JPH04365564A - 油圧式トルクレンチ - Google Patents

油圧式トルクレンチ

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JPH04365564A
JPH04365564A JP23859891A JP23859891A JPH04365564A JP H04365564 A JPH04365564 A JP H04365564A JP 23859891 A JP23859891 A JP 23859891A JP 23859891 A JP23859891 A JP 23859891A JP H04365564 A JPH04365564 A JP H04365564A
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blade
oil cylinder
blades
specific phase
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Koji Mitsusaka
浩司 三坂
Isao Tomioka
富岡 功
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Fuji Kuki KK
Fuji Air Tools Co Ltd
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Fuji Kuki KK
Fuji Air Tools Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルトやナットなどの
締付具を締付けるのに用いる油圧式トルクレンチに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式トルクレンチは、(a)回
転駆動されるロータと、(b)上記ロータに連動連結さ
れるオイルシリンダと、(c)上記オイルシリンダ内に
相対回転自在に設けられる主軸と、(d)上記主軸の周
方向で互いに略180度位相を異ならせた2箇所に、上
記主軸の径方向に出退自在にかつ突出側に変位するよう
に付勢して設けた一対のブレードと、(e)上記主軸の
上記各ブレードから周方向に略90度位相を異ならせた
外周面に形成された一対の主軸側シール面と、(f)特
定位相で上記各主軸側シール面に密接するように、上記
オイルシリンダの内周面に形成された一対の第1シール
面と、(g)上記特定位相で上記各ブレードの突出端面
に油密状態で密接するように、上記オイルシリンダの内
周面に形成された一対の第2シール面とを有し、上記特
定位相において、上記各ブレードの両側の一方が高圧室
に、他方が低圧室になるようにされている。
【0003】この種の油圧式トルクレンチでは、オイル
シリンダの一回転に対し180度毎に高圧室と低圧室と
が形成されるので、オイルシリンダの一回転毎に2回の
打撃トルクが発生する。そのためオイルシリンダの回転
慣性が小さいうちに打撃が付与されることとなり、その
結果、打撃トルクが低下する。
【0004】このような間題を解決するために、実開昭
59−140173号公報に示されているトルクレンチ
は、以下のようにオイルシリンダの一回転に対し1回の
打撃トルクを発生し得るようにされている。図7(a)
及び図7(b)は、それぞれこのトルクレンチにおける
打撃トルク発生の作動状態を説明するための横断面図で
ある。図7(a)に示すように、主軸101の、周方向
で180度位相の異なる2箇所にそれぞれブレード10
2、102が設けられており、各ブレード102、10
2は、主軸101の径方向に出退自在でかつ突出側に変
位するように付勢されている。そして各ブレード102
、102を挿入している両羽根挿入溝S、S間を結ぶ直
線と直交する軸線aに対して、一方のブレード102の
方向(図においては下側のブレード102方向)に数度
ずらせた位置に、それぞれシール面101a、101a
が形成されている。このシール面101a、101aは
主軸101の外周面より少し径方向外方へと突出してい
る。
【0005】ー方、オイルシリンダ103は断面まゆ形
のシリンダ室を有している。そのオイルシリンダ103
の内周面には、長軸方向に対向する2箇所に第2シール
面103b、103bが形成されている。また短軸方向
で対向する2箇所には、第1シール面103a、103
aが形成されている。上記第2シール面103b、10
3bは各ブレード102、102の各先端面と接触し、
上記各第1シール面103a、103aは各主軸側シー
ル面101a、101aに接触する。この第1シール面
103a、103aはブレード102、102と主軸側
シール面101a、101aとの関係と同様に、上記短
軸方向から数度ずらされている。
