JPH04365766A - 交流エレベータ制御装置 - Google Patents

交流エレベータ制御装置

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JPH04365766A
JPH04365766A JP13691091A JP13691091A JPH04365766A JP H04365766 A JPH04365766 A JP H04365766A JP 13691091 A JP13691091 A JP 13691091A JP 13691091 A JP13691091 A JP 13691091A JP H04365766 A JPH04365766 A JP H04365766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
emergency
voltage
power supply
inverter
Prior art date
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Pending
Application number
JP13691091A
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English (en)
Inventor
Toru Tanahashi
徹 棚橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インバータをPWM
制御して誘導電動機を駆動する交流エレベータ制御装置
に関し、特に非常時に制御回路を駆動するための制御電
源を経済的に提供した交流エレベータ制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、商用電源からの交流電圧をコ
ンバータで直流電圧に変換した後、インバータのPWM
制御により可変交流電圧に変換して誘導電動機を駆動す
る交流エレベータ制御装置は良く知られている。又、近
年では、インバータの高調波電流を低減するために、高
力率コンバータが用いられるようになってきた。高力率
コンバータは、PWM方式を用いて3相交流の商用電源
入力電流を正弦波に制御することにより、入力電流に含
まれる高調波電流を低減することができるうえ、制動時
の回生電力を商用電源側に返還することができる。
【0003】図3は例えば特公昭63−27270号公
報に記載された従来の交流エレベータ制御装置の主回路
接続構成を示す回路図である。図において、1は商用電
源からなる3相交流電源、2は3相交流電源1からの交
流電圧を直流電圧に変換するコンバータである。この場
合、コンバータ2は、ダイオードD7〜D12及びトラ
ンジスタTr7〜Tr12からなる3相全波ブリッジ回
路により、高力率コンバータを構成している。
【0004】3はコンバータ2の出力電圧を平滑するコ
ンデンサ、4はコンデンサ3で平滑された直流電圧を可
変3相電圧に変換するインバータである。インバータ4
は、トランジスタTr1〜Tr6及びダイオードD1〜
D6によって構成されている。コンバータ2及びインバ
ータ4は、共に図示しない制御回路によりPWM駆動制
御されるようになっている。
【0005】5はインバータ4からの3相電圧が印加さ
れる誘導電動機であり、交流エレベータの駆動源となっ
ている。6はインバータ4の入力端子間に挿入された開
閉スイッチ、7は開閉スイッチ6に直列接続された非常
用バッテリである。
【0006】次に、図3に示した従来の交流エレベータ
制御装置の動作について説明する。通常、3相交流電源
1の出力は、コンバータ2により直流電圧に変換され、
更にコンデンサ3で平滑されてインバータ4に対する直
流電源となる。
【0007】インバータ4は、コンデンサ3を介して印
加された直流電圧を、PWM制御により3相の可変交流
電圧に変換する。即ち、通常運転の力行時には電圧と周
波数との比を一定に保持しつつ、可変交流電圧の周波数
を漸次増大させて誘導電動機5の力行トルクを制御する
。又、制動時には、同様に電圧と周波数との比を一定に
保持しつつ、可変交流電圧の周波数を漸次減少させる。 このとき、コンバータ2内のトランジスタTr7〜Tr
12を交流電源の位相に合わせて導通制御し、誘導電動
機5の回生電力を3相交流電源1に返還して回生トルク
を制御する。
【0008】このように、誘導電動機5の力行トルクと
制動トルクとを適切に制御することにより、通常時のエ
レベータの加速及び減速の速度制御を行う。一方、停電
等の非常時には、開閉スイッチ6が閉成されて非常用バ
ッテリ7がインバータ4の直流入力端子に接続されるこ
とにより、エレベータの非常運転が可能となる。
【0009】尚、図3に示した交流エレベータ制御装置
は、制御回路に対する非常用電源について考慮していな
いが、例えば、図4のような非常用制御電源の回路構成
が考えられる。図4において、8はエレベータの起動毎
に閉成され且つ非常時には開放される主回路接触器、9
は主回路接触器8に直列接続されて3相交流電源1の出
力端子側に挿入されたリアクトル、10は停電時に開閉
スイッチ6を介して非常用バッテリ7に接続される非常
用インバータである。
