JPH04362315A - 多板クラッチ - Google Patents
多板クラッチInfo
- Publication number
- JPH04362315A JPH04362315A JP13460391A JP13460391A JPH04362315A JP H04362315 A JPH04362315 A JP H04362315A JP 13460391 A JP13460391 A JP 13460391A JP 13460391 A JP13460391 A JP 13460391A JP H04362315 A JPH04362315 A JP H04362315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- disc
- wave spring
- friction plates
- ring type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多板クラッチの繋がり
始めのフィーリングを向上させたものに関する。トラク
タ等の重負荷を伴う走行用のクラッチに適用すれば非常
に有効なものである。
始めのフィーリングを向上させたものに関する。トラク
タ等の重負荷を伴う走行用のクラッチに適用すれば非常
に有効なものである。
【0002】
【従来の技術】多板クラッチにおけるクラッチ接続時の
ショックやクラッチ鳴きを軽減させて、繋がり始めのフ
ィーリングを向上させたのとして、従来では、実開昭5
1ー119444号公報で示されたもののように、従動
側クラッチディスクの内径部分に巻きバネ等の緩衝部材
を係止させることにより、駆動側クラッチディスクとの
瞬間的な接触によるクラッチの繋がりショックを緩和さ
せるようにしたものが知られている。
ショックやクラッチ鳴きを軽減させて、繋がり始めのフ
ィーリングを向上させたのとして、従来では、実開昭5
1ー119444号公報で示されたもののように、従動
側クラッチディスクの内径部分に巻きバネ等の緩衝部材
を係止させることにより、駆動側クラッチディスクとの
瞬間的な接触によるクラッチの繋がりショックを緩和さ
せるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術では、クラッチディスクにおける多数の内径部分
夫々に緩衝部材を取付けなければならず、かつ、そのた
めにクラッチディスクにはその内径側に突出させた取付
部を一体に形成させることが必要であり、クラッチディ
スクの形状が複雑になって加工し難いとか、部品点数が
多くて予備組付工数が多くて面倒であるといった不都合
点があった。本発明の目的は、上記不都合のない緩衝機
能付きの多板クラッチを得る点にある。
来技術では、クラッチディスクにおける多数の内径部分
夫々に緩衝部材を取付けなければならず、かつ、そのた
めにクラッチディスクにはその内径側に突出させた取付
部を一体に形成させることが必要であり、クラッチディ
スクの形状が複雑になって加工し難いとか、部品点数が
多くて予備組付工数が多くて面倒であるといった不都合
点があった。本発明の目的は、上記不都合のない緩衝機
能付きの多板クラッチを得る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
は、多板クラッチにおいて、交互に重合配備される駆動
側クラッチディスク群と従動側クラッチディスク群のう
ちの任意のものを、一対のリング状摩擦板の間にリング
状の波形ばね部材を挟持したものに構成してあることを
特徴とする。
は、多板クラッチにおいて、交互に重合配備される駆動
側クラッチディスク群と従動側クラッチディスク群のう
ちの任意のものを、一対のリング状摩擦板の間にリング
状の波形ばね部材を挟持したものに構成してあることを
特徴とする。
【0005】
【作用】前記特徴構成では、クラッチが繋がり始めると
その接続のための押圧力によって、一対の摩擦板間に挟
持される波形ばね部材が、それら摩擦板どうしがより接
近する方向に弾性変位するから、それによってショック
を吸収緩和することができるようになる。この手段では
、緩衝部材である波形ばね部材を一対の摩擦板間に挟持
させたので、該波形ばね部材は1個で良くその取付け手
段も不要であり、かつ、従来のように摩擦板に摺動面以
外に径方向への突出部を設けるということがなく単純な
リング形状にできるとともに、従動側、駆動側クラッチ
ディスクのいずれに装備しても同様の作用が発揮される
ようになる。また、その装着数を適宜に選択設定してク
ラッチフィーリングを変化させることが自在である。
その接続のための押圧力によって、一対の摩擦板間に挟
持される波形ばね部材が、それら摩擦板どうしがより接
近する方向に弾性変位するから、それによってショック
を吸収緩和することができるようになる。この手段では
、緩衝部材である波形ばね部材を一対の摩擦板間に挟持
させたので、該波形ばね部材は1個で良くその取付け手
段も不要であり、かつ、従来のように摩擦板に摺動面以
外に径方向への突出部を設けるということがなく単純な
リング形状にできるとともに、従動側、駆動側クラッチ
ディスクのいずれに装備しても同様の作用が発揮される
ようになる。また、その装着数を適宜に選択設定してク
ラッチフィーリングを変化させることが自在である。
【0006】
【発明の効果】従って、クラッチディスクをサンドイッ
チ構造にする構造工夫により、組付性向上やコスト低減
を図りながらクラッチショックや鳴きを抑制し得る多板
クラッチを提供することができた。
チ構造にする構造工夫により、組付性向上やコスト低減
を図りながらクラッチショックや鳴きを抑制し得る多板
クラッチを提供することができた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例をトラクタのメイン
クラッチの場合について図面に基づいて説明する。図2
にメインクラッチCが示され、1は多数の駆動側クラッ
チディスク2を備えた駆動側ボディー、3は多数の従動
側クラッチディスク4を備えた従動側ボディー、5は圧
接部5aと押圧部5bとを一体化して成る可動部材、6
は駆動軸、7は従動軸であり、複数の巻きスプリング8
で可動部材5を図中右方に押圧してクラッチを入り付勢
してある。多数の従動側クラッチディスク4のうちの中
央部のものを、図1に示すように、一対のリング状摩擦
板9,9の間にリング状のウェーヴスプリング(波形ば
ね部材に相当)10を挟持したサンドイッチ構造の緩衝
ディスクAに構成してある。
クラッチの場合について図面に基づいて説明する。図2
にメインクラッチCが示され、1は多数の駆動側クラッ
チディスク2を備えた駆動側ボディー、3は多数の従動
