JPH04361112A - 振動制御装置 - Google Patents
振動制御装置Info
- Publication number
- JPH04361112A JPH04361112A JP3162329A JP16232991A JPH04361112A JP H04361112 A JPH04361112 A JP H04361112A JP 3162329 A JP3162329 A JP 3162329A JP 16232991 A JP16232991 A JP 16232991A JP H04361112 A JPH04361112 A JP H04361112A
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- JP
- Japan
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- piezoelectric element
- vibration
- piezoelectric
- vibrator
- voltage
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- Pending
Links
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、振動制御装置に関す
るものであり、たとえば、圧電形振動ジャイロに用いて
、振動子の安定した自励振動をもたらすものである。
るものであり、たとえば、圧電形振動ジャイロに用いて
、振動子の安定した自励振動をもたらすものである。
【0002】圧電形振動ジャイロに用いられる従来の振
動制御装置としては、図2に例示するものがある。ここ
では、振動体1の一側面に、駆動用圧電素子2および帰
還用圧電素子3のそれぞれを貼着することによって振動
子4を構成し、そして、駆動装置5の出力を駆動用圧電
素子2に直接的に供給するとともに、帰還用圧電素子3
の出力を、その駆動装置5に直接的に帰還させることに
より、振動子4に自励振動をもたらす振動制御装置が構
成されている。
動制御装置としては、図2に例示するものがある。ここ
では、振動体1の一側面に、駆動用圧電素子2および帰
還用圧電素子3のそれぞれを貼着することによって振動
子4を構成し、そして、駆動装置5の出力を駆動用圧電
素子2に直接的に供給するとともに、帰還用圧電素子3
の出力を、その駆動装置5に直接的に帰還させることに
より、振動子4に自励振動をもたらす振動制御装置が構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
技術にあっては、振動体1に、駆動用および帰還用の少
なくとも二枚の圧電素子2, 3を貼着することが必要
になるため、振動子4の組立て作業が面倒であるという
問題があり、また一方において、駆動用圧電素子2によ
って発生された振動は、その圧電素子用の接着層6を経
て振動体1に伝達され、その後、帰還用圧電素子3のた
めの接着層7を経て帰還出力をもたらすことから、それ
らの両圧電素子2, 3間の特性差や、それぞれの接着
層6, 7の温度依存性その他の影響を受け易く、振動
子4の振動が不安定になるという問題もあった。
技術にあっては、振動体1に、駆動用および帰還用の少
なくとも二枚の圧電素子2, 3を貼着することが必要
になるため、振動子4の組立て作業が面倒であるという
問題があり、また一方において、駆動用圧電素子2によ
って発生された振動は、その圧電素子用の接着層6を経
て振動体1に伝達され、その後、帰還用圧電素子3のた
めの接着層7を経て帰還出力をもたらすことから、それ
らの両圧電素子2, 3間の特性差や、それぞれの接着
層6, 7の温度依存性その他の影響を受け易く、振動
子4の振動が不安定になるという問題もあった。
【0004】この発明は、従来技術のかかる問題を有利
に解決するものであり、組立てが簡単で、しかも、振動
子の、常に安定した自励振動をもたらすことができる振
動制御装置を提供するものである。
に解決するものであり、組立てが簡単で、しかも、振動
子の、常に安定した自励振動をもたらすことができる振
動制御装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の振動制御装置
は、共振点を有する振動体の一側面に一の圧電素子を貼
着して振動子を構成し、そして、この振動子の前記圧電
素子に、インピーダンス素子を介して駆動装置を接続す
るとともに、その圧電素子とインピーダンス素子との接
続部を、たとえば、その接続部の出力と基準交流電圧と
の差動を行う差動増幅器を介して駆動装置に接続したも
のである。
は、共振点を有する振動体の一側面に一の圧電素子を貼
着して振動子を構成し、そして、この振動子の前記圧電
素子に、インピーダンス素子を介して駆動装置を接続す
るとともに、その圧電素子とインピーダンス素子との接
続部を、たとえば、その接続部の出力と基準交流電圧と
の差動を行う差動増幅器を介して駆動装置に接続したも
のである。
【0006】
【作用】圧電素子は、それに応力を加えると、ひずみを
発生するとともに、圧電効果によって応力に比例した電
気変位を発生する一方、それに電界を加えると、電気変
位を生じるとともに、逆圧電効果によって電界に比例し
たひずみを生じる。
発生するとともに、圧電効果によって応力に比例した電
気変位を発生する一方、それに電界を加えると、電気変
位を生じるとともに、逆圧電効果によって電界に比例し
たひずみを生じる。
【0007】従って、圧電素子に、インピーダンス素子
を介して交流電圧を印加すると、その圧電素子とインピ
ーダンス素子との接続部では、印加された交流電圧と、
圧電素子のひずみに伴って発生する電圧との合成された
電圧が観察される。