【0010】11は二次巻線側が制御電源として機能す
る制御トランスであり、一次巻線側が通常は3相交流電
源1に接続され、停電時には非常用インバータ10の出
力端子に接続されるようになっている。6aは開閉スイ
ッチ6と連動する接点であり、主回路接触器8及びリア
クトル9の接続点Aと非常用インバータ10の入力端子
との間に挿入されている。6bは開閉スイッチ6と連動
する切換接点であり、制御トランス11の一次巻線を、
通常は3相交流電源1に接続し、停電時には非常用イン
バータ10の出力端子に接続するようになっている。
【0011】12は制御トランス11からの交流電圧(
制御電源)が印加されるエレベータ要素即ち交流負荷、
13は制御トランス11からの交流電圧を制御回路用の
直流電圧に変換する電源回路、14は電源回路13から
の直流電圧により駆動されてコンバータ2及びインバー
タ4をPWM制御する制御回路である。
【0012】次に、図4に示した従来の交流エレベータ
制御装置の動作について説明する。通常、3相交流電源
1が健全な場合、開閉スイッチ6及び接点6aは開放さ
れ且つ切換接点6bは3相交流電源1側を選択しており
、又、エレベータが起動するときには、主回路接触器8
が閉成される。
【0013】従って、3相交流電源1からの交流電圧は
、リアクトル9及びコンバータ2を介してインバータ4
に供給されると共に、切換接点6bを介して制御トラン
ス11の一次側にも供給される。又、交流負荷12及び
制御回路14は、制御トランス11を介した3相交流電
源1からの給電により駆動される。このとき、電源回路
13は、制御回路14並びに装置内で用いられる各種の
直流電源を供給する。
【0014】一方、3相交流電源1が停電したときには
、主回路接触器8が開放されると共に、開閉スイッチ6
及び接点6aが閉成され且つ切換接点6bが図示したよ
うに非常用インバータ10側を選択する。これにより、
3相交流電源1が切り離されると共に、非常用バッテリ
7がコンバータ2及び非常用インバータ10に接続され
る。従って、非常用バッテリからの給電により、コンバ
ータ2、インバータ4、交流負荷12及び制御回路14
が全て駆動され、エレベータの非常運転が可能となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の交流エレベータ
制御装置は以上のように、非常時において、非常用バッ
テリ7の出力電圧を非常用インバータ10に印加して交
流電源を生成し、これを制御トランス11を介した制御
電源として制御回路14に供給しているので、停電時専
用の非常用インバータ10が必要となり、経済的でなく
コストダウンを実現することができないという問題点が
あった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、非常用インバータを用いること
なく制御電源を提供し、コストダウンを実現した交流エ
レベータ制御装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る交流エレ
ベータ制御装置は、非常時にコンバータに対する交流電
圧の印加を遮断する第1のスイッチ手段と、非常時にコ
ンバータの直流端子間に非常用バッテリを接続する第2
のスイッチ手段と、非常時に電源回路に対する給電をコ
ンバータの交流端子に行わせる第3のスイッチ手段とを
備えたものである。
【0018】
【作用】この発明においては、非常用バッテリからの直
流電圧をコンバータの直流端子間に印加すると共に、制
御回路によりコンバータをインバータとして作動させ、
コンバータの交流端子から生成される交流電圧を制御電
源として制御回路に供給する。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図であり、
1〜9及び12〜14は前述と同様のものである。15
は制御回路14に設けられた非常時の起動用バッテリ、
16は主回路接触器8及びリアクトル9の接続点Aと制
御トランス11の一次巻線との間に挿入された昇圧トラ
ンスである。 この場合、非常用インバータは不要となっている。
【0020】20は3相交流電源1の出力端子に接続さ
れて制御トランス11の一次巻線側の給電系を切換える
ための励磁コイル、20aは3相交流電源1と制御トラ
ンス11の一次巻線との間に挿入された励磁コイル10
のa接点、20bは接続点Aと昇圧トランス16の一次
巻線との間に挿入された励磁コイル20のb接点である
【0021】ここで、主回路接触器8は、非常時にコン
バータ2に対する交流電圧の印加を遮断する第1のスイ
ッチ手段を構成し、開閉スイッチ6は、非常時にコンバ
ータ2の直流端子間に非常用バッテリ7を接続する第2
のスイッチ手段を構成し、励磁コイル20のa接点20
a及びb接点20bは、非常時に電源回路13に対する
給電をコンバータ2の交流端子に行わせる第3のスイッ
チ手段を構成している。
【0022】次に、図1と共に停電時の状態を示す図2
の構成図を参照しながら、この発明の一実施例の動作に
ついて説明する。通常時は、励磁コイル20が3相交流
電源1により励磁されるので、a接点20aは閉成し且
つb接点20bは開放しており、各スイッチ手段は図1
の状態になっている。
【0023】従って、前述と同様に、3相交流電源1か
