JPH0593622A - 走査式不連続部センサーの支持構造 - Google Patents

走査式不連続部センサーの支持構造

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JPH0593622A
JPH0593622A JP16200891A JP16200891A JPH0593622A JP H0593622 A JPH0593622 A JP H0593622A JP 16200891 A JP16200891 A JP 16200891A JP 16200891 A JP16200891 A JP 16200891A JP H0593622 A JPH0593622 A JP H0593622A
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JP
Japan
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sensor
inspection surface
scanning
pail
acceleration
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Pending
Application number
JP16200891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Tatsuhara
丈夫 田津原
Yasuo Hiraishi
保雄 平石
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Fuji Engineering Co Ltd
Original Assignee
Fuji Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パイプや罐等のように、溶接等によって接続さ
れたために微小段差が生じた不連続部を持つ円筒状部材
等の検査面における前記不連続部を走査するセンサーの
支持構造を提供することを目的としている。 【構成】前記検査面3上を転動しうるローラ7を備えた
支持部材21を、第1の弾性部材によって検査面の方向
に付勢して設けるとともに、センサー1を前記支持部材
21に設けた第2の弾性部材2によって前記検査面に接
触するよう付勢して設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接等によって接続さ
れたために微小段差が生じた不連続部を持つ平面状の金
属板や曲面状の金属部材の表面を走査することによっ
て、その不連続部を検出するセンサー支持構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】溶接等によって接続されたために微小段
差が生じた不連続部を持つ平面状の金属板や曲面状の金
属部材に対して、文字や記号等の印刷をするとき、その
印刷が前記不連続部にかかると印刷の乱れが発生する不
都合がある。よって、印刷にあたっては、不連続部を避
けることが必要となっている。
【0003】それは、図6に示すようなペール罐3にお
いては、その側面を形成する金属板は、縦方向の継ぎ目
4で溶接等されて、この部分が印刷を避けるべき不連続
部となっている。また、持ち運び用の把手の取りつけ部
31は対称位置に1対設けられている。そして、1対の
取りつけ部の何れか一方は、前記継ぎ目4と一致させら
れている。
【0004】このことを利用して、前記把手の取りつけ
部31を光学センサー等で検知して、不連続部の位置で
あると推定し、印刷位置を制御することが行われてい
る。また、検知しやすい大きさ形状である前記把手の取
りつけ部31のようなものが存在していない対称物や、
印刷面を広くする必要があって、側面の半周分以上を印
刷位置として確保する必要がある場合等においては、前
記継ぎ目4を直接検知することが要求されている。
【0005】そのために、光学的センサーで検査面を走
査する技術や、本発明の出願人が既に出願した加速度セ
ンサーによって検査面を走査する技術等のように、検査
面上を走査するセンサーが種々提案されている。出願人
が提案した加速度センサーによる不連続部検出装置は、
図5に示したように、検査面3に垂直な方向の加速度を
検知する加速度センサー1の接触部11には硬度の格別
高い素材を用い、前記加速度センサー1を弾性部材等に
よる押圧手段2によって前記検査面2に押しつけ、前記
加速度センサー1を前記検査面上で走査させることによ
って、不連続部4における前記検査面に垂直な方向の加
速度変化から前記不連続部4を検知するように構成した
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した、光学的セン
サーで検査面を走査する技術や、本発明の出願人が既に
出願した加速度センサーによって検査面を走査する技術
等のように、検査面上をセンサーによって走査する技術
では、検査面の凹凸やうねりにセンサーが追従困難にな
り、接触式のセンサーにおいては接触圧が大きく変化し
て測定誤差やノイズが生じたり、非接触式のセンサーに
おいては検査面との距離が大きく変化して測定誤差やノ
イズが生じたりするとおいう問題があった。
【0007】そこで、本発明においては、上記したよう
な走査式のセンサーを常時最適な状態で支持することの
できる技術を提供することを目的としているのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、セン
サーで、全体的に平滑な表面を持つ検査面上を走査する
ことによって、その検査面上の不連続部を検出するよう
構成された走査式不連続部センサーの支持構造におい
て、前記検査面上を転動しうるローラを備えた支持部材
を、第1の弾性部材によって検査面の方向に付勢して設
けるとともに、前記センサーを前記支持部材に設けた第
2の弾性部材によって前記検査面に接触するよう付勢し
て設けるという手段を講じた。
【0009】また、前記センサーは、検査面上の段差に
よる面に垂直な方向の加速度変化を検出する加速度セン
サーとしても良い。
【0010】
【作用】上記手段を講じた本発明によれば、センサー
