JPH0435977Y2 - - Google Patents

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JPH0435977Y2
JPH0435977Y2 JP1987002585U JP258587U JPH0435977Y2 JP H0435977 Y2 JPH0435977 Y2 JP H0435977Y2 JP 1987002585 U JP1987002585 U JP 1987002585U JP 258587 U JP258587 U JP 258587U JP H0435977 Y2 JPH0435977 Y2 JP H0435977Y2
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magnetic sensor
magnetic
magnetically sensitive
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は磁気パターンを有する紙幣の如き紙葉
類の識別を行う際に用いる磁気センサのヘツドへ
の紙葉類の押圧機構に関する。
(従来技術) 従来から磁気パターンを有する紙幣、有価証券
の如き紙葉類を磁気センサのヘツドに摺接してそ
の真贋或は種別の認識を行う装置が広く用いられ
ているがその機構としては第2図aに示すような
ものが一般的であつた。
即ち、磁気センサのヘツド1の表面に押圧ロー
ラ2を適当なバネ手段3を介して当接し両者の間
に紙葉類4を通すようにしたものである。
しかしながら、上述したような押圧機構を用い
た磁気検出装置では磁気センサのヘツド1の感磁
部10が押圧ローラ2に当接しているため該感磁
部10が摩耗するのみならず、雑音をひろいやす
く磁気パターンの認識に誤りが多いという欠陥が
ある。
この問題を解決するため第2図bに示すように
磁気センサのヘツド1の感磁部10と押圧ローラ
とを接触させず、磁気センサのヘツド1の両側に
対向ローラ5を設けこれとフイードローラ6との
間で紙葉類4を搬送すると共に、前記両ローラ
5,6の接触点を磁気センサのヘツド1の表面よ
り幾分低レベルに保ち、紙葉類4が磁気センサの
ヘツド1に軽く摺接するようにして前記感磁部1
0の摩耗を軽減可能にしたものが提案されてい
る。
しかしながら、この方式では磁気センサのヘツ
ド1と対向ローラ5との相対的な取付け位置を正
確にすることができなければ磁気センサのヘツド
1の表面と紙葉類4との接触状態を安定に保つこ
とができないため高い部品組立精度が要求される
故、高価になる。又、この方式では磁気センサの
ヘツド1の両側に設けた前記両ローラ5,6の接
触点を磁気センサのヘツド1の表面より幾分低レ
ベルに保つことによつて紙葉類4を前記感磁部1
0に摺接するようにしているため、紙葉類4の状
態、例えば新旧、しわ等の状態に起因して該紙葉
類4と前記感磁部10との接触状態を安定に保つ
ことは極めて困難であるから、紙葉類4の磁気パ
ターンに正確に検知することができないと云う欠
陥があつた。
(考案の目的) 本考案は上述したような従来の磁気センサのヘ
ツドに対する紙葉類の押圧機構の欠陥を除去する
ためになされたものであつて、部品の組立に高精
度を要することなく紙葉類を磁気センサのヘツド
の感磁部に安定に接触させることのできる紙葉類
の磁気センサへの押圧機構を提供することを目的
とする。
(目的を達成する為の手段とその作用) 上述の目的を達成するため本考案の押圧機構
は、磁気センサのヘツドの感磁部を押圧ローラの
小径部に対面せしめ両者の接触を避けることによ
り前記感磁部の摩耗を極限すると共に、前記磁気
センサのヘツドの感磁部両側の非感磁部に押圧ロ
ーラの大径部が当接するようにしたことによつ
て、挿入された紙葉類が前記押圧ローラの大径部
と前記非感磁部との間に挟持され、前記押圧ロー
ラの回転に伴い前記紙葉類が前記感磁部と安定的
に摺接しながら通過するよう構成したものであ
る。
(実施例) 以下、本考案を図面に示した実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図であつ
て、押圧ローラ7はその両端部8が中央部9より
大径となつており、該部を磁気センサのヘツド1
の表面に当接すると共に、前記押圧ローラ7の小
径部9を磁気センサのヘツド1の感磁部10に対
面せしめることにより両者の間に所定の間〓を与
えるようにする。
このようにすれば、磁気センサのヘツド1の感
磁部10は押圧ローラ7に摺接することがないの
で摩耗及び雑音をひろうことがない。又、前記磁
気センサのヘツド1の非感磁部と押圧ローラ7の
大径部8との間の前記感磁部10近傍に於いて紙
葉類を該感磁部10に押圧することによつて磁気
センサのヘツド1の感磁部10と紙葉類とを接触
せしめるから、その接触状態は紙葉類の新旧、し
わ等にほとんど関係なく一定に保つことができ、
紙葉類の磁気パターンの認識についての誤りを極
限にすることができる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成するものであ
るから極めて簡単、安価な押圧ローラを用いるの
みで磁気センサのヘツドの感磁部の摩耗を防ぎ、
雑音をひろうこともなく、しかも紙葉類の新旧、
しわ等の状態にかかわらず磁気センサのヘツドと
紙葉類との接触状態を安定に保つことができるの
で、メンテナンスの周期を長くすることができる
と共に、紙葉類の磁気パターンの認識の誤りを大
巾に減少する上で著しい効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図a及びbは夫々従来の磁気センサ押圧機構の構
成を示す図である。 1……磁気センサのヘツド、8……ローラの大
径部、9……ローラの小径部、10……感磁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気センサのヘツドの感磁部両側の非感磁部表
    面にローラの大径部を当接すると共に、前記ロー
    ラの小径部を前記磁気センサのヘツドの感磁部と
    対面せしめ前記ローラと前記磁気センサのヘツド
    との間に紙幣の如き紙葉類を通すようにしたこと
    を特徴とする紙葉類の磁気ヘツドへの押圧機構。
JP1987002585U 1987-01-12 1987-01-12 Expired JPH0435977Y2 (ja)

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JPS63110975U JPS63110975U (ja) 1988-07-16
JPH0435977Y2 true JPH0435977Y2 (ja) 1992-08-25

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ID=30781563

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010128688A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 紙幣識別装置

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JPS63110975U (ja) 1988-07-16

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