JPH04366879A - プラント監視制御装置のシミュレータ装置 - Google Patents

プラント監視制御装置のシミュレータ装置

Info

Publication number
JPH04366879A
JPH04366879A JP3142073A JP14207391A JPH04366879A JP H04366879 A JPH04366879 A JP H04366879A JP 3142073 A JP3142073 A JP 3142073A JP 14207391 A JP14207391 A JP 14207391A JP H04366879 A JPH04366879 A JP H04366879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inference
knowledge base
knowledge
distributed
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3142073A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Kioka
木岡 宏海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3142073A priority Critical patent/JPH04366879A/ja
Publication of JPH04366879A publication Critical patent/JPH04366879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエキスパートシステムを
用いた推論機構を有する分散型プラント監視制御装置の
シミュレータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラントの知識や運転員の経験をルール
で表現し、知識ベースとして計算機内に蓄えておき、こ
れに基づいて推論を実行してプラントの監視制御や診断
を行う、所謂エキスパートシステムによる推論機構を備
えたプラント監視システムが様々な分野で使用されるよ
うになってきている。
【0003】図6は一般的な推論機構を備えたプラント
監視制御装置の一例を示すものである。図6において、
入力装置31は様々な情報をプラント34に取付けられ
たセンサ等から入力して計算機内部に取込む。推論部3
2は、知識ベース35の中のルールをもとに、入力装置
31から取込まれたプラントの情報から、プラントを最
適制御するための操作指令を推論によって決定し、出力
装置33にその推論結果を出力する。出力装置33はプ
ラント34に対して操作指令を出力する。
【0004】さらに、このようなプラント監視制御シス
テムの応用プログラムの作成支援を目的とする従来のシ
ミュレータ装置は、図7に示すように実際のプラントの
代りにプロセス模擬装置40を接続したものであった。
【0005】また、プラント監視制御装置の分野、特に
大規模なプラントの監視制御では複数の分散コントロー
ラを備え、プラントを分散制御することが一般的になっ
てきており、分散コントローラに推論機構を備えたプラ
ント監視装置を組込む動きが出てきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような分散型プラ
ント監視制御システムにおいては、推論機構を有するプ
ラント監視装置を、複数の分散コントローラとして組込
み、複数の推論機構を備えたプラント監視制御装置相互
間で協調して推論を実行することになる。
【0007】従来はかかる推論機構を有する分散型のプ
ラント監視制御システムの応用プログラム、例えば伝送
情報の定義や知識ベースに蓄えられるルールを作成・検
証するために必要なシミュレータ装置がないのが現状で
ある。このため、個々の分散制御装置の応用プログラム
の検証を行うにあたっては、プロセスの模擬装置を別途
に設けて、分散制御装置と接続していた。
【0008】したがって、分散コントローラ間の情報交
換に関係した応用プログラムの機能検証には、単一の分
散コントローラ用のシミュレータ装置を複数台接続して
行う(つまり、図7に示す構成のシミュレータ装置を複
数台接続したもの)か、あるいは実プラントに設置して
実際のプロセス信号を入力した状態で行わなければなら
ないため、応用プログラムの検証作業に多大な手間と時
間がかかり、効率が悪いという問題があった。
【0009】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、分散型プラント監視制御システム全体の
動作を模擬し、且つ複数のプラント監視制御装置間の情
報交換状況を表示することにより、応用プログラムの作
成・検証を支援することができるプラント監視制御装置
のシミュレータ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、制御対象のプラントからデータを読込み、