で、全体的に平滑な表面を持つ検査面上を走査すること
によって、その検査面上の不連続部を検出するよう構成
された走査式不連続部センサーの支持構造において、第
1の弾性部材によって付勢された支持部材は、検査面上
を転動するローラによって、検査面との距離が一定に保
たれる。
【0011】そして、前記支持部材に設けた第2の弾性
部材の付勢力によって、センサーは検査面に押圧され
る。このとき、検査面の段差等の急激な不連続部におい
ては、前記支持部材はその慣性によって追従しないが、
前記センサーによって不連続部が検出される。そして、
検査面の小さな凹凸においては、前記第2の弾性部材が
軟性変形することによってセンサーが追従する。
【0012】そして、検査面のうねり等のような大きな
凹凸がある場合は、前記第2の弾性部材の弾性変形によ
ってはその凹凸を吸収できないので追従できないが、検
査面上を転動するローラが、第1の弾性部材の弾性変形
によって前記検査面のうねり等のような大きな凹凸に追
従するので、このローラが設けられている支持部材も前
記検査面の凹凸に追従する。
【0013】このようにして、段差等の急激な不連続部
はセンサーによって検出されるが、小さな凹凸や大きな
凹凸は、第2の弾性部材や第1の弾性部材の弾性変形に
よって吸収されるので検出の妨げとはならない。
【0014】また、前記センサーを、検査面上の段差に
よる面に垂直な方向の加速度変化を検出する加速度セン
サーとすると、検査面の急激な変化は大きな加速度を生
じ、検査面のゆるやかな変化は小さな加速度しか生じな
いので、大きな加速度によって段差を検出することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
説する。図1は本発明の走査式不連続部センサーの支持
構造を備えたペール罐捺印装置の平面図、図2は同不連
続部検出装置の断面図、図3は前記不連続部検出装置の
平面図、図4は加速度センサー部の拡大平面図である。
【0016】各図において、1は加速度センサー、2は
この加速度センサー1を弾性付勢力によって押圧する第
2の弾性部材としての板バネである。21はセンサー支
持体であり、コの字型のフレーム22と、その軸23で
軸支された支持部材としてのL字型アーム24と、該L
字型アーム24の先端に回動自在に設けられたローラ7
と、前記L字型アーム24の先端に固定され、前記加速
度センサー1が前記ローラ7と略同位置に位置するよう
に支持する第2の弾性部材としての板バネ2と、前記L
字型アーム24を回動させる検出器用のシリンダー25
と、このシリンダー25が先端に取りつけられ、基部が
前記フレーム22に固定された第1の弾性部材としての
板バネ26と、この板バネ26の変形を抑制する剛体の
ストッパ27から構成されている。この板バネ26は、
無荷重状態でストッパ27を押圧する弾性付勢力を与え
られている。
【0017】3はペール罐、4はペール罐3の継ぎ目、
5は前記ペール罐3を回転させるターンテーブルであ
る。前記ターンテーブル5はサーボモータ51で回転駆
動される。6は前記ペール罐3の表面に所定の文字記号
を印刷する捺印装置である。
【0018】前記加速度センサー1のペール罐3との接
触部11には、硬度の高い部材を設けて摩耗を防止して
いる。
【0019】上記構成のペール罐捺印装置において、搬
送用ローラコンベア52で搬送されたペール罐3が、検
出部Aのターンテーブル5の位置に来ると、センサー5
4で検知して、機械制御盤90の制御回路91および駆
動回路93を介して前記シリンダー53が駆動され、前
記ターンテーブル5を上昇させる。
【0020】次に、検出器用のシリンダー25が収縮す
ると、前記L字型アーム24が時計回りに回動して、先
端の加速度センサー1をペール罐3の表面に押しつけ
る。
【0021】このとき、前記シリンダー25が急激に収
縮しても、前記板バネ26の弾性によって、前記加速度
センサー1をペール罐3の表面に急激に叩きつけること
は防止される。更に、ペール罐3を回転させるときに、
ペール罐3の中心とターンテーブル5の中心との偏心や
大きな凹凸等によって、ペール罐3の表面が大きくうね
っても、前記ローラ7がペール罐3の表面を転動するこ
とによって、前記板バネ26の弾性変形させるので、前
記加速度センサー1はペール罐3の表面のうねりに追従
する。
【0022】そして、前記板バネ2によって、加速度セ
ンサー1は常時適切な範囲の圧力でペール罐3の表面に
押圧されるので、加速度変化を適切に検出することがで
きるのである。
【0023】次に、前記ターンテーブル5を、矢印の向
きに回転させると、その表面を加速度センサー1が走査
して、継ぎ目4の段差があると、その段差を通過すると
きにペール罐3の半径方向の加速度が大きく変化するの
で、加速度センサー1はその加速度信号を出力する。こ
のときの加速度のピーク値は、数1のように表せる。
【0024】
【数1】
【0025】但し、F:板バネによる押しつけ力 h:継ぎ目の段差 k:加速度センサーの固定部のバネ定数 m:加速度センサーの有効質量 よって、検出感度とS/N比を上げるために、本装置に
おいては、小型の圧電型の加速度センサーを選択して、
板バネ2に直付けした。
【0026】そして、前記板バネによる押しつけ力F
は、前記構造によって常時適切な範囲に保持されるの
で、上記加速度のピーク値は正確に検出できるのであ
る。
【0027】このようにして得られた加速度信号は、信
号処理回路80に入力され、この回路から継ぎ目検出信
号を出力する。図7において、前記加速度センサー1の
出力は電荷であるので、入力インピーダンスの極めて高
いチャージアンプ81で増幅し、しきい値を設定可能な
比較器(またはコンパレータ)82で安定化し、リレー
回路等を内蔵した出力信号保持回路83から継ぎ目検出
信号を出力する。
【0028】この継ぎ目検出信号は機械制御盤90の制
御回路91に入力される。この制御回路91には、ペー
ル罐3の到着を検知する光学センサー54の信号も入力
されうようにすると良い。前記制御回路91からは前記
出力信号保持回路83へのリセット信号が出力される。
このリセット信号とともに手動リセット信号を入力する
ようにしても良い。この信号処理回路80の詳細を図8
に示した。