【0006】これにより図7(a)に示すように、各第
2シール面103b、103bに各ブレード102、1
02が接触すると共に、各第1シール面103a、10
3aに各主軸側シール面101a、101aが接触する
第1特定位相状態では、主軸101の周方向に高圧室H
と低圧室Lとが交互に形成される。この第1特定位相状
態から、主軸101に対してオイルシリンダ103が1
80度回転した第2特定位相状態では、図7(b)に示
すように、各第2シール面103b、103bに各ブレ
ード102、102が接触するけれども、各第1シール
面103a、103aと各主軸側シール面101a、1
01aとは互いに接触せずに、それらの間に隙間が形成
される。そのため圧力差が発生しないので高圧室と低圧
室とが形成されない。さらにこれらの第1及び第2特定
位相状態以外の状態ではいずれも圧力差が発生せず、第
1特定位相状態でのみ高圧室と低圧室とが形成される。 すなわち主軸101に対するオイルシリンダ103の一
回転に対して1回の打撃トルクを発生し得るのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来例に
おいては、主軸側シール面101a、101aと第1シ
ール面103a、103aとのわずかなズレにより、1
80度の相対回転に伴って両者の接触状態と非接触状態
とが切換えられ、しかも非接触状態において、主軸側シ
ール面101a、101aとオイルシリンダ103の内
周面、ならびに第1シール面103a、103aと主軸
101の外周面それぞれの間に連通用の隙間が形成され
るように構成されなければならない。したがって主軸側
シール面101a、101aと第1シール面103a、
103aとの加工に高い精度が要求され、そのため加工
作業に手数を要して高価になる。
【0008】またオイルシリンダの一回転に対して1回
の打撃トルクを得るための他の構造としては、例えば特
開昭63−256372号公報や、実開昭63−272
66号公報に記載された構造を挙げることができる。こ
れら構造は、オイルシリンダのエンドプレートや主軸に
複雑な形状の溝加工や孔加工を施すものであるため、上
記従来例と同様に高い加工精度を要求され、そのため加
工作業に手数を要するという欠点がある。
【0009】この発明の目的は、主軸に対するオイルシ
リンダの一回転に対して2回得られる特定位相の状態の
一方のみにおいて高圧室と低圧室とを連通するための構
成を、高い精度を要することなく得られるようにするこ
とによって、加工作業が容易で、そのため安価に構成可
能な油圧式トルクレンチを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の油圧式
トルクレンチは、回転駆動されるロータに連動連結され
たオイルシリンダと、上記オイルシリンダ内に相対回転
自在に設けられた主軸と、上記主軸の周方向で互いに略
180度位相を異ならせた2箇所に、上記主軸の径方向
に出退自在にかつ突出側に変位するように付勢して設け
られた一対のブレードと、上記主軸の上記各ブレードか
ら周方向に略90度位相を異ならせた外周面に形成され
た一対の主軸側シール面と、特定位相で上記各主軸側シ
ール面に密接するように、上記オイルシリンダの内周面
に形成された一対の第1シール面と、上記特定位相で上
記各ブレードの突出端面に接触するように、上記オイル
シリンダの内周面に形成された一対の第2シール面とを
有し、上記各ブレードの突出端面と各第2シール面とは
、上記オイルシリンダの一回転に対して2回得られる上
記特定位相状態の一方においては相互に油密状態で密接
するものの、その他方においては、相互間に隙間が形成
されるよう構成されていることを特徴としている。
【0011】また請求項2の油圧式トルクレンチは、上
記一方のブレードの突出端面は、軸方向に凹凸を持たせ
て形成されると共に、上記一方の第2シール面が、この
凹凸を持たせたブレードの突出端面に合致する形状にな
されており、また上記他方のブレード突出端面と第2シ
ール面とは軸方向に直線状に形成されていることを特徴
としている。
【0012】さらに請求項3の油圧式トルクレンチは、
回転駆動されるロータに連動連結されたオイルシリンダ
と、上記オイルシリンダ内に相対回転自在に設けられた
主軸と、上記主軸の周方向で互いに略180度位相を異
ならせた2箇所に、上記主軸の径方向に出退自在にかつ
突出側に変位するように付勢して設けられた一対のブレ
ードと、上記主軸の上記各ブレードから周方向に略90
度位相を異ならせた外周面に形成された一対の主軸側シ
ール面と、特定位相で上記各主軸側シール面に密接する
ように、上記オイルシリンダの内周面に形成された一対
の第1シール面と、上記特定位相で上記各ブレードの突
出端面に接触するように、上記オイルシリンダの内周面
に形成された一対の第2シール面とを有し、上記一対の
