JPH04365717A - 物品分配装置 - Google Patents

物品分配装置

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JPH04365717A
JPH04365717A JP3143434A JP14343491A JPH04365717A JP H04365717 A JPH04365717 A JP H04365717A JP 3143434 A JP3143434 A JP 3143434A JP 14343491 A JP14343491 A JP 14343491A JP H04365717 A JPH04365717 A JP H04365717A
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JP
Japan
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article
pedestal
conveyor
distribution
rotary
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Pending
Application number
JP3143434A
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English (en)
Inventor
Shizuo Matsumoto
松本 静雄
Toshihiko Sato
俊彦 佐藤
Ryoji Machida
町田 亮二
Shokei Chiba
千葉 正兄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAMACHIYOU SEIKO KK
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
KAMACHIYOU SEIKO KK
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KAMACHIYOU SEIKO KK, Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical KAMACHIYOU SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、仕分けすべき物品を
それぞれ所定方向に向けて分配するための物品分配装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の物品分配装置として、従来から
図9に示すようなものが知られている。この図9に示す
従来の物品分配装置は、1本の搬送コンベア101の側
部にそれぞれ相互に所定間隔Lをもって複数本の分配コ
ンベア106A〜106Fを配置させ、且つ搬送コンベ
ア101上を搬送される物品Yを指定した各分配コンベ
ア(106A〜106F)側に移乗せしめる変向ゲート
102A〜102Fを備えている。そして、仕分けすべ
き物品Yに付設している仕分け標識Ya(例えばバーコ
ード)を標識読取装置151で読み取った後、該物品Y
を搬送コンベア101の始端部101aに乗せると、該
標識読み取り済の物品Yが仕分けすべき所定の分配コン
ベア(例えば符号106D)位置まで進行したときに、
コントローラ150からの信号で当該分配コンベアに対
応する変向ゲート(例えば符号102D)が操作されて
、当該物品Yを指定した分配コンベア側に送り込み得る
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図9に示す
従来の物品分配装置では、仕分けすべき物品Yが搬送コ
ンベア101によって速度をもって移送され、又該物品
Yが所定の仕分け位置に到達するタイミングに合せて所
定の変向ゲート(102A〜102F)を作動させる必
要があることから、該変向ゲートの操作タイミングに正
確性が要求される。即ち、変向ゲートの操作タイミング
が遅れると物品Yが仕分けすべき位置を通過してしまい
、又該操作タイミングを物品が到達する時期より余裕を
もって早くする場合には、各物品Yの搬送コンベア10
1上への供給間隔が短いと(前後各物品間の間隔が小さ
いと)誤って同時に2つの物品が同じ分配コンベア上に
送り込まれることがある。
【0004】又、図9に示す従来の物品分配装置では、
複数本の分配コンベア106A〜106Fが相互間に所
