懸濁さ
せる。この懸濁状態を維持した状態で、該ホットメルト
型樹脂溶液の溶解点以下に至るまで懸濁液の温度を徐々
に下げるか、または該溶剤に対して溶解性を持ち、且つ
ホットメルト型樹脂に対して溶解性の乏しい沈澱剤を系
に徐々に滴下していく。なお、温度を降下させると同時
に、該沈澱剤を滴下することも有効である。
以上の工程において、該ホットメルト型樹脂溶液の濃度
は、0.1ないし2(1wt%の範囲にあることが望ま
しい。また、上記乳化液IAに対して、表面にチタン酸
化物層が形成された着色微粒子の添加量は100g以下
であることが望ましい。以上の工程において、系の温度
を下げていく場合には、初期の温度としては、室温以上
200″C以下であることが望ましく、温度降下の終点
としては、−30℃以上50°C以下の温度であること
が望ましい。また、降温の速さは、0,01°C/分な
いしlO°C/分の範囲にあることが望ましい。また、
以上の工程において、系に沈澱剤を加えていく場合には
、沈澱剤を0、01cc/分ないしice/分の範囲で
加えることが望ましい。
上記の工程を終了すると、該ホットメルト型樹脂により
着色微粒子表面が被覆される。次いで、このものを系か
ら分離して取り出すために、濾過ないし遠心分離などの
操作を行った後、適当な洗浄剤により洗浄が行われる。
必要な場合には、更に加熱乾燥することにより、所望と
する被覆微粒子が得られる。
上記(1)及び(2)の製造法において、ホットメルト
型樹脂を溶解させるための溶剤としては、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、エチルベンゼン、シクロヘキシルベ
ンゼン、ジエチルベンゼン、スチレン、クロロベンゼン
、ジクロルベンゼン、トリクロロベンゼン、クロロトル
エン、クロロナフタレン、ペンタノン、ヘキサノン、シ
クロヘキサノン、ヘプタノン、インボロン、アセトフェ
ノンなどが用いられる。特に好ましい溶剤は、ベンゼン
、トルエン、キシレンでアル。
また、上記の沈澱剤としては、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、メチルエチル
ケトン、酢酸エチル、テトラヒドロフランなどがある。
特に、好ましい沈澱剤は、メチルアルコール、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコールである。なお、着色
微粒子の表面にホットメルト型樹脂層を形成した後、必
要に応じて、放射線照射、後加熱などの手段により架橋
を行わせてもよい。
本発明において、着色微粒子とホットメルト型樹脂層と
の接着性を上げるために、および比較的薄いホットメル
ト型樹脂層を着色微粒子の表面に均一に設けるために、
着色微粒子とホットメルト型樹脂層との間にチタン酸化
物層を設けてもよい。
着色微粒子の表面にチタン酸化物層を形成する方法は、
例えば次の方法によって行うことができる。
有機チタネート化合物を溶剤に溶解させ、得られた溶液
を着色微粒子表面に塗布した後、該有機チタネート化合
物を加水分解させてチタン酸化物層を形成させる。
該有機チタネート化合物としては、例えば、テトラエト
キシチタンTi (OC2H6)J、テトラエトキシチ
タンー Cane)a、テトラペントキシチタンTj(OCsH
tt)4、テトラヘキソ牛シチタンTi (OCaHl
a)4、テトラ牛ス(2−エチルヘキソキシ)チタンT
i [0CH2CH(C2Ha)C4ne] a、テト
ラドデシルアルコキシチタンTi (QC12H25)
4、ナトラスf 7 CffキシチタンTI(OCty
llss)A1ジプロポキシ・ビス (アセチルアセト
ナト)チタンTi(OCaHy)2[0C(CHa)C
HCOCHa] 2、ジブトキシ・ビス(トリエタノー
ルアミナト)チタンTi(OC2H5)2 [0C2H
J(C2HaOH)2コ2、ジヒドロキシ・ビス(ラク
タト)チタ7Ti(OH)2[0CR(CH3)COO
HI 2、チタニウム・プロポキシオクチレングリコレ
ートTi [0C82CH(C2H5)CI(C3H7
)OHコ4などが用いられる。特に好ましいものは、テ
トラプロポキシチタン、テトラブトキシチタン、テトラ
牛ス (2−エチルヘキソキシ)チタン、ジプロポキシ
・ビス (アセチルアセナト)チタン、ジブトキシ・ビ
ス (トリエタノールアミナト)チタンである。
上記溶剤としては、n−へキサン、シクロへ牛サン、ベ
ンゼン、トルエン、トリクレン、フレオン−113など
