JPH04366516A - トリップ回路 - Google Patents

トリップ回路

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JPH04366516A
JPH04366516A JP13986891A JP13986891A JPH04366516A JP H04366516 A JPH04366516 A JP H04366516A JP 13986891 A JP13986891 A JP 13986891A JP 13986891 A JP13986891 A JP 13986891A JP H04366516 A JPH04366516 A JP H04366516A
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circuit
relay
trip
trip circuit
relays
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JP13986891A
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Mitsuyasu Furuse
古瀬 溢泰
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は保護リレー装置における
しゃ断器等のトリップ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2はしゃ断器などのトリップ回路の各
例を示したものである。すなわち図2(a)は、Y0(
図示省略)というリレーの動作条件スイッチ(接点)Y
の閉成時においてトリップ回路用リレーX0が動作して
トリップ信号を出力する。同図(b)は、動作条件Y閉
成時にトリップ回路用リレーX1,X2を動作させてト
リップ信号を出力し、また(c)図はトリップ回路用リ
レーとして静止形のホトカプラPC1,PC2を動作さ
せ、アンド回路を介してトリップ信号を出力させるもの
である。
【0003】一般にYは、リレーX0,X1,X2やP
C1,PC2とは別の装置に設けられる動作条件で、例
えば高圧,特高圧変電所においては、母線保護リレーY
0などの動作条件に相当する。すなわち、母線保護リレ
ーY0が動作したとき、線路保護リレーなどに動作条件
を渡し、当該線路のしゃ断器をしゃ断することが行われ
る。このような場合、図2(a)のように1個の補助リ
レー(トリップ回路用リレー)X0で受けてトリップ信
号を出力する場合と、同図(b),(c)で示すように
信頼度向上のためにX1,X2又はPC1,PC2のア
ンド条件でトリップ信号を出力する場合がある。なお、
P,Nは直流電源の正極および負極端子である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2で示すような接点
の増幅(1つの接点で同じ動作をする接点を多くする)
やしゃ断器などのトリップ条件を作る回路(以下これら
を総称してトリップ回路という)にYの動作条件を付加
する場合、別設の装置より点線で示すケーブルにて配線
され、その距離は長い場合には1Kmにも及んで対地容
量C1,C2(図3参照)が後述するように大きな問題
となる。一方、高圧,特高圧変電所や発電所における制
御では、直流回路の他に交流回路も含まれ、そのために
操作上の誤りや工事中の誤り、自然劣化などによって直
流回路のP,N間に交流が混触する場合がある。混触す
ると、直流電源Eであるバッテリーは、交流的には大容
量のコンデンサとなって殆どインピーダンスをもたない
ことになる。このため、図3(a)の場合には混触した
交流が端子P側が正の半サイクル時には、バッテリーE
,リレーX2,対地容量C2を通して電流が流れ、リレ
ーX2が動作し、次の半サイクル時にはX1も同時に動
作するので、動作条件Yが動作されなくてもリレーX1
,X2が動作して両リレーのアンド条件が成立してトリ
ップ信号が出力する。また、図2(b)の静止形の場合
における交流混触時は、その交流が50Hzの場合、1
0msでPC1が、次の10msでPC2が動作する。 ここで、ホトカプラPC1,PC2には若干の復帰時間
があるため、交互に動作するとき、一方の復帰前に他方
が動作してトリップ信号を出力するおそれがある。なお
、説明は省略したが、図2(a)の場合にも誤動作が生
ずる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、直流電源の両
端子間に動作条件成立時に動作するスイッチとトリップ
回路用リレーとを直列に接続したものにおいて、交流の
周波数に共振する共振回路をトリップ回路に設けたもの
である。
【0006】
【作用】トリップ回路の直流電源回路に交流が混触した
場合、共振回路がその交流の周波数に共振してトリップ
回路用リレーに流れる電流を抑制するため、動作条件不
成立時のトリップ回路用リレーの誤動作が防止できる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例を示したもので、図2
,図3と同一部分には同一符号を付してその説明を省略
する。すなわち本発明は、図1(a)においては、リレ
ーX1,X2と夫々並列に共振回路1,11を接続した
ものである。各共振回路1,11はリアクトルLとコン
デンサCとの直列回路よりなり、混触する交流の周波数
に共振する直列共振回路となっている。また、図1(b
)は各ホトカプラPC1,PC2と並列に夫々図1(a
)と同じ共振回路1,11を接続したものである。
【0008】以上のように構成された本発明においてそ
の動作を説明する。
【0009】図1(a)において通常時の動作条件が成
立し、条件信号Yが投入されたときには、直流電源端子
PからリレーX1,接点Y,リレーX2を通して端子N
に電流が流れてリレーX1,X2は夫々付勢され、各接
点が閉成されることによってトリップ信号が出力される
。このようなトリップ回路において、今、交流が端子P
に混触したとすると、この交流の周波数に共振回路1,
11が共振してインピーダンスが低下する。このため、
端子P側が正の半サイクル時には、共振回路1,対地静
電容量C1へと電流が流れ、また端子N側が正の半サイ
クル時には共振回路11,対地静電容量C2へと電流が
流れるためリレーX1,X2の感度は大幅に低下して誤
動作しない。
【0010】図1(b)の場合も同様で、各ホトカプラ
に流れる電流は夫々共振回路1,11に分流するため交
流混触による誤動作は防止できる。なお、各実施例は、
誤動作を防止するためのリレーと並列に直列共振回路を
接続しているが、リレーX1,X2およびホトカプラP
C1,PC2に並列共振回路を直列に接続して混触した
交流を阻止するようにしてもよいことは勿論である。
【0011】
【発明の効果】以上本発明によれば、直流回路に交流の
制御電源が混触してもトリップ回路などは誤って動作す
ることはなくなるものである。また、他の装置の動作条
件をケーブルを介して受け渡す場合、従来は受け渡し用
のケーブルの対地静電容量に注意すると同時に、一定の
制約があったが、本発明によれば、このような制約もな
くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図で、(a)は補
助リレーを使用した場合、(b)はホトカプラを使用し
た場合である。
【図2】従来のトリップ回路例を示したもので、(a)
は補助リレー1個を用いた場合、(b)は補助リレー2
個を用いた場合、(c)はホトカプラを用いた場合であ
る。
【図3】直流回路に交流混触した場合の説明図で、(a
)は補助リレーを用いた場合、(b)はホトカプラを用
いた場合である。
【符号の説明】
1,11…共振回路 X1,X2…トリップ回路用リレー PC1,PC2…ホトカプラ Y…条件成立用スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  直流電源の両端子間にリレーの動作条
    件成立時に動作するスイッチとトリップ回路用リレーと
    を直列に接続したものにおいて、交流の周波数に共振す
    る共振回路を前記トリップ回路に設けたことを特徴とす
    るトリップ回路。
  2. 【請求項2】  請求項1の共振回路は、トリップ回路
    用リレーと並列に接続されたリアクトルとコンデンサと
    の直列共振回路であることを特徴とする請求項1のトリ
    ップ回路。
  3. 【請求項3】  請求項1の共振回路は、トリップ回路
    用リレーと直列に接続されたリアクトルとコンデンサと
    の並列共振回路であることを特徴とする請求項1のトリ
    ップ回路。
JP3139868A 1991-06-12 1991-06-12 トリップ回路 Expired - Lifetime JP3044832B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111200278A (zh) * 2020-02-24 2020-05-26 中国南方电网有限责任公司超高压输电公司昆明局 直流系统金属回线运行方式下高速接地开关偷跳保护方法

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