JPH04360713A - 熱鋼片のクロップ切断制御方法および装置 - Google Patents

熱鋼片のクロップ切断制御方法および装置

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JPH04360713A
JPH04360713A JP13420091A JP13420091A JPH04360713A JP H04360713 A JPH04360713 A JP H04360713A JP 13420091 A JP13420091 A JP 13420091A JP 13420091 A JP13420091 A JP 13420091A JP H04360713 A JPH04360713 A JP H04360713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crop
hot steel
cutting
steel billet
detection means
Prior art date
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Pending
Application number
JP13420091A
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English (en)
Inventor
Naoki Hatano
直樹 秦野
Takao Yude
弓手 崇生
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH04360713A publication Critical patent/JPH04360713A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱鋼片の圧延における
ラフバー(シートバーとも称する。粗圧延を終了し、仕
上げ圧延前の中間製品をいう)の先端部および後端部の
クロップ切断制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱鋼片の圧延においては、端部の割れお
よび仕上圧延機へのまくれ込みを防止するため、粗圧延
後のラフバーの先端部および後端部のクロップを切断す
ることが行われている。こうした切断制御のため従来行
われている方法を図2により説明する。
【0003】1は粗圧延機〜仕上圧延機間の搬送テーブ
ル2上を搬送される粗圧延後のラフバー、3はラフバー
に接触して回転することによりラフバーの移動量を測定
するメジャリングロール、4は搬送テーブル11の鉛直
上方にあってラフバーの有無を検出する熱鋼片検出器(
ホットメタルディテクター)、5はドラム回転形のクロ
ップシヤーである。
【0004】クロップシヤーの制御方法としては、ラフ
バー1にメジャリングロール3を接触させてその周速度
をラフバー1の移動速度に同調させ、一方、搬送テーブ
ル2の鉛直上方に設置されている熱鋼片検出器4がラフ
バー1の先端の通過を検出したら、その瞬間からのラフ
バー1の移動量をメジャリングロール3の回転により実
測し、予め設定されたラフバー1の先端からの切断位置
で切断できるように、クロップ切断長さ制御装置71で
演算し、クロップシヤー駆動制御装置54がクロップシ
ヤー5の速度を制御して切断を行うのである。
【0005】なお、図2において31はメジャリングロ
ール3の回転速度検出器、51はクロップシヤー5の減
速機、52はクロップシヤー切断位置検出機、70はラ
フバー端部位置追跡装置、53はクロップシヤー駆動電
動機、72は目標クロップ長さ設定入力手段 (例えば
プロセスコンピューター) である。図3は、この状況
を搬送テーブル2の側面より見たもので、(a)はラフ
バー1の先端がちょうど熱鋼片検出器4の真下に到達し
た時点、(b)はラフバー1の先端クロップを切断しよ
うとする時点の関係位置を示す。
【0006】図のように、熱鋼片検出器4とクロップシ
ヤー5との距離をDとし、先端クロップの予定切断長さ
をL1とすると、(a)の瞬間からメジャリングロール
3によるラフバー1の移動量x1をカウントして、x1
=D+L1  に到達した時点で切断を行えばよい。移
動量x1の積算は、例えばメジャリングロール3の回転
量の単純積算でもよいが、回転速度の積分計算を行って
もよい。
【0007】図4は、ラフバー後端のクロップを切断す
る場合について、搬送テーブル2の図3よりもやや下流
の側面より見たもので、(a)はラフバー1の後端がち
ょうど熱鋼片検出器4の真下に到達した時点、(b)は
ラフバー1の後端クロップを切断しようとする時点の関
係位置を示し、図3と共通する構成については同一符号
を使用している。
【0008】図のように、クロップシヤー5出側にもメ
ジャリングロール3’があって、後端クロップの予定切
断長さをL2とすると、(a)の状態からこのメジャリ
ングロールによりラフバー10の移動量x2をカウント
し、x2=D−L2  となった時点で切断を行うので
ある。ところで、このようなクロップ切断において、切
断長さL1が短かすぎると端部形状不良部が完全に除去
されず、仕上圧延後の製品に欠陥部が残ることがあり、
逆に切断長さL1が長すぎるとクロップとしての切捨て
ロスが大きくなって歩留り低下を招くという問題がある
。このため、特開昭62−173115 号公報によれ
ば、切断前のクロップ形状を測定して仕上圧延機出側で
のクロップ形状を予測し、この予測形状から導かれる基
準により粗圧延後のラフバーの先端部および後端部のク
ロップを切断することが提案されている。また、特開平
2−212014号公報では、加熱炉出側に設置した撮
像機により熱鋼片端部の静止画像をとらえてこの熱鋼片
端部の曲がり方向を判別するとともにクロップ疵長さを