があげられる。上記の有機チタネート化合物を、着色微
粒子表面に塗布する方法としては、上記溶液中に有機チ
タネート化合物を浸漬させ、充分に混合しながら、溶剤
を蒸発させる方法が好適である。溶剤を蒸発させた後、
必要に応じて60°Cないし100℃で加熱することが
好ましい。
以上の操作により該着色微粒子の表面に形成された該有
機チタネート化合物は、空気中の湿分と反応し、加水分
解されて下記に示す構造のチタン酸化物層を形成するも
のと推測される。
着色微粒子表面に形成されるチタン酸化物層の量は、チ
タン換算重量で、該着色微粒子の表面積1−当たり、O
,OIB〜500+agの範囲が好ましい。さらに好ま
しいチタン酸化物層の量は、0.1mg〜100Bであ
る。チタン酸化物層の量がチタン換算重量で、該着色微
粒子の表面積1rd当たりG 01mgより少なすぎる
と、ホットメルト型樹脂層と着色微粒子との間の接着性
が十分でない。逆に、チタン酸化物層の量がチタン換算
重量で、該着色微粒子の表面積1d当たり100mgよ
り多すぎると、被覆微粒子の電気抵抗値が低下するなど
の好ましくない結果をもたらす。
(実施例) 以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
爽1!レエ (A)着色微粒子の調製: 粒径が8.05μ論のスチレン系プラスチック微粒子1
0gに濃硫酸100gを加え、55℃で6時間攪拌して
酸処理を行った。一方、塩基性染料カチロンブラックS
BH(採土ケ谷化学銖製)6gを300mAの水に溶解
させ、酢酸を加えてpH4に調整した染浴を作成した。
この染浴に上記の酸処理プラスチック微粒子を加え、9
5℃で6時間染色して黒色の着色微粒子10gを得た。
着色微粒子の粒径は8.45μlであった。
(B)被覆微粒子の調製: ホットメルト型樹脂として、ポリエチレンワックス (
三洋化成工業■製、商品名サンワックス151−P)1
0.0gをトルエン20hAに加え、80°C温浴中で
溶解させてポリエチレンワックス溶液を得た。
一方、水950+mj2に界面活性剤ノイゲンEA12
0(第一工業製薬■製H,5gを溶解させて界面活性剤
溶液を調製した。この溶液に上記ポリエチレンワックス
溶液を加え、80℃の温度を維持したまま攪拌すること
により、乳化液を得た。
この乳化液に上記(A)項で得た着色微粒子Logを加
え、充分に懸濁分散させた後、温度を毎分0.1°Cの
降温速度で45°Cまで徐冷した。この間攪拌を継続し
た。この懸濁液をガラスフィルター(G−4)にて濾過
し、メタノールで充分に洗浄を行った後、エタノール/
フレオン113混合溶液(容量比で2対1)3kに懸濁
させた。この状態で15時間静置し、上澄み液をデカン
テーションすることにより、ポリエチレンワックスの微
細片を取り除いた。再び、このものをガラスフィルター
上にて濾過した後、フレオン113にて洗浄した。これ
を室温にて減圧乾燥することにより、被覆微粒子を得た
(C)被覆微粒子の物性の測定: この被覆微粒子の粒径をコールタ−カウンターZB/C
−1000型粒径測定装置により測定したところ、平均
粒径は8.92μmであった。この結果よりポリエチレ
ンワックスの厚みは0.20μmであることが計算され
た。走査型電子顕微鏡により被覆微粒子の表面を観察し
た結果、着色微粒子の表面にはポリエチレンワックスが
均一に形成されていた。
この被覆微粒子をフレオン113に懸濁させてスプレー
液を得た。該スプレー液をノズルよりガラス板に吹付け
た。被覆微粒子はガラス板上で互いに凝集することなく
、良好な分散性を示した。被覆微粒子を有するガラス板
を110℃の加熱炉に10分間放置した。走査型電子顕
微鏡を用いて200倍の倍率でガラス板と被覆微粒子の
接着部分を観察したところ、ガラス板と着色微粒子との
間にホットメルト型樹脂層の融解物介在していた。
L立匠主 (^)着色微粒子の調製: 平均粒径が1.15μmのシリカ粒子(日本触媒化学工
業■製、シーホスターKE−P100)を塩基性染料で
染色して青色の着色微粒子10gを得た。
(B)被覆微粒子の調製: ホットメルト型接着樹脂として、カルボキシル基含有エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(大田薬品工業■製、商品
名デュラミンC−2280)9.0gをトルエン600
+onに加え、60℃温浴中で溶解させた。この溶液に
、上記着色微粒子10gを加え、充分に懸濁分散させた
後、エタノールを0.5mA/分の速さで滴下した。エ
