JPH0436680A - シラス漁用魚群探知装置 - Google Patents

シラス漁用魚群探知装置

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JPH0436680A
JPH0436680A JP14413290A JP14413290A JPH0436680A JP H0436680 A JPH0436680 A JP H0436680A JP 14413290 A JP14413290 A JP 14413290A JP 14413290 A JP14413290 A JP 14413290A JP H0436680 A JPH0436680 A JP H0436680A
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JP
Japan
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signal
fish
fish finder
whitebait
transmitting
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Pending
Application number
JP14413290A
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English (en)
Inventor
Genji Mori
源次 森
Hisayoshi Kishimoto
岸本 久芳
Naochika Hamuro
葉室 直親
Katsuaki Yamamoto
山本 桂明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0436680A publication Critical patent/JPH0436680A/ja
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明は、特に数隻の船団で行われ名シラス漁法に適
するシラス漁用魚群探知装置に関する。
各引船用魚群探知機からの電波を受信する手段と、受信
信号から同期信号とエコー信号を復調する手段と、復調
された各エコー信号を映像表示する手段とを備えた探索
船側魚群探知機、からなるシラス漁用魚群探知装置。
(4)  超音波パルス送受波手段は既設の魚群探知機
に設けられていて、 同期信号生成手段は、魚群探知機内部で生成される送信
タイミング信号を取り出し、この送信タイミング信号の
発生に基づいて同期信号を生成するとともに、同期信号
生成後に送信制御信号を再生し、これを魚群探知機内部
へ戻す手段からなる請求項(1)、請求項(2)または
請求項(3)に記載のシラス漁用魚群探知機。
(b)従来の技術 シラスは、一般にカタクチイワシ、マイワシ、ウルメイ
ワシ、アユ等数子種の魚の仔魚で体長数士鶴以下で水面
付近から水深約50mまでに分布している。
シラス漁法は、数隻の船団(例えば引船2隻、探索船1
隻)で構成され、各船は比較的近距離の位置関係に配置
される。例えば第9図に示すように、2隻の引船(主船
と従船)間の距離は約100mであり、2隻の引船は長
さ数100mのローブでシラス用引網(ぽっち網)を曳
網する。
通常主船側に船頭が乗船し、従船側に単なる操船者が乗
船し、船頭が従船の指揮をとる。そして船頭は自らの魚
探映像を確認するとともに従船側の魚探映像の状況を無
線交信で把握し、シラス魚群のいる方向へ進路変更を行
う。
(C)発明が解決しようとする課題 シラス漁においてはイワシ成魚やプランクトン等が混入
すると漁価が低下し収入に大きく影響するため、操業中
これらが混入しないように魚群探知機で常時監視し、も
し探知すればこれらが綱に入らないように操船している
。ところが主船に乗船している船頭は自らの魚探映像を
直接確認することができるが、従船側の魚群探知状況は
無線交信で確認するしかなく、その映像を視覚的に捕ら
えられない。そのため的確な操船は容易ではなかった。
なお、定置網に設けられている魚群探知機に接続して魚
群探知映像を陸地へ無線送信する装置が実用化されてい
るが、 ■電波監理局(郵政省)により許可され割り当てられて
いる周波数帯域が狭く高い分解能が得られない。
■送信電力が比較的大きいため遠距層へ伝送することが
できるが、使用周波数が重なれば、他船からの干渉を受
けやすい。
■もともと汎用性を高めた装置であって高価である。
■送信電波が比較的遠距離まで到達するので傍受され易