第2シール面は、上記オイルシリンダの一回転に対して
2回得られる特定位相状態の一方と、その他方とによっ
て上記各ブレードの突出量が変化するように径方向の位
置をずらせて配置し、また上記ブレードの一方において
は、突出量が大なる特定位相状態においてその前後に形
成される高低圧室を相互に連通する一方、突出量が小な
る特定位相状態では閉鎖される連通路を形成し、さらに
上記主軸には、両特定位相状態において高圧室同士を相
互に連通させる均圧路を形成していることを特徴として
いる。
【0013】請求項4の油圧式トルクレンチは、上記主
軸には各ブレードを収納すると共に、各ブレード収納部
の互いに連通した形状のブレード挿入溝が形成され、こ
のブレード挿入溝でもって上記均圧路が形成されており
、さらに上記一方のブレードは狭幅の基部と、それより
も広幅の先端部とを有し、上記突出量が小なる特定位相
状態においては上記広幅の先端部が上記ブレード挿入溝
の開口端に当接することでその前後をシールする一方、
上記突出量の大なる特定位相状態においては上記狭幅の
基部が上記ブレード挿入溝の開口端に当接し、その両側
に連通路を形成することを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1及び請求項2の油圧式トルクレンチに
おいては、各ブレードの突出端面と各第2シール面とが
油密状態で密接した特定位相状態においては、ブレード
の前後に高圧室と低圧室とが形成され、打撃トルクを発
生する。またブレードの突出端面と第2シール面との相
互間に隙間が形成される特定位相状態においては、ブレ
ードの前後に圧力差は発生せず、打撃トルクは生じない
【0015】請求項3及び請求項4の油圧式トルクレン
チにおいては、ブレードの突出量が大なる特定位相状態
においては、ブレードの前後が連通路によって連通され
ると共に、高圧室同士が均圧路にて連通されるので高圧
は発生せず、そのため打撃トルクは発生しない。その一
方、ブレードの突出量が小なる特定位相状態においては
、連通路が閉鎖されるので、打撃トルクが発生する。
【0016】
【実施例】図1において、1はレンチ本体であって、こ
のレンチ本体1の後部上方箇所にはロータ2が回転自在
に設けられている。レンチ本体1の前部上方箇所にはオ
イルシリンダ3が回転自在に設けられているが、このオ
イルシリンダ3と前記ロータ2とは一体回転するように
連結されている。レンチ本体1の握り部4は、給気口5
と、その給気口5からロータ2への通気路を開閉するメ
インバルブ6を操作するためのバルブレバー7と、ロー
タ2に対する通気方向を変更してロータ2の回転方向を
切換える操作をする回転切換レバー8とを有している。 前記レンチ本体1の前端からは主軸9が回転自在に突出
されており、その主軸9の先端には、径の異なる各種工
具を交換自在に取付けるための取付部10が付設されて
いる。
【0017】前記オイルシリンダ3は、図2(a)に示
すように、筒状のシリンダ本体11に、前後一対のエン
ドプレート12、13を一体的に連結して構成されてい
る。上記後方のエンドプレート12はロータ2と一体回
転するように連結され、前方のエンドプレート13は主
軸9を回転自在に貫通保持している。
【0018】前記主軸9のシリンダ本体11内に位置す
る部分には、図2(b)に示すように、ブレード挿入溝
14が穿設されている。そのブレード挿入溝14には、
両側からブレード15、16が主軸9の径方向に出退自
在に挿入されている。両ブレード15、16間には、図
2(a)のように圧縮コイルスプリング17が介在され
、それによって両ブレード15、16がそれぞれ主軸9
の径方向外方に突出する側に変位するように付勢されて
いる。
【0019】前記主軸9の各ブレード15、16からそ
れぞれ周方向に90度位相を異ならせた外周面には、図
2(b)に示すように、主軸側シール面18、19が形
成されている。
【0020】また図2(b)に示すように、前記シリン
ダ本体11の内部の横断面形状はまゆ形に構成されてい
る。そのシリンダ本体11の内周面には、第1シール面
20、21と第2シール面22、23とがそれぞれ形成
されている。各第1シール面20、21は上記主軸側シ
ール面18、19にのみ油密状態で密接し、一方各第2
シール面22、23は各ブレード15、16の突出端面
に接触するものである。
【0021】以上の構造は請求項1、請求項2に対応す
る第1実施例、及び請求項3、請求項4に対応する第2
実施例に共通したものである。以下、各実施例の特徴的
な部分について説明する。
【0022】まず第1実施例について説明する。これは
図2(a)に示すように、一方(図2(a)(b)にお
いて上側)のブレード15の突出端面を軸方向に直線状
にではなく、中央部が凹入し、両端部が径方向外方へ突
出した形状にすると共に、上記シリンダ本体11の一方