タノールの滴下量が35On+4になるまで滴下を継続
した。この後、温度を室温に降下させた後、ガラスフィ
ルター(G−4)により濾過し、その後エタノールで洗
浄を行った。このものをエタノール/フレオン113混
合溶液(容量比で2対1)2.5Aに懸濁させた。この
状態で15時間静置し、上澄み液をデカンテーションす
ることにより、カルボキシル基含有エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体浮遊片を取り除いた。再び、このものをガラ
スフィルター上にて濾過した後、フレオン113にて洗
浄した。これを室温にて減圧乾燥することにより、被覆
微粒子を得た。この被覆微粒子の平均粒径は1.27μ
鶏であった。ホットメルト型樹脂層の厚みは0.03μ
mと計算された。走査型電子顕微鏡により被覆微粒子の
表面を観察した結果、被覆微粒子の表面にはホットメル
ト型樹脂層が均一に形成されていた。
(C)被覆微粒子の物性の測定: 次に、この被覆微粒子を用いた以外は実施例1と同様に
してスプレー液を得、該スプレー液をガラス板上に散布
した。ガラス板上には被覆微粒子が単粒子の状態で良好
に分散している状態が確認された。この被覆微粒子を有
するガラス板を120°Cの加熱炉に10分間放置した
。実施例1と同様に、電子顕微鏡でガラス板と被覆微粒
子の接着部分を観察したところ、ガラス板と着色微粒子
との間に樹脂の融解物が介在していた。
K嵐匠主 (A)着色微粒子の調製: 平均粒径が20.27μmのメラミン樹脂系の粒子(ユ
ニチカ■製、ユニペックスWA)を酸性染料で染色して
赤色の着色微粒子Logを得た。
(B)被覆微粒子の調製: ホットメルト型樹脂として、ポリエチレンワックスの酸
化物(三洋化成工業■製 商品名サンワックスE−30
0) 10.5gをトルエン150mAに加え、80℃
温浴中で溶解させた。一方、水1itに界面活性剤ノイ
ゲンEA120(第一工業製薬■製)1.5gを溶解さ
せて界面活性剤溶液を調製した。この溶液に上記ポリエ
チレンワックス酸化物溶液を加え、80℃の温度を維持
したまま攪拌することにより、乳化液を得た。
この乳化液に着色微粒子10gを加え、充分に懸濁分散
させながら、温度を毎分0.2℃の降温速度で45℃ま
で徐冷した後、エタノール700mAを添加した。この
懸濁液をガラスフィルター(G−4)にて濾過し、メタ
ノールで充分に洗浄を行った後、実施例1と同様にして
分離精製した。
(C)被覆微粒子の物性の測定: 得られた被覆微粒子の平均粒径は21.27μmであっ
た。ホットメルト型樹脂層の厚みは0.50μ■と計算
された。走査型電子顕微鏡により被覆微粒子の表面を観
察した結果、着色微粒子の表面にはホットメルト型樹脂
層が均一に形成されていた。
次に、この被覆微粒子を用いた以外は実施例1と同様に
してスプレー液を得、該スプレー液をガラス板上に散布
した。ガラス板上には被覆微粒子が単粒子の状態で良好
に分散している状態が確認された。この被覆微粒子を有
するガラス板を110℃の加熱炉に30分間放置した。
実施例1と同様に、電子顕微鏡でガラス板と被覆微粒子
の接着部分を観察したところ、ガラス板と着色微粒子と
の間にホットメルト型樹脂層の融解物が介在していた。
実施例1と同様にして粒子の残留比率を求めたところ、
残留比率は1.0であった。
友1匠工 (A)チタン酸化物層を有する着色微粒子の調製:テト
ラプロポキシチタン(日本曽達■製、商品面A−1>0
.15gを15mAのn−へ牛サンに溶解させて溶液を
調製し、この溶液中に実施例1と同様にして得られた着
色微粒子10gを加え、スパチユラで良く攪拌した後、
n−へ牛サンを蒸発させた。次いで、このものを乳鉢を
用いて充分に摺り潰し、塊をなくした。得られたチタン
酸化物層を有する着色微粒子の平均粒径は8.84μm
であった。
(B)被覆微粒子の調製: ホットメルト型樹脂として、ポリエチレンワックス (
三洋化成工業■製、商品名サンワックス151−P)2
.6gをトルエン50mAに加え、80℃温浴中で溶解
させてポリエチレンワックス溶液を得た。
一方、水300mAに界面活性剤ノイゲンEA120(
第一工業製薬■製)o、 5gを溶解させて界面活性剤
溶液を調製した。この溶液に上記ポリエチレンワックス
溶液を加え、80℃の温度を維持したまま攪拌すること
により、乳化液を得た。
この乳化液に上記(A)項で得たチタン酸化物層を有す
る着色微粒子Logを加え、充分に懸濁分散させた後、
温度を毎分0.1’Cの降温速度で45℃まで徐冷した
