JP3333833B2 - 自動車用電力変換装置 - Google Patents
自動車用電力変換装置Info
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- JP3333833B2 JP3333833B2 JP20890395A JP20890395A JP3333833B2 JP 3333833 B2 JP3333833 B2 JP 3333833B2 JP 20890395 A JP20890395 A JP 20890395A JP 20890395 A JP20890395 A JP 20890395A JP 3333833 B2 JP3333833 B2 JP 3333833B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
- Y02A40/963—Off-grid food refrigeration
- Y02A40/966—Powered by renewable energy sources
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- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の電力変
換装置に関し、特に自動車の直流電源を商用の交流電力
に変換する装置に関する。
換装置に関し、特に自動車の直流電源を商用の交流電力
に変換する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷凍又は保冷コンテナにより生鮮食料品
等の輸送を行うトラックは、冷凍機の運転のために、自
動車の直流電力を交流電力に変換する電力変換装置が搭
載されている。その例が、特開平１−２８５７５６号の
特許公報に記載されている。図４にそのシステム構成図
を示す。これによると、車両走行時等のエンジン１運転
時には発電機２がエンジン１により駆動され発電をおこ
ない、バッテリ３を充電するとともに、昇圧回路４およ
びインバータ回路５で、バッテリ電圧からの昇圧および
直流から交流へ変換され、コンプレッサ等の負荷６に交
流電力が供給される。また、エンジン停止時には、バッ
テリ３から昇圧回路４およびインバータ回路５で、昇圧
および直流から交流へ変換され、負荷６に交流電力が供
給される。
等の輸送を行うトラックは、冷凍機の運転のために、自
動車の直流電力を交流電力に変換する電力変換装置が搭
載されている。その例が、特開平１−２８５７５６号の
特許公報に記載されている。図４にそのシステム構成図
を示す。これによると、車両走行時等のエンジン１運転
時には発電機２がエンジン１により駆動され発電をおこ
ない、バッテリ３を充電するとともに、昇圧回路４およ
びインバータ回路５で、バッテリ電圧からの昇圧および
直流から交流へ変換され、コンプレッサ等の負荷６に交
流電力が供給される。また、エンジン停止時には、バッ
テリ３から昇圧回路４およびインバータ回路５で、昇圧
および直流から交流へ変換され、負荷６に交流電力が供
給される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記先行例に開示され
たものは、通常１２Ｖ又は２４Ｖの電圧の発電機２又は
バッテリ３の出力を昇圧回路４のみで１００Ｖ又は２０
０Ｖの電圧に昇圧するため、図５に示すように昇圧回路
４の構成としては、昇圧用のリアクトル７を必要とする
ものである。ところで、前記冷凍機のコンプレッサは、
数ＫＷの電力を必要とするため、前記の昇圧用リアクト
ルは、１００Ａ程度の電流容量が必要とされる。このた
め、大きく、重いリアクトルが必要であるという問題が
あった。
たものは、通常１２Ｖ又は２４Ｖの電圧の発電機２又は
バッテリ３の出力を昇圧回路４のみで１００Ｖ又は２０
０Ｖの電圧に昇圧するため、図５に示すように昇圧回路
４の構成としては、昇圧用のリアクトル７を必要とする
ものである。ところで、前記冷凍機のコンプレッサは、
数ＫＷの電力を必要とするため、前記の昇圧用リアクト
ルは、１００Ａ程度の電流容量が必要とされる。このた
め、大きく、重いリアクトルが必要であるという問題が
あった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
消するため、エンジンにより駆動される発電機と、バッ
テリと、昇降圧回路とを有する自動車用電力変換装置に
おいて、エンジン停止時には前記バッテリの出力を前記
発電機の電機子巻線の中性点に印加するようにした自動
車用電力変換装置が提供される。
消するため、エンジンにより駆動される発電機と、バッ
テリと、昇降圧回路とを有する自動車用電力変換装置に
おいて、エンジン停止時には前記バッテリの出力を前記
発電機の電機子巻線の中性点に印加するようにした自動
車用電力変換装置が提供される。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、上記のような構成とす
ることにより、昇降圧回路のリアクトルを発電機の電機
子巻線のインダクタンス分で兼用でき、独立した昇降圧
回路のリアクトルを必要としない昇降圧回路とすること
ができる。
ることにより、昇降圧回路のリアクトルを発電機の電機
子巻線のインダクタンス分で兼用でき、独立した昇降圧
回路のリアクトルを必要としない昇降圧回路とすること
ができる。
【０００６】
【実施例】本発明の第１の実施例について図１を用いて
説明する。図１においてエンジン１にはエンジン１の駆
動力を伝達するベルトを介して駆動される発電機２が設
けられている。この発電機２の出力は昇降圧回路８によ
り適宜昇圧又は降圧され一定電圧に調整されインバータ
回路５に印加されている。インバータ回路５では、前記
昇降圧回路の直流電力が負荷６に必要な交流電力に変換
される。また、バッテリ３の出力が発電機２の電機子中
性点にバッテリ駆動スイッチ９を介して接続されてい