定間隔Lをもって平行状態で設けられているので、広い
設置スペースが必要となるという問題もある。
【0005】本願発明は、上記した従来の物品分配装置
の問題点に鑑み、物品を正確に所定の分配方向に分配し
得るようにするとともに、設置するのに必要なスペース
を小さくし得るようにした物品分配装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1の発明の物
品分配装置は、基台上において水平回転自在に設けられ
たテーブル状の回転受台と、該回転受台上に取付けられ
ていて該回転受台上に供給される物品を回転受台外に押
し出し得るプッシャー装置と、前記回転受台を水平回転
せしめる回転駆動装置と、前記回転受台の出口側端部が
移動する軌跡の外側近接位置において所定角度間隔をも
って放射状に配置してなる複数本の分配コンベアと、前
記プッシャー装置が各分配コンベアのうちの指定した1
つの分配コンベア側に指向する角度範囲だけ前記回転受
台を回転せしめる如く前記回転駆動装置の駆動範囲を制
御し、且つプッシャー装置が指定した1つの分配コンベ
ア側に指向した後に該プッシャー装置を作動せしめる如
く制御する制御手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0007】又、本願請求項2の発明の物品分配装置は
、基台上において水平回転自在に設けられ且つコンベア
からなる回転受台と、前記コンベアを駆動せしめるコン
ベア駆動装置と、前記回転受台を水平回転せしめる回転
駆動装置と、前記コンベアの終端部が移動する軌跡の外
側近接位置において所定角度間隔をもって放射状に配置
してなる複数本の分配コンベアと、前記コンベアの終端
部が各分配コンベアのうちの指定した1つの分配コンベ
ア側に指向する角度範囲だけ前記回転受台を回転せしめ
る如く前記回転駆動装置の駆動範囲を制御し、且つ該コ
ンベアの終端部が指定した1つの分配コンベア側に指向
した後に前記コンベア駆動装置を駆動せしめる如く制御
する制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0008】さらに、本願請求項3の発明は、上記請求
項1又は請求項2の物品分配装置において、それぞれ複
数本の分配コンベアをもつ各分配コンベア群を上下方向
に複数段設けるとともに、回転受台を昇降せしめて該回
転受台の上面高さをそれぞれ上下各段の分配コンベアの
上面高さに合致せしめ得る昇降装置を設けたことを特徴
としている。
【0009】
【作用】本願請求項1の発明の物品分配装置は次のよう
に作用する。テーブル状の回転受台は、物品受け入れ前
はプッシャー装置が一定の方向を指向する状態で待機し
ている。そして、回転受台上には、仕分けすべき物品が
順次1つづつ供給されるが、その物品が回転受台上に供
給される前、あるいは該回転受台上に供給された後にお
いて当該物品を仕分けすべき分配先を制御手段に指定し
てやる。この分配先指定の指示は、例えば物品にバーコ
ードなどの仕分け標識を付設しておき、その仕分け標識
を標識読取装置で読み取らせて、その読み取り信号を制
御手段(例えばコントローラ)に入力することによって
自動で行ったり、あるいは人手によって物品の分配先を
制御手段に入力するようにしてもよい。次に、回転受台
上の物品の分配先が指定されると、制御手段からの信号
により、回転駆動装置が回転受台を所定角度だけ回転さ
せて、回転受台上のプッシャー装置を指定した1つの分
配コンベア側に指向させ、その状態で回転受台の回転は
停止される。続いて、プッシャー装置が作動して、回転
受台上にある物品を該回転受台上から押し出して指定し
た1つの分配コンベアの始端部上に移乗させるようにな
る。分配コンベアの始端部上に移乗させた物品は、当該
分配コンベアに案内されて所定の分配場所まで送られる
。プッシャー装置は、物品押し出し作動後、直ちに元の
姿勢に復帰し、回転受台も回転駆動装置により元の位置
まで回転せしめられて、その姿勢で待機するようになる
。順次同様にして、回転受台上に供給される各物品をそ
れぞれ所定の分配位置に分配するように作用する。
【0010】ところで、複数本の分配コンベアは、回転
受台の出口側端部が移動する軌跡の外側近傍位置におい
て相互に所定角度間隔をもって放射状に配置されている
。このように各分配コンベアを回転受台を中心として放
射状に配置すると、該各分配コンベアの始端部は相互に
近接状態となり、各分配コンベア全体が集約された状態
で配置される。又、仕分けすべき物品を回転受台上から