い。
という欠点を備えていた。シラス漁法にはおいては、通
常の魚群探知信号に比して極めて小さいレベル、例えば
1/10程度で、かつ、パルス幅も比較的短い探知信号
を伝送する必要があり、すくなくとも数kHz以上の帯
域の周波数を用いる必要があるため、上記の魚群探知映
像を遠隔表示する装置を用いてもシラスを映像上で充分
識別することができず、分解能の数段すぐれた装置が要
求される。しかし、ただ単に伝送時の周波数帯域を広げ
たとしても、周波数割り当て上の問題があって、それ程
の広帯域の使用は認可されない。
しかもシラス漁法は資金力の弱い個人経営が主体となっ
て行われるものであるため、低価格でなければ供するこ
とができない。
この発明の目的は、上述したシラス漁法の特質を利用し
て高分解能で安価なシラス漁用魚群探知装置を提供する
ことにある。
(d1課題を解決するための手段 この発明の請求項(1)に係るシラス漁用魚群探知装置
は、水中に対して超音波パルスを送波し、シラスを含む
魚群からのエコーを受波する超音波パルス送受波手段と
、超音波パルスの送波タイミングに同期する同期信号を
生成する同期信号生成手段と、同期信号とともにエコー
信号を少なくとも数kHz以上の帯域の周波数信号で変
調する手段と、変調信号を微弱電波で無線送信する手段
とを備えた従船側魚群探知機と、 上記従船側魚群探知機からの電波を受信する手段と、受
信信号から同期信号とエコー信号を復調する手段と、復
調されたエコー信号を映像表示する受信再生信号映像表
示手段とを備えた主船側魚群探知機、 からなる。
また、請求項(2)に係るシラス漁用魚群探知装置は、
水中に対して超音波パルスを送波し、シラスを含む魚群
からのエコーを受波する従船側超音波パルス送受波手段
と、超音波パルスの送波タイミングに同期する同期信号
を生成する同期信号生成手段と、同期信号とともにエコ
ー信号を少なくとも数kHz以上の帯域の周波数信号で
変調する手段と、変調信号を微弱電波で無線送信する手
段とを備えた従船側魚群探知機と、 水中に対して超音波パルスを送波し、シラスを含む魚群
からのエコーを受波する主船側超音波パルス送受波手段
と、上記従船側魚群探知機からの電波を受信する手段と
、受信信号から同期信号とエコー信号を復調する手段と
、復調されたエコー信号を映像表示する受信再生信号映
像表示手段と、主船側超音波パルス送受波手段により得
られたエコー信号を映像表示する直接信号映像表示手段
とを備えた主船側魚群探知機、 からなる。
請求項(3)に係るシラス漁用魚群探知装置は、水中に
対して超音波パルスを送波し、シラスを含む魚群からの
エコーを受波する超音波パルス送受波手段と、超音波パ
ルスの送波タイミングに同期する同期信号を生成する同
期信号生成手段と、同期信号とともにエコー信号を少な
くとも数kHz以上の帯域の周波数信号で変調する手段
と、変調信号を微弱電波で無線送信する手段の各手段を
それぞれ備えた複数の引船用魚群探知機と、各引船用魚
群探知機からの電波を受信する手段と、受信信号から同
期信号とエコー信号を復調する手段と、復調された各エ
コー信号を映像表示する手段とを備えた探索船側魚群探
知機、からなる 更に、請求項(4)に係るシラス漁用魚群探知装置は請
求項(1)、請求項(2)または請求項(3)に記載し
た装置において、超音波パルス送受波手段が既設の魚群
探知機に設けられていて、 同期信号生成手段が、魚群探知機内部で生成される送信
タイミング信号を取り出し、この送信タイミング信号の
発生に基づいて同期信号を生成するとともに、同期信号
生成後に送信制御信号を再生し、これを魚群探知機内部
へ戻す手段からなる(81作用 この発明の請求項(1)に係るシラス漁用魚群探知装置
は、従船側魚群探知機と主船側魚群探知機とからなる。
従船側魚群探知機において、超音波パルス送受波手段は
、水中に対して超音波パルスを送波し、シラスを含む魚
群からのエコーを受波する。また同期信号生成手段は、
超音波パルスの送波タイミングに同期する同期信号を生
成し、広帯域変調手段は同期信号とともに、上記エコー
信号を少なくとも数kHz以上の帯域の周波数信号で変
調し、更に無線送信手段はその変調信号を微弱電波で無
線送信する。
一方、主船側魚群探知機において、受信手段は、従船側
魚群探知機からの電波を受信し、復調手段は受信信号か
ら同期信号とエコー信号を復調する。受信再生信号映像
表示手段は復調されたエコー信号を映像として表示する
。このように主船側魚群探知機では従船側魚群探知機に
より求められた魚群探知情報を映像として確認すること