る。このバッテリ駆動スイッチ９は、エンジン１の運転
が停止中に、負荷６がオンされたときに閉となるように
制御されている。
説明する。図１においてエンジン１にはエンジン１の駆
動力を伝達するベルトを介して駆動される発電機２が設
けられている。この発電機２の出力は昇降圧回路８によ
り適宜昇圧又は降圧され一定電圧に調整されインバータ
回路５に印加されている。インバータ回路５では、前記
昇降圧回路の直流電力が負荷６に必要な交流電力に変換
される。また、バッテリ３の出力が発電機２の電機子中
性点にバッテリ駆動スイッチ９を介して接続されてい
る。このバッテリ駆動スイッチ９は、エンジン１の運転
が停止中に、負荷６がオンされたときに閉となるように
制御されている。
【０００７】次に、図２にて、本実施例の各構成部品の
動作を詳細に説明する。発電機２は、電機子巻線が中性
点を有するスター結線で、回転子が永久磁石の三相交流
同期発電機であり、この発電機の各相出力が昇降圧回路
８に出力されている。昇降圧回路８は、それぞれ発電機
２の各相毎にスイッチング素子８ａとサイリスタ８ｂと
ダイオード８ｃとで構成されている。この昇降圧回路８
は、リアクトルを有していないが、リアクトルは発電機
２の電機子巻線のリーケージインダクタンス分を利用す
るものである。昇降圧の制御は、周知の制御回路でスイ
ッチング素子８ａとサイリスタ８ｂとを制御しておこな
う。すなわち、電圧が目標電圧よりも高い場合はスイッ
チング素子８ａをオフにし、サイリスタ８ｂを位相角制
御動作させることにより降圧し、電圧が目標電圧よりも
低い場合は、サイリスタ８ｂをオンとして、スイッチン
グ素子８ａを数ＫＨｚ〜数十ＫＨｚでスイッチングさせ
て、前記発電機電機子巻線のリーケージインダクタンス
分により昇圧する。
動作を詳細に説明する。発電機２は、電機子巻線が中性
点を有するスター結線で、回転子が永久磁石の三相交流
同期発電機であり、この発電機の各相出力が昇降圧回路
８に出力されている。昇降圧回路８は、それぞれ発電機
２の各相毎にスイッチング素子８ａとサイリスタ８ｂと
ダイオード８ｃとで構成されている。この昇降圧回路８
は、リアクトルを有していないが、リアクトルは発電機
２の電機子巻線のリーケージインダクタンス分を利用す
るものである。昇降圧の制御は、周知の制御回路でスイ
ッチング素子８ａとサイリスタ８ｂとを制御しておこな
う。すなわち、電圧が目標電圧よりも高い場合はスイッ
チング素子８ａをオフにし、サイリスタ８ｂを位相角制
御動作させることにより降圧し、電圧が目標電圧よりも
低い場合は、サイリスタ８ｂをオンとして、スイッチン
グ素子８ａを数ＫＨｚ〜数十ＫＨｚでスイッチングさせ
て、前記発電機電機子巻線のリーケージインダクタンス
分により昇圧する。
【０００８】インバータ回路５は、負荷６により適宜最
良の回路が選択されるが、本実施例では、三相電動機を
負荷とした場合の例について記載した。この回路の構成
は、図に示したように公知の三相インバータ回路であ
る。
良の回路が選択されるが、本実施例では、三相電動機を
負荷とした場合の例について記載した。この回路の構成
は、図に示したように公知の三相インバータ回路であ
る。
【０００９】バッテリ３のプラス端子からバッテリ駆動
スイッチ９を介して発電機２の電機子巻線の中性点に接
続されており、前述したようにエンジン停止中に、負荷
６の電源が投入されたときにバッテリ駆動スイッチ９は
閉にされる。それによりバッテリ３から、発電機２の電
機子巻線を経由して昇降圧回路８に電流が供給される。
バッテリからの電圧は、１２Ｖ又は２４Ｖであり、昇圧
する必要があるので、上記のように、昇降圧回路８のサ
イリスタ８ｂをオンとして、スイッチング素子８ａを数
ＫＨｚ〜数十ＫＨｚでスイッチングさせて、発電機２の
電機子巻線のリーケージインダクタンス分により昇圧す
る。
スイッチ９を介して発電機２の電機子巻線の中性点に接
続されており、前述したようにエンジン停止中に、負荷
６の電源が投入されたときにバッテリ駆動スイッチ９は
閉にされる。それによりバッテリ３から、発電機２の電
機子巻線を経由して昇降圧回路８に電流が供給される。
バッテリからの電圧は、１２Ｖ又は２４Ｖであり、昇圧
する必要があるので、上記のように、昇降圧回路８のサ
イリスタ８ｂをオンとして、スイッチング素子８ａを数
ＫＨｚ〜数十ＫＨｚでスイッチングさせて、発電機２の
電機子巻線のリーケージインダクタンス分により昇圧す
る。
【００１０】次に、本発明の第２の実施例について図３
を用いて説明する。図３において図２と同一のものは同
一の番号を付しここでは説明を省略する。第２の実施例
において第１の実施例と相違するのは、第２の実施例で
はバッテリ駆動スイッチ９と発電機２の中性点の間にイ
ンダクタンス１０が挿入されている点である。このイン
ダクタンス１０は、負荷６で必要とされる電力に対し発
電機２の電機子巻線のリーケージインダクタンス分が小
さく電圧の十分な昇圧が得られないときに、電機子巻線
のリーケージインダクタンス分を補い必要とされる電力
を供給し、かつ電圧の昇圧を行うことができるものであ
る。
を用いて説明する。図３において図２と同一のものは同
一の番号を付しここでは説明を省略する。第２の実施例
において第１の実施例と相違するのは、第２の実施例で
はバッテリ駆動スイッチ９と発電機２の中性点の間にイ
ンダクタンス１０が挿入されている点である。このイン
ダクタンス１０は、負荷６で必要とされる電力に対し発
電機２の電機子巻線のリーケージインダクタンス分が小
さく電圧の十分な昇圧が得られないときに、電機子巻線
のリーケージインダクタンス分を補い必要とされる電力
を供給し、かつ電圧の昇圧を行うことができるものであ
る。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、エンジン停止中に、負
荷の電源が投入されたときには、バッテリから、発電機
の電機子巻線の中性点に電力を供給し、昇圧を行うの
で、昇圧回路のリアクトルを発電機の電機子巻線のイン