指定した分配コンベア側に移乗させる際には、プッシャ
ー装置が指定の分配コンベアに指向する状態で回転受台
の回転が停止し、その後に該プッシャー装置が作動する
ようになっているので、物品を回転受台上から分配コン
ベア側に移乗させる際の移乗タイミングは何ら問題にな
らない。
【0011】又、請求項2の発明の物品分配装置によれ
ば、回転受台としてコンベアを使用し、該コンベアをコ
ンベア駆動装置で駆動させることにより、回転受台上の
物品を回転受台外(指定した1つの分配コンベア上)に
送り出すことができるようになっている。
【0012】さらに、請求項3の発明の物品分配装置に
よれば、請求項1又は請求項2の物品分配装置において
、上下方向に複数段の分配コンベア群を設け、且つ回転
受台を昇降装置により昇降せしめて回転受台の上面高さ
を上下各分配コンベアの上面高さに接続し得るようにな
っているので、仕分けすべき物品を上下方向の各段にお
いてそれぞれ水平放射方向に分配させることができる。
【0013】
【発明の効果】本願請求項1及び請求項2の各発明の物
品分配装置によれば、複数本の分配コンベアを回転受台
の外側近接位置において放射状に配置しているので、各
分配コンベアが集約され、物品分配装置全体がコンパク
トになる(設置スペースを小さくできる)。又、回転受
台(テーブル又はコンベア)上に供給された物品は、該
回転受台の出口側端部が指定された1つの分配コンベア
側に指向する姿勢において、物品送り出し装置(プッシ
ャー装置又はコンベア駆動装置)により該分配コンベア
側に押し出されるので、物品を指定された分配コンベア
側へ分配するための分配作業が正確且つ確実に行えると
いう効果がある。
【0014】又、本願請求項3の発明の物品分配装置に
よれば、複数本の分配コンベアを水平放射方向に向けて
配置した各分配コンベア群を上下方向に複数段設け、仕
分けすべき物品を上下各段においてそれぞれ水平放射方
向に分配し得るようになっているので、単一床面積上に
多くの物品分配先を設けることができ、分配先設置効率
がより一層向上するという効果がある。
【0015】
【実施例】以下、図1ないし図8を参照して本願発明の
実施例を説明すると、図1ないし図4には第1実施例、
図5及び図6には第2実施例、図7には第3実施例、図
8には第4実施例の物品分配装置が示されている。
【0016】図1ないし図4に示す第1実施例の物品分
配装置は、基台1上に水平回転自在に設けられた回転受
台2と、該回転受台2を回転せしめる回転駆動装置4と
、回転受台2の外周近接位置において放射状に配置して
なる複数本(この第1実施例では合計6本)の分配コン
ベア6A〜6Fと、回転受台2上の外周寄り位置に取付
けられていて該回転受台2上に供給される物品Yを回転
受台2上から押し出すためのプッシャー装置3と、回転
駆動装置4の駆動範囲を制御して回転受台2を所定角度
範囲だけ回転せしめるとともにプッシャー装置3の作動
時期を制御する制御手段5とを基本構成としている。
【0017】回転受台2は、所定直径(例えば直径50
0mm)の円盤状のテーブルが採用されている。この回
転受台2の下面側中心部には回転軸21が設けられてお
り、該回転軸21を基台1上に設けたガイド筒11内で
ガイドすることにより、回転受台2を水平回転自在に支
持している。
【0018】回転受台2の上面には、その中心を挟んで
一対のガイド部材12,12が設けられている。この各
ガイド部材12,12は、それぞれ板材が使用され、該
各板材を、仕分けすべき物品Yの幅よりやや大きい間隔
をもって相互に平行に配置した状態で取付けられている
。尚、各ガイド部材12,12における左右一側の端部
は、該両ガイド部材12,12間に物品Yを受け入れし
易くするためにそれぞれ外側に開くように傾斜させてい
る。尚、両ガイド部材12,12間における前記傾斜部
形成側が物品出入口13となる。
【0019】プッシャー装置3は、この実施例では、伸
縮シリンダ31が採用されている。伸縮シリンダ31の
ロッド先端部には、物品Yの側面を押圧する押板32が
取付けられている。
【0020】そして、このプッシャー装置3は、回転受
台2上における前記両ガイド部材12,12の物品出入
口13とは反対側の端部において、前記押板32が、両
ガイド部材12,12と平行で且つ回転受台2の中心を
通る位置を進退し得るようにして、しかも適宜高さの架
台30を介して所定高さ位置に取付けられている。又、
このプッシャー装置3の伸縮シリンダ31は、図2及び