ができこの発明の請求項(2)に係るシラス漁用魚群探
知装置は、従船側魚群探知機と主船側魚群探知機とから
なる。従船側魚群探知機において、従船側超音波パルス
送受波手段は、水中に対して超音波パルスを送波し、シ
ラスを含む魚群からのエコーを受波する。また同期信号
生成手段は、超音波パルスの送波タイミングに同期する
同期信号を生成し、広帯域変調手段は同期信号とともに
、上記エコー信号を少なくとも数kHz以上の帯域の周
波数信号で変調し、更に無線送信手段はその変調信号を
微弱電波で無線送信する。
一方、主船側魚群探知機において、主船側超音波パルス
送受波手段は水中に対して超音波パルスを送波し、シラ
スを含む魚群からのエコーを受波する。また受信手段は
、従船側魚群探知機からの電波を受信し、復調手段は受
信信号から同期信号とエコー信号を復調する。受信再生
信号映像表示手段は復調されたエコー信号を映像として
表示し、直接信号映像表示手段は主船側超音波パルス送
受渡手段により得られたエコー信号を映像として表示す
る。このように主船側魚群探知機では主船(自船)によ
り求めた魚群探知情報とともに従船側魚群探知機により
求められた魚群探知情報を映像として確認することがで
きる。
このように、微弱電波を用いるため電波法の適用を受け
ず、少なくとも数kHz以上の帯域の周波数信号で変調
された広帯域の信号として無線伝送されるため、従船側
魚群探知機により求められた魚群探知情報の映像からシ
ラスを充分に判別することができる。なお、従船と主船
間の距離は第9図に示したように約100m程度であっ
て、微弱電波でも充分伝送することができる。しかも微
弱電波であるため他の船団にまでは届かず、干渉や傍受
の問題も生じない。
請求項(3)に係るシラス漁用魚群探知装置は、例えば
探索船に船頭が乗船し、2つの引船を指揮する場合等に
用いられ、複数の引船用魚群探知機と探索船側魚群探知
機とから構成される。複数の引船用魚群探知機において
、超音波パルス送受波手段によりシラスが探知され、同
期信号生成手段によって超音波パルスの送波タイミング
に同期する同期信号が生成される。同期信号とともに、
エコー信号は少なくとも数kHz以上の帯域の周波数信
号で変調され、その変調信号は微弱電波として無線送信
される。一方、探索船側魚群探知機において各引船用魚
群探知機からの電波が受信され、受信信号から同期信号
とエコー信号が復調され、更に復調された各エコー信号
が映像表示される。
したがって複数の引船用魚群探知機により探知された探
知情報を探索船側魚群探知機で映像として確認すること
ができる。また、この場合も微弱電波を用いるため電波
法の適用を受けず、少なくとも数kHz以上の帯域の周
波数信号で変調された広帯域の信号として無線伝送され
るため、引船用魚群探知機により求められた魚群探知情
報の映像からシラスを充分に判別することができる。な
お、探索船と引船間の距離は約100m程度であって、
微弱電波でも充分伝送することができる。しかも微弱電
波であるため他の船団にまでは届かず、干渉や傍受の問
題も生しない。
請求項(1)、請求項(2)または請求項(3)に係る
シラス漁用魚群探知装置ては、送信側と受信側との間で
魚群探知情報を伝送する際、別途生成した同期信号とと
もに、伝送しなければならない。その場合、既設の魚群
探知機に対し魚群探知情報を送信する装置(送信機)を
付加する場合、魚群探知機と送信機の何れか一方で他方
を制御しなければならない。送信機で魚群探知機を制御
する場合、魚群探知機の送信パルスは探知レンジによっ
てパルス高、パルス幅が変化するから、魚群探知機から
これらのデータを貰わなければならず、接続構成が複雑
になる。そこで、請求項(4)に係るシラス漁用魚群探
知装置は、すでに漁船に装備されている魚群探知機に付
加することによってシラス漁用魚群探知装置として用い
られるようにしたもので、超音波パルス送受波手段は既
設の魚群探知機の機能が用いられ、同期信号は魚群探知
機から取り出された送信タイミング信号の発生に基づい
て生成され、その同期信号生成後に送信Ha倍信号再生
され、これが再び魚群探知機内部へ戻される。したがっ
て請求項(1)、請求項(2)における従船側魚群探知
機または請求項(3)における複数の引船用魚群探知機
として用いられる既設魚群探知機本来の動作を阻害する
ことな(そのまま用いることができる。
if)実施例 この発明の実施例であるシラス漁用魚群探知装置におけ
る送信側魚群探知機(請求項(2)に係る従船側魚群探
知機または請求項(3)に係る引船用魚群探知機に相当
)のブロック図とその各部の波形図を第1図と第3図に