。この間攪拌を継続した。この懸濁液をガラスフィルタ
ー(G−4)にて濾過し、メタノールで充分に洗浄を行
った後、エタノール/フレオン113混合溶液(容量比
で2対1)IQに懸濁させた。この状態で15時間静置
し、上澄み液をデカンチーシコンすることにより、ポリ
エチレンワックスの微細片を取り除いた。再び、このも
のをガラスフィルター上にて濾過した後、フレオン11
3にて洗浄した。これを室温にて減圧乾燥することによ
り、被覆微粒子を得た。
(C)被覆微粒子の物性の測定: この被覆微粒子の粒径をコールタ−カウンターZB/C
−1000型粒径測定装置により測定したところ、平均
粒径は8.97μmであった。この結果よりポリエチレ
ンワックスの厚みは0.21μmであることが計算され
た。走査型電子顕微鏡により被覆微粒子の表面を観察し
た結果、着色微粒子の表面にはポリエチレンワックスが
均一に形成されていた。
この被覆微粒子をフレオン113に懸濁させてスプレー
液を得た。該スプレー液をノズルよりガラス板に吹付け
た。被覆微粒子はガラス板上で互いに凝集することなく
、良好な分散性を示した。被覆微粒子を有するガラス板
を110℃の加熱炉に10分間放置した。走査型電子顕
微鏡を用いて200倍の倍率でガラス板と被覆微粒子の
接着部分を観察したところ、ガラス板と着色微粒子との
間にホットメルト型樹脂層の融解物介在していた。
支立五1 (A)チタン酸化物層を有する着色微粒子の調製:テト
ラブトキシチタン(日本曹達■製、商品面B−1)0.
35gを15m+uのn−ヘキサンに溶解させて溶液を
調製し、この溶液中に実施例2と同様にして得られた青
色の着色微粒子10gを加え、スパチュラで良く攪拌し
た後、n−へ牛サンを蒸発させた。
次いで、このものを乳鉢を用いて充分に摺り潰し、塊を
なくした。
(B)被覆微粒子の調製: ホットメルト型接着樹脂として、カルボキシル基含有エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(武田薬品工業■製、商品
名デュラミンC−2280>2.’9gをトルエン20
0mAに加え、60℃温浴中で溶解させた。この溶液に
、上記着色微粒子10gを加え、充分に懸濁分散させた
後、エタノールを0.5mA1分の速さで滴下した。エ
タノールの滴下量が120mJ2になるまで滴下を継続
した。この後、温度を室温に降下させた後、ガラスフィ
ルター(G−4>により濾過し、その後エタノールで洗
浄を行った。このものをエタノール/フレオン113 
混合溶液(容量比で2対1)1fLに懸濁させた。この
状態で15時間静置し、上澄み液をデカンテーションす
ることにより、カルボキシル基含有エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体浮遊片を取り除いた。再び、このものをガラ
スフィルター上にて濾過した後、フレオン113にて洗
浄した。これを室温にて減圧乾燥することにより、被覆
微粒子を得た。この被覆微粒子の平均粒径は1.29μ
穎であった。ホットメルト型樹脂層の厚みは0.04g
重と計算された。走査型電子顕微鏡により被覆微粒子の
表面を観察した結果、被覆微粒子の表面にはホットメル
ト型樹脂層が均一に形成されていた。
(C)被覆微粒子の物性の測定: 次に、この被覆微粒子を用いた以外は実施例4と同様に
してスプレー液を得、該スプレー液をガラス板上に散布
した。ガラス板上には被覆微粒子が単粒子の状態で良好
に分散している状態が確認された。この被覆微粒子を有
するガラス板を120°Cの加熱炉に10分間放置した
。実施例1と同様に、電子顕微鏡でガラス板と被覆微粒
子の接着部分を観察したところ、ガラス板と着色微粒子
との間に樹脂の融解物が介在していた。
K痰匹旦 (A)着色微粒子の調製: テトラキス(2−エチルヘキソキシ)チタン(日本曹達
側類、商品名TOT) OJgを15++lのへ牛サン
に溶解させて溶液を調製し、この溶液中に実施例3と同
様にして得られた赤色の着色微粒子10gを加え、スパ
チュラで良く攪拌した後、n−へキサンを蒸発させた。
次いで、このものを乳鉢を用いて充分に摺り潰し、塊を
なくした。
(B)被覆微粒子の調製: ホットメルト型樹脂として、ポリエチレンワックスの酸
化物(三洋化成工業■製 商品名サンワックスE−30
0)10.5gをトルエン150m1に加え、80’C
温浴中で溶解させた。一方、水IAに界面活性剤ノイゲ
ンEA120(第一工業製薬■製)1.5gを溶解させ
て界面活性剤溶液を調製した。この溶液に上記ポリエチ