図3に示すように最縮小時には押板32が実線図示する
如く回転受台2の外周寄り近傍位置まで後退し、且つ最
伸長時には該押板32が鎖線32′で示す如く回転受台
2の外周縁よりさらに外方に突出するような伸縮ストロ
ークを有している。
【0021】分配コンベア(6A〜6F)は、この第1
実施例では合計6本使用されている。この各分配コンベ
ア6A〜6Fは、図1及び図2に示すように、物品Yが
回転受台2上に供給されてくる物品供給側Zから左右各
水平回転方向に順次角度45°づつ変位させた状態でそ
れぞれ放射状に配置させている。即ち、該各分配コンベ
ア6A〜6Fは、図1及び図2に示すように回転受台2
の外周近接位置(特許請求の範囲中における、出口側端
部が移動する軌跡の外側近接位置)からそれぞれ符号A
〜Fで示す方向に延出させている。又、該各分配コンベ
ア6A〜6Fの始端部は、回転受台2の上面とほぼ同高
さ位置において、該回転受台2の外周縁に近接させた位
置に配置している。各分配コンベア6A〜6Fの始端部
と回転受台2の外周縁との間には乗り継ぎ板61が介設
されている。
【0022】この第1実施例では、回転受台2上には、
物品供給装置8により仕分けすべき物品Yが順次1つづ
つ供給されるようになっている。図示実施例(図3参照
)の物品供給装置8は、回転受台2設置部分の上方に架
設したガイドレール81と、該ガイドレール81に沿っ
て移動する物品移送体82を有している。物品移送体8
2は、物品を吊持した状態で移動し得るようになってお
り、該物品移送体82が回転受台2の直上方に位置した
ときに、吊持している物品Yを放して該物品Yを回転受
台2上に載置させるようになっている。
【0023】回転受台2を回転させるための回転駆動装
置4には、正逆両方向に回転可能なモータ41が使用さ
れている。このモータ41は、基台1上に取付けられて
いる。モータ41の軸と回転受台2の回転軸21との間
には、プーリ及びベルトからなる動力伝達部材42が介
設されている。そして、この回転駆動装置4は、モータ
41の1回当りの回転量に応じて、回転受台2の回転角
度の変位量を規定し得るようになっている。
【0024】回転駆動装置4を制御するための制御手段
5は、この実施例では、図3に示すように、物品Yに付
設している仕分け標識Yaを読み取る標識読取装置51
と、回転受台2の回転角度変位量を検出する回転角度検
出装置52と、標識読取装置51からのデータに基いて
モータ41の1回当りの回転量を制御するコントローラ
50とを有している。
【0025】標識読取装置51は、物品Yに付されてい
る仕分け標識Yaを読み取って、そのデータ(モータ4
1を1回当りどれだけ回転させるかのデータ)をコント
ローラ50に入力する(図3に示す信号線S1)。尚、
図示例では、物品Yが物品供給装置8の物品移送体82
によって吊り持ち状態で移送されてくる途中において、
該物品Yに付している仕分け標識Yaを標識読取装置5
1で自動的に読み取るようにてしいる。
【0026】回転角度検出装置52は、図3及び図4に
示すように、基台1のガイド筒11の上端寄り外側面に
設けた1つのカウンター53と、それぞれ細板状で回転
受台2の回転軸21の上端寄り外周面に設けた合計7個
の遮閉板(54A〜54F及び54Z)とを有している
。 カウンター53は、ガイド筒11の外側面における、物
品供給側(符号Z側)位置に取付けられている。又、各
遮閉板(54A〜54F及び54Z)は、回転軸21の
外周面における、プッシャー装置3の設置位置Z′(図
4参照)から右回転方向(あるいは左回転方向)に順次
角度45°間隔をもたせた位置にそれぞれ取付けられて
いる。 尚、便宜上、各遮閉板において、図4に示すように、プ
ッシャー装置設置位置Z′の対向位置にある遮閉板を基
準遮閉板54Zと呼び、該基準遮閉板54Zから右回転
方向にある3つの遮閉板を順次第1遮閉板54A、第2
遮閉板54B、第3遮閉板54Cと呼び、さらに該基準
遮閉板54Zから左回転方向にある3つの遮閉板を順次
第4遮閉板54D、第5遮閉板54E、第6遮閉板54
Fと呼ぶことにする。
【0027】この回転角度検出装置52は、回転受台2
が回転駆動装置4によって右回転あるいは左回転せしめ
られると各遮閉板(54A〜54F、54Z)がカウン
ター53の上方を通過するようになっており、そのとき
該遮閉板がカウンター53上を遮閉した回数を電気信号
(図3に示す信号線S3)としてコントローラ50へ入
力するようになっている。
【0028】上記制御手段5の作用とともにこの物品分