示す。また受信側魚群探知機(請求項(2)に係る主船
側魚群探知機または請求項(3)に係る探索船側魚群探
知機に相当)のブロック図とその各部の波形図を第2図
と第4図に示す。
なお、第3図と第4図に示す各信号の記号は第1図と第
2図中に示す各部の記号に対応する。
まず送信側魚群探知機の構成とその動作を第1図と第3
図に基づいて説明する。
第1図において100で示す2点鎖線内は既設の魚群探
知機に付加した部分である。CPUIはROM2に予め
書き込まれているプログラムを実行して通常の魚群探知
機として全体の制御を統括する。RAM3はモードや設
定データの記憶等各種ワーキングエリアとして用いられ
る。VRAM4は表示用データが書き込まれるメモリで
あり、表示制御回路5はその続出制御を行う、ビデオ出
力回路6はVRAM4の出力信号を映像信号に変換して
CRT7へ出力する。キーボード9はモードや各種デー
タの設定時に用いられ、インタフェース8がキー人力制
御を行う。送信回路16は後述する送信制御信号gに基
づいて送受切換回路14を介して超音波送受波器15に
対し送信パルスhを出力する。受信回路13は超音波送
受波器15の受渡信号を送受切換回路14を介して入力
し増幅する。検波回路12はその受信信号iを検波して
信号強度に応じた電圧信号jを発生する。A/Dコンバ
ータ11はその電圧信号をディジタルデータに変換する
。CPUIはI10ボートlOを介してそのデータを必
要な時点で取り込む。ミキサー回路17は受信信号iの
信号を一定周波数の信号に変換する。受信信号iの周波
数は例えば50kHz 、 200kHz或いは455
kHz等が用いられ、局部発信回路の発振周波数を選択
することによって一定周波数(例えば16kHz)の信
号kを出力する。増幅回路18はこれを増幅し、LOG
圧縮回路19はその信号を対数圧縮し、FM変調回路2
0はこれを更にFM変調する。その際、受信信号iに含
まれるシラスのエコー信号の分解能を維持する広い帯域
で変調する。TX回路21はFM変調された信号mをチ
ャンネル設定部22で設定されたチャンネルの周波数で
高周波増幅を行いアンテナ23を介して微弱電波として
送信する。ビットカウンタ25はI10ボート24から
出力される送信タイミング信号aの立ち上がりから一定
時間T2だけ“H”レベルを保つ同期信号すを発生する
。同期信号変換回路26はこの12時間だけ一定周波数
を有する信号Cに変換してFM変調回路20へ与える。
アップカウンタ27は送信タイミング信号出力びH”レ
ベルである時間をカウントし、ダウンカウンタ28はビ
ットカウンタ25の出力すの立ち下がりでアップカウン
タ27の内容をロードするとともに、カウントダウンを
開始し、カウント値が0になった時信号fを出力する。
フリップフロップ29は上記信号すの立ち下がりでセッ
トし、信号fでリセットする。
したがってフリップフロップ29からは送信タイミング
信号aの時間幅T1に等しい時間幅を有する送信制御信
号gが発生される(第3図参照)。
この送信制御信号gは送信回路16へ与えられるととも
に、I10ボート30を介してCPUIに割込信号とし
て与えられる。伝送インタフェース31は例えばR5−
232C形式でキー操作内容等を伝送する。データ信号
出力回路32は伝送すべきシリアルデータを周波数変調
して、その信号lをFM変調回路20へ与える0以上の
ようにして同期信号、送信パルス、エコー信号およびデ
ータ信号からなる信号mが微弱電波として受信側魚群探
知機へ送信される。
なお、魚群探知を行う際の超音波パルスの送波間隔(送
信タイミング周M)は、超音波パルスを送波してから表
示すべき最深深度からのエコーが帰来までの時間に更に
CPUの処理時間と多重表示防止のためのインターバル
時間を加えたものである。この多重表示防止のためのイ
ンターバル時間は特に浅海探知のおいて長時間とられる
ため、この時間に上記キー操作内容や魚群探知機の設定
情報の伝送が可能となる。
次に受信側魚群探知機の構成とその動作を第2図および
第4図に基づいて説明する。
第2@において101で示す2点鎖線内は、既設の魚群
探知機に付加した部分であり、その他の部分は第1図に
示した既設部分と同一であり、共通部分には同一番号を
付している。第2図においてRX回路35はアンテナ3
4の受信信号を増幅するとともにチャンネル設定回路3
6の設定に応じた周波数に同調し、受信信号0を出力す
る。復調回路37は信号Oを復調し、逆LOG回路38
は復調された送信パルスおよびエコー信号を逆対数拡張