らの給電により、コンバータ2及びインバータ4を介し
て誘導電動機5が駆動されると共に、交流負荷12及び
制御回路14が駆動される。このとき、コンバータ2は
、制御回路14からのPWM制御により、直流端子から
出力される直流電圧を所定値に制御すると共に、交流端
子に入力される交流電流が正弦波となるように制御する
【0024】一方、停電時においては、励磁コイル20
が消勢するので、図2のように、a接点20aが開放さ
れ且つb接点20bが閉成され、これにより、制御トラ
ンス11の一次巻線は、3相交流電源1から切り離され
て、昇圧トランス16を介して接続点Aに接続される。 又、主回路接触器8が開放されて3相交流電源1を接続
点Aから切り離すと共に、開閉スイッチ6が閉成されて
非常用バッテリ7をコンバータ2の直流端子間に接続す
る。
【0025】従って、非常用バッテリ7からの直流電圧
は、インバータ4に印加されると共に、コンバータ2の
直流端子間に印加される。一方、制御回路14は、停電
直後に電源回路13からの給電が断たれるが、起動用バ
ッテリ15からの給電によりコンバータ2を作動させ、
交流端子から接続点Aに3相交流電源1と同一周波数の
交流電圧として発生させる。このとき、コンバータ2は
実質的にインバータとして機能し、その交流端子は交流
電源として作用している。
【0026】接続点Aに生成された交流電圧は、b接点
20bを介して昇圧トランス16の一次巻線に印加され
、昇圧トランス16は、二次巻線から3相交流電源1と
同一電圧の交流電圧を発生させ、これを制御トランス1
1の一次巻線に印加する。これにより、制御トランス1
1の二次巻線から制御電源が生成され、交流負荷12及
び電源回路13に供給される。従って、コンバータ2の
交流端子から生成される交流電圧は、制御トランス11
を介して制御電源となり、電源回路13を介して制御回
路14に供給される。
【0027】その後、非常用バッテリ7は、インバータ
4及び誘導電動機5に給電すると共に、コンバータ2及
び制御トランス11を介して交流負荷12及び制御回路
14に給電するので、起動用バッテリ15は不要となる
。この結果、非常用バッテリ7のみの給電により全てが
駆動され、エレベータを非常運転することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、非常時
にコンバータに対する交流電圧の印加を遮断する第1の
スイッチ手段と、非常時にコンバータの直流端子間に非
常用バッテリを接続する第2のスイッチ手段と、非常時
に電源回路に対する給電をコンバータの交流端子に行わ
せる第3のスイッチ手段とを設け、非常用バッテリの直
流電圧をコンバータの直流端子間に印加すると共に、制
御回路によりコンバータをインバータとして作動させ、
コンバータの交流端子から生成される交流電圧を制御電
源として制御回路に供給するようにしたので、非常用イ
ンバータを用いることなく制御電源を提供することがで
き、コストダウンを実現した交流エレベータ制御装置が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の装置の停電時の状態を示す構成図である
【図3】従来の交流エレベータ制御装置の要部を示す回
路図である。
【図4】従来の交流エレベータ制御装置の他の例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1    3相交流電源 2    コンバータ 4    インバータ 5    誘導電動機 6    開閉スイッチ(第2のスイッチ手段)7  
  非常用バッテリ 8    主回路接触器(第1のスイッチ手段)13 
   電源回路 14    制御回路 20    励磁コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  交流電圧を直流電圧に変換するコンバ
    ータと、前記直流電圧を可変交流電圧に変換するインバ
    ータと、前記可変交流電圧により駆動されるエレベータ
    駆動用の誘導電動機と、前記コンバータ及び前記インバ
    ータをPWM制御する制御回路と、前記制御回路に給電
    する電源回路と、非常時に前記コンバータに対する前記
    交流電圧の印加を遮断する第1のスイッチ手段と、前記
    非常時に前記コンバータの直流端子間に非常用バッテリ
    を接続する第2のスイッチ手段と、前記非常時に前記電
    源回路に対する給電を前記コンバータの交流端子に行わ
    せる第3のスイッチ手段と、を備えた交流エレベータ制
    御装置。
JP13691091A 1991-06-10 1991-06-10 交流エレベータ制御装置 Pending JPH04365766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018211665A1 (ja) * 2017-05-18 2018-11-22 三菱電機株式会社 エレベータの制御装置
CN109455589A (zh) * 2017-09-06 2019-03-12 上海三菱电梯有限公司 电梯系统

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