配装置の使用方法を説明すると、まず回転受台2の初期
姿勢を、プッシャー装置3の押板32が物品供給側Zに
指向する如くして設定しておく。このとき、回転受台2
上の物品出入口13は物品供給側Zに位置し、且つ回転
角度検出装置52の基準遮閉板54Zがカウンター53
と上下同位置にある。そして、物品供給装置8の物品移
送体82によって移送されてくる物品Yが標識読取装置
51の設置位置に差しかかったときに、該物品Yに付し
ている仕分け標識Yaを標識読取装置51で読み取り、
その読み取りデータがコントローラ50に入力(信号線
S1)されてそこで記憶される。尚、仕分け標識Yaの
データは、モータ41を正逆いずれの方向に回転させる
か、及びカウンター53が何回カウントしたときにモー
タ41への停止信号を発するか、を決定するためのもの
で(回転受台2の回転角度変位量が決まる)、それによ
ってプッシャー装置3の指向方向が決定される。
【0029】仕分け標識を読み取られた物品Yは、物品
移送体82によって回転受台2上の物品出入口13から
両ガイド部材12,12間に挿入され、そこで物品移送
体82から解放されて回転受台2上に載置される。
【0030】次に、仕分け標識読み取り済の物品Yが回
転受台2上に載置されると、コントローラ50に記憶し
ている仕分け標識読み取りデータに基いて、コントロー
ラ50からモータ41に対して右回転方向あるいは左回
転方向に駆動させる駆動開始信号S2が発せられる。 尚、この駆動開始信号S2は、物品Yが回転受台2上に
載置された後に発する必要があることから、例えば物品
移送体82が物品Yを解放するときの解放信号(例えば
チャック解放信号)をコントローラ50に入力し、その
解放信号に基いて上記駆動開始信号S2が発せられるよ
うにするとよい。モータ41により、回転受台2が右回
転方向または左回転方向に回転されると、遮閉板(図4
において右回転の場合は符号54D〜54Fの第4ない
し第6遮閉板、左回転の場合は符号54A〜54Cの第
1ないし第3遮閉板)がカウンター53を操作してその
カウント回数がコントローラ50に入力(信号線S3)
されるが、そのカウント回数が所定回数に達したときに
、コントローラ50からモータ41に対して停止信号が
発せられ、該モータ41が直ちに停止されるようになる
。 このとき、プッシャー装置3は、当該物品Yを分配すべ
き所定の分配コンベア側に指向するようになる。例えば
、回転受台2上に供給される物品Yが符号F方向に分配
すべきものである場合には、該物品Yの仕分け標識Ya
を読み取ったデータにより、モータ41を図2及び図4
において回転受台2が右回転方向に回転せしめられる如
く駆動し、且つ符号54D,54E,54Fのつ3の遮
閉板がカウンター53を操作したときにモータ41に対
して停止信号を発するようになる。このとき、図2及び
図4において初期設定位置Z′にあったプッシャー装置
3が右回転方向に角度135°だけ変位した符号3Fの
位置にあって符号F方向に指向するようになる。同様に
、各物品Yに付した仕分け標識Yaからのデータにより
、プッシャー装置3をそれぞれ分配すべき所定の方向(
A〜F)に指向させることができる。
【0031】そして、回転受台2上に物品Yを載置し且
つプッシャー装置3が所定の方向に指向した状態で該回
転受台2が停止すれば、それに続いて伸縮シリンダ31
が伸長し、押板32により回転受台2上の物品Yを分配
すべき所定の分配コンベア(6A〜6F)の始端部上に
押し出すようになる(例えば図2または図3において押
板32が符号32′の位置まで突出する)。分配コンベ
アの始端部上に押し出された物品Yは、当該分配コンベ
アに乗って所望の分配方向に移送される。
【0032】又、物品押し出し操作を終えた伸縮シリン
ダ31は、直ちに縮小し、続いてコントローラ50から
の指令により、モータ41を分配動作時とは逆方向で且
つ同じ回転量だけ駆動させて、回転受台2をプッシャー
装置3が物品供給側Zに指向する初期設定位置まで復帰
させるようになり、これで1つの物品Yに対する一連の
分配動作は完了する。順次同様にして、各物品Yをそれ
ぞれ所定の分配コンベア(6A〜6F)上に分配し得る
ようになっている。
【0033】この第1実施例の物品分配装置においては
、複数本の分配コンベア(6A〜6F)を回転受台2の
外周近接位置において放射状に配置しているので、各分
配コンベアが集約されて物品分配装置全体がコンパクト
になる。又回転受台2上に供給された物品Yは、プッシ