し、増幅回路39はこれを増幅し信号qを得る。検波回
路40は信号qの強度を求め、A/Dコンバータ41は
その電圧信号をディジタルデータに変換する。CPUI
はI10ボート33を介して必要な時点でそのデータを
取り込む、同期検出回路42は復調された信号から同期
信号pを再生する。この同期信号はI10ポート30を
介してCPUIに対し割込信号として与えられる。
データ再生回路32は復調された信号からデータ信号を
抽出し、これをシリアルデータ信号rとして再生する。
CPUIは伝送インタフェース31を介してこのデータ
を取り込む。
なお、自船に設けられている超音波送受波器15を用い
た魚群探知は次のようにして行われる。
まずCPUIはI10ボート24を介して送信制御信号
Sを出力する。これにより送信回路16は送受切換回路
14を通して超音波送受波器15に対し、送信パルスを
出力する。受信回路13は超音波送受波器15の受波信
号を送受切換回路14を介して入力し増幅する。検波回
路12はその受信信号tを検波して信号強度に応じた電
圧信号を発生する。A/Dコンバータ11はその電圧信
号をディジタルデータに変換する。CPUIはI10ボ
ート10を介してそのデータを必要な時点で取り込む。
次に、上記送信側魚群探知機および受信側魚群探知機の
処理手順をそれぞれ第5図および第6図に示したフロー
チャートに基づいて説明する。
送信側魚群探知機は第5図に示すように、まず各種モー
ドの設定や設定データの初期化を行う(nl)、その後
、送信タイミング信号a (第1図および第3図参照)
を発生する(n2)、これにより時間幅T2の同期信号
すが発生され、これに続いて時間幅T1の送信制御信号
gが発生される、CPUIはこの送信制御信号gにより
割り込みがかかる(n 2−”n 3)。その後割込処
理によってI10ボート10を介してエコーデータの取
り込みを行い、表示データを作成し、これをVRAMへ
転送する(n4→n5→n5)。その後所定のタイミン
グとなれば送信タイミング信号を再び発生し同様の処理
を繰り返すCn6”n2−・・・)。
受信側魚群探知機では第6図に示すように、まず送信側
魚群探知機と同様の初期設定を行う(n10)。その後
、I10ボート30(第2図参照)を介して同期信号p
による割り込みを受けたなら、以降割込処理を行う(n
11−・・・)。すなわち送信側魚群探知機から受信し
た復調エコーデータを取り込み、そのエコーデータに応
じた表示データを作成し、これをV RA Mへ転送す
゛る(n 12−=n 13−n 17)。また、これ
と同時に送信制御信号Sを発生し、自船のエコーデータ
を取り込み、その表示データを作成し、これをVRAM
へ転送する(n 14−=n 15−”n 16.−e
n 17)。この復調エコーデータの取り込みに基づく
表示データの作成とVRAMへの転送および自船のエコ
ーデータの取り込みに基づく表示データの作成とVRA
Mへの転送は時分割的に行われる。
第7図および第8図は以上のように構成した送信側魚群
探知機および受信側魚群探知機のそれぞれの表示例を表
したものである。第7図の送信側魚群探知機の映像は全
て送信側魚群探知機に設けられている超音波送受波器を
用いて得られた魚群探知情報である。一方第8図の受信
側魚群探知機の映像は、この例では画面が左右に2分割
され、右半面に自船(受信側魚群探知機)の超音波送受
波器による魚群探知情報が表示され、左半面に送信側魚
群探知機から受信した魚群探知情報が表示される。した
がってこの例では第7図の右半面の映像と第8図の左半
面の映像とが等しい。船頭は第8図に示したような受信
側魚群探知機の映像を確認することによって、シラス魚
群またはその他の魚群と綱との位置関係を把握すること
ができ、的確な操船指揮を行ってシラス魚群のみを捕ら
えることができる。
(蜀発明の効果 この発明によれば、送信側魚群探知機から受信側魚群探
知器に対してエコー信号が少なくとも数kHz以上の広
帯域で伝送されるため、距離(深度)分解能が充分高く
、体長数±n以下のシラスを受信側魚群探知機で確実に
再生することができ、シラス魚群と他の魚群との識別が
可能となる。
また、微弱電波を用いて伝送を行うため、常に近距離に
位置する自船団の他の漁船にのみ無線送信することがで
き、その他の船団との干渉が少なく、また情報漏れも少
なくなる。更に、安価に構成することができるため、ば
っち網を用いた小規模なシラス漁船に装備して容易に活
用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図はこの発明の実施例に係る図であり、第