を介して交流電圧を印加すると、その圧電素子とインピ
ーダンス素子との接続部では、印加された交流電圧と、
圧電素子のひずみに伴って発生する電圧との合成された
電圧が観察される。
【0008】そこで、この振動制御装置では、振動体の
一側面に貼着した一の圧電素子に、駆動と帰還との両機
能をもたせ、その圧電素子の逆圧電効果によって振動子
に、ひずみ, ひいては振動をもたらすとともに、圧電
素子とインピーダンス素子との接続部での合成電圧から
、圧電素子の圧電効果によって発生された電圧だけを分
離して取り出して帰還させることとしており、これがた
め、この装置によれば、振動体に複数枚の圧電素子を貼
着する場合に比して、振動体の組立を容易ならしめるこ
とができるとともに、圧電素子相互の特性差の影響、接
着層の物性変化の影響などを有効に取り除いて、振動子
に安定した自励振動を行わせることができる。
一側面に貼着した一の圧電素子に、駆動と帰還との両機
能をもたせ、その圧電素子の逆圧電効果によって振動子
に、ひずみ, ひいては振動をもたらすとともに、圧電
素子とインピーダンス素子との接続部での合成電圧から
、圧電素子の圧電効果によって発生された電圧だけを分
離して取り出して帰還させることとしており、これがた
め、この装置によれば、振動体に複数枚の圧電素子を貼
着する場合に比して、振動体の組立を容易ならしめるこ
とができるとともに、圧電素子相互の特性差の影響、接
着層の物性変化の影響などを有効に取り除いて、振動子
に安定した自励振動を行わせることができる。
【0009】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この発明の実施例を示すブロック線図
であり、図中、従来技術で述べた部分と同様の部分はそ
れらと同一の番号で示す。ここでは、共振点を有する振
動体1の一側面に、接着層11を介して一の圧電素子1
2を貼着することによって振動子4を構成する。そして
、その圧電素子12に、インピーダンス素子Z1 を介
して駆動装置5を接続するとともに、この駆動装置5を
、他のインピーダンス素子Z2 を介して容量素子13
にもまた接続し、これによって、圧電素子12および容
量素子13のそれぞれに、駆動装置5の出力を供給可能
ならしめる。
明する。図1は、この発明の実施例を示すブロック線図
であり、図中、従来技術で述べた部分と同様の部分はそ
れらと同一の番号で示す。ここでは、共振点を有する振
動体1の一側面に、接着層11を介して一の圧電素子1
2を貼着することによって振動子4を構成する。そして
、その圧電素子12に、インピーダンス素子Z1 を介
して駆動装置5を接続するとともに、この駆動装置5を
、他のインピーダンス素子Z2 を介して容量素子13
にもまた接続し、これによって、圧電素子12および容
量素子13のそれぞれに、駆動装置5の出力を供給可能
ならしめる。
【0010】またここでは、圧電素子12とインピーダ
ンス素子Z1との接続部14、およびインピーダンス素
子Z2 と容量素子13との接続部15のそれぞれを、
差動増幅器16に接続し、この差動増幅器16をさらに
、駆動装置5に接続する。このことにより、差動増幅器
16は、それぞれの接続部14, 15からの出力を差
動して、この差動出力を駆動装置5に帰還させるべく機
能する。
ンス素子Z1との接続部14、およびインピーダンス素
子Z2 と容量素子13との接続部15のそれぞれを、
差動増幅器16に接続し、この差動増幅器16をさらに
、駆動装置5に接続する。このことにより、差動増幅器
16は、それぞれの接続部14, 15からの出力を差
動して、この差動出力を駆動装置5に帰還させるべく機
能する。
【0011】なお、このような回路構成において、それ
ぞれのインピーダンス素子Z1 , Z2 は、抵抗性
, 容量性, 誘導性のいずれのものであってもよいが
、それぞれが同様の性能を有することが好ましく、また
、容量素子13の容量は、圧電素子12のそれと同等で
あることが好ましい。
ぞれのインピーダンス素子Z1 , Z2 は、抵抗性
, 容量性, 誘導性のいずれのものであってもよいが
、それぞれが同様の性能を有することが好ましく、また
、容量素子13の容量は、圧電素子12のそれと同等で
あることが好ましい。
【0012】このような振動制御装置によれば、インピ
ーダンス素子Z2 と容量素子13との接続部15の出
力は、圧電素子12を単なる容量素子と見なしたときの
、接続部14での印加交流電圧と同等となるので、それ
らの両接続部14, 15の出力を差動増幅器16にて
差動することによって、圧電素子12のひずみに伴って
発生する電圧を分離して取り出すことができ、従って、
その差動出力を帰還信号として駆動装置5に帰還させる
ことにより、振動子4の安定した自励振動をもたらすこ
とができる。
ーダンス素子Z2 と容量素子13との接続部15の出
力は、圧電素子12を単なる容量素子と見なしたときの
、接続部14での印加交流電圧と同等となるので、それ
らの両接続部14, 15の出力を差動増幅器16にて
差動することによって、圧電素子12のひずみに伴って
発生する電圧を分離して取り出すことができ、従って、
その差動出力を帰還信号として駆動装置5に帰還させる
ことにより、振動子4の安定した自励振動をもたらすこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】かくして、この発明によれば、一の圧電
素子を、駆動用および帰還用のそれぞれの圧電素子とし
て機能させることができるで、振動体への圧電素子の貼
着作業、ひいては、振動子の組立作業を極めて容易なら
しめることができる他、複数枚の圧電素子相互の特性差
の、自励振動に与える影響を取り除くことができ、しか
も、複数の接着層の、それぞれの物性の変化が自励振動
に与える影響を大きく低減することができる。