ャー装置3が指定された1つの分配コンベア(6A〜6
F)側に指向する姿勢において、該プッシャー装置3に
より、指定の分配コンベア上に押し出し得るようになっ
ているので、物品Yの分配作業が正確且つ確実に行なわ
れる。
【0034】尚、この実施例では、回転受台2を回転せ
しめるモータ41の1回当りの回転量を制御するのに、
カウンター53及び遮閉板(54A〜54F及び54Z
)からなる回転角度検出装置52を使用しているが、他
の実施例では、サーボモータを使用し、コントローラ5
0から発せられる回転量指定信号に基いて該サーボモー
タの1回当りの回転量をそれぞれ制御するようにし、そ
れによって回転受台2の1回当りの回転角度を規定する
ようにしてもよい。
【0035】図5及び図6に示す第2実施例では、回転
受台2Aとしてコンベア22を採用し、該コンベア22
をコンベア駆動装置34(サーボモータ)によって駆動
することにより、コンベア22上に供給される物品Yを
回転受台2外に送り出すようにしている。又、この第2
実施例では、コンベア22の終端部(物品出入口13)
が水平移動する軌跡Mの外側近接位置に合計7本(物品
供給位置Zを除いて角度45°間隔)の分配コンベア(
6A〜6G)をそれぞれ放射状に配置している。
【0036】この第2実施例の物品分配装置では、標識
読取装置51で仕分け標識を読み取られた物品Yがコン
ベア22(停止している)上に供給されると、そのデー
タに基いてコントローラ50からの信号により回転駆動
装置4(モータ41)を所定の回転量だけ駆動させ、コ
ンベア22の終端部(物品出入口13)を指定した1つ
の分配コンベア(6A〜6G)側に指向させた状態で停
止させる。続いてコンベア駆動装置34を所定量だけ駆
動させて、コンベア22上にある物品Yを指定した分配
コンベア側に送り出し、その後に回転駆動装置4を逆駆
動させてコンベア22を初期位置まで戻せば一連の物品
分配動作は完了する。
【0037】尚、この第2実施例におけるその他の基本
的構成は、上記第1実施例のものと同様である。
【0038】図7に示す第3実施例の物品分配装置では
、第1実施例の物品分配装置に、それぞれ複数本の分配
コンベア(6A〜6F,7A〜7H)をもつ2つの分配
コンベア群6,7を上下方向に所定間隔をもって配置し
、さらに回転受台2を昇降せしめる昇降装置9を備えて
構成されている。この第3実施例では、上段側分配コン
ベア群6は、第1実施例と同様に合計6本の分配コンベ
ア(6A〜6F)を有し、且つ下段側分配コンベア群7
は、角度45°間隔をもって合計8本の分配コンベア(
7A〜7H)を備え、それぞれ水平面内で放射状に配置
して構成されている。昇降装置9は、この実施例では伸
縮シリンダを使用し、回転受台2の上面を、上段側の各
分配コンベア6A〜6Fの始端部上面又は下段側の各分
配コンベア7A〜7Hの始端部上面に選択的に合致せし
め得るように、該回転受台2を昇降させることができる
ようになっている。尚、この昇降装置9は、基台1ごと
昇降せしめ、且つ該基台1が水平回転しないような工夫
が施されている。又、この第3の実施例では、物品受台
の上動側が物品受入れ高さとなっている。
【0039】そして、この第3実施例の物品分配装置で
は、物品Yに付設されている仕分け標識Yaを標識読取
装置51によって読み取り、その標識読み取りデータに
基いて制御手段5(コントローラ50)からの信号で、
まず物品仕分け高さが上段側か下段側かによって昇降装
置9を縮小作動させたりあるいは伸長状態のままに維持
させたりして、回転受台2の高さを指定した上段側(実
線図示位置)あるいは下段側(鎖線2′の位置)に位置
決めし、続いて回転駆動装置4により回転受台2を所定
の回転角度だけ回転させてプッシャー装置3を指定した
1つの分配コンベア側に指向させた後、該プッシャー装
置3を作動させて回転受台2上の物品Yを指定の分配コ
ンベア上に押し出す。その後、順次プッシャー装置3、
回転駆動装置4、及び昇降装置9をそれぞれ逆作動させ
て回転受台2を初期位置まで戻せば一連の物品分配操作
が完了する。
【0040】この第3実施例のものでは、分配コンベア
群6,7が上下2段に配置されているので、単一床面積
上に多くの物品分配先を設けることができ、しかも昇降
装置9により回転受台2を上下段の各分配コンベアにそ
れぞれ高さ合せさせることができる。
【0041】図8に示す第4実施例の物品分配装置は、
第2実施例の物品分配装置に、第3実施例の、分配コン
ベア上下2段構造及び昇降装置9を備えている。尚、こ