1図は送信側魚群探知機のブロック図、第2図は受信側
魚群探知機のブロック図、第3図は第1図中各部の波形
図、第4図は第2図中各部の波形図、第5図は送信側魚
群探知機の処理手順を表すフローチャート、第6図は受
信側魚群探知機の処理手順を表すフローチャート、第7
図は送信側魚群探知機の表示例、第8図は受信側魚群探
知機の表示例である。第9図は一般的なシラス漁法の説
明に供する図である。 第3図 10〜16−超音波パルス送受波手段、25〜29−同
期信号生成手段、 2〇−広帯域変調手段、 21.23無線送信手段、 34.35−電波受信手段、 37〜41−エコー信号復調手段、 a−送信タイミング信号 す、p−同期信号 g、s−送信制御信号。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水中に対して超音波パルスを送波し、シラスを含
    む魚群からのエコーを受波する超音波パルス送受波手段
    と、超音波パルスの送波タイミングに同期する同期信号
    を生成する同期信号生成手段と、同期信号とともにエコ
    ー信号を少なくとも数kHz以上の帯域の周波数信号で
    変調する手段と、変調信号を微弱電波で無線送信する手
    段とを備えた従船側魚群探知機と、 上記従船側魚群探知機からの電波を受信する手段と、受
    信信号から同期信号とエコー信号を復調する手段と、復
    調されたエコー信号を映像表示する受信再生信号映像表
    示手段とを備えた主船側魚群探知機、 からなるシラス漁用魚群探知装置。
  2. (2)水中に対して超音波パルスを送波し、シラスを含
    む魚群からのエコーを受波する従船側超音波パルス送受
    波手段と、超音波パルスの送波タイミングに同期する同
    期信号を生成する同期信号生成手段と、同期信号ととも
    にエコー信号を少なくとも数kHz以上の帯域の周波数
    信号で変調する手段と、変調信号を微弱電波で無線送信
    する手段とを備えた従船側魚群探知機と、 水中に対して超音波パルスを送波し、シラスを含む魚群
    からのエコーを受波する主船側超音波パルス送受波手段
    と、上記従船側魚群探知機からの電波を受信する手段と
    、受信信号から同期信号とエコー信号を復調する手段と
    、復調されたエコー信号を映像表示する受信再生信号映
    像表示手段と、主船側超音波パルス送受波手段により得
    られたエコー信号を映像表示する直接信号映像表示手段
    とを備えた主船側魚群探知機、 からなるシラス漁用魚群探知装置。
  3. (3)水中に対して超音波パルスを送波し、シラスを含
    む魚群からのエコーを受波する超音波パルス送受波手段
    と、超音波パルスの送波タイミングに同期する同期信号
    を生成する同期信号生成手段と、同期信号とともにエコ
    ー信号を少なくとも数kHz以上の帯域の周波数信号で
    変調する手段と、変調信号を微弱電波で無線送信する手
    段の各手段をそれぞれ備えた複数の引船用魚群探知機と
    、各引船用魚群探知機からの電波を受信する手段と、受
    信信号から同期信号とエコー信号を復調する手段と、復
    調された各エコー信号を映像表示する手段とを備えた探
    索船側魚群探知機、 からなるシラス漁用魚群探知装置。
  4. (4)超音波パルス送受波手段は既設の魚群探知機に設
    けられていて、 同期信号生成手段は、魚群探知機内部で生成される送信
    タイミング信号を取り出し、この送信タイミング信号の
    発生に基づいて同期信号を生成するとともに、同期信号
    生成後に送信制御信号を再生し、これを魚群探知機内部
    へ戻す手段からなる請求項(1)、請求項(2)または
    請求項(3)に記載のシラス漁用魚群探知機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015121447A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 公立大学法人公立はこだて未来大学 端末、魚群探知システム、魚群表示方法、魚群表示プログラム
CN111413702A (zh) * 2020-05-13 2020-07-14 中国水产科学研究院渔业机械仪器研究所 用于宽带探鱼仪的高效目标分割方法

Cited By (3)

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