素子を、駆動用および帰還用のそれぞれの圧電素子とし
て機能させることができるで、振動体への圧電素子の貼
着作業、ひいては、振動子の組立作業を極めて容易なら
しめることができる他、複数枚の圧電素子相互の特性差
の、自励振動に与える影響を取り除くことができ、しか
も、複数の接着層の、それぞれの物性の変化が自励振動
に与える影響を大きく低減することができる。
【図1】この発明の実施例を示すブロック線図である。
【図2】従来例を示すブロック線図である。
1 振動体
4 振動子
5 駆動装置
11 接着層
12 圧電素子
13 容量素子
14, 15 接続部
16 差動増幅器
Claims (2)
- 【請求項1】 共振点を有する振動体の一側面に、一
の圧電素子を貼着してなる振動子と、前記圧電素子に接
続した駆動装置とを備える振動制御装置であって、駆動
装置を、インピーダンス素子を介して圧電素子に接続す
るとともに、インピーダンス素子と圧電素子との接続部
の出力を、基準交流電圧と差動して前記駆動装置に帰還
させることを特徴とする振動制御装置。 - 【請求項2】 前記基準交流電圧を、インピーダンス
素子を介して駆動装置に接続した容量素子と、そのイン
ピーダンス素子との接続部の電圧とすることを特徴とす
る請求項1記載の振動制御装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162329A JPH04361112A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 振動制御装置 |
DE69225505T DE69225505T2 (de) | 1991-06-07 | 1992-06-05 | Schwingungssteuerungsgerät |
EP95115256A EP0692698B1 (en) | 1991-06-07 | 1992-06-05 | Vibration control apparatus |
EP92109569A EP0517259B1 (en) | 1991-06-07 | 1992-06-05 | Vibration control apparatus |
DE69210679T DE69210679T2 (de) | 1991-06-07 | 1992-06-05 | Schwingungssteuerungsgerät |
US07/894,017 US5270607A (en) | 1991-06-07 | 1992-06-06 | Vibration control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162329A JPH04361112A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 振動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361112A true JPH04361112A (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=15752475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3162329A Pending JPH04361112A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 振動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04361112A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58160809A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-09-24 | ナシヨナル・リサ−チ・デイベロツプメント・コ−ポレイシヨン | ジヤイロスコ−プ |
JPH02266214A (ja) * | 1989-04-06 | 1990-10-31 | Murata Mfg Co Ltd | 振動ジャイロ |
JPH0310113A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-17 | Tokimec Inc | ジャイロ装置 |
JPH03125204A (ja) * | 1989-10-09 | 1991-05-28 | Brother Ind Ltd | 振動制御装置 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3162329A patent/JPH04361112A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58160809A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-09-24 | ナシヨナル・リサ−チ・デイベロツプメント・コ−ポレイシヨン | ジヤイロスコ−プ |
JPH02266214A (ja) * | 1989-04-06 | 1990-10-31 | Murata Mfg Co Ltd | 振動ジャイロ |
JPH0310113A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-17 | Tokimec Inc | ジャイロ装置 |
JPH03125204A (ja) * | 1989-10-09 | 1991-05-28 | Brother Ind Ltd | 振動制御装置 |
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