予め格納されているプログラムに従い知識ベースに基づ
いた推論処理を行い、その推論結果をプラント監視制御
を行うプラント監視制御装置において、複数のプラント
監視制御装置相互間で協調して推論処理を行う分散型プ
ラント監視制御エキスパートシステムの複数の分散コン
トローラ用知識ベースと、前記プラント全体のプロセス
を模擬したデータが格納されたプロセス模擬メモリと、
前記各分散コントローラ用知識ベース間で共通に使用さ
れる情報が格納された知識ベース間共有メモリと、模擬
実行制御により前記複数の分散コントローラ用知識ベー
スを順次切換えて模擬実行すべき知識ベースを取込み、
前記プロセス模擬メモリに格納されたプロセス模擬デー
タおよび知識ベース間共有メモリに格納された情報を参
照して推論を実行する推論部と、この推論部での推論結
果と知識ベース間共有メモリからの複数の知識ベース間
の交換情報をもとに今回推論を実行した結果および知識
ベースに関係する情報を合わせて表示する表示手段とを
備えたものである。
【0011】
【作用】このような構成のプラント監視制御装置のシミ
ュレータ装置にあっては、模擬実行制御により模擬実行
すべき知識ベースを知識ベース群より1個抽出し、推論
部で推論を行う。このとき、推論部はプロセス模擬メモ
リに格納されたプロセス模擬データおよび知識ベース間
共有メモリに格納された分散コントローラ間の交換情報
を参照して推論を行うと共に、結果出力部より表示装置
に今回推論を実行した結果と他の知識ベースの共有メモ
リへの出力で今回推論を実行した知識ベースに関係する
情報が合わせて表示される。
【0012】以上の処理を抽出する知識ベースを順次切
換えながら繰返し実行することによって、複数の分散コ
ントローラ間で情報を交換しながら推論を行っている状
態を模擬するすることができる。さらに、表示装置に知
識ベース間の交換情報が表示されることで、個々の分散
コントローラの実行結果が、他の分散コントローラの推
論結果と関係している様子を確認することができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1は本発明によるプラント監視制御シミ
ュレータ装置の構成例を示すものである。図1において
、2はシミュレータ装置のプログラム実行制御を行う実
行制御部、3は分散コントローラ用知識ベース11〜1
3の何れかより得られるデータに基づいて推論を実行す
る推論部、4はプロセスを模擬したデータを格納するプ
ロセス模擬メモリ、5は複数の知識ベースで推論する際
にお互いの知識ベース間で情報を交換するための知識ベ
ース間共有メモリである。また、6は推論結果を出力す
る結果出力部、7はその結果を記憶する結果記憶装置、
8は結果を表示する表示装置である。ここで、プロセス
模擬メモリ4に記憶されるデータと知識ベース間共有メ
モリ5に記憶されるデータについての一例を説明する。
【0015】例えばプラント全体が図2のように#1,
#2,#3,#4の4台の分散コントローラで制御され
る場合、4台の制御対象プロセスが互いに少しずつ重な
っていることがある。
【0016】このような場合、プロセス模擬メモリ4に
は取水設備から送水設備までのプラントプロセス全体の
状態が記憶される。分散コントローラの各知識ベースで
は、それぞれのコントローラが扱うプロセスの部分に関
わる状態のみをプロセス模擬メモリ4から抽出するため
の情報が定義され、抽出したプロセス模擬メモリ4の一
部分が推論部3によって使用されることになる。
【0017】また、知識ベース間共有メモリ5には次の
ような情報が記憶される。すなわち、複数の分散コント
ローラが協調して推論を行うためには、プロセス状態情
報以外にも、例えば分散コントローラ内での推論の進行
状況や、分散コントローラ自身の状態、分散コントロー
ラ間で交換する必要のある情報があり、このような情報
を複数の分散コントローラの模擬時に共通に使用できる
ように知識ベース間共有メモリ5に記憶される。次にこ
のように構成されたプラント監視制御シミュレータ装置
の作用を図3に示すフローを参照しながら説明する。
【0018】まず、実行制御部2は複数の知識ベースの
中から最初に処理すべき知識ベ−ス、例えば#1分散コ
ントローラ用知識ベース11を選択する(ST1)。続
いて、選択した#1分散コントローラ用知識ベース11
を処理すべき知識ベースとして推論部3に入力する(S
T2)。推論部3は知識ベースに従って、まずプロセス
の状態信号等をプロセス模擬メモリ4および知識ベース
間共有メモリ5から入力し(ST3)、推論を実行する
(ST4)。推論を行った結果、例えば推論処理トレー
スや制御指令出力等は推論部3から結果出力部6へ渡す
と同時に、プロセス模擬メモリ4のデータを更新および
他の知識ベースへ渡す交換情報を知識ベース間共有メモ
リ5へ出力する(ST5)。次に結果出力部6が受取っ
たデータおよび知識ベース間共有メモリ5の内容を表示