の第2シール面22を上記ブレード15の形状に合致し
た形状にしてあるのである。この場合、他方(図2(a
)(b)において下側)のブレード16の突出端面と他
方の第2シール面23とは、軸方向に直線状になるよう
、つまり従来同様に形成してある。
【0023】この構造によれば、図2(a)(b)に示
す第1特定位相状態においては、上記各ブレード15、
16の突出端面が、各第2シール面22、23に油密状
態で密接すると共に、各主軸側シール面18、19が各
第1シール面20、21に密接することから、高圧室H
と低圧室Lとがそれぞれ形成され、打撃トルクが発生す
る。これに対して、この状態からオイルシリンダ3が1
80度回転した第2特定位相状態においては、図3(a
)(b)に示すように、各ブレード15、16の突出端
面と各第2シール面22、23との間に隙間Hが形成さ
れることから、高圧室Hと低圧室Lとは形成されず、そ
のため打撃トルクは発生しない。この結果、オイルシリ
ンダ3の一回転に対して、打撃トルクを1回だけ発生す
ることが可能になる。なおオイルシリンダ3が、図2の
状態から90度回転した状態を図4に示しているが、こ
の状態では図からも明らかなように打撃トルクは発生し
ない。
【0024】次に第2実施例について説明する。この実
施例では、図5のように、オイルシリンダ3の2つの第
2シール面32、33の突出高さが変化するよう、つま
り径方向の位置が異なるように配置している。図5に示
す第1特定位相状態では、各ブレード25、26の突出
端面が各第2シール面32、33に油密的に密接すると
共に、各主軸側シール面18、19も各第1シール面2
0、21に密接して打撃トルクが発生する。この場合、
形成される2つの高圧室H、Hは、ブレード挿入溝14
を介して互いに連通している。またブレード25、26
を介して互いに相隣接する高圧室Hと低圧室Lとの間は
、ブレード25、26の側面が、その軸方向の全長にわ
たってブレード挿入溝14、14の開口端部P、Qにそ
れぞれ接触し、この接触によってシールされている。 そしてオイルシリンダ3がこれにより180度回転した
第2特定位相状態においては、図6のような状態になる
。この場合、注目すべきは、図において下側のブレード
26である。すなわちこのブレード26は、オイルシリ
ンダ3の180度の回転によって、一方の第2シール面
32に当接した状態での突出長が増大している。そして
この突出長の増大により、ブレード挿入溝14の開口端
Qとは、その全長にわたって接触するのではなく、その
細幅の基部24(図2(a)参照)だけが接触する状態
となる。つまりこのブレード25の両端側に連通路が形
成されることになるのであり、この連通路によってその
前後の高圧室Hと低圧室Lとが連通する。しかもこの状
態において、2つの高圧室H、Hがブレード挿入溝14
を介して連通している訳であるから、この第2特定位相
状態においては、打撃トルクは発生しないことになり、
この結果、オイルシリンダ3の一回転に対して打撃トル
クは1回だけ発生することになる。なお上記ブレード挿
入溝14が請求項2における均圧路を構成している訳で
あるが、均圧路の構成態様はこれに限定されない。 また上記連通路の構成態様も上記に限られるものではな
く、ブレード26の適所に透孔を穿設しておいてもよい
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1〜請求項4の油圧
式トルクレンチによれば、主軸に対するオイルシリンダ
の一回転に対して2回得られる特定位相の状態の一方の
みにおいて、高圧室と低圧室とを容易確実に連通接続す
るための構造を、高い精度を要することなく実現可能で
ある。したがって主軸に対するオイルシリンダの一回転
において1回の打撃トルクを発生できる油圧式トルクレ
ンチを、加工作業が容易で安価にして提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の油圧式トルクレンチの実施例の全体
構成を示す一部切欠側面図である。
【図2】この発明の油圧式トルクレンチの第1実施例の
打撃トルクを発生する第1特定位相状態を示す断面図で
、図2(a)は中央縦断面図、図2(b)は横断面図で
ある。
【図3】この発明の油圧式トルクレンチの第1実施例の
打撃トルクの発生しない第2特定位相状態を示す断面図
で、図3(a)は中央縦断面図、図3(b)は横断面図
である。
【図4】上記実施例の他の位相状態の横断面図である。
【図5】この発明の油圧式トルクレンチの第2実施例の
打撃トルクを発生する第1特定位相状態での横断面図で
ある。
【図6】上記第2実施例の打撃トルクの発生しない第2
特定位相状態での横断面図である。
【図7】従来例を示す横断面図であって、図7(a)は
打撃トルクを発生する第1特定位相状態と、また図7(
b)は打撃トルクの発生しない第2特定位相状態をそれ