【0029】この継ぎ目検出信号は、機械制御盤90に
入力され、シーケンサー等の制御回路91と駆動回路9
2を介して前記サーボモータ51を回転駆動し、前記タ
ーンテーブル5を回して継ぎ目4の向きを所定の向き、
例えば、ローラーコンベア52の進行方向に向ける。同
時に、前記検出器用のシリンダー25が伸長すると、前
記L字型アーム24が反時計回りに回動して、先端の加
速度センサー1をペール罐3の表面から離脱させる。
【0030】このとき、前記シリンダー25の伸長によ
って、前記板バネ26が前記ストッパ27に当接した
後、前記加速度センサー1をペール罐3の表面から離脱
させる。同時に、前記機械制御盤90から信号処理回路
80へリセット信号が送られて、信号処理回路の出力を
リセットする。
【0031】次に、ターンテーブル5を下降させて、ロ
ーラーコンベア52とベルトコンベアによって、ペール
罐3を捺印部Bへ搬送する。捺印部Bにおいては、捺印
装置6によって所定の文字記号が前記継ぎ目4を避け
て、所定の捺印エリア32に印字されるのである。
【0032】このようにして、この捺印装置によれば、
ペール罐3の継ぎ目4を避けた所定の捺印エリア32に
明瞭な捺印をすることが可能となるのである。また、加
速度センサー1による継ぎ目の検出の信頼性を向上させ
るために、ペール罐3の把手の取りつけ部31を光学セ
ンサーで検出して、継ぎ目4の検出信号と取りつけ部3
1の検出信号の論理積によって、継ぎ目の位置を判定し
ても良い。
【0033】また、この加速度センサー1によれば、ペ
ール罐3等の曲面に限らず、平板の継ぎ目等の段差も検
知することが可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、段差等の急激な不連続
部はセンサーによって検出されるが、それ以外の小さな
凹凸や大きな凹凸には、第2の弾性部材や第1の弾性部
材の弾性変形によって追従することができるので、段差
等の急激な不連続部のみを検出することが可能となる。
【0035】このようにして、本発明の走査式不連続部
センサーの支持構造によれば、検査面に凹凸が存在して
いても、継ぎ目等の段差のように急激な不連続部のみを
正確に検出することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走査式不連続部センサーの支持構造を
備えたペール罐捺印装置の平面図である。
【図2】同不連続部検出装置の断面図である。
【図3】前記不連続部検出装置の平面図である。
【図4】加速度センサー部の拡大平面図である。
【図5】加速度センサー部の拡大側面図である。
【図6】捺印対象のペール罐の斜視図である。
【図7】信号処理回路と機械制御盤のブロック構成図で
ある。
【図8】信号処理回路の詳細回路図である。
【符号の説明】
1 加速度センサー 2 板バネ(第2の弾性部材) 21 センサー支持体 24 支持部材 26 板バネ(第1の弾性部材) 3 ペール罐(検査面) 4 継ぎ目(不連続部) 7 ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサーで、全体的に平滑な表面を持つ検
    査面上を走査することによって、その検査面上の不連続
    部を検出するよう構成された走査式不連続部センサーの
    支持構造において、前記検査面上を転動しうるローラを
    備えた支持部材を、第1の弾性部材によって検査面の方
    向に付勢して設けるとともに、前記センサーを前記支持
    部材に設けた第2の弾性部材によって前記検査面に接触
    するよう付勢して設けたことを特徴とする走査式不連続
    部センサーの支持構造。
  2. 【請求項2】前記センサーは、検査面上の段差による面
    に垂直な方向の加速度変化を検出する加速度センサーで
    あることを特徴とする請求項1に記載の走査式不連続部
    センサーの支持構造。
JP16200891A 1991-06-05 1991-06-05 走査式不連続部センサーの支持構造 Pending JPH0593622A (ja)

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JP16200891A JPH0593622A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 走査式不連続部センサーの支持構造

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JP16200891A JPH0593622A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 走査式不連続部センサーの支持構造

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JPH0593622A true JPH0593622A (ja) 1993-04-16

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JP16200891A Pending JPH0593622A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 走査式不連続部センサーの支持構造

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JP (1) JPH0593622A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003899A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 株式会社ニコン 電子機器、および制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016003899A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 株式会社ニコン 電子機器、および制御プログラム

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