装置7に表示出力する(ST6)。  さらに、ステッ
プST6の詳細を図4により説明する。
【0019】推論部3で推論を行った結果は結果出力部
6に出力されるが、その際に推論結果情報として結果以
外の付帯情報、つまりその結果が生成された知識ベース
のIDとその結果が関係する分散コントローラの知識ベ
ースのID群を併せて出力する(ST6−1)。結果出
力部6は受取った結果情報群を結果記憶装置8に記憶す
る(ST6−2)。また、結果出力部6は現在推論実行
中の知識ベースの推論結果を出力する(ST6−3)と
同時に、関係する分散コントローラのIDが現在推論実
行中の知識ベースのIDと一致する推論結果を、結果記
憶装置8から抽出し(ST6−4)表示する(ST6−
5)。
【0020】これによって、現在推論実行中の知識ベー
スの推論結果がどうして得られたのか、また他の知識ベ
ースの推論結果と矛盾していないかを知ることができ、
複数の知識ベースによる協調推論動作の検証を容易に行
うことができる。
【0021】ここで、図5を例に説明すると、現在実行
中の知識ベースは#4である。画面中央にはこの#4知
識ベースの推論結果が表示される。同時に#4知識ベー
ス(つまり#4分散コントローラ)に関連した過去の推
論結果を結果記憶装置7から検索し、この場合は#1,
#2,#6の知識ベースでの推論結果の一部を抽出して
画面下部に表示している。結果情報は時系列的に並べて
表示しており、複数の知識ベースによる推論結果相互間
で矛盾がないかどうかを検証することが容易である。以
上で1つの知識ベースに関するシミュレーション処理が
終了する。
【0022】次に実行制御部2は2番目に処理すべき知
識ベースがあるかどうかを判定し(ST7)、あればそ
れ(例えば#2分散コントローラ用知識ベース12)を
選択する。この後ST2からST6の処理を#2分散コ
ントローラ用知識ベースに対して行う。
【0023】実行制御部2がST7で次に処理すべき知
識ベースがないと判定された場合は、ここでシミュレー
ションの1周期が終了する。実行制御部2は、さらに続
いて2周期目を実行すべきかどうかを判定(ST8)し
、シミュレーションすべき時間が終了していないと判定
すれば、再び1番目の知識ベースに対してST1の処理
を開始する。実行制御部2がシミュレーション時間が終
了したと判定したら、シミュレーションを終了する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の推論機構を備えたプラント監視制御装置相互間で協
調して推論を行う大規模な分散型プラント監視制御シス
テムの動作を模擬することができるので、システムの知
識ベース群の検証作業を支援することができる。
【0025】また、複数の知識ベースの内、検証を行っ
ている知識ベースに対して他の知識ベースが出力した推
論結果または交換情報を検証を行っている知識ベースの
推論結果と合せて表示することにより、他の知識ベース
の検証を行っている知識ベースの推論結果に対する影響
関係や複数の知識ベース間の協調関係を即座に理解でき
、大規模な分散型プラント監視制御システムの複数の知
識ベースの検証作業を効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラント監視制御シミュレータ装
置の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】プラント制御の具体例を示す説明図。
【図3】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】図3のステップST6の部分をさらに詳細に説
明するためのフローチャート。
【図5】同実施例における表示装置の表示画面の一例を
示す図。
【図6】一般的な推論機構を備えたプラント監視制御シ
ステムの構成図。
【図7】従来の推論機構を備えたプラント監視制御シス
テムのシミュレータ装置を示す構成図。
【符号の説明】
2……実行制御部、3……推論部、4……プロセス模擬
メモリ、5……知識ベース間共有メモリ、6……結果出
力部、7……結果記憶装置、8……表示装置、11〜1
3……分散コントローラ用知識ベース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  制御対象のプラントからデータを読込
    み、予め格納されているプログラムに従い知識ベースに
    基づいた推論処理を行い、その推論結果をプラント監視
    制御を行うプラント監視制御装置において、複数のプラ
    ント監視制御装置相互間で協調して推論処理を行う分散
    型プラント監視制御エキスパートシステムの複数の分散
    コントローラ用知識ベースと、前記プラント全体のプロ
    セスを模擬したデータが格納されたプロセス模擬メモリ
    と、前記各分散コントローラ用知識ベース間で共通に使
    用される情報が格納された知識ベース間共有メモリと、