側クラッチディスク4を備えた従動側ボディー、5は圧
接部5aと押圧部5bとを一体化して成る可動部材、6
は駆動軸、7は従動軸であり、複数の巻きスプリング8
で可動部材5を図中右方に押圧してクラッチを入り付勢
してある。多数の従動側クラッチディスク4のうちの中
央部のものを、図1に示すように、一対のリング状摩擦
板9,9の間にリング状のウェーヴスプリング(波形ば
ね部材に相当)10を挟持したサンドイッチ構造の緩衝
ディスクAに構成してある。
【0008】図3にメインクラッチCの操作系が示され
、11はクラッチシフタ、12はクラッチレバー、13
は連結ロッド、14は吊設型のクラッチペダル、15は
クラッチの入り及び切りの両方向に作用するオイルダン
パ、16はペダル踏力の軽減機構である。軽減機構16
は、腰折れリンク17と引っ張りバネ18とから成るデ
ッドポイント式の構造であり、ペダル14を所定角度以
上踏み込むと踏力の増加率が減少するようにしてある。 また、19はストッパであり、組付時にクラッチレバー
12が軸心Pを支点として落下揺動しないように規制さ
せるものである。
、11はクラッチシフタ、12はクラッチレバー、13
は連結ロッド、14は吊設型のクラッチペダル、15は
クラッチの入り及び切りの両方向に作用するオイルダン
パ、16はペダル踏力の軽減機構である。軽減機構16
は、腰折れリンク17と引っ張りバネ18とから成るデ
ッドポイント式の構造であり、ペダル14を所定角度以
上踏み込むと踏力の増加率が減少するようにしてある。 また、19はストッパであり、組付時にクラッチレバー
12が軸心Pを支点として落下揺動しないように規制さ
せるものである。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】緩衝ディスクの構造を示すクラッチの拡大断面
側面図
側面図
【図2】メインクラッチの構造を示す断面側面図
【図3
】メインクラッチの操作構造を示す操作系統図
】メインクラッチの操作構造を示す操作系統図
2 駆動側クラッチディスク
4 従動側クラッチディスク
9 摩擦板
10 波形ばね部材
Claims (1)
- 【請求項1】 交互に重合配備される駆動側クラッチ
ディスク(2)群と従動側クラッチディスク(4)群の
うちの任意のものを、一対のリング状摩擦板(9),(
9)の間にリング状の波形ばね部材(10)を挟持した
ものに構成してある多板クラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13460391A JPH04362315A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 多板クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13460391A JPH04362315A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 多板クラッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362315A true JPH04362315A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15132263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13460391A Pending JPH04362315A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 多板クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04362315A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005009801B4 (de) * | 2004-03-04 | 2009-06-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Mehrscheibenkupplungsanordnung |
WO2014192384A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 株式会社エフ・シー・シー | クラッチおよび車両用動力伝達システム |
WO2014196318A1 (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-11 | 株式会社エフ・シー・シー | 車両用動力伝達システム |
WO2018061628A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社エクセディ | クラッチ装置 |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP13460391A patent/JPH04362315A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005009801B4 (de) * | 2004-03-04 | 2009-06-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Mehrscheibenkupplungsanordnung |
WO2014192384A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 株式会社エフ・シー・シー | クラッチおよび車両用動力伝達システム |
JP2014234848A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社エフ・シー・シー | クラッチおよび車両用動力伝達システム |
WO2014196318A1 (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-11 | 株式会社エフ・シー・シー | 車両用動力伝達システム |
JPWO2014196318A1 (ja) * | 2013-06-05 | 2017-02-23 | 株式会社エフ・シー・シー | 車両用動力伝達システム |
WO2018061628A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社エクセディ | クラッチ装置 |
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