ぞれ示している。
【符号の説明】
2  ロータ 3  オイルシリンダ 9  主軸 14  ブレード挿入溝 15  ブレード 16  ブレード 18  主軸側シール面 19  主軸側シール面 20  第1シール面 21  第1シール面 22  第2シール面 23  第2シール面 25  ブレード 26  ブレード 32  第2シール面 33  第2シール面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転駆動されるロータに連動連結され
    たオイルシリンダと、上記オイルシリンダ内に相対回転
    自在に設けられた主軸と、上記主軸の周方向で互いに略
    180度位相を異ならせた2箇所に、上記主軸の径方向
    に出退自在にかつ突出側に変位するように付勢して設け
    られた一対のブレードと、上記主軸の上記各ブレードか
    ら周方向に略90度位相を異ならせた外周面に形成され
    た一対の主軸側シール面と、特定位相で上記各主軸側シ
    ール面に密接するように、上記オイルシリンダの内周面
    に形成された一対の第1シール面と、上記特定位相で上
    記各ブレードの突出端面に接触するように、上記オイル
    シリンダの内周面に形成された一対の第2シール面とを
    有し、上記各ブレードの突出端面と各第2シール面とは
    、上記オイルシリンダの一回転に対して2回得られる上
    記特定位相状態の一方においては相互に油密状態で密接
    するものの、その他方においては、相互間に隙間が形成
    されるよう構成されていることを特徴とする油圧式トル
    クレンチ。
  2. 【請求項2】  上記一方のブレードの突出端面は、軸
    方向に凹凸を持たせて形成されると共に、上記一方の第
    2シール面が、この凹凸を持たせたブレードの突出端面
    に合致する形状になされており、また上記他方のブレー
    ド突出端面と第2シール面とは軸方向に直線状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1の油圧式トルクレン
    チ。
  3. 【請求項3】  回転駆動されるロータに連動連結され
    たオイルシリンダと、上記オイルシリンダ内に相対回転
    自在に設けられた主軸と、上記主軸の周方向で互いに略
    180度位相を異ならせた2箇所に、上記主軸の径方向
    に出退自在にかつ突出側に変位するように付勢して設け
    られた一対のブレードと、上記主軸の上記各ブレードか
    ら周方向に略90度位相を異ならせた外周面に形成され
    た一対の主軸側シール面と、特定位相で上記各主軸側シ
    ール面に密接するように、上記オイルシリンダの内周面
    に形成された一対の第1シール面と、上記特定位相で上
    記各ブレードの突出端面に接触するように、上記オイル
    シリンダの内周面に形成された一対の第2シール面とを
    有し、上記一対の第2シール面は、上記オイルシリンダ
    の一回転に対して2回得られる特定位相状態の一方と、
    その他方とによって上記各ブレードの突出量が変化する
    ように径方向の位置をずらせて配置し、また上記ブレー
    ドの一方においては、突出量が大なる特定位相状態にお
    いてその前後に形成される高低圧室を相互に連通する一
    方、突出量が小なる特定位相状態では閉鎖される連通路
    を形成し、さらに上記主軸には、両特定位相状態におい
    て高圧室同士を相互に連通させる均圧路を形成している
    ことを特徴とする油圧式トルクレンチ。
  4. 【請求項4】  上記主軸には各ブレードを収納すると
    共に、各ブレード収納部の互いに連通した形状のブレー
    ド挿入溝が形成され、このブレード挿入溝でもって上記
    均圧路が形成されており、さらに上記一方のブレードは
    狭幅の基部と、それよりも広幅の先端部とを有し、上記
    突出量が小なる特定位相状態においては上記広幅の先端
    部が上記ブレード挿入溝の開口端に当接することでその
    前後をシールする一方、上記突出量の大なる特定位相状
    態においては上記狭幅の基部が上記ブレード挿入溝の開
    口端に当接し、その両側に連通路を形成することを特徴
    とする請求項3の油圧式トルクレンチ。
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JP2016203322A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 日立工機株式会社 打撃工具

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