ダクタンス分で兼用でき、独立した昇圧回路のリアクト
ルをなくすことができる。
荷の電源が投入されたときには、バッテリから、発電機
の電機子巻線の中性点に電力を供給し、昇圧を行うの
で、昇圧回路のリアクトルを発電機の電機子巻線のイン
ダクタンス分で兼用でき、独立した昇圧回路のリアクト
ルをなくすことができる。
【図１】本発明の第１の実施例を示すシステム全体図で
ある。
ある。
【図２】本発明の第１の実施例の回路図である。
【図３】本発明の第２の実施例の回路図である。
【図４】従来の装置のシステム全体図である。
【図５】従来の装置のインバータ回路図である。
１…エンジン、２…発電機、３…バッテリ、４…昇圧回
路、５…インバータ回路、６…負荷、７…リアクトル、
８…昇降圧回路、９…バッテリ駆動スイッチ、１０…イ
ンダクタンス
路、５…インバータ回路、６…負荷、７…リアクトル、
８…昇降圧回路、９…バッテリ駆動スイッチ、１０…イ
ンダクタンス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02P 9/00 F25B 27/00 H02M 3/155 H02M 7/48
Claims (3)
- 【請求項１】エンジンにより駆動される発電機と、バッ
テリと、昇降圧回路とを有する自動車用電力変換装置に
おいて、 エンジン停止時には前記バッテリの出力を前記発電機の
電機子巻線の中性点に印加するようにしたことを特徴と
する自動車用電力変換装置。 - 【請求項２】前記発電機が永久磁石式発電機であること
を特徴とする請求項１記載の自動車用電力変換装置。 - 【請求項３】前記バッテリと前記発電機の電機子巻線の
中性点との間にインダクタンスを有することを特徴とす
る請求項１または請求項２に記載の自動車用電力変換装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20890395A JP3333833B2 (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 自動車用電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20890395A JP3333833B2 (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 自動車用電力変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0956197A JPH0956197A (ja) | 1997-02-25 |
| JP3333833B2 true JP3333833B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=16564041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20890395A Expired - Fee Related JP3333833B2 (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 自動車用電力変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3333833B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5942818A (en) * | 1998-02-06 | 1999-08-24 | Isuzu Ceramics Research Institute Co., Ltd. | Control apparatus for engine-driven permanent magnet type synchronous generators |
| US6624533B1 (en) | 1999-08-04 | 2003-09-23 | Westerbeke Corporation | Controlling generator power |
| FR2818458B1 (fr) * | 2000-12-19 | 2003-03-28 | Leroy Somer Moteurs | Dispositif de production d'electricite a partir du reseau triphase, comprenant un alternateur embarque |
| JP4588511B2 (ja) * | 2005-03-29 | 2010-12-01 | 大阪瓦斯株式会社 | 空調・発電システム |
| JP5471128B2 (ja) * | 2009-07-31 | 2014-04-16 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置 |
| JP5493568B2 (ja) | 2009-08-06 | 2014-05-14 | 株式会社デンソー | 電動機駆動装置及び電動機駆動装置の制御方法ならびに電動装置 |
| JP5365586B2 (ja) * | 2010-06-18 | 2013-12-11 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置 |
| CN104567055B (zh) * | 2014-12-12 | 2018-06-08 | 贵州永红航空机械有限责任公司 | 一种使用低电压开关应力升压电路的制冷系统 |
-
1995
- 1995-08-16 JP JP20890395A patent/JP3333833B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0956197A (ja) | 1997-02-25 |
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