の第4実施例のものでは、上段側分配コンベア群6は合
計7本(物品供給位置を除いて角度45°間隔)の分配
コンベア(6A〜6G)を備え、下段側分配コンベア群
7は合計8本全周に亘って(角度45°間隔)の分配コ
ンベア(7A〜7H)を備えている。この第4実施例の
ものも、基本的に上記第3実施例のものと同様に作用す
る。
【0042】尚、上記第3及び第4の各実施例では、分
配コンベア群を上下2段としているが、他の実施例では
、該分配コンベア群を3段以上の複数段にすることも可
能であり、又昇降装置も伸縮シリンダにかえて適宜のも
の(例えば高度差が大きい場合にはチエン駆動式など)
を採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例にかかる物品分配装置の
平面図である。
【図2】図1の拡大図である。
【図3】図2のP−P断面図である。
【図4】図3のQ−Q断面図である。
【図5】本願発明の第2実施例にかかる物品分配装置の
平面図である。
【図6】図5の一部斜視図である。
【図7】本願発明の第3実施例にかかる物品分配装置の
縦断面図である。
【図8】本願発明の第4実施例にかかる物品分配装置の
縦断面図である。
【図9】従来の物品分配装置の平面図である。
【符号の説明】
1は基台、2,2Aは回転受台、3はプッシャー装置、
4は回転駆動装置、5は制御手段、6,7は分配コンベ
ア群、6A〜6G,7A〜7Hは分配コンベア、8は物
品供給装置、9は昇降装置、22はコンベア、34はコ
ンベア駆動装置、41はモータ、50はコントローラ、
51は標識読取装置、52は回転角度検出装置、Yは物
品、Yaは仕分け標識である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基台(1)上において水平回転自在に
    設けられたテーブル状の回転受台(2)と、該回転受台
    (2)上に取付けられていて該回転受台(2)上に供給
    される物品(Y)を回転受台(2)外に押し出し得るプ
    ッシャー装置(3)と、前記回転受台(2)を水平回転
    せしめる回転駆動装置(4)と、前記回転受台(2)の
    出口側端部が移動する軌跡の外側近接位置において所定
    角度間隔をもって放射状に配置してなる複数本の分配コ
    ンベア(6A〜6F)と、前記プッシャー装置(3)が
    各分配コンベア(6A〜6F)のうちの指定した1つの
    分配コンベア側に指向する角度範囲だけ前記回転受台(
    2)を回転せしめる如く前記回転駆動装置(4)の駆動
    範囲を制御し、且つプッシャー装置(3)が指定した1
    つの分配コンベア側に指向した後に該プッシャー装置(
    3)を作動せしめる如く制御する制御手段(5)、とを
    備えていることを特徴とする物品分配装置。
  2. 【請求項2】  基台(1)上において水平回転自在に
    設けられ且つコンベア(22)からなる回転受台(2A
    )と、前記コンベア(22)を駆動せしめるコンベア駆
    動装置(34)と、前記回転受台(2A)を水平回転せ
    しめる回転駆動装置(4)と、前記コンベア(22)の
    終端部が移動する軌跡の外側近接位置において所定角度
    間隔をもって放射状に配置してなる複数本の分配コンベ
    ア(6A〜6G)と、前記コンベア(22)の終端部が
    各分配コンベア(6A〜6G)のうちの指定した1つの
    分配コンベア側に指向する角度範囲だけ前記回転受台(
    2A)を回転せしめる如く前記回転駆動装置(4)の駆
    動範囲を制御し、且つ該コンベア(22)の終端部が指
    定した1つの分配コンベア側に指向した後に前記コンベ
    ア駆動装置(34)を駆動せしめる如く制御する制御手
    段(5)、とを備えていることを特徴とする物品分配装
    置。
  3. 【請求項3】  それぞれ複数本の分配コンベア(6A
    〜6G、7A〜7H)をもつ各分配コンベア群(6,7
    )を上下方向に複数段設けるとともに、回転受台(2,
    2A)を昇降せしめて該回転受台の上面高さをそれぞれ
    上下各段の分配コンベア(6A〜6G,7A〜7H)の
    上面高さに合致せしめ得る昇降装置(9)を設けた、こ
    とを特徴とする上記請求項1又は請求項2記載の物品分
    配装置。
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