推定し、粗圧延機出側クロップシヤー側に設置した撮像
機により切断直前のクロップ部の静止画像をとらえてク
ロップ疵長さを実測してさきの推定クロップ疵長さを補
正して最適クロップ疵切断長さを決定することも提案さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうしたク
ロップの切断方法では、つぎのような問題がある。粗圧
延後のラフバーの長手方向端部には、通常上下いずれか
の方向に反りが生じている。従って、図5に模式的に示
すように、本来のラフバーの長さを実測するには反りの
ない部分の長さに、反りを生じた位置Aからラフバーに
沿って先端Cまでの長さbを加えなければならないが、
前記した従来の方法ではACの水平方向の投影長さcを
測定しているので、e=b−c(>0)が誤差となる。 すなわち、eだけ余分にクロップとして切り捨てている
【0010】本発明は、この誤差を補正し、切捨て量を
少なくして製品歩留りを向上させる手段を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、クロップシヤ
ー入側に熱鋼片検出手段と熱鋼片移動量検出手段とを備
え、熱鋼片の長手方向端部位置を追跡してクロップシヤ
ーの切断のタイミングを制御することによりクロップの
切断長さを目標値に制御する熱鋼片のクロップ切断制御
方法において、クロップシヤー入側に熱鋼片長手方向端
部の反りを検出する反り検出手段を設け、該熱鋼片長手
方向端部の水平面投影長さを反りに沿った実長さに置換
して補正することを特徴とする。
【0012】
【作  用】本発明によれば、粗圧延後のラフバーの長
手方向端部の反りを反り検出センサーで検出し、ラフバ
ー端部のクロップ切断長さを反り量に応じて補正するよ
うにしたので、正確に目標クロップ切断長さに切断でき
るようになって、製品歩留りが向上する。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1により詳細に説明する
。図1は本発明の装置の構成を示し、搬送テーブル側面
に反り検出センサー6が設けられているほかは、さきの
図2と同様である。この反り検出センサー6の設置位置
は、クロップシヤー5の上流で、ラフバーを側面から眺
められる位置であればよい。このセンサーとしてはCC
Dカメラ等の撮像器が好適である。そして反り部分の瞬
間像を画像処理することにより、反り部分のラフバーに
沿った長さbと、これを水平面に投影した長さcとを実
測し、補正値演算手段61によりe=b−cを算出し、
先端クロップの切断長さを  L1’=L1−eに置き
換えることにより補正して、これをラフバー端部位置追
跡装置70に入力し、以後は従来と同様の制御を行う。
【0014】一例を示すと、幅1200mm、厚さ40
mmのラフバー先端を計測したところ、先端から水平距
離で 500mmにわたり反りが認められ、先端におけ
る反り高さは 100mmであった。そしてラフバーに
沿った反り部分の長さは約 510mmであったので、
e=510−500 =10mmとなる。 以上ラフバー先端部のクロップ切断の例について説明し
たが、図4のような後端クロップの切断についても、反
り検出センサー6により反り部分のラフバーに沿った長
さbと、これを水平面に投影した長さcとを実測し、切
断長さの補正を行ってラフバー端部位置追跡装置70に
入力し、以後先端部と同様の制御を行えばよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、反りのあるラフバーで
あっても反り量に応じて適切に補正してクロップ切断量
を決定できるので、製品歩留りが向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】従来の技術における構成図である。
【図3】本発明に係わる先端クロップの切断寸法を示す
側面図である。
【図4】本発明に係わる後端クロップの切断寸法を示す
側面図である。
【図5】本発明に係わるラフバー端部の反りの模式図で
ある。
【符号の説明】
1    ラフバー 2    搬送テーブル 3    メジャリングロール 4    熱鋼片検出器 5    クロップシヤー 6    反り検出センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クロップシヤー入側に熱鋼片検出手段
    と熱鋼片移動量検出手段とを備え、熱鋼片の長手方向端
    部位置を追跡してクロップシヤーの切断のタイミングを
    制御することによりクロップの切断長さを目標値に制御
    する熱鋼片のクロップ切断制御方法において、クロップ
    シヤー入側に熱鋼片長手方向端部の反りを検出する反り
    検出手段を設け、該熱鋼片長手方向端部の水平面投影長
    さを反りに沿った実長さに置換して補正することを特徴
    とする熱鋼片のクロップ切断制御方法。
  2. 【請求項2】  クロップシヤーと、該クロップシヤー
    入側に設置した熱鋼片検出手段ならびに熱鋼片移動量検
    出手段と、該熱鋼片検出手段ならびに熱鋼片移動量検出
    手段により熱鋼片の長手方向端部位置を追跡してクロッ
    プシヤーの切断のタイミングを制御する制御手段とから
    構成される熱鋼片のクロップ切断制御装置において、ク
    ロップシヤー入側に熱鋼片長手方向端部の反りを検出す
    る反り検出手段を設けて前記制御手段に連結したことを
    特徴とする熱鋼片のクロップ切断制御装置。
JP13420091A 1991-06-05 1991-06-05 熱鋼片のクロップ切断制御方法および装置 Pending JPH04360713A (ja)

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