レンワックス酸化物溶液を加え、80″Cの温度を維持
したまま攪拌することにより、乳化液を得た。
この乳化液に着色微粒子Logを加え、充分に懸濁分散
させながら、温度を毎分0.2°Cの降温速度で45℃
まで徐冷した後、エタノール700mAを添加した。こ
の懸濁液をガラスフィルター (G−4)にて濾過し、
メタノールで充分に洗浄を行った後、実施例1と同様に
して分離精製した。
(C)被覆微粒子の物性の測定: 得られた被覆微粒子の平均粒径は21.30μ園であっ
た。ホットメルト型樹脂層の厚みは0.52μmと計算
された。走査型電子顕微鏡により被覆微粒子の表面を観
察した結果、着色微粒子の表面にはホットメルト型樹脂
層が均一に形成されていた。
次に、この被覆微粒子を用いた以外は実施例1と同様に
してスプレー液を得、該スプレー液をガラス板上に散布
した。ガラス板上には被覆微粒子が単粒子の状態で良好
に分散している状態が確認された。この被覆微粒子を有
するガラス板をlio’cの加熱炉に30分間放置した
。実施例1と同様に、電子顕微鏡でガラス板と被覆微粒
子の接着部分を観察したところ、ガラス板と着色微粒子
との間にホットメルト型樹脂層の融解物が介在していた
(発明の効果) 本発明によれば、着色微粒子の表面にホットメルト型樹
脂層が設けられているので、ホットメルト型樹脂層を加
熱溶融することにより、着色微粒子を基板に接着させる
ことができる。従って、本発明の被覆微粒子を、例えば
、液晶表示セル用スペーサーに用いた場合に、スペーサ
ーが基板表面から飛散したり移動することがなく、二枚
の透光性基板の間隙を確実にほぼ一定に保持して液晶表
示セルの品質を高めることができる。
さらに、ホットメルト型樹脂層は融点または軟化点が比
較的低いので、比較的低温で溶融させることができる。
従って、生産性が向上できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、着色微粒子と、該着色微粒子の表面に設けられたホ
    ットメルト型樹脂層と、を有する被覆微粒子。 2、着色微粒子をホットメルト型樹脂で処理して着色微
    粒子の表面にホットメルト型樹脂層を形成する工程、を
    包含する被覆微粒子の製造方法。 3、着色微粒子と、該着色微粒子の表面に設けられたチ
    タン酸化物層と、該チタン酸化物層の表面に設けられた
    ホットメルト型樹脂層と、を有する被覆微粒子。 4、着色微粒子を有機チタネート化合物で処理して該着
    色微粒子の表面にチタン酸化物層を形成する工程と、該
    チタン酸化物層が形成された着色微粒子をホットメルト
    型樹脂で処理して該チタン酸化物層の表面にホットメル
    ト型樹脂層を形成する工程と、を包含する被覆微粒子の
    製造方法。
JP14336890A 1990-03-27 1990-05-31 被覆微粒子及びその製造方法 Pending JPH0436723A (ja)

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DE1990629384 DE69029384T2 (de) 1990-03-27 1990-09-28 Abstandshalter und Verfahren zu deren Herstellung sowie Verfahren zur Herstellung einer Flüssigkristallzelle unter Benutzung dieser Abstandshalter
EP19900310690 EP0448862B1 (en) 1990-03-27 1990-09-28 Particulate spacers and a method for producing the same, and a method for producing a liquid crystal display cell by using the particulate spacers

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013101178A (ja) * 2011-11-07 2013-05-23 Hayakawa Rubber Co Ltd 接着性粒子、液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示素子

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