    模擬実行制御により前記複数の分散コントローラ用知識
    ベースを順次切換えて模擬実行すべき知識ベースを取込
    み、前記プロセス模擬メモリに格納されたプロセス模擬
    データおよび知識ベース間共有メモリに格納された情報
    を参照して推論を実行する推論部と、この推論部での推
    論結果と知識ベース間共有メモリからの複数の知識ベー
    ス間の交換情報をもとに今回推論を実行した結果および
    知識ベースに関係する情報を合わせて表示する表示手段
    とを備えたことを特徴とするプラント監視制御装置のシ
    ミュレータ装置。
JP3142073A 1991-06-13 1991-06-13 プラント監視制御装置のシミュレータ装置 Pending JPH04366879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142073A JPH04366879A (ja) 1991-06-13 1991-06-13 プラント監視制御装置のシミュレータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142073A JPH04366879A (ja) 1991-06-13 1991-06-13 プラント監視制御装置のシミュレータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04366879A true JPH04366879A (ja) 1992-12-18

Family

ID=15306807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3142073A Pending JPH04366879A (ja) 1991-06-13 1991-06-13 プラント監視制御装置のシミュレータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04366879A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0844423A (ja) * 1994-07-26 1996-02-16 Mitsubishi Electric Corp プラント支援装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0844423A (ja) * 1994-07-26 1996-02-16 Mitsubishi Electric Corp プラント支援装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5752008A (en) Real-time process control simulation method and apparatus
JP2008170998A (ja) タービン制御シミュレーションのためのシステム及び方法
US5644487A (en) Monitoring and control system and method
US20030090491A1 (en) Simulation device
JPH0973307A (ja) 順序シーケンス・プログラムの作成装置及び制御装置
CN103477290A (zh) 控制器辅助装置、用于在该装置中执行的控制器辅助程序以及存储有该程序的记录介质
EP1310843B1 (en) Simulation device
JP2015046082A (ja) シミュレーション装置およびシミュレーションプログラム
JP6392817B2 (ja) シミュレーション装置
JPH04366879A (ja) プラント監視制御装置のシミュレータ装置
JPS5942884B2 (ja) シ−ケンス制御プログラムのデバツギング装置
JP3624086B2 (ja) 機器操作訓練のためのシミュレーションシステムおよびシミュレーションプログラムを記録した記録媒体
JPH04295904A (ja) プラント監視制御シミュレーション装置
JPH04264983A (ja) プリント基板自動配線装置
CN102542866B (zh) 一种3d交互式在线广义对象与实践平台及其控制方法
JPH0954541A (ja) プラント模擬装置
JPS6333169B2 (ja)
JP2002244722A (ja) プラント制御システム
JPH08194634A (ja) テスト実行システム
JP2615222B2 (ja) 分散形ディジタル制御システムのオペレータズコンソール
JPH0481879A (ja) プラントの運転規範作成装置
JPH0229225B2 (ja)
JPH01312669A (ja) 設計支援装置とプリント基板自動配置装置
JPH04270446A (ja) シミュレーション方式
JPH1185208A (ja) 動作の予測及び補正を取り入れた事象の制御システム、並びにそれに用いる記憶媒体